2014年07月04日

偽名勤務強要訴訟

 プロテインなどスポーツサプリメントの製造・販売会社(東京)に今春入社した岡山県の男性(22)が、同姓の社員がいることを理由に偽名で働くことを強要された上、意に反した自己都合退職をさせられたとして、会社に慰謝料など約1千万円の損害賠償を求めて岡山地裁に提訴していたことが、3日分かった。

 訴状によると、4月1日に東京本社であった新入社員説明会で、男性は指導担当者から姓を1字変えた名前を使って勤務するよう唐突に命じられ、用意していた偽名の名刺を渡された。昨年8月に内定を得た男性は今年3月、大阪支店勤務の指示を受けていたが、偽名での勤務についての言及は一切なかった。

 男性は「偽名の必要性はなく、命令は受け入れられない」として、家族を通じて実名での勤務を交渉してきたが、会社は受け入れなかった。男性は「偽名を使わない限り勤務できない状況に追い込まれた」として4月2日以降、出社できなかった。このため就業規則に基づき無断欠勤を理由とする退職勧告書(5月14日付)が送付され、自己都合退職の処理が会社によって一方的になされた―と主張している。

 原告代理人の平松掟弁護士(岡山弁護士会)は「会社の業務命令は重大な人権侵害。無断欠勤を退職理由に挙げるが、違法・不当な命令で出勤できない状況に追い込んでおり、合理性はない。実質的な雇用調整ではないか。不当解雇に該当する」と話している。

 男性は「自分以外にも偽名で働くことを強いられた新入社員が2人いる。氏名は自分の人生が刻まれた人格の象徴。誇りを傷つけられたうえに人生設計まで狂わされた」と憤っている。

 会社側は「訴状が届いていないのでコメントは差し控えたい」としている。(山陽新聞、2014.7.4)


 芸能人などで漢字まで同姓同名の先輩がいる場合芸名をつけるのはよくある話ですが、今回のケースは姓が同じなだけ。同姓の社員がいるからといってそれほど業務に支障が出るとは思えず、なぜ偽名を強要するのか意味が分かりません。こんな理不尽なことをするなら最初から珍しい苗字の人ばかり雇えばいいんじゃないでしょうか。
posted by リュウノスケ at 23:03| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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