2016年06月22日

「孫ソフトバンク社長の後継者」ニケシュ・アローラ副社長退任

 ソフトバンクグループ(9984.T)は21日、ニケシュ・アローラ副社長が退任すると発表した。社長交代時期をめぐり孫正義社長と認識にずれが生じたため、22日の任期満了に伴い退任する。孫社長の後継者選びは振りだしに戻った。

 ソフトバンクは退任の理由について、孫社長は当面トップとして指揮を執り続ける意向だったのに対し、アローラ副社長は「数年のうち」にトップに就く意向を示したことから「両者の時間軸のずれを踏まえ、退任することになった」と説明している。

 アローラ氏は7月1日付で、同社の顧問に就任する。

 孫社長はアローラ氏の顧問就任のリリースで「(当初は)60歳の誕生日に経営を引き継いでもらおうと考えていた」と胸の内を明かす一方で、ソフトバンク2.0やスプリント(S.N)の再建などに取り組むには「少なくともあと5年から10年は(自身が)社長として率いていく必要がある」とも指摘。「この間ずっとニケシュを、トップになるまで待たせてはいけないと考え、ニケシュと話し合い、顧問の立場で引き続き貢献してもらうことになった」と述べ、あくまで円満退任であることを強調した。

 アローラ氏は米グーグル(GOOGL.O)最高事業責任者から2014年9月にソフトバンクに移籍。初年度の報酬が移籍金を含め165億円にのぼったことで話題となった。

 ソフトバンクでは、インドのインターネット通販大手スナップディールやタクシー配車アプリのオラなどへの出資を手掛ける一方で、中国の電子商取引大手アリババ・グループ・ホールディング(BABA.N)やフィンランドのスマートフォン向けゲーム会社スーパーセルの株売却を進めるなどポートフォリオの見直しも主導。グローバル化への取り組み「ソフトバンク2.0」では海外部門を統括、将来はグループを率いる予定だった。(ロイター、2016.6.21)


 ソフトバンクグループ(SBG)は21日、孫正義社長が自身の後継者候補としていたニケシュ・アローラ副社長が22日の株主総会を最後に退任する、と発表した。SBGは株主総会にアローラ氏ら8人の取締役再任の人事案をかける予定だったが、急きょアローラ氏の選任部分を取り下げる。直前に首脳人事が変わるという異例の事態だ。

 SBGによると、アローラ氏は数年内に孫氏に代わってトップとして指揮をとりたい意向だったが、これに対して孫氏は当面、自身が指揮をとりたい考えだった。トップの座を譲る時期で両者の考えにずれがあり、結局、アローラ氏が退任を決めた。アローラ氏は7月1日付で顧問に就く。

 アローラ氏はインド出身。米携帯大手Tモバイルを経てグーグルに移り、同社の最高ビジネス責任者に就任。孫氏が2014年、165億円の高額報酬で招き、15年も約80億円という破格の報酬だった。SBGではインドやインドネシアの新興企業投資などを手がけてきた。

 孫氏はアローラ氏という腹心を得て、日本から世界に事業展開する「ソフトバンク2・0」を唱えてきたが、構想は大幅な修正を余儀なくされそうだ。(朝日新聞、2016.6.21)


 ソフトバンクグループは21日、孫正義社長の有力な後継者とされたニケシュ・アローラ副社長が22日開催の株主総会で退任すると発表した。トップ交代の時期を巡り、両氏の考えに違いがあったことが理由としている。

 アローラ氏は2014年9月にソフトバンクグループに入り、成長戦略の策定と実行に深く携わった後、2015年6月に副社長に就任。孫社長は自身の後継者候補としていた。

 だが、孫氏が当面はグループのトップとして指揮を執り続けたい考えを持つようになったという。一方で、アローラ氏は数年のうちに孫氏に代わって当社グループのトップとして指揮を執りたいとの意向があり、両者の時間軸のずれを踏まえ、アローラ氏が退任することになったとしている。(産経新聞、2016.6.21)


 大手通信会社の「ソフトバンク」を傘下に持つ「ソフトバンクグループ」は、おととし、孫正義社長の有力な後継者候補として迎え入れた、ニケシュ・アローラ副社長が22日付けで退任すると発表しました。

 「ソフトバンクグループ」は21日夜、ニケシュ・アローラ副社長が22日に開催される株主総会のあと、退任すると発表しました。

 アローラ氏はアメリカのIT大手「グーグル」で上級副社長を務めたあと、おととし9月にソフトバンクの経営に参画し、去年6月には「ソフトバンクグループ」の副社長に就任し、孫社長の後継者候補とされてきました。

 アローラ氏に対しては、副社長に就任する前の一昨年度に、契約時のボーナスも含めて165億円余りが支払われ、昨年度も80億円余りが支払われ巨額の報酬が話題となりました。

 退任の理由について孫社長は、「60歳の誕生日に経営を引き継いでもらおうと考えていたが、その一方でやり残した仕事があると感じていた。これらに取り組むには少なくともあと5年から10年は社長として当社を率いていく必要がある」というコメントを発表しました。

 アローラ氏は副社長を退任したあと、来月1日から顧問に就くということですが、株主総会の招集通知に記載された取締役の候補が一転して退任する異例の事態となるだけに、ソフトバンクグループは株主などへの説明責任を求められることになります。(NHK、2016.6.21)


 後継者として莫大な報酬を与えていたニケシュ・アローラを退任させた孫正義。ネット上で指摘している人もいましたが、リーブ21の公募社長騒動みたいですよね。話題作りにしてはいくらなんでも高すぎるんじゃないでしょうか。金をドブに捨てるとはこのことです。


<参照>
ウィキペディア ニケシュ・アローラ
テレビ大菩薩峠 「実際は岡村勝正社長に引退の意思がなく、公募は社長がテレビに出演するための話題作りだった」リーブ21公募社長訴訟
posted by リュウノスケ at 00:06| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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