2013年04月11日

法大野球部監督辞任騒動

 東京六大学リーグの法大・金光興二監督(57)が辞任を申し入れたことが4日、分かった。複数の関係者が明かした。今春のリーグ戦開幕を13日に控えており、この日もオープン戦の指揮を執ったが、金光監督が辞任すれば、神長英一助監督(52)が監督代行としてリーグ戦の指揮を執っていくことになりそうだ。

 昨年秋のリーグで優勝を果たしたが、指揮官として10年20季のシーズンで優勝は4度。4位以下のBクラスは、2010年春の5位を含めて11度あり、リーグ単独トップとなる44度の優勝を誇る名門野球部としては、任期中の優勝回数が少ないという批判があった。それに加え、監督の手腕や指導方法などに対して、部員からも不満の声が寄せられていた。

 今年1月には、監督と当時の野球部長・佐藤典人氏が、現場の人事などを巡ってOB会と意見が対立していることが表面化。同12日に都内で開かれたOB総会では、監督らの除名の可能性まで示唆されていた。佐藤氏は3月末で部長を退任、新部長として、同大教授の宮脇典彦氏が就任している。

 金光監督は広島商3年の時、内野手として夏の甲子園で優勝を果たし、法大でも江川卓(元巨人)らとともに4年間で4連覇を含む5度のリーグ制覇を経験した。その後、広島商での監督を経て、2003年に母校監督に就任。11年目のシーズンとなっていた。(スポーツ報知、2013.4.5)


 東京六大学リーグ最多の44度の優勝を誇る、法大の金光興二監督(57)が退任したことが4日、明らかになった。この日、金光監督が大学側に辞意を伝え、了承された。

 金光監督の去就に関しては、3日までに法大野球部員が同監督の退任を求める嘆願書を大学側に提出。金光監督の指導方針に不満を募らせ、退任を希望する選手が大半を占めていた。野球部関係者によると「不満を抱えたまま開幕を迎えることができない」との声が相次いだという。

 今年1月、金光監督は野球部OB会組織「法友野球倶楽部」の意向を聞かずに現場の人事を進めたとして、一部のOBから除名を求められる騒動を起こしていた。2月下旬に同監督とOB会が都内で会談し、佐藤典人野球部長が退任することで、一度は内紛騒動の収拾を図った。同監督は2月の千葉・鴨川キャンプでも選手を指導し、この日もオープン戦でベンチから指揮を執っていた。

 金光監督は広島商の主将として73年夏の甲子園で優勝。法大に進み1年から内野手として活躍した。三菱重工広島入社後も都市対抗に8度出場。現役引退後は母校の広島商の監督を務め、03年に法大野球部監督に就任した。09年に全日本大学野球選手権で優勝に導いたものの、リーグ戦では在任9年半で4回の優勝にとどまっていた。

 大学側は2月の時点では続投の方針を確認していたが、金光監督と野球部員との意思疎通が最後まで図れず、13日の春季リーグ戦開幕を控えて突然の退任となった。春季リーグ戦は元日本通運監督で、現在、法大助監督の神長英一氏(52)が指揮を執る可能性が高い。(スポニチ、2013.4.5)


 法大野球部のOB会組織「法友野球倶楽部」と、現首脳陣が対立した問題を受けて、法大野球部・佐藤典人部長が3月末に退任し、新部長に法大教授の宮脇典彦氏が就任することが29日、分かった。

 昨年、OB会の意向を聞かずに現場の人事を進めたなどとしてお家騒動が勃発。今年1月12日のOB会総会では、双方の対立と、OB会が大学側に佐藤部長の退任を求めていたことが表面化していた。

 この日、東京6大学春季リーグ戦(4月13日開幕、神宮)の選手登録が締め切られ、新部長に宮脇氏が正式登録された。金光興二監督は、これまで通り指揮を執る。(日刊スポーツ、2013.3.30)


 大学の運動部出身者が企業から引く手あまたなのは上司の命令を忠実に実行する姿勢が評価されているから。指導者に対する辞任劇を企図、成功させてしまえば就職活動に多大な影響があるにも関わらず決行したということは相当理不尽な指導だったんでしょう。

 通常ならば指導者がOB会に根回しし、表沙汰になる前に選手側と交渉して手打ちにするような話です。「名誉毀損で告訴することを予告する文書をOB会に送りつける」(J-CASTニュース)という対応がまずかったのは明らか。一連の流れは下記の記事に詳しいのでよかったらどうぞ。


<参照>
J-CASTニュース 「パワハラ」もうガマンできない 選手たちが集団直訴、法大野球部監督ついに辞任
posted by リュウノスケ at 23:24| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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