2017年06月23日

豊田真由子衆院議員パワハラ暴行事件

 自民党の豊田真由子衆院議員(42)=埼玉4区=は22日、自身の政策秘書(当時)に暴行を加えたことの責任を取り、事務所を通じて離党届を同党に提出した。党執行部は受理する方向。東京都議選への影響を考慮し、早期収拾を図った。

 下村博文幹事長代行は同日、安倍晋三首相と首相官邸で会い、豊田氏の離党届提出について報告。首相は「やむを得ない」と述べた。菅義偉官房長官は記者会見で、「国会議員は有権者から選ばれており、自らの行動や言動に責任を持つのは当たり前だ。そういう中での判断だろう」と語った。

 豊田氏による秘書への暴行は、22日発売の週刊新潮で表面化。それによると、豊田氏は今年5月、運転中の男性秘書の頭などを殴ったり、「死ねば」「はげ」などと暴言を吐いたりした。

 豊田氏の事務所関係者は取材に対し、暴行や暴言の事実を大筋で認め、「誠心誠意おわびすることに徹する」と述べた。被害者の秘書は既に退職したという。

 豊田氏は東大法学部卒で厚生労働省の元官僚。2012年の衆院選で初当選し現在2期目で、文部科学政務官などを務めた。豊田氏は暴行に関して取材に応じていない。下村氏は記者団に「本人は精神的に混乱しており、入院した」と述べた。

 自民党では、大勝した12年衆院選で初当選した若手議員の不祥事による議員辞職や離党などが相次いでいる。(時事通信、2017.6.22)(2017/06/22-20:11)


 自民党の豊田真由子衆議院議員は、みずからの元秘書に暴行したなどと週刊誌で報じられたことを受け、党に迷惑をかけたくないとして、22日夕方、離党届を提出しました。

 自民党の豊田真由子衆議院議員は、22日発売の週刊誌で、先月、みずからの政策秘書を務めていた男性に対し、殴ったり、暴言を浴びせたりしたなどと報じられました。

 これを受けて、豊田氏は、党に迷惑をかけたくないとして、22日夕方、みずからの事務所を通じて離党届を提出しました。

 自民党は、今後、党紀委員会で、離党届の扱いを協議することにしています。

 豊田氏は衆議院埼玉4区選出の当選2回で42歳。厚生労働省の元官僚で、これまでに文部科学政務官などを務めています。

 自民2期目の議員に不祥事相次ぐ

 離党届を提出した豊田真由子衆議院議員は、自民党が300近い議席を獲得して政権に復帰した5年前の衆議院選挙で初当選し、現在2期目です。

 党内で豊田氏と同期の議員はおよそ100人と、党の衆議院議員全体の3分の1を占めていますが、これまでに女性問題や失言、それに金銭トラブルなどで問題になる議員が相次いでいます。

 最近では、広島4区選出の中川俊直議員が、ことし4月、週刊誌でみずからの女性問題が報じられ、経済産業政務官を辞任し、その後、自民党を離党しました。

 また、東京16区選出の大西英男議員は、先月、党内で受動喫煙対策を議論した際、「がん患者は働かなくていいのではないか」と発言し、党の東京都連の副会長を辞任しました。

 このほか、女性問題を週刊誌で報じられ議員辞職に追い込まれたケースもありました。

 官房長官「行動や言動に責任持つのは当たり前」

 菅官房長官は午後の記者会見で、「政府の立場でコメントは控えたいが、一般論で申し上げれば、そもそも国会議員は有権者の皆さんから選ばれており、みずからの行動や言動にしっかり責任を持つのは当たり前のことであり、その中で判断したのだと思う」と述べました。

 また、菅官房長官は、記者団が「自民党の当選2回の議員による不祥事が続いているが」と質問したのに対し、「かつてもそうしたことが指摘をされているが、国会議員は誇りを持ってみずからを律しながら活動を行うのは、ある意味で当然のことだ」と述べました。

 自民 河村氏「ちょっとかわいそう」

 自民党の河村元官房長官は記者団に対し、「彼女が最初に選挙に出た時、私は選挙対策委員長だったので、彼女がいかに頑張っていたかを知っているので、ちょっとかわいそうだなと思って見ている。秘書が、やり取りを録音して外に出すということは、何か意図がなければありえない。いくらパワハラがあったと言っても、選挙を戦う者とすれば、あのようなことは起こる。たまたま彼女が女性だからこうしたことになっているが、あんな男の代議士はいっぱいいる」と述べました。

 民進 蓮舫代表「出処進退を明らかに」

 民進党の蓮舫代表は記者会見で、「音声が仮に本人のものであれば驚がくで、『また、自民党の魔の2回生か』と思った。自民党を辞めさせて終わらせる問題ではない。国会議員としての資質があるとは到底思えず、一日も早く本人が説明し、出処進退を明らかにすべきだ」と述べました。

 共産 小池氏「職を辞するべきだ」

 共産党の小池書記局長は記者会見で、「コメントするのも嫌になるぐらい、ひどい話だ。自民党の国民無視の政治姿勢が表れているのではないか。明らかに国会議員としての資格に欠け、職を辞するべきだ」と述べました。

 地元の有権者から批判の声相次ぐ

 地元の有権者からは、議員を辞職すべきだといった批判の声が相次ぎました。

 埼玉県新座市の69歳の男性は「秘書など部下に何をしてもいいという考えを持っているような人は国会議員にふさわしくない。離党だけではなく議員を辞職すべきだ」と批判しました。

 また、埼玉県志木市の32歳の主婦は「ニュースで音声を聞いたが、びっくりしたし恥ずかしい。女性として国会で頑張って発言していて、すごいと思って応援していたのに残念だ」と話しました。

 また、新座市の57歳の女性は「地元として恥ずかしいので、離党だけではなく議員辞職してほしい。最近、自民党の国会議員を中心に不祥事が多く、政権のおごりのように感じるので、もっとしっかりしてほしい」と話していました。(NHK、2017.6.22)


 弁護士の住田裕子氏が22日、日本テレビ・読売テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」で、週刊新潮に元秘書への暴言、暴行が報じられた自民党の豊田真由子議員について「超エリートではない」とバッサリ。華麗な経歴が取りざたされる豊田議員に対し、同じ東大法学部の先輩として、「内心溜まっていたものがあったのでは」と指摘した。

 番組では、豊田議員の暴行、暴言疑惑について特集。豊田議員が言ったものと思われる音声データも紹介し、そのすさまじい罵り方などを放送した。また豊田議員の華麗な経歴も紹介。名門の桜蔭高校から東大法学部を卒業し、厚労省へ入省。米・ハーバード大大学院への留学などのプロフィールも報じた。

 宮根は「超エリートですよ。自分は仕事が出来るから、他の人がバカに見えちゃうのかな」とコメントすると、住田弁護士は「でも、私から言わせたら超エリートではない。準エリートぐらい」とバッサリ。「厚労省に(同期は女性)1人ですけど、本当にそこに入りたかったのか。本当に福祉をやりたかったのか私は疑問です」と意見を述べた。

 更には経歴の画面を見ながら「その道のりを見ても、次官コースの超エリートではない。(なので)どっかで物足りないものがあったので、政界に転身したのではと、同じ東大だから思うんですけど」と、東大女子の先輩として、豊田議員の心情を推察。「順風満帆に見えつつ、内心ではたまりにたまったものがあって、選挙も必死なのでドブ板やって、だからちょっとしたミスでもああやって八つ当たりしてるんだなって」と自身の感想を述べた。

 これを聞いた宮根は「東大法学部の住田さんしか言えないコメント。これ、順風満帆じゃないと」と驚くと、「事務次官には行けないコースだと思う。最初から外でてますから」と金融庁や在ジュネーブ国際機関で働いていた時期があったことを指摘。宮根が「国会議員になってなんとか見返したいと思って…」と言うと、住田弁護士は「そこがあるような気がしますね」と、持論を展開していた。(デイリースポーツ、2017.6.22)


 浅草キッドの水道橋博士が22日、秘書への暴力行為を報じられたことを受けて自民党に離党届を提出した豊田真由子衆院議員(42)に対し、「あんな人は社会に山のようにいる。特に政治家は」とツイートした。

 水道橋博士は「政治家のインタビュー番組を長くやっていたがボクは一度も憧れたことがない。高学歴や職歴を『偉い』とまったく思わない」と豊田議員が東京大学から米ハーバード大学に進んだ“高学歴保持者”であることに触れた。

 水道橋博士は「むしろ恥ずかしいかかっこ悪い。長年そこに投票する人が不思議で仕方ない」とも付け加えた。(デイリースポーツ、2017.6.22)


 この件で一番シビアな意見を述べたのは住田弁護士。事務次官になれなかった「準エリート」のコンプレックスが元々鬱積しおり、選挙活動のミスをきっかけに爆発したという見立てはさすが東大法学部の先輩らしい慧眼といえます。

 あと、興味深いのは水道橋博士のツイートを自民党河村元官房長官が裏打ちしていること。国会議員の間でこの程度のパワハラは日常茶飯事であるからこそ「ちょっとかわいそう」という感想が出るのでしょう。与野党関わらず片っ端から秘書が録音・発表すればいいのに。

 「この、ハゲーっ!」は流行語大賞にすればいいほどのインパクトを我々に残しました。ラジカセおばさん以来のスターといえます。MAD化希望。


【週刊新潮】凶暴代議士「豊田真由子」による秘書への“絶叫暴言&暴行傷害”音声






<参照>
ウィキペディア 豊田真由子
ウィキペディア 埼玉県第4区
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2017年06月21日

ユニセフ子どもの貧困調査日本は何位?

 国連児童基金(ユニセフ)は14日、先進国中心の経済協力開発機構(OECD)や欧州連合(EU)に加盟する41カ国の子どもの貧困や不平等の状況を順位付けした報告書を発表した。対象にした10分野のうち、日本は「貧困の撲滅」で23位、家庭の所得格差を比べた「不平等の削減」で32位と下位だった。

 日本は「飢餓の解消と栄養改善」や「働きがいのある人間らしい仕事」の分野でいずれも1位だが、相対的な貧困割合や所得格差に課題を残した。日本のデータを提供した首都大学東京の阿部彩教授は「特に底辺に属する子どもの状況が厳しいことが分かった」と指摘した。(共同通信、2017.6.15)


 国連児童基金(ユニセフ)は14日、先進41カ国における子供の貧困や格差、教育など10分野の状況を順位付けした報告書を公表した。日本は質の高い教育や飢餓解消で上位に入る一方、格差による不平等の解消は32位とワースト10位にとどまった。貧困撲滅も、調査ができた37カ国中23位だった。

 貧困や格差の順位は、世帯所得の差などを基に算定。両分野とも上位3位はノルウェーなど北欧諸国が独占した。

 日本は、飢餓の解消が1位、健康福祉は8位、質の高い教育は10位と上位にランクイン。一方、子供の貧困を社会福祉などで効果的に緩和しているかどうかを示す貧困撲滅の指標は18%と、調査対象国の平均37.5%を大幅に下回った。世帯所得が中央値の6割未満の相対的な貧困状態にある子供は18.2%(平均21%)だった。

 調査担当者は「先進国であっても、進歩が全ての子供に恩恵を与えていない」と指摘し、対策強化を訴えている。(時事通信、2017.6.15)


 国策で非正規社員を増やした結果、当然のこととして格差が広がっているようです。テレビの討論番組などで「豊かな日本」を前提として語る識者は認識を改めてほしいと思います。


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2017年06月20日

オットー・ワームビア事件

 北朝鮮で約1年半拘束された後、昏睡(こんすい)状態で解放され、13日に帰国した米国人大学生オットー・ワームビア氏(22)が19日、オハイオ州シンシナティの病院で死亡した。ワームビア氏の家族が声明で発表した。トランプ大統領は声明で「米国は北朝鮮の残忍な行為を非難する」と表明した。

 さらにティラーソン国務長官も「不当に拘束した責任を北朝鮮に取らせる」と警告。核・ミサイル開発を続ける北朝鮮の脅威が高まる中、米国が圧力をさらに強めるのは必至だ。

 ワームビア氏は2015年12月末に観光目的で北朝鮮に入国。16年1月1日に平壌のホテルにあった政治的スローガンが書かれた物を盗んだとされ、同年3月に国家転覆陰謀罪で労働教化15年の判決を言い渡された。

