2017年01月31日

ミスタードーナツ店長過労死訴訟津地裁判決

 ドーナツチェーン「ミスタードーナツ」の男性店長=当時(50)=が死亡したのは長時間労働が原因だとして、遺族がフランチャイズ店を運営する「竹屋」(三重県四日市市)と経営陣を相手に約9600万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が30日、津地裁であった。岡田治裁判長は業務と死亡の因果関係を認め、竹屋などに約4600万円の支払いを命じた。

 岡田裁判長は、男性が死亡するまで半年間の時間外労働が月平均112時間に上ったと指摘。「極めて長時間の労働に従事していた」と認めた。

 会社側は、男性が自分の勤務時間に裁量を持つ労働基準法上の管理監督者に該当すると主張。会社は労働時間を適正に把握する義務を負わないと訴えたが、岡田裁判長は「勤務実態を考慮すると、管理監督者に相応する待遇を受けていたとは言えない」と退けた。

 判決によると、男性は1986年、竹屋に入社。2011年から津市の2店舗で店長を務めていた。12年5月、出勤のため車を運転中、致死性不整脈で死亡した。(時事通信、2017.1.30)


 ドーナツチェーン「ミスタードーナツ」の三重県にあるフランチャイズ店の男性店長(当時50)が2012年に死亡したのは過重な業務が原因の過労死だとして、遺族が、店を経営する同県四日市市の製菓会社「竹屋」と社長らに約9500万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、津地裁は30日、計4600万円の支払いを命じた。

 男性は11年7月から津市内の2店舗で店長を務めた。岡田治裁判長は判決理由で「店長の兼務により業務量が増え勤務時間が増えた。長時間労働により心身に負荷がかかり死亡に至ったと考えるのが相当。会社側は業務の軽減措置も取っていない」と指摘した。

 会社側は、男性が管理監督者であったことから、長時間勤務は自身の判断であり過重労働を課したわけではないと主張していた。

 判決によると、男性は死亡前6カ月間の時間外労働時間の平均が月112時間だった。12年5月15日早朝、自家用車で通勤中に致死性不整脈により死亡した。

 原告側代理人は判決後に記者会見し、「おおむね主張が認められたと考えている。改めて長時間労働の危険性と会社の責任が認められたという意義がある判決」と述べた。

 竹屋の担当者は「今回の判決を真摯に受け止めています。今後も全社を挙げて労働環境の改善に努めてまいります」としている。(日本経済新聞、2017.1.30)


 ドーナツチェーン「ミスタードーナツ」の三重県内のフランチャイズ店で店長だった男性(当時50歳)が死亡したのは長時間労働が原因だとして、遺族が店を経営する菓子製造会社「竹屋」(三重県四日市市)と社長らを相手取り、約9500万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が30日、津地裁であった。

 岡田治裁判長は「長時間労働により心身に負荷がかかったことが主たる原因と認められる」と述べ、竹屋側に約4600万円の支払いを命じた。

 判決によると、男性は1986年、竹屋に入社。2011年7月から三重県内の2店の店長と、9店の店長不在時の代理業務などで長時間労働が続き、12年5月、出勤途中に致死性不整脈で死亡した。四日市労働基準監督署からは、13年に過労死と認定された。

 判決は、男性が少なくとも約5か月間、月平均120時間以上の時間外労働を続けていたと指摘。「労働時間が長期にわたり、長時間に及んでいるのに、上司は改善策を講じなかった」と竹屋の安全配慮義務違反を認めた。死亡する1か月前に業務時間が短縮されたことなどを考慮し、賠償額は減額した。

 男性の妻(52)は判決後、弁護士を通じて「会社には労務管理を徹底し、二度と同じようなことを起こさないでほしい」とコメントした。

 竹屋管理本部の真弓浩一部長は「判決を真摯に受け止める。社を挙げて労働環境の改善に努め、今後については弁護士と協議の上、対応したい」としている。(読売新聞、2017.1.30)


 三重県内の「ミスタードーナツ」のフランチャイズ店長男性(当時50)が過労により不整脈で死亡したとして、男性の遺族が、店舗を経営する「竹屋」(同県四日市市)や同社社長らに損害賠償を求めた訴訟の判決が30日、津地裁であった。岡田治裁判長は、長時間労働と死亡との間に因果関係があるとして、会社側の安全配慮義務違反を認め、同社と社長らに計約4600万円の支払いを命じた。

 男性は2011年7月から津市内の2店舗で店長を務めるなどしていたが、12年5月、通勤途中に致死性不整脈で死亡した。四日市労働基準監督署は13年7月に過労死と認定していた。

 判決は、男性の時間外労働が直近6カ月間の平均で月112時間を超えていたと認定。男性の長時間労働は常態化していたが、会社側は業務の軽減措置をとらなかった、と指摘した。

 竹屋の真弓浩一・管理本部部長は「判決を真摯(しんし)に受け止め、これからも労働環境の改善に努めていく。今後については弁護士と協議の上、対応したい」と話した。男性の妻(52)は「二度とこのようなことを繰り返さないでほしい」と弁護士を通じてコメントした。

 竹屋は1950年創業。シュークリームなど洋菓子の製造のほか、三重県内でミスタードーナツとケンタッキーフライドチキンのフランチャイズ店計20店舗を運営している。(朝日新聞、2017.1.30)


 ドーナツチェーン「ミスタードーナツ」の三重県にあるフランチャイズ店で店長をしていた同県伊勢市の男性=当時(50)=が2012年に過労死したのは、会社が安全管理義務を怠ったのが原因として、遺族らが店を運営する製菓会社「竹屋」(同県四日市市)と同社社長らに9600万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、津地裁は30日、計約4600万円の支払いを命じた。

 判決理由で岡田治裁判長は、男性は亡くなる前の半年間の平均時間外労働が月112時間を超え、県内の他の9店舗で店長不在時の代理も任されていた点を挙げ「不規則な勤務状況で疲労が蓄積した」と指摘。業務と死亡との因果関係を認めた上で「労働時間を把握せず、会社に重大な過失があった」と述べた。一方で、男性が糖尿病を患い、医師が禁じた喫煙を続けていたとして「既往歴から死亡と業務に因果関係はない」とする会社側の主張も一部認め、賠償額を減額した。

 判決によると、男性は08年から津市内の店舗の店長として、ドーナツの製造や原材料の発注などを担当し、11年7月には市内の他店舗の店長も兼務。12年5月15日朝に自家用車で出勤中に不整脈で死亡した。四日市労働基準監督署は13年7月に男性を過労死と認定した。

 判決後、遺族の代理人弁護士は会見で「男性の残業時間は過労死ラインを超えており妥当な判決。しかし過失相殺で当初の請求が認められず残念だ」と話した。竹屋の担当者は「今後も労働環境の改善に努めたい。判決については、代理人弁護士と協議した上で対応したい」とコメントした。(中日新聞、2017.1.30)


 ドーナツチェーン、ミスタードーナツの津市のフランチャイズ店で、5年前、当時50歳の店長が死亡したのは、長時間労働による過労が原因だったとして、遺族が店を経営する会社側に賠償を求めた裁判で、津地方裁判所は遺族の訴えを認めておよそ4600万円を支払うよう命じました。

 5年前、ミスタードーナツの津市のフランチャイズ店で店長をしていた50歳の男性が早朝、自家用車で通勤中に、致死性不整脈で死亡しました。男性が2か所の店長を掛け持ちしていたことなどから、長時間労働による過労が死亡の原因だとして、遺族が、店を経営する三重県四日市市の製菓会社「竹屋」と社長らにおよそ9500万円の賠償を求めていました。

 30日の判決で、津地方裁判所の岡田治裁判長は「男性は、死亡する前の6か月間の時間外労働の平均が月112時間余りだった。心身に負荷がかかって病気を発症し、死亡との因果関係が認められる」などとして、およそ4600万円の支払いを命じました。

 判決のあと遺族の弁護士が会見し、「会社の責任を認め、おおむね主張が認められた」と述べました。一方、竹屋は「判決を真摯(しんし)に受け止め、全社を挙げて労働環境の改善に努めます」とコメントしています。(NHK、2017.1.30)
posted by リュウノスケ at 02:33| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース(労働問題) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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