容疑は、昨年11月13日午後1時50分ごろ、小田原市南町1の無職、沢田栄一さん(当時82歳)方に押し入り、沢田さんと妻※子(みのこ)さん(79)の顔を手拳で数回殴って現金約4万円を奪い、沢田さんを脳幹部出血で殺害した疑い。沢田さんは事件の4日後に死亡し、※子さんはあごに軽いけがをした。捜査本部は当初、強盗致死容疑で捜査していたが、渡辺容疑者が元ボクサーだったことや沢田さんが頭部に強い衝撃を受けていたことから殺意があったと判断、強盗殺人容疑で逮捕したという。
捜査本部によると、事件の2日前には、市内の別の住宅でも押し入った男が現金を奪う事件があり、関連を調べている。
日本ボクシングコミッションによると、渡辺容疑者は74〜77年にプロボクサーとして活動。75年にミドル級で全日本新人王になり、最高ランクは日本1位。通算成績は18戦11勝(6KO)7敗。(毎日新聞)
神奈川県小田原市で昨年11月、民家に押し入った男が高齢の夫婦を殴り、夫が死亡する事件があり、県警小田原署捜査本部は5日、強盗殺人容疑などで、住所不定、元プロボクサーの無職渡辺裕一郎容疑者(56)=静岡県伊豆の国市出身=を逮捕した。「間違いありません」と容疑を認め、動機について「遊ぶ金が欲しかった」と供述しているという。
この事件の2日前に近くの民家で起きた強盗致傷事件についても、犯行をほのめかす供述をしているといい、捜査本部はさらに詳しく調べる。
調べによると、渡辺容疑者は昨年11月13日午後1時50分ごろ、小田原市南町の無職沢田栄一さん(82)方に押し入り、「金を出せ」と要求。沢田さんと妻(79)の顔面などを拳で殴り、現金4万円を奪った疑い。
沢田さんは同月17日、顔面打撲による脳幹部出血で死亡、妻は全身打撲などで約2週間のけがを負った。同容疑者は競輪の帰りで、沢田さん夫婦と面識はなかったという。(時事通信)
非常に残念なニュースです。元ロッテの小川博同様トップアスリートの凶悪犯罪は何ともいえない気持ちになりますね。
上記記事にあるように渡辺容疑者はかつて日本ミドル級のトップコンテンダーであり、のちにWBA世界ジュニアミドル級チャンピオンとなる工藤政志と日本タイトルを賭けて二度も戦った名選手。56歳とはいえ大きな体の元一流ボクサーに殴られたらお年寄りはたまらないでしょう。殺意があったといわれても仕方ありません。
スポーツ選手の第二の人生というのは大きなテーマ。本人の自覚と共に各競技団体が真摯に取り組まないと不幸な事件は続くでしょう。被害者の方のご冥福を心よりお祈りします。
<参照>
いや〜んな日々 第31回東日本ミドル級新人王/第21回全日本ミドル級新人王 渡辺裕一郎(東邦)

