2018年04月09日

ハリルホジッチ監督解任

 6月14日開幕のW杯ロシア大会に出場する日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督(65)が電撃解任される可能性が高まった。9日の日本協会の常務理事会後に指揮官の去就に関する緊急記者会見が開かれる。W杯出場決定後の監督交代となれば、日本サッカー史上初となる。後任候補には西野朗技術委員長(63)らの名前が挙がっている。

 空中分解寸前の状況に陥っている日本代表が重要局面を迎えた。6月14日のW杯開幕まで66日。複数の関係者の話を総合すると、日本協会の技術委員会は、3月のベルギー遠征後にハリルホジッチ監督の手腕を検証して解任する方針を確認。9日の常務理事会で承認されれば、その後に会見を開き発表する見通しだ。ハリルホジッチ監督にはコートジボワールを率いた10年にW杯南アフリカ大会開幕まで3カ月余りの時期に解任された過去があり、自身2度目の悲劇となる。

 ハリルホジッチ監督は15年3月に就任。昨年8月31日にはW杯アジア最終予選オーストラリア戦でW杯出場権を獲得したが、その後低迷。欧州組を招集した試合は1勝1分け4敗で、3月のベルギー遠征ではW杯出場権のないマリに引き分け、ウクライナには完敗した。国内組で臨んだ昨年12月の東アジアE―1選手権ではホームで宿敵・韓国に1―4で惨敗している。

 細かい戦術のない縦一辺倒の攻撃に選手からは疑問が出ていた。レスターのFW岡崎を招集しない選考基準にもチーム内から不満が噴出。ハリルホジッチ監督は「問題は内部で解決する。外部に対する発言は良くない」とかん口令を敷く方針を示したが、多くの選手が報道陣に対して堂々と采配批判ととれる発言を繰り返した。

 この非常事態を受け、日本協会はスタッフを主力選手のもとへ派遣。指揮官の評判を集めたが、否定的な回答が多かった。視聴率低下など人気低迷によるスポンサー側の不満もあり、解任は不可避と判断したもようだ。日本協会の西野技術委員長はベルギー遠征後に「もう猶予はない。各国が与えられた準備期間は等しいので、画期的に好転していくようなことを考える必要がある」と語っていた。

 後任の有力候補は西野技術委員長。柏、G大阪などでJ1歴代最多通算270勝を誇り、96年アトランタ五輪ではブラジルを破る「マイアミの奇跡」を演出した。16年3月から現職でチームに同行しており、内情を把握していることも強みだ。一方で20年東京五輪に出場するU―21日本代表の森保一監督にA代表を兼任させるプランもある。6度目のW杯を前に日本協会が賭けに出た。

 ◆西野 朗(にしの・あきら)1955年(昭30)4月7日生まれ、埼玉県浦和市(現さいたま市)出身の63歳。浦和西高、早大、日立でプレー。攻撃的MFで日本代表として12試合1得点。90年に現役を引退。96年のアトランタ五輪では監督として28年ぶりに日本を本大会に出場させた。98〜01年柏、02〜11年G大阪、12年神戸、14〜15年名古屋と監督を歴任。16年3月に日本サッカー協会の技術委員長に就任した。(スポニチ、2018.4.9)


 本番2カ月前に解任となったハリルホジッチ。私も岡崎を招集しないのは疑問ですが、だからといってスポンサーと選手が監督を追い出すのは最悪だと思います。
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2018年04月04日

大谷翔平メジャー初本塁打

 米大リーグは3日、各地で行われ、エンゼルスの大谷はインディアンス戦に8番指名打者で臨み、メジャー初本塁打の3ランを含む4打数3安打3打点と活躍した。3月29日の開幕戦に続き打者では2試合目の出場で、本拠地デビュー戦で初本塁打、初打点をマークした。エンゼルスは13−2で大勝した。

 ダイヤモンドバックスの平野はドジャース戦の八回に2番手で投げて1回無失点。試合は6−1で勝った。パドレスの牧田はロッキーズ戦の九回に3分の2回を投げて1失点。チームは8−4で勝利。

 マリナーズのイチローはジャイアンツ戦で出場機会がなかったが、チームは6−4で勝った。(時事通信、2018.4.4)


 <エンゼルス13−2インディアンス>◇3日(日本時間4日)◇エンゼルスタジアム

 エンゼルス大谷翔平投手(23)が、本拠地初打席で移籍後初ホームランを放った。

 1回2死満塁で打席がまわり、4球目に相手の暴投で二、三塁へと状況は変わったが、カウント2−2から74マイル(約119キロ)のカーブを右翼スタンドへ運んだ。「フェンスに当たるかなと思って走っていたので、入ってくれてうれしかったです」。ダイヤモンドを一周してベンチへ戻ると、チームメートたちが大谷に視線を向けることもなく、まったく出迎えないサプライズ演出もあった。これは「サイレント・トリートメント」というメジャーではおきまりの儀式。大谷は「わからなかったですね。でも(ベンチに)行ったときには“こういうやつ”なのかなと思った。うれしかったです」と笑った。

 エンゼルスによると、初勝利を挙げた選手が、その後2日以内に打者出場した試合で最初の打席に本塁打を放つのは、1921年6月13日、14日のベーブ・ルース以来だという。大谷は「すごい光栄なこと。今日よりこの先の方が大事になるんじゃないかなと思う。(バットを)振れているうちはいいですけど、いろんな投手が出てきて、自分のスイングができないときに、どういう風に超えていくのかが大事だと思う。今日はよかったですけど、次に向けて練習したいと思います」と話した。

 3回には右前打、8回には中前打を放ち、猛打賞も記録。2日前の4月1日(日本時間2日)に初登板初勝利を挙げたばかりだが、立て続けの大活躍。それでも本人は「まだ成し遂げてはいないですし、始まったばかり」と気を引き締めた。(日刊スポーツ、2018.4.4)


 本拠地でいきなりホームラン・猛打賞を放った大谷。オープン戦の不調が嘘のように投打で活躍する姿を見ると、本人は徹底して結果よりメジャーに適応することを主眼に置いていたんでしょう。

 私が特に気になったのは投手として出場した際にフォーシームを投げまくっていたこと。相手打者に「綺麗な球筋だから打てる」と断言されていたにも関わらずしつこく投げ続けるので意固地になっているのかと思ったんですが、開幕してみると決め球のスプリットを多投し見事初勝利を収めました。

 高卒後いきなり渡米という方針を撤回。日ハムで実績を残してメジャーでも二刀流ができる立場を自ら勝ち取り、最高の条件でエンゼルス入りした経緯からして大谷はかなりの戦略家といえます。

 「天才」という一言で片付けられ勝ちですが、学生時代から具体的に目標を設定してそれに向かって考えながら努力するプロセスを繰り返してきた人なのでメジャーでも夢を叶えると思います。ベーブ・ルース以来のシーズン二桁勝利・二桁本塁打なんてリアリティラインの崩壊したマンガにしか見えませんけど。


<参照>
THE PAGE 大谷翔平の可能性と課題。「動かないボール」問題をどう克服するのか?
posted by リュウノスケ at 23:06| Comment(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

第90回選抜高校野球大会閉幕

 第90回選抜高校野球大会最終日は4日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で決勝が行われ、大阪桐蔭(大阪)が智弁和歌山(和歌山)を5−2で下して2年連続3度目の優勝を決め、史上3校目の選抜大会連覇を果たした。

 春の連覇は1929年、30年に第一神港商(兵庫)、81年、82年にPL学園(大阪)が成し遂げて以来36年ぶり。

 大阪桐蔭は2−2の七回、宮崎仁斗選手の適時打で勝ち越し、八回に2点を追加。根尾昂投手が2失点に抑えて完投した。 

 ◇優勝校の横顔

 大阪桐蔭(大阪) 大東市にある1983年創立の私立校。藤浪晋太郎投手(現阪神)を擁した2012年に甲子園春夏連覇を達成。春は今回が2年連続3度目の優勝。夏も91年、08年、12年、14年と4度の全国制覇を誇る。卒業生に中田翔内野手(日本ハム)、中村剛也内野手、浅村栄斗内野手(ともに西武)ら。(時事通信、2018.4.4)

【投手速球ランキング】
147 根尾(大阪桐蔭)
147 土居(松山聖陵)
147 井上(日大三)
146 中村(日大三)
146 市川(明徳義塾)
145 鶴田(下関国際)
144 柿木(大阪桐蔭)
144 川畑(乙訓)
144 奥川(星稜)
143 沢田(富山商)
141 細川(明秀日立)
141 扇谷(東邦)
140 大谷(中央学院)
140 伊原(智弁学園)
140 斎藤(東海大相模)
140 遠藤(東海大相模)
140 有本(おかやま山陽)
140 増居(彦根東)
140 竹谷(星稜)
(管理人調べ)


 高嶋監督の課す過酷な練習に耐えた成果を見せ、ついに決勝で宿敵大阪桐蔭と激突したもののあえなく返り討ちにされてしまった智辯和歌山。善戦したんですけどね。夏にリベンジしてください。

 さて、恒例のプロ注目選手総括。例年選抜はあまり球速が出ない傾向がありますが、上記のようにいい球を投げているピッチャーがたくさんいました。今大会最速147キロを出して一番目立っていた根尾は適度に荒れて的を絞らせず優勝投手に。他には桐蔭のエース柿木、井上と中村の日大三コンビ、市川(明徳義塾)、細川成也の弟拓哉(明秀日立)など。

 打者はやはり根尾。大振りして三振ばかりする荒いバッターという印象だったんですが、今大会はちゃんとバットに当てていました。プロでやるなら野手しかないでしょう。注目していた藤原(大阪桐蔭)、森下(東海大相模)、林(智弁和歌山)に爆発的猛打は見られず少々残念。一番すごかったのは渡辺(東海大相模)のライトポール直撃弾でした。


<参照>
スポーツナビ 高校野球 センバツ 日程・結果
posted by リュウノスケ at 22:21| Comment(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月23日

第90回選抜高校野球大会開幕

 第90回選抜高校野球大会は23日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕した。準々決勝翌日の休養日を含め13日間の日程。第1日は1回戦3試合が行われ、聖光学院(福島)、国学院栃木(栃木)、明秀日立(茨城)が2回戦に進んだ。

 記念大会に伴い、出場校は例年より4校多い36校。開会式では25年ぶりに行進曲に採用された大会歌「今ありて」のメロディーに合わせ、昨年の優勝校で史上3校目の選抜連覇を狙う大阪桐蔭(大阪)を先頭に北から南の順に入場行進。瀬戸内(広島)の新保利於主将が「ゲームセットの瞬間までベストを尽くして、感動を与えられるようなプレーをすることを誓います」と選手宣誓した。(時事通信、2018.3.23)


 第90回選抜高校野球大会は23日に甲子園球場で開幕する。史上3校目の春連覇を狙う大阪桐蔭(大阪)、昨秋の明治神宮大会優勝の明徳義塾(高知)など出場36校の中から、投手と打者に分けて注目選手を探った。

 ◇大阪桐蔭に強力3投手=神宮大会V市川も注目

 優勝候補に挙がる大阪桐蔭に、強力な本格派投手3人がいる。背番号「1」の柿木、遊撃手などを兼ねて強打も光る「6」の根尾は、ともに140キロ台後半の力強い速球で押す右腕。切れ味鋭い変化球も駆使する。「10」の左腕、横川は190センチの長身から投げ下ろす。

 明治神宮大会を制した明徳義塾の優勝投手、右腕の市川は横手気味のしなやかなフォームで最速145キロ。昨秋の公式戦10試合を一人で投げ切り、馬淵監督が絶対的なエースとして信頼を寄せる。

 関東大会決勝を争った両チームの右腕、大谷(中央学院)と細川(明秀日立)も好投手だ。最速145キロの大谷は打っても4番の大黒柱。細川は、昨年プロ初打席で本塁打を放った成也(DeNA)を兄に持つ。

 昨夏の甲子園を経験した最速144キロの右腕、平田(智弁和歌山)はひと冬を経て頼もしさを増した。右横手の石田(東筑)、左腕の増居(彦根東)も昨夏のマウンドを踏み、制球力で勝負する。

 土居(松山聖陵)は角度のある最速144キロの速球を投げ込む。同じ右腕の好投手、斎藤(東海大相模)は昨秋のけがから復帰した。

 いずれも新2年生の右腕、奥川(星稜)、黒河(英明)と西舘(花巻東)は潜在能力が高い。奥川は最速146キロ。黒河は昨秋の公式戦8試合を一人で投げ、四国大会決勝で明徳義塾に1−2で惜敗した。本格派の西舘は成長途上にある。

 左腕では川原(創成館)、生井(慶応)が安定。国学院栃木は右腕水沢が先発し、渡辺、宮の両左腕が継投する「三本の矢」がチームの持ち味だ。

 ◇光る逸材、藤原と根尾=森下、林は長打が魅力

 強打者がひしめく大阪桐蔭の代表格は、藤原と根尾だろう。リードオフマンの藤原は、昨春の選抜決勝で2本塁打を放つなど勝負強い。昨年はU18(18歳以下)ワールドカップ代表にも選ばれた。50メートル5秒7の俊足を備え、走攻守がそろう。

 4番の根尾は抜群のセンスと身体能力を持ち、遊撃手と外野手、投手を高いレベルでこなす。昨秋の公式戦で5本塁打、20打点。体幹の強さや下半身のばねを生かし、思い切り良く振り抜く。

 右の長距離打者は森下(東海大相模)。1年生の夏から強豪チームの4番を経験し、昨秋の公式戦では5本塁打を放ち、打率は5割を超えた。高校通算46本塁打の長打力は魅力だ。

 昨秋は右肘の故障でベンチを外れていた左のスラッガー、林(智弁和歌山)は通算33本塁打。181センチ、88キロのがっしりとした体格から鋭いスイングで逆方向にも飛ばす。

 本格派右腕の大谷(中央学院)は左打ちの打力も非凡だ。右打者の門叶(瀬戸内)は昨秋の中国大会1回戦で1試合4本塁打を記録した。ともに通算本塁打は20本を超える。谷合(明徳義塾)は1年生だった2016年夏から甲子園で中軸を担うなど、経験値が高い。

 東邦の梅田は昨秋の公式戦で6本塁打、24打点をマークし、新2年生の石川が名門の4番を担う。186センチ、97キロの上田(日本航空石川)、主戦投手でもある鶴田(下関国際)はともに昨夏の甲子園で4番を打った。強打が看板の日大三は日置、大塚の3、4番が軸になる。(通算本塁打数は20日現在)(時事通信、2018.3.22)


【投手】
柿木(大阪桐蔭)
根尾(大阪桐蔭)
横川(大阪桐蔭)
市川(明徳義塾)
大谷(中央学院)
細川(明秀日立)
平田(智弁和歌山)
石田(東筑)
増居(彦根東)
土居(松山聖陵)
斎藤(東海大相模)
川原(創成館)
生井(慶応)
奥川(星稜、新2年)
黒河(英明、新2年)
西舘(花巻東、新2年)

【野手】
藤原(大阪桐蔭)
根尾(大阪桐蔭)
森下(東海大相模)
林 (智弁和歌山)
大谷(中央学院)
門叶(瀬戸内)
谷合(明徳義塾)
梅田(東邦)
石川(東邦、新2年)
上田(日本航空石川)
鶴田(下関国際)
日置(日大三)
大塚(日大三)


<参照>
日刊スポーツ 高校野球 センバツ 日程・結果
スポーツナビ 高校野球 センバツ 日程・結果
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2018年03月12日

アレクサンドラ・トルソワ4回転サルコー成功

 フィギュアスケート・世界ジュニア選手権最終日(10日、ブルガリア・ソフィア)女子は初出場で愛知・御幸山中3年の山下真瑚(15)=グランプリ東海ク=がショートプログラム(SP)に続いてフリーも3位の合計195・17点で3位に入った。日本勢の表彰台は4年連続。横井ゆは菜(17)=愛知・中京大中京高=が6位、紀平梨花(15)=関大KFSC=は8位。13歳のアレクサンドラ・トルソワ(ロシア)が女子で史上初となる2種類の4回転ジャンプに成功し、シニアも合わせて世界歴代5位の合計225・52点で初優勝した。

 安藤美姫がジュニアグランプリ(GP)ファイナルで4回転サルコーを跳んでから16年。身長1メートル48の新星トルソワが新時代の到来を告げた。サルコー、トーループの2種類の4回転ジャンプを決める快挙。技術点だけで92・35点も稼ぎ、平昌五輪金メダルのザギトワ(ロシア)の81・62点を大きく超えた。ザギトワやメドベージェワ(ロシア)を教えるトゥトベリゼ・コーチに師事する。「他の4回転も習得したい。もしできるなら全部やりたい」。夢物語には聞こえなかった。(サンスポ、2018.3.12)


 実際に映像を見ると衝撃的としか言いようがありません。両腕を上げて3回転ジャンプを跳びまくった平昌五輪のザギトワもすごかったですが、更に上を行く天才といえます。トゥトベリゼコーチおそるべし。


JWC2018 Alexandra TRUSOVA FS



<参照>
テレビ大菩薩峠 ザギトワとメドベージェワはなぜ強いのか
posted by リュウノスケ at 22:26| Comment(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする