2015年08月31日

中長距離・競歩競技者疲労骨折経験51.0%無月経21.9%

 全国大会に出場するなど本格的に運動に取り組む女性選手の約2割が疲労骨折を経験していることが29日、日本産科婦人科学会などの調査で分かった。中長距離や競歩など持久力を必要とする競技では約半数に疲労骨折の経験があり、無月経の割合も高かった。女性選手を対象とした大規模な調査は国内初。

 栄養面などの管理が行き届いている日本代表より、全国大会出場レベルの選手でこうした傾向が高い。調査を担当した久保田俊郎東京医科歯科大大学院教授は「中高生時代から無月経や骨折を経験している選手が多く、その後の人生にかかわってくる」と指摘。栄養士などの意見を聞きながら、女性選手向けの健康指針を作る方針だ。

 調査は2020年の東京五輪に向け、文部科学省の依頼で国立スポーツ科学センターと共同で実施。対象は20代を中心としており、トップ選手や大学在籍選手、指導者、一般の大学生の計2253人から回答を得た。

 調査の結果、日本代表、全国大会レベル、地方大会レベル、大会出場なしのいずれの女性選手も約2割が疲労骨折を経験。無月経の割合は、全国、地方大会レベルの選手で一般の大学生の約3倍と高かった。体重を絞り、厳しいトレーニングを行う女性選手が無月経になり、ホルモン減少により疲労骨折が増えることはこれまで指摘されてきたが、調査では疲労骨折した選手が無月経だった割合は15%にとどまった。

 競技別で疲労骨折や無月経の割合が高かったのは、陸上の中長距離と競歩、体操、新体操。中長距離、競歩で疲労骨折を経験したのは競技者の51%にあたり、無月経は21・9%だった。体操、新体操では疲労骨折経験者は35・7%で、無月経は23・2%。一般の大学生では疲労骨折の既往は4・3%、無月経は2・4%にとどまった。(産経新聞、2015.8.29)


 スポーツはやりすぎると体に悪いという露骨な統計結果が出たわけですが、多くの女性アスリートは「お前に言われんでもわかっとるわ」と前田智徳ばりに言い返したいんじゃないでしょうか。命を削って競技に打ち込む姿は尊敬に値します。


<参照>
ウィキペディア 前田智徳
posted by リュウノスケ at 02:44| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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