 その後ワームビア氏は昏睡状態に陥ったとされる。同氏の健康状態の悪化を知った米国のユン北朝鮮担当特別代表が今月訪朝し、解放を要求。13日に帰国した。北朝鮮側は「人道主義的見地から送還した」と説明している。

 北朝鮮は、ワームビア氏がボツリヌス中毒になり、睡眠薬を服用した後、昏睡状態になったと主張。一方、ワームビア氏の帰国後に治療に当たった医師団は同氏が「脳に重度の損傷」を負っていると指摘したが、原因は不明という。ボツリヌス中毒を示す症状はなかった。

 15日に会見したワームビア氏の父親フレッド氏は「息子の状態を隠し、高度な治療を受けさせなかった」と北朝鮮の対応を非難した。 

 北朝鮮では今も3人の米国人が拘束されており、トランプ政権は解放を要求している。(時事通信、2017.6.20)


 北朝鮮に5日間の観光旅行に出かけた米国の大学生が、滞在したホテルで政治的スローガンが書かれたポスターを盗もうとしたとして昨年1月に拘束され、15年の労働教化刑(懲役刑に相当)を言い渡された。まったく国情を知らない異国での受刑生活はさぞつらかったと思うが、このたび、米朝交渉の結果、ようやく釈放され13日夜に帰国できた。ハッピーエンドと思いきや、空港に到着した大学生は意識のない昏睡状態で、両親の呼びかけにも応じることはできない。北朝鮮でいったい何があったのか。

 釈放されたのはバージニア大の学生オットー・ワームビアさん(22)で、北朝鮮当局は米側に「ボツリヌス菌による症状が出て、睡眠薬を服用した後に昏睡状態となった」と説明。同菌による食中毒を指しているとみられるが、ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)は、ワームビアさんが拘置中、繰り返し当局から暴行を受けたとの情報があるとの米高官の話を伝えており、米国務省当局者はCNNテレビに「(昏睡状態に至った説明は)北朝鮮側によるものであり、米国の医師がきちんと診断するまで何も確かなことは言えない」と、北朝鮮側の説明を鵜呑みにしない考えを強調した。

 中西部オハイオ州シンシナティに住むワームビアさんの両親はAP通信などに対し、帰国実現に感謝するとともに「息子は昨年3月から昏睡状態だったと説明されたが、私たちがこのことを知ったのはわずか1週間前でした。私たちと、息子が北朝鮮のならず者の体制により、どんなに残虐な扱いを受け恐怖を感じてきたか、世界に知ってほしい」と訴えた。

 ワームビアさんの罪状は国家転覆陰謀罪で、ポスターを盗もうとした様子が防犯カメラに写り犯行は間違いがないにしても、政治的とはいえポスター1枚に対しては正直、重い罪名と感じてしまう。公判はわずか1時間で終わり、厳しい刑が言い渡された。同紙によると、公判前に平壌で会見したワームビアさんは涙ながらに、ポスターを盗んだことを認め、知り合いからポスターと引き替えに1万ドル(約110万円)相当の中古車の提供を持ちかけられたことが動機と述べたが、北朝鮮側に強制された証言である可能性も指摘されている。ワームビアさんは「人生最大の過ちだった」と許しを乞うたが、北朝鮮側は考慮しなかった。

 ワームビアさんは成績優秀な大学の特待生で、「あなたのお母さんが行ってほしくないと思う国への格安旅行」との広告を出した中国の旅行会社を通じて、北朝鮮に向かったというが、確かにどんな母親も、自分の息子に行ってほしいとは思わないだろう。内外メディアは解放交渉のための米国務省高官の訪朝と、核・ミサイル開発を巡る交渉への今後の動向に焦点を当てているが、ワームビアさんとその家族が受けた苦痛と、北朝鮮体制の非人間性にも目を向けていくべきだ。(太田清、共同通信)


 ミッドナイト・エクスプレスみたいな話ですよね。日米韓は北朝鮮の敵対国なのでふざけ半分で入国すると取り返しのつかないことになります。オットー・ワームビアさんのご冥福をお祈りします。





<参照>
ウィキペディア オットー・ワームビア
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加藤一二三引退

 今季限りでの引退が決定している、将棋の加藤一二三九段(77)が20日、東京・将棋会館で行われた、第30期竜王戦6組昇級者決定戦で、高野智史四段(23)に敗れ、現役最後の対局を終えた。

 敗れれば即、引退となる大一番。20社50人の報道陣が押し寄せる中、加藤九段は気合に満ちた表情で対局に臨んだ。だが、中盤戦ではすでに劣勢となり、必死の粘りも実らず。約63年間のプロ棋士生活に別れを告げる結果となった。

 加藤九段は1954年、14歳7カ月の若狭で四段に昇段し、史上初の中学生棋士に。昨年のデビューから無敗の28連勝を続けている藤井聡太四段(14)に塗り替えられるまで、史上最年少記録だった。デビュー初年度から順位戦で4期連続の昇級を果たし、18歳でA級入りするなど、「神武以来の天才」と称された。

 68年に第7期十段戦で初タイトルを獲得し、82年には名人位も獲得。棋界の頂点に立った。03年には名人経験者として初めて、順位戦B級2組へ陥落したが、その後も将棋への情熱は衰えることがなく、昨年12月には自身の最年少プロ記録を塗り替えた藤井四段のデビュー戦の相手も務めた。

 今年1月、順位戦C級2組で3度目の降級点を取り、フリークラスへの転出が決定。順位戦降格によるフリークラスは原則、60歳が定年となっており、加藤九段はその時点で引退が決定。残された昨年度の全棋戦で敗退した時点で、現役を去ることが決まっていた。獲得タイトルは名人1、十段3、王位1、棋王2、王将1の通算8期(歴代9位)。棋戦優勝は23回で、通算成績は対局数2505(歴代最多)、1324勝(歴代3位)、1180敗(歴代最多)、1持将棋。

 相手が驚くほどの勢いで駒を打ち付ける、相手の背後に回って盤面を見る、ネクタイは常に腰より下までの長さ…といった、対局中の珍エピソードでも知られる加藤九段。とりわけ、食事へのこだわりは群を抜いており、基本的に対局時の昼食はうな重。この日も、定番である将棋会館近くの「ふじもと」の「うな重・竹」を注文した。また、大の甘党としても知られており、「1日に板チョコを8枚食べる」と発言したこともあった。

 独特の言語感覚と奔放な発言で、最近はバラエティー番組などにも引っ張りだこ。「ひふみん」の愛称で、お茶の間の人気者となっている。一方で、敬虔なカトリック教徒でもあり、「パウロ」の洗礼名を持つ。86年にはローマ教皇から「聖シルベストロ教皇騎士団勲章」を授与された。(デイリースポーツ、2017.6.20)


 一つの時代が終わりました。おつかれさまでした。
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2017年06月08日

日本原子力研究開発機構大洗研究開発センター作業員被爆事故

 日本原子力研究開発機構の大洗研究開発センター(茨城県大洗町)で核燃料物質の点検中に作業員5人が被ばくした事故で、原子力機構は7日、うち50代の男性1人の肺から放射性物質プルトニウム239が2万2000ベクレル検出されたと発表した。6日夜の時点では鼻腔(びくう)から最大24ベクレルが検出されていた。5人は放射線医学総合研究所(千葉市)に搬送された。

 原子力機構によると、2万2000ベクレルが検出された作業員の今後50年間の推定被ばく量は、最大で12シーベルトに達する。機構は5人に放射性物質の排出を促す薬剤を投与した。いずれも体調不良などは訴えていないという。

 記者会見した原子力機構安全・核セキュリティ統括部の石川敬二次長は「記憶にある限り、このレベルでのプルトニウムの吸入はない。健康への影響については、実際の被ばく量が確定してから慎重に見ていく」と説明。将来の健康影響については「可能性は否定できないが個人差もあり、現時点でははっきりしない」と述べた。

 事故は6日、同センターの燃料研究棟で、核燃料に用いるプルトニウムやウランの酸化物が入った金属容器の点検作業中に起きた。容器を納めた外側のビニール製バッグが破裂し、作業員5人の手足や耳などに放射性物質が付着した。

 機構は6日夜の時点で、うち3人が放射性物質を吸引し、最大で24ベクレルの放射性物質が鼻腔内から検出されたと発表。その後の検査で、5人のうち1人の肺からプルトニウム239と、別の放射性物質のアメリシウム241を検出。3人の肺からアメリシウム241を検出した。1人の体内からは検出されなかった。

 原子力規制庁によると、1993年12月に原子力機構の再処理施設(茨城県東海村)で作業員4人がフィルターの交換作業中にプルトニウムなどの放射性物質を吸引した事故では、内部被ばく線量が50年間で2.6〜90ミリシーベルトになると評価されたという。(時事通信、2017.6.7)


 日本原子力研究開発機構の大洗研究開発センター(茨城県大洗町)燃料研究棟で6日、作業員5人が放射性物質を浴びた事故で、機構は7日、50代男性の肺から2万2千ベクレルのプルトニウム239が検出されたと発表した。男性は体調不良を訴えていないが、機構によると、最初の1年間で1.2シーベルトの体内被曝(ひばく)になる計算という。機構は放射性物質の排出をうながすキレート剤を5人に投与、放射線医学総合研究所(千葉市)に搬送し、今後の対応を検討する。

 機構によると、男性からはアメリシウム241も220ベクレル検出。法律で報告が義務づけられた5ミリシーベルト以上の被曝は確実とみられる。残りの4人はプルトニウムは検出されなかったが、うち2人からアメリシウム241が130ベクレル、12ベクレルがそれぞれ検出された。

 同日開かれた原子力規制委員会の会合で、伴信彦委員は「軽微なものではない。作業手順が妥当だったか、半面マスクをしていたのになぜ被曝したのかなど確認が必要だ」と指摘した。

 この事故では核燃料物質貯蔵容器の点検中、放射性物質を包んだビニールバッグが破裂し、5人が手足などに放射性物質を浴びた。(産経新聞、2017.6.7)


 茨城県大洗町の日本原子力研究開発機構大洗研究開発センターで、ウランとプルトニウムが入った保管容器から放射性物質が漏れて作業員5人が被曝(ひばく)した事故で、原子力機構は7日、このうちの1人で50代の男性職員の肺から、2万2千ベクレルのプルトニウムが検出されたと発表した。暫定で1年間に1・2シーベルト、50年で12シーベルトの内部被曝をする値で、過去にこれほどの内部被曝をした例は、国内ではないという。原子力機構は「急性の放射線障害が出るほどではない」としている。

 原子力機構によると、残る4人からはプルトニウムは検出されなかったが、この男性を含む3人から最大220ベクレルのアメリシウムも検出された。5人は体内に入った放射性物質の排出を促す薬剤を注射する処置を受け、7日午前に千葉県の放射線医学総合研究所に搬送された。

 事故が起きたのは、高速炉の新型燃料などを研究開発していた燃料研究棟の分析室。保管状況を調べるため金属容器のフタを開けたところ、中のビニールが破れて放射性物質が飛散した。5人はいずれも口や鼻をマスクで覆っていたが、3人の鼻腔(びくう)内から最大で24ベクレルの放射性物質が確認されていた。

 原子力機構によると、この作業でビニールが破れることを想定していなかったため、作業は密封した状態ではなく、一部が開いた作業用の箱の中で行っていた。

 原子力規制委員会の伴信彦委員は7日の定例会で「2万2千ベクレルの検出は半端な状況ではない。命に関わることはないだろうが、軽微なものではない。作業の状況が適切だったか確認する必要がある」と問題視した。

 ◇

 被曝医療に詳しい、国際医療福祉大クリニックの鈴木元院長は「2万2千ベクレルは量としては多い。肺に入ったプルトニウムは、1週間から10日かけて化学薬品を霧状にして吸入させたり、点滴したりして排出させる。その後、体内に残っている量を調べて健康への影響のリスクを判断しなければならない」と話す。

 ◇

 〈立命館大の安斉育郎名誉教授(放射線防護学)の話〉 2万2千ベクレルはびっくりするほど高い値ではないが、プルトニウムが発するアルファ線はベータ線やガンマ線より生物学的に危険度が高い。アルファ線が通った周囲の細胞は破壊され、局所的な被曝(ひばく)を与える恐れがある。細胞への影響をみるために、肺の中のどこにどのように分布しているか、濃度や粒子の大きさはどのくらいなのかといったことを詳しく調べ、リスク評価を急ぐ必要がある。(朝日新聞、2017.6.7)


 6日、茨城県大洗町にある日本原子力研究開発機構の核燃料の研究施設で、袋の中から放射性物質の粉末が漏れ出し作業員5人の手袋や服などが汚染されたトラブルで、このうち1人の肺から最大2万2000ベクレルの放射性物質が計測され、原子力機構は5人を専門の施設に移し詳しい検査を行うことにしています。

 茨城県にある日本原子力研究開発機構の「大洗研究開発センター」の施設で6日午前、5人の作業員が燃料の貯蔵容器の点検をしていたところ、実験で使ったプルトニウムやウランを含む放射性物質の粉末が入った袋が破裂し5人の手袋や服が汚染され、このうち3人の鼻の中から最大24ベクレルの放射性物質が確認されました。

 文部科学省によりますと、体外に出てくる放射線を測定する機器で調べたところ、このうち1人の肺から6日の時点で確認された値より大幅に高い、最大2万2000ベクレルの放射性物質が計測されたということです。

 原子力規制庁によりますと、この放射性物質はプルトニウム239だということです。

 どのくらい被ばくしているかは、まだわかっておらず、この1人を含む5人全員について体内に入り込んだ放射性物質の影響で被ばくする内部被ばくについての詳しい検査が必要だとして、千葉市にある放射線医学総合研究所に搬送したということです。

 5人は当時、燃料研究棟と呼ばれる燃料の研究開発などに使われていた施設で作業をしていて、原子力機構は漏れ出した放射性物質による外部への影響はないとしています。

 「被ばく限度を超えるのはほぼ確実」

 日本原子力研究開発機構の核燃料の研究施設で、袋の中から放射性物質の粉末が漏れ出し、作業員5人の手袋や服などが汚染されたトラブルで作業員の1人の肺から2万2000ベクレルの放射性物質が計測されたことが7日の原子力規制委員会で報告されました。

 これについて、規制委員会の放射線の安全規制が専門の伴信彦委員は「肺に吸い込んだ放射性物質の測定で、こうした値が出てくるのは半端な状況ではなく、作業員の被ばく限度を超えるのはほぼ確実だ。だからといって、命に関わる急性影響が出るということではないと思うが、事態としては決して軽微なものではない」と述べました。

 そのうえで、「今回の作業の手順が、どこまで妥当だったのか厳しく見る必要がある。顔を半分覆う半面マスクをしていたのに体内の汚染が生じたということなので、マスクの装着が十分だったのかなどについても情報を確認したうえで監督、指導してほしい」と述べました。

 「2万2000ベクレル 聞いたことがなく大きな値」

 内部被ばくの問題に詳しい量子科学技術研究開発機構の明石真言執行役は「2万2000ベクレルという数字は、事実なら国内では私は聞いたことがなく大きな値だ。ただ、健康への影響については体内に取り込んだ放射性物質がどのような核種なのかによって数倍違ってくるので評価のためにはこうした点を明らかにする必要がある」と話しています。(NHK、2017.6.7)


 <作業員の肺再検査、プルトニウム不検出 量子科学技術研究開発機構>
 日本原子力研究開発機構「大洗研究開発センター」(茨城県大洗町)の被曝(ひばく)事故で、作業員5人の治療を行っている放射線医学総合研究所(千葉市)の上部組織、量子科学技術研究開発機構は12日、5人の肺を3、4回再検査した結果、プルトニウムは検出されなかったと発表した。一部の患者からはアメリシウムが検出されたものの、減少傾向にあるという。

 原子力機構は6日の事故当夜の検査で、50代男性の肺から2万2千ベクレルのプルトニウムが検出されたと発表していた。量研によると、搬送後に4人の体の表面で汚染が確認。原子力機構も12日会見し、「皮膚のしわに残ったプルトニウムなどを過大評価した可能性がある。緊急医療措置の判断のために対応を急いだためで、過小評価するよりはよい」と述べた。また、原子力機構での除染は汚染区域からの退出基準を満たしていたとしている。

 放医研は5人に放射性物質の排出を促す薬剤を投与。今後は退院を視野に5人の排泄(はいせつ)物などから体内被曝の評価を行う。量研執行役で緊急被曝医療に詳しい明石真言氏は「内部被曝の可能性はあるが、症状が出るような健康影響があるとは考えられない」と話した。(産経新聞、2017.6.12)
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