2016年06月29日

読売のウソ裁判最高裁判決

 プロ野球巨人が、原辰徳前監督の金銭問題を巡る週刊文春の報道で名誉を傷つけられたとして、発行元の文芸春秋に損害賠償などを求めた訴訟で、最高裁第3小法廷(木内道祥裁判長)は29日までに、巨人の上告を受理しない決定をした。28日付。巨人敗訴の2審判決が確定した。

 確定判決によると、週刊文春は2012年6〜7月、原監督が過去の女性問題に絡み元暴力団員に1億円を支払ったとの記事を掲載。暴力団員と知って金を渡した場合は野球協約違反となるため、巨人側が記者会見で「反社会的勢力ではない」とうそをついたとも報じた。

 1審東京地裁判決は、記事の内容が真実と信じる理由があったとして巨人の請求を棄却。2審東京高裁も「巨人の担当者が会見で虚偽の説明をしたと推認できる。記事の主要部分は真実だ」と支持した。

 読売巨人軍広報部は「事実誤認の甚だしい不当な判決が確定したのは極めて遺憾だ」とコメントし、文芸春秋は「記事の正当性を認めた当然の決定と受け止めている」とした。(日刊スポーツ、2016.6.29)


【野球協約】

▼第177条(不正行為)

(1)選手、監督、コーチ、又は球団、この組織の役職員その他この組織に属する個人が、次の不正行為をした場合、コミッショナーは、該当する者を永久失格処分とし、以後、この組織内のいかなる職務につくことも禁止される。

(1―6)所属球団が直接関与する試合について賭けをすること。

▼第180条(賭博行為の禁止及び暴力団員等との交際禁止)

(1)選手、監督、コーチ、又は球団、この組織の役職員その他この組織に属する個人が、次の行為をした場合、コミッショナーは、該当する者を1年間の失格処分、又は無期の失格処分とする。

(1―1)野球賭博常習者と交際し、又は行動を共にし、これらの者との間で、金品の授受、饗応、その他いっさいの利益を収受し若しくは供与し、要求し、申込み又は約束すること。

(1―2)所属球団が直接関与しない試合、又は出場しない試合について賭けをすること。

▼第181条(有害行為の告発)

 第177条から第180条までの有害行為に関し、その事実を知り、あるいはその行為が有害行為であると信じるこの組織に属する団体又は個人は、コミッショナーに告発しなければならない。(スポニチ、2016.10.6)


 読売巨人軍の敗訴が確定しました。熊崎勝彦コミッショナーがこの判決を受けても動かないならば、NPBは暴力団員への利益供与に関して野球協約を適用しないということになります。

 巨人は賭博問題で3選手が無期失格、高木京介が1年間の失格処分処分を受けています。原辰徳だけ許されるのはおかしいんじゃないでしょうか。


<参照>
テレビ大菩薩峠 読売のウソ裁判東京地裁判決
テレビ大菩薩峠 読売のウソ裁判東京高裁判決
posted by リュウノスケ at 23:08| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする