2017年01月20日

女性占い師売春強要訴訟

 女性占い師にマインドコントロールされ、売春をさせられるなどして1億円超をだまし取られたとして、埼玉県本庄市の女性(34)が女性占い師に1億円の損害賠償を求めた訴訟の判決が18日、東京地裁(戸室壮太郎裁判官)であった。占い師側は「女性は1食で14人分の食事を取るなど金遣いが荒かった。マインドコントロールはしていない上、未払いの占い代金が1億円以上あった」などと主張したが、戸室裁判官はこうした主張を一蹴し、請求のほぼ全額に当たる約9800万円の賠償支払いを占い師に命じた。

 判決によると、女性は離婚などで人生に悩み、平成20年ごろ、占い師に電話相談。女性は占い師に頻繁に電話するようになり、23年には占い師が所有する東京・広尾のマンションに住むようになった。女性は23年から東京・新橋の風俗店で働き始めた。

 女性側は「広尾のマンションに住むようになって以降、占い師から『マンションで起きた異臭騒動で、あなたには多額の賠償義務がある』『あなたは過去に吸った大麻の影響で正常な判断ができない。私の言うとおりにしなさい』『私の言うとおりにすれば、好きな男性ともうまくいく』などとマインドコントロールされた。風俗店で働くよう命じられた上、いわゆる“本番行為”などの裏サービスをするよう指示された。収入は全額占い師に渡していた。1億円以上は渡した」などと主張。

 一方、占い師側は「マインドコントロールはしていない。風俗店勤務を指示したこともない。未払いの占い代金も1億円以上あった」などと反論していた。

 判決は、(1)女性が平成23年3月に広尾のマンションに住むようになったのは占い師の指示のためだった(2)(2)同年6月に占い師が「あなたが過食や嘔吐(おうと)を繰り返すため配水管が故障し、異臭騒ぎが起きた。修繕に数十億円が必要だ」などと脅した。ただし実際には異臭騒ぎはなかった(3)多額の弁償のため風俗店で働くよう指示した(4)24年5月ごろ、占い師は「あなたの借金が膨らんでいる」と脅し、裏サービスや風俗店外での売春行為をするよう指示した。占い師は「あなたは泥棒」「警察に突き出す」など女性の恐怖心をあおるメールを送っていた(5)女性は23年〜25年、風俗店や裏サービスなどで計約9000万円の収入を得ており、大半を占い師に渡していた−ことなどを認定。

 戸室裁判官は「占い師は女性に多額の負債があると思い込ませるなどして恐怖心をあおり、自分の意のままにコントロールし、多額の金銭を渡させていた。女性は被告から支配され、人格をほぼ失うような状況に陥っていた」などと指摘。占い師が金銭をだまし取ったことを認定し、慰謝料を含めて占い師に約9800万円の賠償支払いを命じた。(産経新聞、2017.1.18)


 角田美代子みたいですね。
posted by リュウノスケ at 02:55| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする