2010年11月20日

横浜電動のこぎり首切り殺人について

 池田被告は、強盗殺人容疑などで国際手配されている近藤剛郎(たけろう)容疑者(26)らと共謀。昨年2月と6月、運び屋を使ってシンガポールとベトナムから福島空港と新千歳空港に覚せい剤計約8キロを運ばせて密輸した(覚せい剤取締法違反罪など)。

 同年6月、東京・歌舞伎町のマージャン店経営者ら被害者2人を千葉県船橋市内のホテルに監禁して1人から現金約1340万円を奪ったうえ、2人の首を電動ノコギリで切るなどして殺害し、遺体を切断した。さらに、共犯者らとともに遺体を横浜市の海や山梨県の富士山山中に遺棄した(強盗殺人罪など)。

 また、起訴後勾留(こうりゅう)中の今年2月、神奈川県警本部留置場で暴れ、警察官にけがをさせた(公務執行妨害罪など)。(朝日新聞、2010.11.16)


 池田容之被告への死刑判決に、主任弁護人の青木孝弁護士らは同日、会見を開き、「判決で反省や更生可能性を認めながら、この結果は残念だ」と述べた。

 検察側の供述調書などによると、池田被告は比較的裕福な家庭で育った。横浜市での中学時代は生徒会長を務めたこともあった。高校卒業後、ホストなどの職を転々とし、平成19年ごろから出会い系サイトなどを運営する会社に勤務。少ない給料から離婚した前妻だけでなく、家族の生活費も捻出(ねんしゅつ)していた。

 知人の紹介で覚醒剤(かくせいざい)密輸組織にかかわる近藤剛郎容疑者(26)=国際手配中=と知り合い、密輸の世界に。密売で巨万の富を築いたギャング映画へのあこがれもあった。

 法廷では、表情を変えずに殺害状況を答えるなど、当初は淡々としていた。しかし、実母の手紙や上申書が朗読された際、涙を流すなど初めて感情をあらわに。意見陳述で極刑を求める遺族の声を聞いた直後は、弁護人に「これでも生きろって言うのか」とむせび泣いたという。

 池田被告は法廷で「逮捕直後は死んで償えばいいと思っていた。遺族の生の声が事件を後悔するきっかけとなった」と述べていた。(産経新聞、2010.11.16)


 「望んで死刑になってはいけない。死ぬのは怖いが、そうでなければ刑を受ける意味がない」。池田容之被告の言葉を聞いて、メモを取る手が止まった。言葉を選ぶようにとつとつと話す姿と、公判前に抱いた彼のイメージとの落差に、戸惑いを覚えたからだ。

 昨年六月の発覚時からこの事件の取材に携わった。生きたまま電動のこぎりで首を切るという残虐さに絶句し、担当の警察官が「これほどひどい事件は記憶にない」と漏らすのを聞いて、犯人は絶対に死刑だと思った。

 だが、審理が進むにつれ、迷いが膨らんでいった。被告の犯した罪を思えば、死刑はやむを得ないと頭では判断できる。でもそのことと、目の前にいる被告に死刑を宣告することとはまったく別だ、と思い知らされた。

   ◇  ◇

 「切断された気管が動いていた」「カニの解体を思い出して手足を切断した」。詳細に読み上げられる犯行の凄惨(せいさん)さに、胃が鉛のように重くなった。表情を変えずに聴き入る被告の姿に、不気味さを覚えた。一方、手で顔を覆い、きつく目をつぶり、時に被告を見つめる裁判員からは、懸命に事件と向き合おうとする姿勢が伝わってきた。

 出廷した四人を含む遺族六人はみな極刑を求めた。「息子の体を(遺棄した)横浜港に行って取ってきなさい」。被害者の母親が、被告にやるせない思いをぶつける姿には、胸をえぐられた。「この被告を死刑にできなければ、今後死刑になる人はいるのか」。論告の言葉には、検察官の執念すら感じた。

 弁護側によると、池田被告は昨年末の起訴直後から「自分は死刑、弁護は必要ない」と言い張っていた。だが、弁護人から「生きて償う方がつらいし、意味がある」と諭され、考え方に変化が表れたという。

 法廷での被告の表情に変化を感じたのは、遺族の意見陳述の次回の公判だった。「生きていいのか、死ぬべきか、葛藤(かっとう)は日々あります」と、涙ながらに揺れる心情を吐露した。その姿からは、事件と真摯(しんし)に向き合おうとする意思を感じた。

 死刑を選択しつつも「公判当初と比べると、内面の変化が見て取れる」と認定し、被告に控訴を勧めた判決には、裁判員らの苦悩がにじんでいるように思う。

   ◇  ◇

 もし自分が裁判員だったら、という視点で取材しようと臨んだ公判。事件を知れば知るほど死刑しかないと思い、被告を知れば知るほどその選択にためらいを覚えた。

 裁判員らは選任されてからの約半月、残酷な事件や被告の人間性、遺族の思いを精いっぱい理解しようとし、迷いながら死刑を宣告したはずだ。その決断に敬意を表しつつも、自分ならその重みに耐えられるだろうかと自問し、答えを出せないでいる。(東京新聞、2010.11.16)


 裁判員裁判で初の死刑判決。法廷で朗読された被告の母親の供述調書などによると、池田被告は1978年、兵庫県で生まれた。父親は元甲子園球児の銀行員で経済的に恵まれて育った。親の転勤で5歳の時に横浜市に引っ越し、中学では生徒会長も務めた。

 同市内の私立高校を卒業し、22歳で結婚して一女をもうけたが数年後に離婚。水道工事会社や先物取引会社などを転々としながら、毎月10万円の養育費を送った。

 どの職場も長続きせず、「転落」が始まったのは指定暴力団稲川会系組織の組員となった2004年ごろ。途中で山口組系の組に移り、暴力団には計約2年間所属した。

 実家とは連絡を絶った。母親は「どこかで生きていると信じ、『腐るなよ、いつか道は開ける』とメールを打ち続けた」と振り返った。

 事件直前は東京都内の岩盤浴店の店長として働いた。休み無く働いて月収は手取り約23万円。養育費を送るとわずかしか残らず、稼ぐ方法を探していた。知り合ったばかりの近藤剛郎(たけろう)容疑者(26)=海外逃亡中=から麻薬密輸にかかわるよう誘われたのは、そのころだった。当時の心境を被告は「収入とともに、刺激的な非日常の世界にあこがれた面もあった」と説明した。

 母親は調書で「事件は私たち親子にとって究極の痛み。最高刑を受け入れる覚悟はできているつもりです。だが、生きなくてはならないとしたら一緒に償いたい」と訴えた。

 審理最終盤の被告人質問で、裁判員が「時間を巻き戻せるとしたらどこに戻りたいか」と聞くと、被告は「事件前よりももっと根本的なところ。できることなら学生時代まで」と答えた。(朝日新聞、2010.11.16)


 6日間の公判と3日間の評議の末、法廷に並ぶ市民が初めての重い決断を下した。強盗殺人罪などに問われた住所不定の無職、池田容之(ひろゆき)被告(32)に16日午前、求刑通り死刑を言い渡した横浜地裁の裁判員裁判。電動のこぎりなどで男性2人の首を切るという、せい惨な事件。遺族に謝罪し涙も見せた被告に与えるべきは、生か死か。こわ張ったようにも見える裁判員の横で裁判長は「控訴を勧めたい」と語り、「罪と罰」のはざまで市民らが苦悩した様子をにじませた。

 「被告人を死刑に処する」。地裁で最多の84席の傍聴席が埋まった101号法廷。午前11時3分、朝山芳史裁判長が主文を告げると、池田被告は「ありがとうございました」と法壇に向かって一礼した。さらに遺族も座る傍聴席に振り返って「申し訳ございませんでした」と謝罪した。

 池田被告はいつものジャージーではなく、黒っぽいスーツ姿で入廷。冒頭、朝山裁判長が「判決を言い渡しますが、理由は長くなりますので座って聞いてください」と述べ、「理由を先に言います。主文は後になります」と付け加えた。池田被告は「はい」と答え、被告人席に座り顔をやや法壇に向け、ほとんど表情を変えることなく聴き入った。

 裁判員は手元の判決文を目にしている様子で終始うつむき加減だが、主文言い渡しの瞬間は、思い詰めたような表情で被告をまっすぐに見つめた。「重大な判断になったので当裁判所としては控訴を申し立てることを勧めたい」。朝山裁判長は異例の説諭をした。

 ◇「麻薬王」にあこがれ

 検察側は公判で、池田被告にとって「事件の原点」とも言える映画があることを明らかにした。1970年代のニューヨークを舞台に、実在の麻薬王を描いた米映画「アメリカン・ギャングスター」(07年)。池田被告は、東南アジアから大規模な密輸をする主人公にあこがれた。元マージャン店経営者の近藤剛郎容疑者(26)=強盗殺人容疑などで国際手配=から覚せい剤密輸に誘われ「自分は神に選ばれた」と思ったという。

 密輸だけでは終わらなかった。店を巡り被害者2人と対立した近藤容疑者から監禁や殺害を依頼されると、「自分は人を殺せる人間」とアピールし覚せい剤利権を手にするため、全く面識のない2人への凶行に走った。

 弁護側が朗読した母親の上申書によると、父は銀行員で比較的裕福な家庭に生まれた。陽気な性格で中学3年では生徒会長。高校卒業後は造船所や車両工場などを転々とし、鉄パイプ切断の作業で電動のこぎりを使った。

 「あの主人公が最後どうなったか知っていますか」。10月13日、密輸を審理した前半の公判の被告人質問。映画に触れた検察官に、池田被告は不意に問いかけ、麻薬王のわびしい晩年を説明した。自分の「転落」を重ねているかのような口ぶりだった。(毎日新聞、2010.11.16)


 マージャン店経営のトラブルで男性2人を殺害、横浜市金沢区の東京湾に切断遺体を遺棄したとして、強盗殺人罪などに問われた住所不定、無職池田容之被告(32)の裁判員裁判が4日、横浜地裁(朝山芳史裁判長)で開かれ、被告人質問で池田被告は殺害動機を「私利私欲のため」と述べた。

 検察側冒頭陳述によると、共犯の近藤剛郎容疑者(26)=強盗殺人容疑などで国際手配中=から依頼され、約1340万円をマージャン店の男性から奪って殺害し、約700万円の報酬を得たとされる。

 弁護側の「報酬目当てか」という問いに、被告は「報酬は使ったが、のどから手が出るほどお金に困っていたわけではない」と説明。「(近藤容疑者の組織が持つ)覚せい剤密売の利権を手に入れる私利私欲のためです」と話した。

 会社員男性を刺殺後、電動切断機でマージャン店経営の男性を殺害したことについて、検察側は「(2人目の)殺害を思いとどまらなかったか」と質問。被告は「一分一秒でも早く終わらせ、この場を立ち去るのが僕の仕事と思った。(共犯者には平然を装ったが)自分の心臓は破裂しそうだった」と述べた。また、「初対面で怒りも哀れみもなかった」と被害男性2人への感情も明かし、「遺族に対し、どう反省すべきか分からないので、公判で正確な事実を話したい」などと語った。(共同通信、2010.11.5)


 「死刑も求刑され得る裁判です」−−。弁護人が極刑の可能性に言及する裁判員裁判が1日、横浜地裁(朝山芳史裁判長)で始まった。せい惨な事件を再現する検察側の冒頭陳述に、一様に表情を硬くする裁判員たち。東京地裁でこの日、耳かきエステ店員ら2人が殺害された事件で死刑が回避され、横浜地裁で、市民が初めての極刑選択という重い判断を迫られる可能性が出てきた。起訴内容に争いはなく、判決は16日に言い渡される。

 横浜地裁で最も大きい101号法廷。強盗殺人罪などに問われた池田容之(ひろゆき)被告(32)は白っぽいジャージー姿で入廷した。逮捕時は伸ばしていた髪は、丸刈りに。「間違いないです」と認めた後、検察官が冒頭陳述を読み上げる間、被告人席でじっと前を見たまま、表情を変えることはなかった。

 選任された裁判員は男女ともに3人。補充裁判員も男女3人ずつで、若い人は少ない。当初は配布されたメモに目を落として落ち着いた様子で聴き入っていたが、ホテル室内での暴行の状況が詳述されるに従い、表情をこわばらせた。「泣き叫ぶ被害者の声を無視した」「遺体を淡々とゴミ袋に入れた」。読み上げる男性検察官も随所で声を大にし、事件の残虐性を強調した。裁判員らは時折、池田被告の表情を確認するように、被告人席に目をやった。

 午後の検察側の証拠調べでは、切断・遺棄された遺体の写真が裁判員らに示された。配布されたプリント写真には表紙がつけられ、女性検察官が「残虐な写真ですが、結果について重要な証拠ですので、可能な方はご確認をお願いしたい」と言葉をかけた。全員が目を通したが、すぐに目を背ける男性や、ほかの裁判員の様子をうかがう女性も。30秒ほどで朝山裁判長が促し、回収させた。ナイフや電動のこぎりも証拠として提示されたが、すぐに下げられた。

 また、殺害現場となったホテル浴室の現場の状況について、検察官が共犯者の供述調書を朗読すると、若い補充裁判員は両手で顔を覆い、うずくまるような仕草をした。

 ◇冒頭陳述(要旨)

 マージャン店経営者(当時28歳)と会社員(同36歳)を殺害したなどとして、強盗殺人罪などに問われた池田容之被告(32)の初公判で、検察側・弁護側双方の冒頭陳述要旨は次の通り。

 <検察側>池田被告は09年4月ごろ、元マージャン店経営者の近藤剛郎容疑者=国際手配=から「マージャン店を2人に乗っ取られ、覚せい剤密輸組織の金が横取りされた。許せない」という話を聞いた。5月ごろ、近藤容疑者は会社員から密輸のことを通報すると言われ殺害を考え、6月に被告に会社員を殺害する人物を探すよう依頼。被告は「人を殺せる人間」とアピールし覚せい剤密売の利権を手に入れようと自ら殺害しようと考えた。

 被告はホームセンターで高速切断機などを購入し、同18日、共犯者と千葉県のホテルに2人を監禁。経営者を脅し婚約者らに計約1340万円を持って来させた。19日、近藤容疑者に電話し「2人ともやってください」と言われ、浴室で「最後に母と妻に電話させてほしい」「せめて、先に殺してから切ってください」と言う2人の首を果物ナイフや切断機で切り殺害。遺体を切断しごみ袋に入れ、同20日、共犯者と横浜市の海や富士山ろくに遺棄した。

 <弁護側>死刑求刑もあり得る裁判。しかし、人間の命を奪い去る刑で、適用には極めて厳格であってほしい。被告には死刑を言い渡すことにちゅうちょする事情がある。

 自首が成立し、刑を軽くすべき事情がある。覚せい剤密輸事件で逮捕され、移送される車の中で警察官に本件事件について話した。その結果、体の一部や凶器が発見され真相解明の役に立った。

 犯行にかかわる中で、▽最終決定権は近藤容疑者が握っていた▽発端は同容疑者と被害者のトラブル▽殺害するつもりで計画に加わったのではない▽金銭を直接の目的にしていない▽計画性がない▽犯行にあたり葛藤(かっとう)している−−という事実がある。

 本件まで、被告は逮捕されたことはない。耳をふさぎたくなるような事実もあるが、被告は正直に話した。やったことを考えるほど死をもって償うしかないのでは、と思っている。許してもらえることではないと理解したうえで、遺族に謝罪の手紙を書いている。(毎日新聞、2010.11.2)


 あまりにも残虐な犯行なので逆に上からの指示を忠実に実行する純粋な男なのではないかと推測して記事を集めてみました。純粋というのはこの場合もちろん悪い意味であり、「殺人マシン」と呼ばれたオウム真理教の新実智光みたいな奴のことです。

 池田の父親は銀行員で本人も中学時代生徒会長。別に不幸な生い立ちではありません。職業は転々としており、私立高校卒業後、造船所・車両工場・ホスト・出会い系サイト運営会社・水道工事会社・先物取引会社・稲川会組員・山口組組員ときて事件直前は東京都内の岩盤浴店の店長という経歴(職業は恐らく一部、順序は最後以外不明)。

 これほど多様な仕事をした人がどうして学生上がりの麻薬の元締めに心酔してしまったのか甚だ疑問です。世間知らずの新実が麻原を盲信したのは分かりますが、池田はプロのヤクザだったんだから「2人ともやってください」と指示した近藤本人の首を切り落として組織を乗っ取ったとしても不思議ではありません。年齢も同じなのにどうして「自分は神に選ばれた」なんて思うのか。

 謎を解く鍵は当然ながら近藤。とりあえずどんな面をしているのか確認したかったんですが、探しても全然見つかりません。画像検索しても、神奈川県警やICPOの公式サイトにも顔写真はありませんでした。一応国際指名手配になっているはずなんですけどね。これでは捕まらないですよ。

 そもそもこの近藤という人は「早大マネーゲーム愛好会OB不正トレード事件」の記事を書いたとき悪い早稲田OBとして紹介したことがありました(こちら)。そのときスーパーフリーの和田さんとかホリエモンの名前を出しましたが、六本木ヒルズに住む振り込め詐欺師もチートトレーダーもこの世代。当のホリエモンは今年の6月に『拝金』という小説を発表しました。さすが東大だけあって自覚的だと思います。

 戦後反体制組織の系譜として連合赤軍や東アジア反日武装戦線などの過激派からオウム真理教を経て全くイデオロギーも志もない拝金主義者が台頭しました。過激派は「革命」、オウムは「解脱」から逸脱して「ハルマゲドン」、旧ライブドアは「貨幣」という共同幻想をそれぞれ持っていました。

 麻原は単に詐欺師であり商売として宗教を利用した拝金主義者かもしれませんが、吉本隆明も指摘しているようにヨガの行者として「クンダリニー覚醒」を指導できたのはほぼ間違いなく、だからこそ高学歴者が麻原をグルとして師事したのです。一義的に金と権力が目的だったとしてもオウム信者が「解脱」とか「ハルマゲドン」などの物語を共有していたのは事実です。

 革命や解脱などの物語がないのが悪いといっているわけではなく、ようするに共同幻想の内容が違うだけ。ホリエモンの本質などは「光クラブ」の山崎晃嗣と同じであり、特に目新しさはありません。ただ、連合赤軍・オウム真理教・旧ライブドア・近藤の麻薬グループというのは閉じた組織における共同幻想とカリスマの存在などが構造的に似ていると感じたので今回指摘してみました。

 最後に、池田が死刑になるのは当然だと思いますが、この組織にとっての麻原彰晃はあくまでも近藤剛郎。こいつを逮捕して裁きを受けさせない限りこの事件は終わりません。このままでは殺された人も浮かばれないでしょう。被害者のご冥福を心よりお祈りします。


 <「裁判員で死刑」初確定>
 東京・新宿のマージャン店経営者ら二人を殺害し遺体を遺棄したなどとして強盗殺人など九つの罪に問われ、裁判員裁判で初の死刑判決を受けた無職池田容之被告(33)が東京高裁への控訴を取り下げ、死刑が確定した。取り下げは十六日。裁判員裁判による死刑判決の確定は初めて。

 一審の横浜地裁は昨年十一月、生きたまま被害者の首を切断した殺害方法を「想像しうる中で最も残虐な方法」と非難し、「酌むべき事情を最大限考慮しても、極刑を回避する事情はない」として求刑通り極刑を言い渡した。

 判決言い渡し後に、朝山芳史裁判長が「重大な結論であり、控訴を勧めたい」と発言。池田被告は当初、「控訴する意向はない」としていたが、弁護人が控訴していた。

 判決によると池田被告は二〇〇九年六月、マージャン店経営者の男性=当時(28)=から約千三百万円を奪い、首を電動のこぎりで切断。別の知人男性=当時(36)=も首をナイフで刺して殺害し、二人の遺体を横浜市の海や富士山に遺棄した。(共同通信、2011.6.18)





<参照>
ウィキペディア 横浜港バラバラ殺人事件
ウィキペディア クンダリニー
テレビ大菩薩峠 横浜電動のこぎり首切り殺人判決要旨
posted by リュウノスケ at 01:56| Comment(6) | TrackBack(1) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
真実は関東連合が黒幕ですよ
Posted by K at 2012年09月20日 12:44
Kさんコメントありがとうございます。

そういう噂もありますね。
Posted by リュウノスケ at 2012年09月20日 19:39
Posted by ななしのたけろう at 2016年03月25日 15:13
かみさま
Posted by at 2016年03月25日 15:13
近藤さんとは05年頃 春日部のお好み焼き屋で一緒に働いていました

当時(確か大学3年)から「昔は歌舞伎町を肩で風を切って歩いてた」「生意気言うと東京湾に沈めちゃうよ〜?」なんて口にしていたので痛い人だなと思っていましたが、ニュースを見て本当にそういう人だったのだと驚きました

「こんちゃん」と呼ばれていて、本庄早稲田の応援団だったとか、「実家のばあ様が俺のことを心配している」とかよく話していたのを覚えています

今頃生きているんですかね
出てきて罪を償って欲しいです
Posted by at 2016年04月13日 13:46
>ギャング映画へのあこがれもあった。

>法廷では、表情を変えずに殺害状況を答えるなど、当初は淡々としていた。しかし、実母の手紙や上申書が朗読された際、涙を流すなど初めて感情をあらわに。

興味深いね。映画の登場人物から現実に引き戻されたんだろうね。
目の前で動く大金とか、麻薬密輸のグローバルな犯罪組織の一味として活躍する自分という映画的幻想に生きていればこそ、生きたまま首を切断するなどという、リアルな現実に生きる人々には血なまぐさくて直視できないような残虐行為も、あたかもギャング映画のワンシーンかのように脳内処理できるというもんだろう。
職を転々、ホストやったりヤクザの下っ端構成員になったり、多少ワルをかじってはいるものの、自分には人脈も組織力もなければこれといったアイデアもなく人に使われるだけだった人生を送ってきた平凡な若者が、人生の転機にパッとつかんだ「神が与えたチャンス」に飛びつき、平凡ゆえに興奮に呑まれて状況に呑まれて加減もわからずやらかした事件、という印象をうけた。
Posted by あぱぱ at 2017年04月11日 01:40
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