2011年04月26日

田中好子ラストメッセージ全文

 乳がんで亡くなった元キャンディーズのメンバーで女優の田中好子さんの最後のメッセージが、25日に東京都港区の青山葬儀所で行われた葬儀で流された。

 メッセージは先月29日に録音したものといい、長さは約3分20秒。田中さんは今回の東日本大震災に触れ、「私も一生懸命病気と闘ってきましたが、もしかすると負けてしまうかもしれません。でも、そのときは必ず天国で被災された方のお役に立ちたいと思います」と犠牲者を気遣った。さらに「キャンディーズでデビューして以来、本当に長い間お世話になりました。幸せな、幸せな人生でした。心の底から感謝してます」との肉声が流れると、涙を拭う参列者もいた。(時事通信、2011.4.25)


 田中好子さん最後のメッセージ全文は次の通り。

 こんにちは、田中好子です。きょうは3月29日、東日本大震災から2週間たちました。被災された皆さまのことを思うと、心が、破裂するように痛み、ただただ亡くなられた方々のご冥福をお祈りするばかりです。

 私も一生懸命、病気と闘ってきましたが、もしかすると負けてしまうかもしれません。でも、そのときは、必ず天国で、被災された方のお役に立ちたいと思います。それが、私の務めと思っています。

 きょうお集まりいただいている皆さまにお礼を伝えたくて、このテープを託します。

 キャンディーズでデビューして以来、本当に長い間お世話になりました。幸せな、幸せな人生でした。心の底から感謝しています。特にランさん、ミキさん、ありがとう。二人が大好きでした。

 映画にもっと出たかった。テレビでもっと演じたかった。もっともっと女優を続けたかった。お礼の言葉をいつまでも、いつまでも皆さまに伝えたいのですが、息苦しくなってきました。

 いつの日か、義妹、夏目雅子のように、支えて下さった皆さまに、社会に、少しでも恩返しができるように、復活したいと思ってます。かずさん、よろしくね。その日まで、さようなら。(読売新聞、2011.4.25)


 日本中が涙したスーちゃんのメッセージ。喪主である夫が監督となってカチンコを鳴らすという演出は賛否あるでしょうし、やるなら噛むなよと思いますが、手紙ではなく生前に録音した肉声を葬儀で流すというのは掛け値なしに画期的であり我々の胸を打ちました。

 死んだ後で主人公のメッセージが読まれる映画としては、パトリス・ルコントの『仕立て屋の恋』なんかが思い出されます。個人的にこの手の演出は好みなので、今回の試みも素晴らしかったと思います。自身が衰弱しているのに震災の被災者を気にかけるという内容も感動的でした。

 それにしても時間がかかるので普通ファンには記帳しかさせないものですが、スーちゃんの遺言で全員に焼香してもらったのも故人の人柄が偲ばれます。後輩女優たちが泣いているのもよかった。いい葬式でした。田中好子さんのご冥福を心よりお祈りします。


 <スーちゃん夫に隠し子疑惑>
 21日に55歳で死去した女優の田中好子さんの夫の小達一雄氏(56)に、不倫と隠し子の疑惑が浮上した。今日26日発売の女性誌「週刊女性」が報じている。昨年7月14日に、成田空港で見かけられた小達さんと40代女性、小学生高学年の女の子の3人が、ハワイ旅行に旅立つ姿を撮影している。

 記事では、女の子が小達さんのことを「パパ〜」と呼んでいたとしている。また、小達さんとその女性が10年以上前に知り合い、親密になったという関係者の証言なども掲載している。葬儀・告別式終了後、小達さんに代わって対応した関係者は、取材陣からの質問に絶句。「まさか…」と困惑していた。(日刊スポーツ、2011.4.26)


<参照>
YouTube スーちゃん「最後の肉声」「被災者のお役に・・・」(11/04/25)
posted by リュウノスケ at 00:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 芸能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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