2016年10月19日

黒田博樹引退

 プロ野球広島の黒田博樹投手(41)が18日、今季限りでの現役引退を表明した。広島市内のホテルで記者会見し、「ここ2、3年、毎年そういう気持ちでシーズンを迎えていたが、リーグ優勝して、日本シリーズに進出できたことが大きな要因」と決断した理由を語った。

 22日に開幕する日本ハムとの日本シリーズが現役最後の舞台となる予定。日本一を懸けた決戦を控えるため、野球人生を振り返ることは控え、「あと何試合登板できるか分からないが、けがを恐れず目いっぱい投げたい」と最後の登板へ意欲を示した。

 黒田は大阪・上宮高から専大を経てドラフト2位で1997年に広島に入団し、11年間で103勝を挙げた。2008年から14年まで7年間は、米大リーグのドジャースとヤンキースで79勝をマーク。米国に残れば20億円とも言われた高額年俸を蹴る形で15年に広島に復帰し、「男気」と称賛された。

 日本での成績は321試合登板で124勝105敗1セーブ、防御率3.55。日米通算では203勝184敗の成績を残した。 

 ◇黒田博樹の略歴

 黒田 博樹(くろだ・ひろき)大阪・上宮高から専大を経てドラフト2位で97年に広島入団。05年に最多勝、06年に最優秀防御率のタイトルを獲得。07年オフにフリーエージェント権を行使して米大リーグのドジャースに入団し、12年にヤンキースへ。15年に広島復帰。今年7月に日米通算200勝を達成した。日本のプロ野球通算124勝105敗1セーブ、防御率3.55。米通算79勝79敗、防御率3.45。右投げ。大阪府出身、41歳。(時事通信、2016.10.18)


 広島の黒田博樹投手(41)が18日、広島市内のホテルで記者会見を行い、今季限りで引退することを表明した。

 会見で黒田は「昨日引退の意向を伝え、了承いただき、本日練習前にまずは監督、コーチ、選手、裏方さんの前で伝えました。今までこういうたくさん応援していただいた人たちの前に最後の登板の前に報告できればいいとこういう場を設けて頂きました。たくさんの声援頂いたので、日本一という形で恩返しできるよう一丸となって戦っていきたい」と感謝と決意を述べた。

 同投手は上宮(大阪)から専大を経て、1996年ドラフト2位で広島に入団。打者をねじ伏せる力強い投球でエースの座に上り詰め、2005年に最多勝、06年に最優秀防御率のタイトルに輝いた。08年からドジャース、ヤンキースで計7年間プレーし、大リーグ通算79勝をマーク。14年オフ、パドレスなどメジャー複数球団からの年俸20億円超のオファーを蹴って年俸4億円(推定)で広島に“男気”復帰し、15年は11勝を挙げた。

 今季も先発ローテーションの柱を担って10勝8敗、防御率3・09の好成績。チームが91年以来25年ぶりのセ・リーグ優勝を決めた9月10日の巨人戦(東京ドーム)では勝利投手となり、感涙したままナインの手で胴上げされた。(スポニチ、2016.10.18)


 御存じの通り黒田という人はメジャーの年俸20億を蹴って4億提示のカープに入りました。渡米を1年延ばした07年は3億、翌年FA移籍したドジャースは7億4000万。今季の年俸は6億+出来高なので現役続行すれば来季も同程度の契約だったでしょう。

 この3つだけでも逸失利益は16億+4億4000万+6億=26億4000万。最短でメジャー移籍してそのままアメリカで現役を終えていたら一体いくら稼いでいたのか見当もつきません。

 世界的に拝金主義がはびこり我が国でも新自由主義者が大きな顔をしていますが、このような一流選手が「金じゃない」とはっきり有言実行するとインパクトがあります。野球ファンだけの話ではなく社会的に大きく取り上げられたのも黒田の価値観や生き様が尊敬に値するから。真に偉大な人だと思います。


<参照>
マネスポ 黒田博樹 年俸 成績 推移 生涯年俸
ウィキペディア 黒田博樹
posted by リュウノスケ at 22:34| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする