2011年08月05日

「ピンハネ率92%」福島原発作業員日当8000円

 東京電力福島第1原発などで働く作業員の労働条件などについて話し合う日弁連のシンポジウムが4日、都内であり、聞き取り調査をした弁護士が「東電が作業員に払った日当約10万円が何層もの下請け会社の介在で手数料が引かれ、作業員が受け取るときには8000円になった例があった」と報告した。

 6月に福島県いわき市で調査した渡辺達生弁護士によると、下請けの地元業者が「東電からは日当で1人10万円を切るぐらいの金額が出ている」と証言。この業者の場合、15%程度の手数料を取っており、作業員の手取りは最終的に1万〜1万数千円になり、若い人の場合は8000円になることもあった。

 作業員の相談に当たってきた同市の市議は「多くの労働者が中間搾取されている」と話し、待遇改善を訴えた。

 また第1原発で4月に4日間、放射性物質で汚染された水をためる施設で働き、計16ミリシーベルト被ばくしたという男性(56)も参加。「安全と信じてきたが、何て危険だったのか」と話した。

 男性は下請け会社の下で働き、日当は1万8000円だったが、個人事業主の「一人親方」として扱われ、社会保険に入れてもらえなかった。「なぜ、こんなに少ないのか。もう少し払ってほしい」と求めた。(共同通信、2011.8.4)


 週刊文春『<最大のタブー>原発作業員とヤクザ−フクシマ50に暴力団員がいた』で詳らかにされたように、まともな業者は仕事を請けてくれないので企業舎弟が跳梁跋扈している福島原発。

 上記共同通信の記事にある業者が暴力団関係者なのかどうか分かりませんが、被曝の危険があるにも関わらず日当8000円というのは常識的にあり得ません。中間業者に抜かれるだけなんだから東電自体が日当10万で直接雇用しろよ。

 原発処理という国家的マターがこのような杜撰な労働環境で行われているという現状は日本の恥です。
posted by リュウノスケ at 21:20| Comment(2) | TrackBack(0) | ニュース(労働問題) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
原発処理という国家的マターがこのような杜撰な労働環境で行われているという現状は日本の恥です。東京電力は最低の会社です。東京電力は潰すべきです。
Posted by at 2011年08月17日 21:15
    
Posted by at 2011年08月17日 21:38
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