2016年06月04日

独下院アルメニア事件虐殺認定決議

 ドイツ連邦議会(下院)は2日、第1次世界大戦(World War I)中の1915〜16年に起きたオスマン帝国軍によるアルメニア人殺害は「ジェノサイド(集団虐殺)」だったとする決議を採択した。これを受けてオスマン帝国の後継国トルコは駐独大使を召還するとともに、さらなる措置も辞さない構えを見せた。

 投票の結果、反対1、棄権1以外全員賛成という圧倒的多数で可決されたこの決議に法的拘束力はないが、かねてトルコと欧州の関係を揺るがしてきた問題に改めて踏み込んだ格好となった。

 「ジェノサイド」という言葉を使うかどうかは、長く世界の意見を二分してきたこのアルメニア・トルコ間の問題の核心に関わる。アルメニア側は10年にわたり、アルメニア人殺害がジェノサイドと認められるよう働き掛けてきた。一方トルコ側は、トルコ人もアルメニア人も同数が犠牲になっており、双方にとっての悲劇だったと主張している。

 今回の決議採択にトルコは激怒。駐独大使を召還して話を聞くとともに、駐トルコの独大使代理を外務省に呼び出した。

 レジェプ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdogan)大統領は、この動議が対欧関係に「深刻な影響を及ぼす」と警告。一方ベキル・ボズダー(Bekir Bozdag)法相はドイツ史を引き合いに出し、「自分たちはユダヤ人を焼いておきながら、トルコ人に対しジェノサイドと非難するとは。まず自国の歴史を振り返るべきだ…わが国の歴史に恥ずべきことは何もない」と述べた。

 世界では既に、フランスやロシアを含む20か国以上がこの事件をジェノサイドと認定している。

 ドイツをはじめとする欧州連合(EU)は、人権問題などで摩擦はあるものの、欧州への移民の記録的流入に歯止めをかけていく上でトルコに頼っており、両国関係をぎくしゃくさせかねないタイミングでの採択となった。

 アンゲラ・メルケル(Angela Merkel)独首相の報道官は、首相も決議を支持したと明かしたが、メルケル首相は他の公務を理由に採決を欠席した。

 メルケル首相は、北大西洋条約機構(NATO)のイエンス・ストルテンベルグ(Jens Stoltenberg)事務総長との共同記者会見で決議に関する質問への回答は避け、「アルメニアとトルコの対話を発展させていくために全力を尽くす」と述べるにとどまった。(AFPBB News、2016.6.3)


 ドイツ連邦議会(下院)は2日、1915年にトルコ(当時はオスマン帝国)で数多くのアルメニア人が殺された事件を「ジェノサイド(集団虐殺)」だと認める象徴的な決議を賛成多数で採択した。

 議長によれば、決議は反対と棄権が1票ずつのみという「圧倒的多数」で採択された。

 第1次世界大戦下のトルコでは60万〜150万人のアルメニア人や少数民族がオスマン帝国軍により殺害された。だがトルコ政府は組織的に民族の撲滅を図ったわけではないとして、一貫して「ジェノサイド」という言葉を使うことを拒否している。

 トルコ国民の間では、戦時下のオスマン帝国にとってアルメニア人は脅威だったという見方や、この事件ではトルコ人を含むさまざまな民族の人々が犠牲になったという考えが一般的だ。

 トルコのクルトゥルムシュ副首相はツイッターで「『ジェノサイド』という、根拠のないゆがんだ主張を受け入れたことは、ドイツ議会にとって歴史的な過ちだ」と指摘。「トルコとドイツの間の友好にふさわしくない」と述べた。

 今回の決議は両国関係の緊張を招く可能性がある。すでにトルコは駐ドイツ大使を召還して抗議の意を示している。

 アルメニア議会によれば、昨年までにフランスやカナダ、ロシアを含む世界20カ国以上が公式に1915年の事件をジェノサイドと認めている。一方、米国や英国は事件をジェノサイドとは呼んでいない。

 国連の小委員会は1985年に事件をジェノサイドと呼んだが、現在の潘基文(パンギムン)事務総長はジェノサイドという言葉は使っていない。(CNN、2016.6.3)


 ドイツ連邦議会は二日、第一次世界大戦中のオスマン帝国によるアルメニア人の殺害行為を「民族大量虐殺(ジェノサイド)」と認定する決議を採択した。虐殺を認めていないトルコのユルドゥルム首相は決議に反発し、駐ドイツ大使の召還を発表。欧州に大量に流入する難民問題を巡る欧州連合(EU)とトルコとの合意に影響が及ぶ恐れもある。

 決議案は与野党の合同で提出。反対と棄権は一人ずつにとどまり、圧倒的多数で採択された。メルケル首相は採決に加わらなかった。

 決議案を提出した緑の党共同代表でトルコ移民系のエズデミル氏は、第一次大戦中、ドイツが同盟国のオスマン帝国に派遣した軍事顧問の存在を挙げ「彼らは現地で起きたことを知り得る立場だった」と発言。ドイツにも責任の一端があると主張した。

 第一次大戦中のアルメニア人殺害を巡っては、トルコ側は虐殺を否定。民族大量虐殺と認定した国を繰り返し非難してきた。

 二〇〇七年には米下院外交委員会がアルメニア人虐殺問題でトルコを非難したため、トルコ政府は対米同盟関係の見直しを示唆。一一年にはフランスが民族大量虐殺を認定し、トルコは駐仏大使を召還。昨年、オーストリアでも同様の事態が起きた。

 ドイツは、約百七十万人のトルコ人が居住するなどトルコと政治的、経済的な結び付きが強い。また、今年三月、ドイツが中心となってEUとトルコとの間で、ギリシャへの密航者を原則全員トルコに送還する合意を成立させている。

 ドイツ連邦議会では、これまでにも同種の決議の採択が検討されたが、トルコ側の反発もあり再三延期されていた。

 <アルメニア人虐殺問題> オスマン帝国の現在のトルコ領内に居住していたアルメニア人が第1次世界大戦中の1915年からオスマン帝国によって虐殺されたとされる事件。アルメニア人は最大150万人が組織的に殺害されたと主張。トルコ側は侵攻してきたロシア軍側についたアルメニア人による反乱を鎮圧した際、アルメニア人とトルコ人の双方に約50万人の死者が出たとしている。(東京新聞、2016.6.3)


 ドイツの議会が2日、およそ100年前にトルコ系のオスマン帝国で、大勢のアルメニア人が殺害されたとされる問題について、「大量虐殺」だったとする決議を行いました。これに対してトルコ側が反発を強め、難民の流入をおさえるためトルコなどが進めている対策に影響が出るおそれも指摘されています。

 ドイツの下院にあたる連邦議会は、第1次世界大戦中の1915年、トルコ系のオスマン帝国で、およそ150万人のキリスト教徒のアルメニア人が殺害されたとされる問題について、2日、「大量虐殺」だったとする決議案を可決しました。

 この問題を巡っては、フランスやイタリアなど20か国以上で「大量虐殺」だったとする判断が示されていますが、多くのトルコ系住民を抱えるドイツは、一貫して慎重な姿勢を示してきました。しかし、ドイツ国内では、この問題が起きてから去年でちょうど100年になったことをきっかけに、きちんと向き合うべきだという意見が出ていたもので、今回、ドイツ議会が議決に踏み切りました。

 一方、トルコは、戦闘で多くのアルメニア人が死亡したことは認めつつも、虐殺だったという見方は否定していて、トルコ政府は、ベルリンに駐在する大使を本国に召還するなど反発を強めています。

 トルコは、EU=ヨーロッパ連合とともに、ことし4月から難民や移民のヨーロッパへの流入を抑えるため、ギリシャに到着した難民たちをトルコに送り返す対策をはじめていて、今回の決議をきっかけに難民問題への対策に影響が出るおそれも指摘されています。

 エルドアン大統領「ドイツとの関係に深刻な影響」

 ドイツ議会の決議についてトルコのエルドアン大統領は2日、「トルコとドイツとの関係に深刻な影響を及ぼすだろう」と述べ、今後、何らかの対応をとる姿勢を示しました。

 また、トルコの議会も緊急の声明を出し「ドイツ議会の決議は、根拠のない不条理なものだ」と非難しました。(NHK、2016.6.3)


<参照>
ウィキペディア アルメニア人虐殺
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食べログ投稿削除要請訴訟最高裁判決

 飲食店の口コミサイト「食べログ」に掲載された投稿などの削除要請に応じてもらえず、営業権などを侵害されたとして、和食店を経営する札幌市の男性が、サイト運営会社「カカクコム」(東京)に削除などを求めた訴訟の上告審で、最高裁第3小法廷(岡部喜代子裁判長)は5月31日付の決定で原告の上告を退けた。

 原告の請求を棄却した1、2審判決が確定した。

 1、2審判決によると、男性側は2012年、食べログの会員としてサイトに店舗情報を公開。利用者に「料理が出るまで待たされた」などと批判的な投稿をされたとして、同社に投稿や店舗情報の削除を依頼したが、拒否された。

 1審・札幌地裁は「原告の要求を認めれば、他人の表現行為と得られる情報が恣意的に制限されることになり、到底容認できない」と指摘。2審・札幌高裁もこれを支持していた。(読売新聞、2016.6.2)


 インターネットのグルメサイト「食べログ」に事実と違う内容を投稿されたとして、札幌市の飲食店経営会社がサイトを運営する「カカクコム」(東京都渋谷区)に店舗情報の削除などを求めた訴訟で、最高裁第3小法廷(岡部喜代子裁判長)は、店側の上告を受理しない決定をした。投稿情報削除を認めず店側の請求を棄却した1、2審判決が確定した。決定は5月31日付。

 サイトに「料理が出るまで長時間待たされた」などと書き込まれたとして飲食店側が情報削除を求めて提訴したが、1審札幌地裁は「原告の請求を認めれば情報が掲載される媒体を選択し、望まない場合は掲載を拒絶する自由を原告に与えることになる。他人の表現行為や得られる情報が恣意(しい)的に制限されることになり容認できない」として請求を棄却。2審札幌高裁も1審を支持した。(産経新聞、2016.6.2)


 飲食店の検索サイト「食べログ」の口コミで損害を受けたとして、北海道で飲食店を経営する会社が、サイトに出ている店の情報を削除するよう求めた裁判で、最高裁判所は店側の上告を退ける決定を出し、情報の削除を認めない判決が確定しました。

 飲食店の評価や感想を口コミとして書き込める検索サイト「食べログ」を巡って、北海道で飲食店を経営する会社は、「料理が出てくるまで40分くらい待たされた」などと否定的な内容を書き込まれ損害を受けたとして、サイトを運営する東京のインターネット関連会社「カカクコム」に店の情報の削除を求めました。

 1審の札幌地方裁判所は「店側の要求を認めれば、サイトの利用者が得られる情報が恣意(しい)的に制限されることになり、到底認められない」として、訴えを退けました。

 店側は控訴しましたが、2審の札幌高等裁判所も「飲食店を経営する以上、社会的に妥当な『口コミ』であれば損失があっても受け入れるべきだ」として退けました。

 このため、店側が上告していましたが、最高裁判所第3小法廷の岡部喜代子裁判長は、2日までに上告を退ける決定を出し、情報の削除を認めない判決が確定しました。(NHK、2016.6.2)
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2016年06月03日

田中康夫おおさか維新の会から参院選出馬

 おおさか維新の会は7月の参院選東京選挙区(改選数6)に、元長野県知事で作家の田中康夫氏(60)を擁立する方針を固めた。3日の党常任役員会で正式決定する見通し。

 松井一郎代表(大阪府知事)と田中氏が2日、大阪市内で会談。田中氏は記者団に「統治機構改革と既得権益打破を目指す方向は同じ。チームとして一緒にやっていくことを確認した」と語った。

 田中氏は新党日本の代表や参院議員を務め、2009年の衆院選で兵庫8区で初当選したが、12年に落選した。著書の「なんとなく、クリスタル」はベストセラーになった。(朝日新聞、2016.6.2)


 元長野県知事で、衆院議員も務めた作家の田中康夫氏(60)が、7月の参院選で、おおさか維新の会から東京選挙区に出馬する意向を固めたことが1日、分かった。地域主権や既得権益の打破など、両者の理念は重なる。激戦の東京で、既存政党にあきたらない「ウルトラ無党派層」の支持を集めたい考えだ。知事時代から政治の透明性を主張。舛添要一知事の政治資金公私混同で都政が混乱する東京に、一石を投じる「参戦」にもなりそうだ。

 田中氏は、おおさか維新サイドからラブコールを受けて、出馬の意思を固めた。2日、大阪市で松井一郎代表(大阪府知事)と会い、最終的な意思確認に臨んだ上、8日に都内で会見し、正式に出馬表明する。

 田中氏は新党日本を率いたが、政党色の薄い政治家として知られてきた。今回は、県知事時代から訴えてきた地域主権や、中央集権、既得権益の打破など、おおさか維新の理念と重なる部分も多く、両者を結ぶきっかけになったようだ。

 田中氏は、日刊スポーツの取材に「同じ山の頂を目指す中で、違う登り方(手法)があってもいいのではないか。一緒に日本を変えていける場として、東京があると思う。その一翼を担えれば」と、話した。

 東京選挙区(改選定数6)は、自民、民進、公明、共産など各政党が議席を占めている。これまで田中氏は、政治への関心が高く、既存政党に飽き足らない有権者を「ウルトラ無党派層」と呼んで、政治を変える原動力とみてきた。それだけに「自民でも民進でも共産でも公明でもない人の票の行き場がない。今後の日本の形をどうするか、考えている都民の選択肢になりたい」と、意欲を示した。

 知事時代、「ガラス張りの知事室」を発案。政治は透明性が必要だと訴えてきただけに、選挙戦では舛添知事の政治資金公私混同問題に、経験者の立場から物申す場面もありそうだ。

 知名度が高い田中氏の東京での擁立は、近畿圏以外での勢力拡大が課題のおおさか維新にも、1つのターニングポイントになる。関係者は「東京での足場拡大に向けたチャンス。維新の第2ステージに向けた戦いになる」と、話した。

 ◆田中康夫(たなか・やすお)1956年(昭31)4月12日、東京生まれ。一橋大卒。在学中に書いた「なんとなく、クリスタル」がベストセラー。14年、続編に当たる「33年後のなんとなく、クリスタル」を出版、話題になった。00〜06年に長野県知事を務めた。長野五輪後、財政難で全国ワースト2位だった県の財政を、47都道府県で唯一、6年連続で借金を減らすなど、多くの実績を残した。衆参国会議員も1期ずつ務めた。家族は恵夫人、トイプードルのロッタ。

 ◆参院東京選挙区 今回から改選定数が5から6へと1議席増えるが、全国有数の激戦区であることには変わりない。自民党は現職の中川雅治氏に、元ビーチバレー選手の朝日健太郎氏の擁立を目指している。民進党は現職の蓮舫、小川敏夫両氏が出馬予定。公明は現職、共産は新人を擁立予定で、日本を元気にする会の松田公太代表も、出馬予定。先月10日には、女優の高樹沙耶が新党改革から出馬すると表明した。(日刊スポーツ、2016.6.2)


 頼む方も頼む方だし受ける方も受ける方。全く政治的スタンスが違うのにおおさか維新はないだろう。ニコ生でコメント読んでもらったこともありますし、個人的に嫌いじゃないんですけどね。残念な決定だと思います。
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平愛梨インテル長友と熱愛

 女優でタレントの平愛梨(31)が2日、自身のブログを更新。サッカー日本代表DF長友佑都(29=インテル・ミラノ)と結婚を前提に、遠距離ながら1年前から真剣交際していることを報告した。お笑い芸人の三瓶(39)がキューピッド役。長友から「結婚を前提に俺に付いて来てください!」と求愛されたことを明かした。

 平は「サッカー選手の長友佑都さんとお付き合いさせていただいてることは本当です。交際期間は1年です」とし「妊娠はしていません!!」とオメデタは否定した。

 「私の親友!!三瓶さんが長友さんの大ファンだったことから、都内で長友さんの友人と私と三瓶さんでお食事しました」と出会いのきっかけを明かし「街中にある長友さんの看板のイメージとは全く違いケラケラ笑い、三瓶さんとの雰囲気も非常に良く、出逢った時から素敵な方でした」と好印象だった。

 「長友さんが結婚を前提に俺に付いて来てください!と言ってくださった言葉を信じ、付いて来ました」と長友から“告白”があったようで「遠距離ではありますが、会えた時間の中で心の距離を縮めました」と愛を育んできた。

 「現実、ファンの皆さんがいてくださり、私を見て心大きく『天然』と優しく受け入れてくださる視聴者の方々があってこその仕事!!時に女優!という仕事!!このような立場でいさせていただいてるからこそ自分だけの気持ちで勝手なことはしたくありません。事務所にも16年もいさせていただいてるのです!!今年初めに事務所にお付き合いの報告をしました。お相手が長友佑都さんと知った社長は喜んでくださり、私と握手まで交わしてくれました!!(激怒なんてされてないのでドッヒャーです!!)」と事務所社長が激怒したという3日発売の週刊誌「フライデー」の報道を否定した。

 長友はこの日、豊田市内で練習終了後に「真剣にお付き合いしています。大切な人。“アモーレ”ですね。イタリア語で愛する人という意味です」と交際を認めた。(スポニチ、2016.6.2)
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2016年06月01日

シンシナティ動物園ゴリラ射殺事件

 米オハイオ(Ohio)州にあるシンシナティ動物園(Cincinnati Zoo)で28日、3歳の男児がゴリラの囲いに落ち、この男児を保護するため、ゴリラが射殺された。当局が明らかにした。

 ターネー・メイナード(Thane Maynard)園長によると、男児は同日午後4時(日本時間29日午前5時)ごろ、柵をすり抜けて囲い外側の堀に転落。中にいた体重約180キロ、17歳の雄のゴリラ、ハランベ(Harambe)が「(堀に)下りて行き、男児を捕まえた」という。

 地元メディアは、目撃者の話として、ゴリラは叫び声を上げる男児をひきずり回すなどしたと伝えた。

 男児が囲いに入ってから約10分後、動物園の危険動物対策チームがゴリラを射殺。警察の話としてメディアが伝えたところによると、少年は負傷して病院に搬送されたが、命に別条はないという。

 メイナード園長によると、動物園の対策チームは、麻酔はすぐに効き目が出ないため射殺を決断したという。

 シンシナティ動物園のウェブサイトによると、同園では11頭のゴリラが飼育されているが、メイナード氏は「こうした状況は初めて」だと述べた。(AFPBB News、2016.5.29)


 米オハイオ州シンシナティの動物園がゴリラ舎に入り込んだ3歳の男の子を救うために希少なゴリラ1頭を射殺した問題で、シンシナティ警察は31日、男の子の保護者に対する捜査に乗り出すと発表した。

 この事件では28日に3歳の男の子が柵をくぐってゴリラ舎の堀に入り込み、17歳のオスのニシローランドゴリラ「ハランベ」(体重約200キロ)に引きずり回された。係員は約10分後にハランベを射殺。男の子は軽傷で済んだ。

 シンシナティ警察は、今回の事件につながった保護者の行動に焦点を絞って捜査を行い、ハミルトン郡検察と協議した上で立件すべきかどうか判断する方針。シンシナティ動物園の業務や安全対策に関する捜査ではないと説明している。

 当局者によれば、事件当時、男の子は母親と一緒にいたことが分かっている。

 一方、動物園水族館協会も今回の問題が起きた経緯を詳しく調べ、再発防止に努めると発表した。

 動物園に対して年1回の立ち入り検査を実施している米農務省は、シンシナティ動物園による動物福祉法違反が事件につながった可能性について調べ、もし違反があった場合は公式調査に乗り出すと表明した。

 CNNが農務省の記録を独自に調べたところ、同動物園は9件の違反を指摘されていた。ただしいずれもゴリラ舎とは無関係だった。(CNN、2016.6.1)


 米中西部オハイオ州シンシナティの動物園で5月28日、男児(3)がゴリラ舎の中に転落し、救出のためゴリラが射殺されたことについて、地元の司法当局は31日、経緯と事件性の有無について捜査を始めたと明らかにした。AP通信などが伝えた。

 射殺されたのは絶滅危惧種ニシローランドゴリラの雄「ハランベ」で、17歳だった。インターネット上では、男児の監督を怠ったとして両親の責任追及を求める「ハランベに正義を」と題した署名活動に30万人以上の賛同が集まっている。

 一方、動物愛護団体からは子供が動物舎に入り込まないための対策が不十分だったとして、政府が動物園に罰金を科すべきだとの声が上がるなど、米社会に波紋が広がっている。米大統領選の共和党候補指名が確定した実業家トランプ氏は「恐らく(射殺以外に)選択肢はなかったと思う」と理解を示した。

 動物園によると、男児は柵を通り抜け、壁を乗り越えた末、ゴリラ舎に落ちた。ハランベが男児を引きずり回したため動物園側は危険と判断し、射殺を決めた。男児は擦り傷などを負ったが、命に別条はなかった。(共同、日刊スポーツ、2016.6.1)


 下記動画を見ると状況的に射殺は仕方ないとして、3歳児が転落したことについては保護者や動物園に過失があるかもしれません。今後このようなことがないようにきちんと対策すべきです。


Cincinnati zoo kills gorilla to save boy who fell into enclosure [HD Original]



<参照>
ウィキペディア ニシローランドゴリラ
posted by リュウノスケ at 21:38| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする