2015年10月19日

アレックス・ラミレス横浜監督就任

 DeNAの新監督に球団OBのアレックス・ラミレス氏(41)が就任することが18日、分かった。今日19日にも発表される。12年の球団創設から4年間を指揮した中畑清監督(61)の退任を受け、シーズン終了後から後任候補の人選に着手。この日までにラミレス氏との交渉がまとまり、正式決定の運びになった。現役時代に外国人選手として初の国内通算2000安打を達成し、リーグ優勝3回、日本一2回を経験している“優勝請負人”にタクトを託す。

 水面下で続けてきた極秘交渉が決着した。DeNAの2代目監督は、球団OBのラミレス氏に決まった。早期から続投を要請していた中畑監督が、シーズン最終戦直前に辞任を表明。球団は急きょ、新監督人事に着手した。10人前後の候補者から球団が求める監督像と一致したラミレス氏に一本化。同氏も、かねてNPB球団での監督就任を熱望しており、順調な交渉を経て合意に至った。今日にも発表され、今週中にも就任会見が行われる。

 球団が新監督を人選する上で最も重視したのは、ここまでの4年間の継承だった。池田球団社長は「もう1回、最初からというのは考えていない。今までのチーム作りを継承し、上積みしながら勝負できる人。そこを大事にしたい」と話していた。球団創設時の12年から2年間、中畑体制下で主砲を務めたラミレス氏は、主力に成長した筒香、梶谷らとも同僚としてプレー。選手の特徴、課題を把握しており、中畑監督からスムーズにシフトする上でも適任といえる。

 今季は本拠地での観客数が、実数発表となった05年以降初の180万人超えを記録。人気面は目覚ましい成果を挙げる中でファンの期待は「勝てるチームの形成」に集約される。ラミレス氏は監督経験こそないが、DeNA退団後、BCリーグ群馬で選手兼任打撃コーチ、今季途中からはオリックスで巡回アドバイザーを歴任。指導者としての経験も積んできた。池田球団社長は新体制について「監督単体としてではなく、コーチ陣を含め、組織として勝てるチームを目指している」との方針を示してきた。

 GM制度の利点を生かし、新監督をサポートする組閣も急ピッチで進めている。今季に続き、進藤達哉ヘッドコーチ(45)に参謀役を託すことが濃厚。外部からは球団OBでもあるロッテ青山道雄2軍監督(55)、今季限りで退団する中日上田佳範外野守備走塁コーチ(41)らをリストアップしているとみられる。地元ファンから愛され、地域貢献の必要性を掲げてきたDeNAに「ハマのラミちゃん」が新監督として帰ってくる。

 ◆アレックス・ラミレス 1974年10月3日、ベネズエラ生まれ。98年にインディアンスで大リーグデビュー。01年ヤクルト入団。08年に巨人、12年にDeNAへ移籍。「ラミちゃん」の愛称で親しまれ、「アイーン」「ゲッツ」など芸人のパフォーマンスでも人気を集めた。首位打者1度、本塁打王2度、打点王4度、最多安打3度、ベストナイン4度。08、09年にリーグMVP。07年に外国人として、また右打者で史上初のシーズン200安打。13年に外国人初の通算2000安打。14年はルートインBCリーグ群馬のコーチ兼選手になり、同年10月に引退してシニアディレクターに就任。今年7〜9月には3カ月契約でオリックスの巡回アドバイザーを務めた。180センチ、100キロ。右投げ右打ち。(日刊スポーツ、2015.10.19)


 DeNAの新監督に、球団OBのアレックス・ラミレス氏(41)=前オリックス巡回アドバイザー=が就任することが18日、分かった。既に2年契約で合意し、19日にも正式発表される。明るい性格だけでなく、ヤクルト、巨人で3度のリーグ優勝、2度の日本一に貢献し、データを駆使する理論派。中畑清氏(61)に続くDeNA第2代監督として、横浜時代の1998年以来18年ぶりとなる、悲願のVへチームを導く。

 “キヨシ”から“ラミちゃん”へ、タクトが継承される。DeNAはこの日までにラミレス氏と2年契約で合意。19日にも正式発表され、近く就任会見が行われる。年俸は7000万円前後とみられる。

 今季最終戦となった3日、7月から一貫して続投を要請してきた中畑前監督が突然の辞任。球団は急ピッチで後任の人選を進めた。日本ハム元監督でアストロズコーチのトレイ・ヒルマン氏(52)、進藤達哉ヘッドコーチ(45)らとともに検討されてきたのが2012年から2年間在籍した「レジェンド」ラミレス氏だった。

 選任にあたり、池田球団社長、高田ゼネラルマネジャー(GM)がこだわったのが〔1〕4年間のチーム作りの継承〔2〕横浜にゆかりがある〔3〕勝てるチーム−の3点だった。

 ラミレス氏は13年まで在籍し、戦力把握が容易で、チーム状況やGM制度への理解も深い。日常会話程度の日本語も話せる。何よりも交渉中に同氏が見せた熱意、冷静な分析、強化プランに球団も共感。「ゲッツ!」などのパフォーマンス、ファンサービスで沸かせ、中畑前監督同様にチーム内外を盛り上げてくれそうだが、球団が期待するのは、理論派の側面だ。

 現役時代にはカード、捕手ごとにDVDを作成して対戦相手の傾向を分析して打席に臨み、阪神・矢野ら好捕手との駆け引きを楽しみながら、外国出身選手として初の通算2000安打を達成。08、09年には巨人の4番としてリーグ優勝に導き、いずれもリーグMVP。同僚への助言も多く、筒香や巨人・坂本ら、同氏を師と慕う選手も多い。

 筒香、梶谷ら好素材が多いにもかかわらず、勝利に結びつかない。個人の能力をチームとして「点から線へ」とつなげるには、ラミレス氏の野球理論、分析力が不可欠と判断した。一昨年まで同僚として気心が知れた選手が多いことで、チームに一体感が生まれるメリットもある。

 懸念があるとすれば、プロ野球での指導歴がほぼないこと。そこは経験豊富なコーチで脇を固めることでフォローする。池田球団社長は「組織全体として、コーチ陣を含めて勝てるチーム。そのシミュレーションはできてきた」と、今後のチーム力向上に自信を見せていた。今後すみやかに組閣に着手する。

 ラミレス氏は今後、就任会見を経て、22日のドラフト会議に出席する可能性がある。11月6日からの秋季キャンプ(鹿児島・奄美市)で、新体制が本格始動する見通しだ。外国人監督は前身も含めて球団史上初。横浜に新たな風が吹く。

 アレックス・ラミレス(Alex Ramirez)

 1974年10月3日生まれ、41歳。ベネズエラ出身。91年にインディアンスに入団し、98年にメジャーデビュー。メジャー通算は135試合で打率・259、12本塁打、48打点。2001年ヤクルトに加入し、巨人に移籍した08年から2年連続リーグMVP。12年DeNAに移籍し、13年に外国出身選手として初の通算2000安打を達成。14年はBCリーグ群馬でコーチを兼任し同年限りで現役引退。15年6月にオリックス巡回アドバイザーに就任し、10月に退任。プロ野球通算は1744試合で打率・301、380本塁打、1272打点。主なタイトルは首位打者1度、本塁打王2度、打点王4度。右投げ右打ち。(スポニチ、2015.10.19)


 プライベートでは、14歳年上の女性と来日前に結婚。来日後は、巨人時代の2009年にベスト・ファーザー イエローリボン賞(プロ野球部門)の1人に選ばれるなど、家族を大切にしていることで知られていた。しかし、現役引退後の2014年5月から家族と別居。同年11月には、夫人側がその事実をFacebookで公表した。双方の協議を経て、2015年3月に離婚が成立。ラミレス自身は、同年4月23日に、7歳年下の日本人女性と再婚している。(ウィキペディア アレックス・ラミレス)


 高木豊とか佐々木主浩あたりかなと思っていたらまさかのラミレス監督が決定しました。衝撃を受けた横浜ファンは多いんじゃないでしょうか。

 もちろん、ラミレスが野球人として偉大であることに異論はありません。NPB通算2017安打380本塁打1272打点、8年連続100打点以上(日本記録)などプロ野球史上に残る大打者であり、実績的には監督の資格十分。ただ、外国人の上に守備のヘタな外野手だったことが気がかりです。

 球団は、「〔1〕4年間のチーム作りの継承〔2〕横浜にゆかりがある〔3〕勝てるチーム−の3点」(スポニチ)を考慮したそうで、恐らく「横浜OBで明るい性格」という点を重視したんでしょう。中畑采配よりファンサービスや集客力を継承してほしいのは明白です。

 この人事で横浜が強くなるかどうかは未知数ですが、とりあえずラミレス監督が打席のように怖い顔をしてベンチに座り、進藤ヘッドコーチが調整役として頑張ればいいんじゃないでしょうか。個人的には小心者の中畑より期待できる気がします。

 あと、コアな野球ファンは周知のようにラミレスは愛人問題で糟糠の妻を捨てています。現役時代グリーニーも使用していたし球団が思ってるほどイメージはよくないですよ。


横浜DeNAベイスターズ ラミレス 記念すべき2000本目はホームラン! 2013.4.6



<参照>
ウィキペディア アレックス・ラミレス
ウィキペディア ドーピング 日本野球機構(NPB)におけるドーピング問題
posted by リュウノスケ at 22:15| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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