2015年12月31日

テレビ東京『東急ジルベスターコンサート 2015-2016』について

 年内いっぱいの引退を表明している世界的バレエダンサーで、今年の高松宮殿下記念世界文化賞(演劇・映像部門)の受賞者、シルヴィ・ギエムさん(50)の日本ツアーが30日、横浜市の神奈川県民ホールで最終日を迎えた。

 ギエムさんは代表作「ボレロ」などで約2400人のファンを魅了。総立ちの客席のカーテンコールは20分近く続いた。サプライズで過去の舞台写真がスクリーンに映されると、ギエムさんは感極まった様子だったが、笑顔で声援に応えた。31日、特別出演するコンサートが最後の舞台となる。(産経新聞、2015.12.30)


 「世紀の天才」と称されるフランス人バレリーナ、シルビー・ギエムさん(50)が現役最後の地に日本を選び、横浜市の神奈川県民ホールで30日、世界ツアーの千秋楽を迎えた。花道は代表作の「ボレロ」。赤い円卓の上で力強く踊り納めると、場内は地鳴りのような拍手に包まれた。30年来共演してきた東京バレエ団の団員らからバラを1輪ずつ贈られると、感極まった様子ながらも晴れやかな笑みは崩さず、大きく手を振って幕の向こうに姿を消した。

 ギエムさんは12歳でバレエを始め、わずか7年でパリ・オペラ座の首席に上り詰めるなど数々の伝説を残してきた。大の親日家で、東日本大震災の直後にも東北に駆け付け、被災者を励ましている。

 31日夜にはオーチャードホール(東京都渋谷区)での「東急ジルベスターコンサート」に出演し、新年へのカウントダウンとして「ボレロ」を踊り、舞台に別れを告げる。この模様はテレビ東京系列で生中継される予定。(毎日新聞、2015.12.30)


 シルヴィ・ギエムがこれで引退というのにいま一つ話題になっていないようです。吉田都より草刈民代の方が国内で有名だったりするように、本当に値打ちのある人が誰なのか日本人は自分の頭であまり考えていないのかもしれません。





<参照>
テレビ東京 東急ジルベスターコンサート 2015-2016
ウィキペディア シルヴィ・ギエム
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第57回輝く!日本レコード大賞

 「第57回 輝く!日本レコード大賞」が30日、東京・新国立劇場で発表され、ダンス&ボーカルユニット、三代目J Soul Brothersが「Unfair World」で2年連続となる大賞を受賞した。

 発表の瞬間、メンバー7人は感激の表情を浮かべて、ゆっくりとステージに上がった。受賞曲を披露すると大歓声で祝福された。

 昨年「R.Y.U.S.E.I.」で大賞受賞後、さらにブレーク。同曲の間奏で披露する「ランニングマン」と呼ばれるダンスパフォーマンスを全国の小中高生たちがまねをして楽しんだ。今月発表された「Yahoo!検索大賞2015」でも大賞を受賞するなど、幅広い層から関心を寄せられた。リーダーのNAOTO(32)もこの日、「1年半前に発売した曲なのですが、2015年の方が盛り上がって、レコード大賞の影響力の大きさを感じました」と話していた。

 受賞盾を受け取ると、さらに歓声を浴びた。今市隆二(29)は「もともと自分たちの武器でもあったバラードで勝負できて良かったです」。登坂弘臣(28)は「昨年いただいた時とはまた違う、責任感をいただきました。喜びにひたることなく、まだまだ精進したいです」。NAOTOも「昨年いただけて、デビュー当時からの夢をたくさんかなえられた年だったので、最高の締めくくりになりました」と喜んだ。(日刊スポーツ、2015.12.30)


 2008年以降エグザイルグループとAKBしか大賞を獲っていません。ジャニーズ事務所のタレントも出ませんし、最早役割を終えたと言っていいんじゃないでしょうか。


<参照>
ウィキペディア 日本レコード大賞
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2015年12月30日

八重樫東3階級制覇達成

 プロボクシングのダブル世界戦が29日、東京・有明コロシアムであり、国際ボクシング連盟(IBF)ライトフライ級は、挑戦者で同級8位の八重樫東(あきら、32)=大橋=が王者のハビエル・メンドサ(24)=メキシコ=を3―0(117―111、119―109、120―107)の判定で破って王座を獲得。日本人男子選手では亀田興毅、井岡一翔に次ぐ3人目の3階級制覇を果たした。

 世界ボクシング機構(WBO)スーパーフライ級王者の井上尚弥(22)=大橋=は、同級1位のワルリト・パレナス(32)=フィリピン=を2回1分20秒TKOで下し、初防衛に成功した。

 日本ジム所属の男子世界王者は12人となった。

 やえがし・あきら 1983年2月25日生まれ、岩手県北上市出身。2005年3月にプロデビュー。11年10月に世界ボクシング協会(WBA)ミニマム級王座を獲得。13年4月、世界ボクシング評議会(WBC)フライ級王座を奪取して世界2階級制覇を達成。160センチ。右ボクサーファイター。23勝(12KO)5敗。(朝日新聞、2015.12.29)


 ◆プロボクシング ダブル世界戦IBF世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦 ○八重樫東(12R判定3―0)ハビエル・メンドサ●(29日、東京・有明コロシアム)

 IBF世界ライトフライ級8位の八重樫東(32)=大橋=が、同級王者のハビエル・メンドサ(24)=メキシコ=を判定で下し、WBA世界ミニマム級、WBC世界フライ級に続く3階級制覇を果たした。

 八重樫は、両ガードを下げた低い姿勢から、出入りの素早いボクシングを展開。終盤は「激闘王」の名にふさわしい打ち合いで会場を沸かせ、最終12回には連打で王者をめった打ちにした。

 日本人3人目の3階級制覇王者は、リング上で「やりました! 昨年末にボクシングをやめようかと思いましたが、家族の意見とみなさんの声援のおかげで世界のリングに戻ってくることができました。3階級制覇は、おまけです。強い選手と戦うことが、プロボクサーにとって喜びであり、仕事であり、みなさんへの恩返しです」と語り、年末に誕生日をひかえる妻・彩さんにIBFベルトをプレゼントした。

 ジャッジの採点は、117―111、119―109、120―107。戦績は、八重樫が23勝(12KO)5敗、メンドサが24勝(19KO)3敗1分け。(スポーツ報知、2015.12.29)


 ◆「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND―PRIX 2015」さいたま 3DAYS SARABAの宴」 ▽第1試合 ○高阪剛(2回レフェリーストップ)ジェームス・トンプソン●(29日・さいたまスーパーアリーナ)

 年末の格闘技イベント「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND―PRIX 2015 さいたま 3DAYS」が29日さいたまスーパーアリーナで開催された。

 第1試合で“世界のTK”こと高阪剛(45)が9年ぶりに復帰し、年末格闘技の復活に花を添えた。ラグビー日本代表のスポットコーチも務めた高坂は元PRIDE戦士のジェームス・トンプソン(37)=イギリス=と対戦し、ラグビー日本代表の選手たちが見守る中、2Rレフェリーストップで勝利を収めた。

 高坂は1R、ゴングと同時に突っ込んできたトンプソンと、組み合いながらの打撃で有効打を当て優位に。中盤にテイクダウンを奪ったが、コントロールを決めきれずゴング。2Rに入ると、トンプソンの顔面に打撃をヒット。高坂の連打にたまらずトンプソンが背中を向けたところでレフェリーが割って入り、9年ぶりの復帰を勝利で飾った。

 高阪剛「ジャパンの選手たちの声が耳に入って、気持ちが伝わった。前へ出る原動力になりました。力をもらいましたありがとう」(スポーツ報知、2015.12.29)


 <RIZIN:ファイティングワールドGP>◇29日◇さいたまスーパーアリーナ◇観衆1万2214人

 メーンで青木真也が、PRIDEのレジェンド桜庭和志を一方的に破り、総合格闘界の新旧交代を印象づけた。

 青木は、試合開始早々からグラウンドに持ち込むと、桜庭を押さえ込み、パンチを次々に浴びせた。必死に逃げる桜庭を、完全に抑え込み、最後は背後からパンチを浴びせたところで、桜庭陣営がタオルを投入。試合後は、青木が涙を流しながら桜庭と抱き合った。青木はマイクを持ち「まだ、ボク、桜庭さんの代わりになれないです。まだ、もうちょっと桜庭さんの試合が見たい。まだ、続けてください」と呼びかけた。試合後の会見で青木は「1番強い、全盛期の桜庭和志をイメージして準備してきた。でも、全盛期の桜庭和志じゃなかった。すごく寂しさはある。これが現実なんですよ。それでも、あそこまでやらせる必要があったのか。誰も気持ちよくないじゃん」と、試合を止めなかったレフェリーや、桜庭のセコンドに注文をつけた。桜庭からは試合後に「これが仕事だよ」と言われたという。(日刊スポーツ、2015.12.29)


 <RIZIN:ファイティングワールドGP>◇29日◇さいたまスーパーアリーナ◇観衆1万2214人

 ワールドGP1回戦に出場した石井慧(29)は、チェコのイリー・プロハースカに1回1分36秒KO負けを喫した。

 1分過ぎ、長身193センチのプロハースカのハイキックでぐらつき、右フックでダウン。倒れたところに右ひざ蹴り2発を浴びたところで、レフェリーが試合を止めた。08年北京五輪で金メダルを取った柔道同様、日の丸を背負い、トーナメント優勝を目指したが、総合の世界の壁は厚かった。(日刊スポーツ、2015.12.29)


 八重樫がボコボコの殴り合いを制して3階級制覇、井上は自慢のハードパンチでガードした相手を吹っ飛ばして快勝したフジのボクシング生中継。2試合とも素晴らしい内容でした。問題はそのあとのRIZIN。

 第1試合の高坂−トンプソン戦を見て嫌な感じがしたんですが、正直盛り上がりに欠けました。特に残念だったのは石井慧と桜庭和志。石井も負けるなら豪快にKOされればいいのにいかにもしょっぱい終わり方。桜庭は白髪が目立ち体も萎んで見るからに老いており、何もできないまま殴られ続けレフェリーに止められました。

 桜庭の耳が取れかけたのは2010年の大晦日。あれから5年が過ぎました。たけき者も遂にはほろびぬ、偏に風の前の塵に同じ。桜庭の衰えを誰よりも感じ、レフェリーストップが遅いと主張する一方で現役を続けてほしいと願う青木は矛盾しています。


<参照>
テレビ大菩薩峠 桜庭和志の耳取れる
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2015年12月29日

今年一番よかったCMよくなかったCM2015

 CMに関する調査を行うCM総合研究所は10日、2015年度(14年11月〜15年10月)の銘柄別CM好感度ランキングを発表し、「三太郎」シリーズで過去最高の好感度を獲得した【KDDI/au】が、年間首位に輝いた。昨年までV8を記録し、9連覇を目指した【ソフトバンク/SoftBank】が2位に陥落し、3位には前年の217位から大きく躍進した【健康コーポレーション/RIZAP】がランクインした。

 【au】は「三太郎」シリーズを中心に55作品を放送。松田翔太が桃太郎、桐谷健太が浦島太郎、濱田岳が金太郎に扮してコミカルな掛け合いを繰り広げ、今年1月のオンエア開始から圧倒的な支持を獲得。かぐや姫役の有村架純、乙姫役の菜々緒、鬼役の菅田将暉など個性的な新キャストの起用や、敵役の鬼が桃太郎の友達だったなど意表をついたストーリー展開が視聴者を飽きさせず、観測史上最高の好感度を獲得して年間を通して首位に輝いた。

 2位の【Softbank】は、おなじみの「白戸家」シリーズを軸に、50作品をオンエア。なかでも犬のお父さんと樋口可南子の高校生時代を、染谷将太と広瀬すずが演じた作品が支持を集めた。ソフトバンクショップを舞台とする作品には小日向文世、吉田鋼太郎、ダチョウ倶楽部らが出演し、コミカルなストーリーを展開。また、大学を舞台に『iPhone 6s』を訴求するCMに野村周平と清野菜名を起用するなど、多彩なキャスティングも話題となった。

 3位は【RIZAP】で、前年度の217位から3位へと躍進を遂げた。「結果にコミットする。」をコピーに、一般のモニターや赤井英和、香取慎吾らがトレーニングを経て引き締まった肉体を披露するCMが大ヒット。耳に残るサウンドと、説得力のある“ビフォー・アフター”の映像が大きな反響を呼んだ。4位は初登場の【ダイハツ/WAKE】で、玉山鉄二が豪快な“あんちゃん”役を演じる「WAKE兄弟」シリーズが好調だった。

 そのほか、架空の街「TOYOTOWN」を舞台に、ジャン・レノ、妻夫木聡、前田敦子、指原莉乃らが出演する『ドラえもん』の実写版を展開する【トヨタ/TOYOTOWN】が5位。6位はアニメ『アルプスの少女ハイジ』の映像に、オリジナルキャラクターの“トライさん”が登場するシリーズCMの【トライグループ/家庭教師のトライ】となった。

 【調査概要】
 調査期間:2014年11月度〜2015年10月度(2014年10月20日〜2015年10月19日)
調査対象:関東一都六県在住の一般モニター男女3000人の「月例CM好感度調査」の12ヶ月分を集計
期間中のCMオンエア総数:1977社、7591銘柄、1万5902作品(東京キー5局)
(すべてCM総合研究所調べ)
(オリコン、2015.12.10)


 2015年広告業界最大の話題は佐野研二郎、次いでソフトバンクが1位の座を同業者のauに奪われたこと。昔話CMが頻出する近年の傾向に対して、「日本人の教養がなくなった結果として万人が共有できる物語が昔話しかなくなった」という識者の指摘もありました。そう思うと平易でやや毒のあるCMばかり作っている広告関係者の苦労も分からないではありません。

 3位以下で興味深いのはライザップや家庭教師のトライなど社会問題になった企業。特にトライはクレームを書いた紙をアルムおんじが火にくべる挑戦的な内容で驚きました。字幕でフォローしているとはいえ、視聴者がこれをおもしろいと思うんだから日本企業のコンプライアンスも崩壊するわけです。

 さて、今年は不快なCMが『レノアプラス 衣類の消臭専用デオドラントビーズ』くらいであまりなく、ワーストは該当作品なしかと思ったら最後の最後に『日本通運 侍ジャパン 宣誓篇』という怪物が現れました。プロ野球脱税事件で懲役1年(執行猶予2年)の判決を受けた前科者の小久保裕紀が全日本の監督となり、CMに出て宣誓する姿は悪い冗談としか思えません。ネット上では「脱税宣言かよ」と揶揄されていました。

 ベストは『UHA味覚糖 さけるグミ ストラップ篇』。会議篇、怪しい関係篇も含め世界観が完成されていて素晴らしいと思います。ディティールに拘った演出家、役者他スタッフの勝利といえるでしょう。あと、『メガネのタナカ Sora』もバカバカしくてよかったです。


思わず心が熱くなるCM 日本通運 「侍ジャパン 宣誓」小久保裕紀



さけるグミ ストラップ篇



メガネのタナカ Sora






<参照>
ウィキペディア 家庭教師のトライ
ウィキペディア プロ野球脱税事件
テレビ大菩薩峠 『レノアプラス 衣類の消臭専用デオドラントビーズ』のCMについて
posted by リュウノスケ at 18:41| Comment(0) | TrackBack(0) | CM | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月28日

慰安婦問題日韓政府合意

 日韓両国間の大きな懸案となってきた、いわゆる従軍慰安婦問題をめぐる両政府の協議が28日、合意に達した。

 日韓外相会談後の共同記者発表によると、日本政府は同問題への旧日本軍の関与を認め、「責任を痛感」するとともに、安倍晋三首相が「心からおわびと反省の気持ち」を表明。元慰安婦支援のため、韓国政府が財団を設立し、日本政府の予算で10億円程度の資金を一括拠出する。合意に基づく解決策が「最終的かつ不可逆的」であることも確認した。

 首相は28日、韓国の朴槿恵大統領と電話で会談し、慰安婦に対する謝罪と反省を伝達するとともに、「慰安婦問題が最終的かつ不可逆的に解決されることを歓迎したい」と表明。朴大統領は「両国の最終合意がなされて良かった」とした上で、「首相が直々におわびと反省の気持ちを表明したことは、被害者の名誉と尊厳の回復、心の傷を癒やすことにつながる」と評価した。

 また、国交正常化50年を迎えた日韓関係の今後について、首相は「未来志向の新時代に入ることを確信している」と述べ、朴大統領の訪日を招請。大統領は「互いに信頼関係を強化し、新しい韓日関係を築くべく、互いに努力していきたい」と語り、訪日を検討することを約束した。

 焦点となっていた元慰安婦の請求権を含む法的問題について、首相は電話会談で「1965年の日韓請求権協定で最終的かつ完全に解決済みとのわが国の立場に変わりはない」と伝えた。

 これに先立ち、岸田文雄外相と尹炳世韓国外相はソウルの韓国外務省で会談した。岸田氏は共同記者発表で、慰安婦問題について「最終的かつ不可逆的に解決されることを確認する。今後、国連など国際社会で、本問題について互いに非難、批判することを控える」と表明。尹氏も合意事項の履行を前提に、「この問題が最終的かつ不可逆的に解決されることを確認する」と述べた。

 また、ソウルの日本大使館前に設置された慰安婦問題を象徴する少女像について、尹氏は元慰安婦支援団体「韓国挺身(ていしん)隊問題対策協議会(挺対協)」を念頭に、「関連団体との協議などを通じて適切に解決されるよう努力する」と語った。日本政府は少女像の撤去を求めている。(時事通信、2015.12.28)


 日韓両国が従軍慰安婦問題決着で合意したのを受け、村山富市元首相は28日、大分市内で記者会見し「日本政府が責任を認めたのは評価できる。安倍首相はよく決断した」と評価した。

 自民党の稲田朋美政調会長は「最終的かつ不可逆的に解決することには大きな意義がある」とするコメントを出した。公明党の山口那津男代表は記者団に「青少年交流などで協力を進めることが重要。安全保障でも今後の土台ができた」と語った。

 民主党は「次の内閣」外相の長島昭久氏が「率直に歓迎したい。後戻りさせないよう建設的対話を重ねていくよう期待したい」との談話を発表。共産党の志位和夫委員長は「元慰安婦の名誉と尊厳を回復し、問題の全面的解決につながることを願う」との談話を出した。維新の党の今井雅人幹事長は「評価したい。少女像撤去が試金石で成否を注視したい」とコメントした。

 日本のこころを大切にする党の中山恭子代表は「安倍外交の最大の汚点となると考えられ、大いなる失望を表明する」とする談話を出した。(日本経済新聞、2015.12.28)


 ソウルで行われた日韓外相会談は、いわゆる「従軍慰安婦」問題で、「最終的かつ不可逆的に解決した」と発表し、合意に至った。

 韓国側の受け止めについて、会談を終えた、尹炳世(ユン・ビョンセ)外相は、歴史的問題に「終止符」を打ったことで、満足げな表情を見せていた。

 韓国の尹外相は、「これまでの至難だった交渉に終止符を打って、きょう、この席で交渉妥結宣言をすることになり、非常にうれしい」、「新年には、韓日両国が新しい関係を開けることを心から願う」と述べた。

 共同記者会見は、テレビ各社が、特別編成で生中継し、国民的関心であることを示した。

 聯合ニュースなどは、「日本政府が責任を痛感する」と正式に認定し、安倍首相が「おわびと反省を表明する」としたことで、「慰安婦に対する責任を公式的に認めたのは初めて」と評価しているが、一方、「法的責任はあいまいで、今後、論争の余地を残した」と疑問も投げかけている。

 また、当事者たる元慰安婦の反応だが、韓国メディアによると、正式発表を受けて、元慰安婦の女性の中には、「政府の決定に従う」と肯定的にとらえる人もいる一方で、「交渉結果は全て無視する」と強く反発する人もいた。

 朴槿恵(パク・クネ)大統領が、強くこだわっていた年内妥結にはこぎ着けたが、韓国国民の支持を得られるか、まだ予断を許さない状況が続くとみられる。(fnn-news.com、2015.12.28)


 日韓両政府が決着を目指す従軍慰安婦問題に関し、日本政府は27日、元慰安婦の生活を支援する新基金への拠出額を当初想定していた1億円超から大幅に拡充する方針を固めた。韓国の増額要求を考慮し、10億円を上限に検討している。

 岸田文雄外相が28日、ソウルで行う尹炳世外相との会談で、こうした方針を伝える考えだ。安倍晋三首相が元慰安婦に出す方向の手紙をめぐり「おわび」の気持ちをどう表現するかも焦点になる。

 共同電によると、日本側は、基金について日韓の共同出資としたい考えで、韓国側に同規模の支出を求めていることも判明。これを含め、両政府は27日、石兼公博外務省アジア大洋州局長と李相徳韓国外務省東北アジア局長による協議をソウルで開催し、大詰めの調整を行った。(スポニチ、2015.12.28)


 「完全かつ最終的」(日韓基本条約)が反故にされたので「最終的かつ不可逆的」という文言を思いついた日本政府。ネット上では「動くゴールにはどんな約束も無意味」という意見が多いようです。韓国大統領が代われば全てリセットされるかもしれません。

 合意内容もかなりの譲歩。1億という話が10億になり、民主党政権でもなかった慰安婦に対する国家責任を認めました。村山富市に褒められる安倍のどこが保守派なのか。

 
 <韓国、「慰安婦白書」発刊へ 合意と無関係として>
 韓国外務省報道官は5日、韓国女性家族省が昨年から準備を進めている「日本軍慰安婦白書」の発刊は、慰安婦問題での日韓合意とは「無関係」として予定通り出版されると述べた。時期には言及しなかった。

 女性家族省の当局者は海外での翻訳版発刊について「政府の関係部署で検討中」と説明し、否定しなかった。菅義偉官房長官は5日の記者会見で、韓国政府の対応を注視する考えを示した。

 岸田文雄外相と韓国の尹炳世外相は、昨年12月28日の会談後の共同記者発表で、日韓が今後「国連など国際社会で慰安婦問題について互いに非難、批判を控える」と表明。これまで女性家族省は英語や日本語、中国語の翻訳版も計画していると説明しており、この方針通りに発刊されれば、日本政府は合意違反と反発するとみられる。

 韓国では朴槿恵大統領が合意を外交成果と強調しているが、日本に譲歩したとの見方が広がれば、元慰安婦らの反発に共感が広がり履行が難しくなると憂慮。従来の施策を変えない姿勢もアピールする必要に迫られている。

 外務省報道官は、日本が撤去を求めているソウルの日本大使館前の少女像についても「民間(団体)が設置したもので、政府がああしろ、こうしろとは言えない」と述べ、政府は撤去できないと強調。被害者の意見を聞かずに合意したとの批判が出ていることに対し「2015年に15回にわたり被害者や(支援)団体と接触し意見を聞いてきた」と主張した。

 元慰安婦を支援する「韓国挺身(ていしん)隊問題対策協議会(挺対協)」の尹美香・常任代表は「外務省高官があいさつに来たが、マスコミ向けに努力を強調するパフォーマンスで、意見を聞かれたことなどない」と反発した。(共同、毎日新聞、2015.1.5)


 <韓国外務省前で火炎瓶男を拘束 「合意に不満あった」>
 韓国警察によると、ソウル中心部で8日、外務省庁舎に火炎瓶を投げようとした男(62)を警官が拘束した。男は動機について「従軍慰安婦問題での韓日合意に不満があった」などと供述。警察は火炎瓶処罰法違反の疑いで逮捕状請求を検討している。

 男は僧侶の服装で外務省前に現れ、火を付けた火炎瓶を投げようとしたが、警官が阻止。火炎瓶はその場に落ち、警官らがすぐに消し止めた。

 聯合ニュースは、男が「朴槿恵大統領は退陣を」と叫んだと伝えたが、警察によると、男はこれを否認している。(共同、産経新聞、2016.1.8)


 <自民・桜田氏 慰安婦は「売春婦」 政府・自民が不快感「日韓合意踏まえ発言を」>
 自民党の桜田義孝元文部科学副大臣は14日の党の会合で、慰安婦問題について「職業としての売春婦だった。それを犠牲者だったかのようにする宣伝工作に惑わされすぎだ」と発言した。日韓両政府は昨年12月、慰安婦問題について「最終的かつ不可逆的に解決」と合意したばかり。その中で「今後、国際社会で互いに非難・批判することは控える」とも確認していた。

 桜田氏は後に発言を撤回し、おわびのコメントを出したが、菅義偉官房長官は記者会見で「政府や党の考え方は決まっている。自民党の国会議員であれば、そうしたことを踏まえて発言してほしい」と苦言を呈した。

 日韓議員連盟会長を務める自民党の額賀福志郎元財務相は記者団に「日韓で暖かい風が吹き始めているときに、何が一番大切か考えてほしい。信じられない」と不快感を表明した。日韓親善協会会長の河村建夫元官房長官(自民)も記者団に「理解に苦しむ」と述べた。岸田文雄外相は記者団に「日本政府の立場は変わらない」と述べ、日韓合意を誠実に履行する考えを重ねて強調した。(産経新聞、2016.1.15)


 <「慰安婦は『売春婦』」発言の自民・桜田氏「発言を撤回」>
 自民党の桜田義孝行政改革推進本部長は14日、同日の外交部会などの会合での「慰安婦は『売春婦』」とする発言を撤回するとのコメントを出した。

 コメントの全文は次の通り。

 本日開催された、「党外交・経済連携本部・国際情報検討委員会合同会議」での、いわゆる慰安婦にかかわる私の発言につきまして、誤解を招く所がありましたので、発言を撤回させていただきます。ご迷惑をおかけしました関係者の皆様に、心よりおわびいたします。(産経新聞、2016.1.14)


 <韓国外務省「一議員の妄言」 自民・桜田氏の慰安婦発言に>
 自民党の桜田義孝元文部科学副大臣による「慰安婦は売春婦」との発言に対し、韓国外務省報道官は14日の記者会見で「一介の国会議員の無知蒙昧(もうまい)な妄言にいちいち反論する価値を感じない」と述べた。発言を批判しつつも抑制的な反応にとどめた。

 報道官は「重要なのは(昨年)12月28日の日韓合意の精神と項目に忠実に立脚して両国政府がすべきことをすることだ」と指摘し、慰安婦問題に関する合意に沿った日本側の対応を見守る考えを示した。

 一方、元慰安婦の支援団体である韓国挺身(ていしん)隊問題対策協議会の尹美香(ユン・ミヒャン)代表は14日、桜田氏の発言に関し「日本政府が慰安婦問題に対する国家責任を明確に認めないからだ」と改めて日韓合意を批判した。(日本経済新聞、2016.1.14)
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