2018年02月02日

仮想通貨取引所コインチェック資金流出事件 その2

 仮想通貨の大手取引所、「コインチェック」から580億円相当の仮想通貨が流出した問題で、金融庁は顧客の補償に充てる資金が十分にあるのかなど、財務内容を早急に調べる必要があるとして、2日、会社の立ち入り検査に入りました。仮想通貨の取引所に対する立ち入り検査は初めてです。

 東京・渋谷区にある「コインチェック」の本社には2日午前8時前、金融庁の職員数人が訪れ、立ち入り検査に入りました。

 「コインチェック」では先月26日、外部からの不正なアクセスで580億円相当の「NEM」と呼ばれる仮想通貨が流出し、会社は460億円に上るとされる顧客への補償を自己資金で賄うとしています。

 金融庁は立ち入り検査を通じて、補償に充てる資金が十分にあるか確認することにしていて、その際、「コインチェック」が会社の資金と顧客から預かった資金とをしっかり分けて管理しているかどうか、いわゆる「分別管理」の実態など、会社の財務内容を詳しく調べます。

 また、セキュリティー対策や顧客への対応状況などについても確認します。

 金融庁は「コインチェック」に対し、先月29日に業務改善命令を出し、今月13日までに対応策を提出するよう求めていただけに、今回、報告を待たずに立ち入り検査を行う異例の措置をとった形です。

 金融庁が仮想通貨の取引所に資金決済法に基づく立ち入り検査を行うのは初めてで、業務改善命令の履行状況を厳しく監視することで、顧客の保護に万全を期したいとしています。

 コインチェック「真摯(しんし)に対応する」

 金融庁の立ち入り検査を受けたことについて、「コインチェック」の広報担当者は、NHKの取材に対し、「真摯に対応して参ります」としています。

 そのうえで、被害を受けた顧客への補償について、「返金できる時期のめどは立っていないが、自己資金で補償できるという考えに変わりはない」として、総額で460億円に上ると見られる補償は改めて、会社の資金でまかなえるとしました。

 ただ、会社の資金と顧客から預かった資金とをきちんと分けて管理する「分別管理」が適正に行われているかどうかについては、「事実確認をしているところで、確かなことがわかってからお伝えする」と答えるにとどまりました。

 麻生副総理・金融相「資産保全を確実にするため」

 麻生副総理兼金融担当大臣は2日の閣議のあと、記者団に対し、不正なアクセスを受け580億円相当の「NEM」と呼ばれる仮想通貨が流出したコインチェックに、金融庁が立ち入り検査に入ったことを明らかにしました。

 この中で、麻生副総理兼金融担当大臣は「先月26日にみなし仮想通貨交換業者のコインチェック社が管理する仮想通貨が、不正アクセスにより外部に流出するという事故が起きた。本日、会社に対して、資金決済法に基づいて立ち入り検査に着手している」と述べました。

 そのうえで、業務改善命令に対する会社側からの報告を前に立ち入り検査に入ったことについては、「利用者の資産の保全を確実にするという観点からだ」と述べました。

 一方、麻生金融担当大臣はコインチェック社以外のすべての取引所に要請していたセキュリティー対策などの自己点検について、金融庁として実態把握を徹底するため、新たに資金決済法に基づいて報告を求める命令を出したことを明らかにしました。(NHK、2018.2.2)


 金融庁は2日、仮想通貨の取引所「コインチェック」に立ち入り検査に入った。 金融庁は580億円分の仮想通貨「NEM」が流出した問題を受け、2日午前8時前、立ち入り検査に入った。セキュリティー対策の状況や顧客の資金管理の状況などを調べている。 金融庁はこれまでも聞き取りを続けてきたが、ある幹部は「いくら話を聞いても、どういう人間がどういうセキュリティーを動かしているのか、全然わからない」と話しており、立ち入り検査に踏み切ったもの。 急速に広がる仮想通貨だが、今回の問題で、対策が追いついていない未熟な分野であることが浮き彫りとなった。金融庁は今後、規制を強める方針だが、自由であることが売りである仮想通貨をどこまで規制すべきか、あり方が問われている。(日テレNEWS24、2018.2.2)


 コインチェックという会社自体の問題が浮き彫りになってきました。下記ダイヤモンド・オンラインの記事は、事件発覚後1363億円分の仮想通貨「リスク」がコインチェックのメインウォレットから外部アドレス(仮想通貨の保管場所)に移動されたというインサイダー疑惑。そらCMの出川兄もなぜいいのか答えられるわけないわ。


<参照>
ダイヤモンド・オンライン コインチェック騒動のさなかに1363億円の資金移動、不正送金疑惑が浮上
posted by リュウノスケ at 18:10| Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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