2015年11月30日

水木しげる逝去

 奇怪な妖怪たちをユーモラスに描き、「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」などの作品で親しまれた人気漫画家の水木しげる(みずき・しげる、本名武良茂=むら・しげる)さんが30日午前7時18分、多臓器不全のため東京都内の病院で死去した。

 93歳だった。鳥取県出身。葬儀は近親者で行い、後日お別れの会を行う。喪主は妻布枝(ぬのえ)さん。
 幼い頃から絵を描くのが得意で、高等小学校時代、先生に勧められて公民館で個展を開催。夜間中学で学びながら美術教室に通うなどしたが、1943年に召集されてラバウル(現パプアニューギニア)へ。空爆で左腕を失い、終戦後46年に復員した。

 紙芝居作家などを経て東京で貸本漫画家となり、「鬼太郎夜話」「河童(かっぱ)の三平」などを出版、「月刊漫画ガロ」にも作品を発表した。65年、講談社「別冊少年マガジン」掲載の「テレビくん」が同社児童漫画賞を受賞し出世作に。

 「週刊少年マガジン」では「墓場の鬼太郎」の連載もスタートし、水木プロダクションを設立した。同作はテレビアニメ化を機に「ゲゲゲの鬼太郎」と改題され、主題歌の作詞も手掛けた。他に、戦争体験を基にした実録戦記漫画「総員玉砕せよ! 」や自伝的漫画「コミック昭和史」、多数の妖怪を紹介した「図説日本妖怪大全」など。

 91年、紫綬褒章。2003年、旭日小綬章。故郷の鳥取県境港市には人気キャラクターのブロンズ像が並ぶ「水木しげるロード」が整備され、観光スポットに。妻布枝さんの自伝「ゲゲゲの女房」が10年にNHK連続テレビ小説として放映され、その後、映画化もされて話題になった。同年、文化功労者。

 関係者によると、水木さんは自宅で転倒し、11日から東京都三鷹市内の病院に入院していたが、30日未明に容体が悪化した。(時事通信、2015.11.30)


 「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」などで親しまれた漫画家の水木しげる(みずき・しげる、本名武良茂=むら・しげる)さんが三十日午前七時ごろ、心筋梗塞のため東京都内の病院で死去した。九十三歳。鳥取県境港市出身。自宅は東京都調布市。葬儀・告別式の日取り、喪主は未定。 

 水木さんが入院していた杏林大付属病院(東京都三鷹市)によると、水木さんは今月十一日に自宅で転倒し、頭を強く打って都内の別の病院に搬送された。同日、杏林大付属病院で緊急手術を受けた。二十八日に呼吸状態が悪化し、三十日午前に死亡が確認された。

 武蔵野美術学校(現武蔵野美術大)中退。太平洋戦争下の一九四三年に応召。激戦地ニューブリテン島ラバウルで、左腕を失う。復員後、紙芝居作家をへて上京し、貸本漫画家に。五八年、「ロケットマン」でデビュー。「墓場鬼太郎」「河童の三平」など、人間世界の不条理に切り込むユーモラスな妖怪もので人気を集めた。

 漫画誌「ガロ」や少年誌にも多くの作品を連載。「ゲゲゲの鬼太郎」は何度もテレビアニメや映画になり、幅広く愛された。九死に一生を得た戦争体験をもとにした「総員玉砕せよ!」などの戦記漫画も多い。

 一九六五年の「テレビくん」で講談社児童漫画賞。九六年、日本漫画家協会賞文部大臣賞を受賞。二〇〇七年には自伝漫画「のんのんばあとオレ」で仏アングレーム国際漫画フェスティバル最優秀賞を日本人で初めて受けた。

 九一年に紫綬褒章、〇三年に旭日小綬章を受章。妻布枝(ぬのえ)さんの自伝をもとにしたNHKドラマ「ゲゲゲの女房」がヒットした二〇一〇年、文化功労者に選ばれた。

 今年五月には、水木さんがラバウルに出征する前年の二十歳のころに書いた手記が発見され、七月に文芸誌に掲載された。「毎日五萬(まん)も十萬も戦死する時代だ。芸術が何んだ哲学が何んだ。今は考へる事すらゆるされない時代だ」などの混乱する感情がつづられていた。

 ◆戦争体験 原動力に

 <評伝> 漫画家の水木しげるさんは、日本に古くから伝わる妖怪を描き続け、一つの文化をつくり上げた。子泣き爺(じじい)や、砂かけ婆(ばばあ)、一反木綿…。伝説の妖怪は、水木さんの手で生き生きとよみがえり、人々の心に焼き付いている。

 幼いころ、手伝いで家に来ていた「のんのんばあ」から聞かされた話で妖怪に興味を持った。二〇一〇年に取材したとき、「頭がいいもんだから小さいころ聞いた話をみんな覚えていてね」と頭を指さし、いたずらっぽく笑ってみせた。

 戦争体験を投影した漫画も印象深い。二十一歳で故郷の鳥取連隊に入営し、ニューブリテン島へ。空襲や銃撃に加え、飢えに苦しみ、ワニやマラリア蚊におびえた。さらに玉砕命令が水木さんら兵隊を追い詰めた。戦記漫画「総員玉砕せよ!」に書いたことの九割近くが「本当です」。そう言った時の真剣なまなざしは、戦争への深い怒りに満ちているように見えた。

 一九六五年の「テレビくん」が評価されるころまでは貧乏時代。そのころ描いた鬼太郎やねずみ男は、自分と同じく「しょっちゅうおなかがすいてるの」。

 二〇一〇年、柳田国男の名著を漫画化した「水木しげるの遠野物語」を刊行したころ、「昔は、ランプだったから。妖怪話には都合がいい」と繰り返していた。物質的に豊かになるのと裏腹に、目にみえるものばかりを信じがちになる時代の流れを、嘆くかのようだった。(東京新聞、2015.11.30)


 30日に死去した漫画家・水木しげるさんは、妖怪や戦争を描いた作品だけでなく、天衣無縫の人柄でも慕われた。その「大往生」を多くの人が悼んだ。

 東京・京王線調布駅近くの事務所には30日昼から旧知の編集者らが訪れた。ファンの花束や弔電も届けられた。柳田国男の「遠野物語」漫画化などを担当した元中央公論社社長の嶋中行雄さん(69)は訃報(ふほう)をテレビのテロップで知り、駆けつけた。水木さんとは1980年代に「ゲゲゲの鬼太郎」の愛蔵版を担当してからのつきあい。自らの体験から戦争のつらさや悲惨さを語っていたといい、「死体が川を流れてきたことや、ワニがそれをかじっていた話など、九死に一生を得て帰ってきたとおっしゃっていた」と振り返った。

 過酷な体験にもかかわらず、好奇心の強さと天性の明るさは変わらなかったようだ。水木さんの評伝を執筆したノンフィクション作家の足立倫行さん(67)は、文化人類学から人間の深層心理、哲学まで縦横に語る博識ぶりに舌を巻いたという。「戦場の悲惨な体験も笑いながら語っていた。『ゲゲゲの鬼太郎』で一番好きなキャラクターを尋ねると『ねずみ男』を挙げた。いつも人間や鬼太郎をだましながらも、何もなかったように平然と姿を現す。戦争の不条理を通じて人間の裏にある本質を見抜いていたのだと思います」

 評論家の呉智英さん(69)は70年代、シナリオスタッフとして漫画の構想を練って月に1回くらい届けていた。「とても愉快でユーモアのある人で、漫画の10倍面白い人だった。紙芝居から貸本、雑誌と、すべての漫画メディアで描いてきた貴重な人物。幸せな人生だったと思う」

 漫画家つげ義春さん(78)は若い頃の5、6年間、アシスタントをしていた。5、6年前に地元の神社で会ったのが最後だったという。「水木さんがいきなり『つまらんでしょ?』とおっしゃったので、私も『つまらんです』と答えた。すると『やっぱり!』。あれだけの成功を収めたにもかかわらず、人生に思い残すこととか物足りなく感じていることがあったのかなと思った。印象に残った会話です」

 妖怪の研究で知られる小松和彦・国際日本文化研究センター所長は、水木さんとは30年ほどの付き合い。「水木さんの膨大な妖怪画がなかったら、日本の妖怪研究がこんなに発展することはなかっただろう」。江戸時代の妖怪画の伝統を継承し、現代の新しい妖怪文化をつくる上で重要な役割を果たしたと考えている。「かわいらしさがあり、郷愁を呼び覚ました」。水木さんが自ら集めた妖怪の人形や資料に囲まれて幸せそうにしていた姿が印象に残る。「もっと長生きしてほしかった。残念です」

 アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」で何度も鬼太郎を演じた声優の野沢雅子さんは、所属事務所を通じてコメントを発表した。「気取らず生まれっぱなしのような純粋な方でした。いろんなところにいらっしゃるのがお好きでしたから、今もきっと旅に出られたんだろうなと思っています」

 NHK朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」で水木しげるさん役を演じた俳優・向井理さん(33)は水木さんと妻の布枝さんに会ったことがある。「お二人の醸し出す雰囲気が大好きで、憧れでした。今はただ、大好きなしげるさんのご冥福をお祈り致します」

 水木さんが少年時代を過ごした鳥取県境港市には、両親らが眠る菩提(ぼだい)寺「正福寺」がある。本堂には少年の頃、異界に興味を持つきっかけとなった「六道絵 地獄極楽絵」が掲げられ、境内には傘寿の記念で2002年2月に設置された水木さんの像も。

 13代目住職の永井光明(こうめい)さん(54)は、水木さんの業績について「これからも輝きを放ち続けるのでは」と言う。

 アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」のシリーズ第4作で主題歌を演奏した「憂歌団」のギタリスト内田勘太郎さん(61)は「妖怪のように120歳まで生きてくれると思っていたのに、残念です」と話した。

 小学生のころから近所の貸本屋で水木さんの作品を読んでいたといい、主題歌の演奏依頼がきたときは「それはもう、うれしかったですよ」と話す。

 第4作では憂歌団のオリジナル曲も使われた。普段はあまり作詞をしない内田さんが、「このときだけは『俺が、俺が』で書かせてもらいました」。鳥取県境港市で開かれた催しの打ち上げで、水木さんに「あの歌詞は君か。(アニメの意図が)よくわかっとるな」と褒められたのが忘れられない。「今はただ『ありがとう』と伝えたいです」(朝日新聞、2015.11.30)


 「捕虜になった過去があるから」と日本芸術院会員を辞退した大岡昇平と、「戦争で死ぬのはバカらしい」と断言しつつ紫綬褒章・旭日小綬章・文化功労者を受けた水木しげるは表裏一体。戦争を知らず半分は子供の我々には難しい大人のウィットといえます。

 水木マンガのいいところは明治以降日本に蔓延るキリスト教倫理観を超えた土着世界。昔『ゲゲゲの鬼太郎』を古本屋で買ったら全裸のねずみ男が透明人間になって野良犬にペニスを噛まれるステキな話でした。これも戦争で片腕を失った男が描いていると思うと深いものがあります。

 あと、呉智英とつげ義春に追悼コメントを求めた朝日新聞は有能ですが、なんで池上遼一に聞かないのか。画竜点睛を欠くんじゃないでしょうか。水木しげるさんのご冥福をお祈りします。


 <寝坊の娘「起こすな」、怠け者になれ 自然体、水木流哲学>
 十一月三十日に死去した漫画家水木しげるさんは作品だけでなく、常識の枠にとらわれない発想、ユニークな言動や人柄が愛された人でもあった。水木さんの人生哲学には過酷な戦争体験の影響もあるとされ、数多く残された「水木語録」には、物事の本質が隠れている。

 「怠け者になりなさい」。水木さんの人生哲学の中で、多くのファンに支持されている言葉だ。著書「水木サンの幸福論」で強調しているのは「努力しても結果はなかなか思い通りにならないこともある」ということ。「怠けることの大切さ」を述べているようにみえるが、時には力を抜き、良い結果を出すための方法について語っていた。

 世界各国にある大好きな妖怪の“すみか”を訪ね、「目に見えないものを感じる」ことの重要性も説いた。合理主義ではなく、世間に流布する価値観で捉えきれない事象を解明することが、人々の「幸福につながる」と考えていた。

 子育ても一風変わっていた。娘が寝坊して学校に遅刻しそうなときでも「眠たいと言っちょーのに。寝かしてやれ」と妻と口論した。水木さん自身も睡眠を大切にし、九十三歳で亡くなるまで現役を続けた。

 水木さんの二人の娘は、幼いころ、人前でおならをすることが、良いことだと思い込んでいたという。水木さんが喜ぶからだ。夫婦や家族でいさかいがあっても、誰かがおならをすれば笑いに変わった。場を和ませようと、わざと人前で鼻をほじる水木さんの「ゆるキャラ」ぶりは大きな魅力だった。

 水木さんの規格外ともいえる発想は、不条理な戦地体験が大きく影響しているとされる。

 戦記漫画の代表作「総員玉砕せよ!」では、目の前で大勢の戦友が死んでいった戦地でのやるせない思いを、登場人物たちによって語らせた。作品の中で、日本本土が爆撃されていると知った兵士は、上官に切々と語る。「かんじんの内地がめちゃくちゃにやられてたら、一体我々はなにしにこんなところで戦うのでしょうか」。また軍医は「(軍隊は)本来のあるべき人類の姿じゃないのです」「すみ渡る空やさえずる鳥や島の住人のような健全さはどこにもありません」と訴えた。機会を捉えては、戦争や軍隊の非人間性を語り続けた。

 次女悦子さんが小学校でいじめに遭い自殺を考えたときのことだ。水木さんは「死んでしまえば何にもならん。幸せはな、心と体で感じるものなんだ」「生きておればいずれ分かる。だからもう少し生きてみないか」と語り掛けたという。(中日新聞、2015.12.1)


<参照>
ウィキペディア 水木しげる
ウィキペディア 大岡昇平
朝日新聞 水木先生に絵より生き方学んだ 漫画家・池上遼一さん
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2015年11月29日

第32回ジャパンカップ(GI)

三連単 @⇔I・K→A・B・E・G・J・L・M・N・P・Q=12000円
前回までのトータル:−218万4940円
回収率:61.2%
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2015年11月28日

中大生投資詐欺事件

 無料通信アプリ「LINE」による投資詐欺事件で、中央大学の元学生が、「父親は外交官で、おじは警視総監」などと言って、女子大学生などを信用させていたことがわかった。

 元中央大学生法学部の青木千賢(ちさと)容疑者(22)は2014年12月、女子大学生(当時21歳)に、LINEでうその投資話を持ちかけて、およそ68万円をだまし取った疑いで、27日朝に送検された。

 青木容疑者は、知人などによると、周囲に「六本木の高層ビルが実家」、「父親は外交官で、おじは警視総監」、「1,500億円を動かしている」などと言って、成功した起業家を装っていたという。

 青木容疑者の友人は「父親は外交官と聞いた。服装は、1着十数万円するジャケットを着ていたりとか、派手という印象が強い。年収がサラリーマンの生涯賃金を超えたといううわさは聞いた」と語った。

 調べに対して、青木容疑者は「自分は会社員だ」と話していて、警視庁は、だまし取った金でぜいたくな暮らしをしていた可能性もあるとみて、余罪を調べている。(fnn-news.com、2015.11.27)


 無料通話アプリ「LINE(ライン)」を悪用した架空投資詐欺事件で、警視庁北沢署は、詐欺容疑で、東京都多摩市鶴牧、元中央大法学部生、青木千賢(ちさと)容疑者(22)を逮捕した。同署によると、「私もだまされた。私こそ詐欺の被害者」と容疑を否認している。

 青木容疑者は起業家と偽り、学生イベントなどで知り合った同年代の学生らを携帯電話ケースの輸入販売などの架空の事業に勧誘。ほかにも学生にクレジットカードを作らせて計約57万円を不正に使用した疑いもあり、同署が調べている。

 逮捕容疑は平成26年12月〜27年1月、学生イベントで知り合った世田谷区の女子大学生(21)にLINEで「紹介したいビジネスがある。最低でも20〜25万円もうかる」などと嘘のメッセージを送信し、計約68万円をだまし取ったとしている。(産経新聞、2015.11.26)


 携帯電話での手軽なやり取りを悪用した犯罪が相次ぐ中、中央大学法学部の男子学生(21)から無料通話アプリ「LINE(ライン)」で、事業話を持ちかけられた都内の女子大学生(21)が事業への参加費名目などとして、総額約125万円を支払ったが返金されず、トラブルになっていることが20日、関係者への取材で分かった。

 ほかに慶応大生らも被害に遭うなどしており、女子学生は、架空の投資話で現金を詐取されたとして詐欺罪での刑事告訴を視野に警視庁に被害相談している。

 関係者によると、女子学生は学生イベントで知り合いになった男子学生から昨年12月20日、LINEで連絡を受け、「紹介したいビジネスがある」と誘われたという。持ちかけられたビジネスは、中国から仲介業者を通さずに携帯電話ケースなどを仕入れて販売するというものだった。

 男子学生は「安定して最低でも月に25万円ほど稼げる」と強調した。躊躇(ちゅうちょ)する女子学生に、「絶対稼がせる」「初月で15万円いかない場合、特別に20万円支払う」などと執拗(しつよう)に勧誘。女子学生は5万円を指定の銀行口座に振り込んだ。

このほかにもたびたび現金を要求され、今年1月15日までに計13回、約68万円を振り込んだ。その間、資金がないと伝えると、「30万円借りてきてほしい」などと消費者金融での借り入れを勧められた。女子学生名義のクレジットカードも作らされ、計3枚で約57万円を不正に使われていた。

 カードの不正利用に気づいた女子学生が、返金を求めたが応じられず、今月17日、警視庁に被害相談。ほかにも30万円の被害に遭った慶応大生らがいる。

 女子学生は取材に「最初は5万円だったら、という気持ちだったが、お金を催促され続けて考える余裕がなくなった。学費のためアルバイトでためたお金が無くなり悲しい」と話した。

 一方、男子学生は「事業のために金を借りたことは事実だが、だましてはいない」としている。

 中央大広報室は「個別の学生に関する質問には答えられない」としている。

 ◇

 LINE 利用者同士がメールや電話を無料で楽しめる携帯電話向けのコミュニケーションアプリ。平成23年にサービスが開始され、「スタンプ」と呼ばれるキャラクターを使ったメッセージ機能などが好評。若い世代を中心に利用が広まっている。(産経新聞、2015.6.21)


 「六本木のタワーマンションに住み、ポルシェを運転。父は外交官で、おじは警視総監」。中央大学の男子学生は周囲にこう騙り、信用を得ていた。一方、ターゲットにされたのも同世代の学生だった。

 「知人の会社の資金繰りが苦しくなり、30万円貸してほしい。40万円にして返すから」。男子学生から平成25年12月にLINEで依頼を受けた慶応大学に通う男性(22)。この数カ月前に学生イベントで知り合い仲良くなった。男子学生から「会社を経営していて、大企業の社長と仲が良い」「親は金持ち」などと聞かされていた。すっかり信用していた男性は、疑問を挟まずに応じた。

 しかし、約束の期日を過ぎても返金されず、その後も事態が打開することはなかった。訴訟を考えていることを伝えると、「恐喝にあたるからあなたを訴える。おじさんが警視総監だからいつでも逮捕できるよ」と脅されたという。

 約125万円の被害に遭った女子学生も男子学生とは同じ学生イベントで知り合った。男子学生から「1年で7億円稼いだ」「会社は東京・汐留にあり、資本金は9990万円。社員が61名いる」などと聞かされていた。ただ、会社のホームページがないと指摘すると「日本の検索エンジンからは見られない。海外専用の取引会社だから」とはぐらかされたという。産経新聞の取材では、男子学生の会社は登記はなく、住所地はレンタルオフィスだった。住居地も六本木ではなかった。

 慶応大の男性によると、男子学生から他にも10人以上の学生が同様の話を持ちかけられたといい、「金が戻ってくるよりも刑事罰を受けてほしい。自分のやったことがどれだけ悪かったか知るべきだ」と訴えた。(産経新聞、2015.6.21)


 アメリカの有名投資家ピーター・リンチの『ピーター・リンチの株で勝つ―アマの知恵でプロを出し抜け』は私がいままで読んだ一番おもしろい投資本ですが、このなかで企業名や本社ビルや経営者の服装は地味で金がかかっていない方が好ましいと指摘しています。

 その心は「価値はあるのに人気がない」ほど投資先として優れているから。「六本木のタワーマンションに住み、ポルシェを運転。父は外交官で、おじは警視総監」などと吹聴している時点でこの容疑者は投資するに値しない人物といえます。仮に本物の社長でもこんな奴を相手にすべきではありません。


<参照>
テレビ大菩薩峠 現役慶大生投資詐欺事件
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2015年11月27日

栃木1型糖尿病児童殺人事件

 糖尿病を患っていた宇都宮市の男児(当時7)に適切な治療を受けさせずに死亡させたとして、栃木県警捜査1課と鹿沼署は26日、同県下野市小金井1丁目の会社役員近藤弘治容疑者(60)を殺人容疑で逮捕し、発表した。

 捜査1課によると、亡くなったのは宇都宮市東原町の小学2年生I君。近藤容疑者は、I君の両親から1型糖尿病でインスリンの投薬治療が必要だと聞いていたが、4月上旬ごろから投薬治療を中断させ、医師による適切な治療を受けさせないまま放置して死亡させた疑いがある。

 I君は4月27日、搬送先の病院で死亡した。司法解剖の結果、死因はインスリンの欠乏で起きる「糖尿病性ケトアシドーシス」を併発した1型糖尿病に基づく衰弱死だった。

 捜査関係者によると、I君の母親が以前からの知り合いだった近藤容疑者に相談。近藤容疑者は自身に特別な力があるとI君の両親に信じ込ませ、「私の言うことを聞けば大丈夫。他の人にはない力を持っている」などと話し、I君に足や腹を触るなどの行為を繰り返した。報酬として両親から200万円以上を受け取っていたという。

 I君が搬送された病院から通報を受けた県警が捜査を始めていた。(朝日新聞、2015.11.26、元の記事は被害者実名、以下同じ)


 1型糖尿病を患う宇都宮市の小学二年男児(7つ)へのインスリン投与を中断し、死亡させたとして、栃木県警は二十六日、殺人の疑いで、同県下野市小金井一、自称祈祷(きとう)師の会社役員近藤弘治容疑者(60)を逮捕した。

 県警によると、死亡したのは宇都宮市東原町五、I君。近藤容疑者が「腹の中に死に神がいるからインスリンでは治らない」と両親に告げ、治療と称し今年二月にインスリン投与を一時中止させた。治療費として計数百万円を両親から受け取っていたという。両親は昨年十二月ごろ、近藤容疑者に「治療」を依頼。同容疑者はI君の体をさすったり、呪文を唱えたりする行為を繰り返していた。県警は保護責任者遺棄致死容疑の可能性があるとみて、両親からも事情を聴いており、書類送検する方針。

 逮捕容疑は、インスリン投与をしなければ死亡する恐れが大きいことを知りながら今年四月上旬ごろ、両親にI君へのインスリン投与を止めさせて、医師による治療などを取らずに放置。同二十七日に県内の病院で衰弱死させたとされる。容疑を否認しているという。

 <1型糖尿病> 膵臓(すいぞう)のβ細胞が自己免疫などによって壊れ、血糖値を下げるインスリンが分泌されなくなる病気。国内の年間発症率は10万人当たり1〜2人で、小児期に起こることが多いとされる。根治のための効果的な治療法がなく、膵臓移植を受けるか、生涯にわたって毎日注射などでインスリンを補う必要がある。(東京新聞、2015.11.26)


 1型糖尿病を患う宇都宮市の小学2年男児(7)へのインスリン投与を中断し、死亡させたとして、栃木県警は26日、殺人の疑いで、同県下野市、自称祈とう師の会社役員近藤弘治容疑者(60)を逮捕した。

 県警によると、死亡したのは宇都宮市東原町、I君。近藤容疑者が「腹の中に死に神がいるからインスリンでは治らない」と両親に告げ、治療と称し今年2月にインスリン投与を一時中止させた。治療費として計数百万円を両親から受け取っていたという。

 両親は昨年12月ごろ、近藤容疑者に「治療」を依頼。同容疑者はI君の体をさすったり、呪文を唱えたりする行為を繰り返していた。県警は保護責任者遺棄致死容疑の可能性があるとみて、両親からも事情を聴いており、書類送検する方針。

 逮捕容疑は、インスリン投与をしなければ死亡する恐れが大きいことを知りながら今年4月上旬ごろ、両親にI君へのインスリン投与を止めさせて、医師による治療などを取らずに放置。同27日に県内の病院で衰弱死させた疑い。容疑を否認しているという。

 I君の近くの住民によると、一家は5人暮らし。家の前で家族や友人を交えドッジボールや野球をして遊ぶ姿がよく目撃されていた。近所の女性(86)は「両親はきちんとしていて、仲良さそうな家族だった」と話した。(共同、日刊スポーツ、2015.11.26)


 重い糖尿病を患った男児に適切な治療を受けさせず死亡させたとして、栃木県警は26日、同県下野市小金井、会社役員近藤弘治容疑者(60)を殺人容疑で逮捕した。

 男児の両親からも保護責任者遺棄致死容疑で事情を聞いている。

 死亡したのは、宇都宮市東原町、小学2年の男児(当時7歳)。発表によると、近藤容疑者は、男児が1型糖尿病を発症してインスリンを投与しなければ死亡する恐れが大きいことを知りながら、今年4月上旬頃からインスリン注射を中断させ、同月27日、インスリンが欠乏する「糖尿病性ケトアシドーシス」で衰弱死させた疑い。

 家族らによると、男児は昨年11月、1型糖尿病と診断された。近藤容疑者は母親から相談を受けると、「インスリンは良くない」などと言って注射をやめるよう指示し、「治療」と称して男児の足や腹を触るなどの行為を繰り返し、200万円以上を受け取った。「治療」を受けている間、男児は症状が悪化して少なくとも2度入院したという。4月26日夜頃に意識がもうろうとし、翌日、救急車で病院へ運ばれたが、死亡が確認された。(読売新聞、2015.11.26)


 重い糖尿病の男の子に適切な治療を受けさせずに死なせたとして、自称・祈祷師(きとうし)の男が逮捕されました。男は、治療と称して「死に神退散」などと唱えていました。男の取り調べが続けられている鹿沼警察署から報告です。

 I君(当時7)が死亡した経緯が少しずつ明らかになってきました。近藤弘治容疑者(60)はI君が死亡する前日にも、治療と称して呪文を唱えたり体を触るなどしていたということです。今井君の容体は死亡する3日前から急激に悪化していましたが、両親が病院に連れていくことはありませんでした。

 死亡する前日には、両親が近藤容疑者に「改めて治療をお願いしたい」などと電話で連絡を入れていましたが、近藤容疑者はその際にも、インスリンを投与するなどの治療をしないように指示していました。両親はI君の容体が悪化した際に近藤容疑者に相談をしていましたが、近藤容疑者は「私には特殊能力がある。ハンバーガーを食べたり栄養ドリンクを飲んでいれば大丈夫」などと、言葉巧みに両親を信じ込ませていたということです。

 ある捜査幹部は「近藤容疑者にだまされた被害者が他にもいる可能性は高い」と話していて、近藤容疑者が金目的で犯行に至った可能性も視野に捜査をしています。警察は、両親からも任意で話を聞いていて、事件に至った詳しい経緯を調べています。(社会部・中内功記者報告、テレビ朝日、2015.11.26)


 体に手をかざす行為などを「治療」と称して、重い糖尿病を患っている宇都宮市の7歳の男の子にインスリンを投与させずに死亡させたとして、会社役員の男が殺人の疑いで逮捕された事件で、男が「インスリンは体に毒で、栄養価の高いものを食べさせるべき」と話して、男の子にハンバーガーなどを食べさせていたことが警察への取材で分かりました。男は容疑を否認しているということです。

 逮捕された栃木県下野市の会社役員、近藤弘治容疑者(60)は、重い糖尿病だった宇都宮市の小学2年生、I君(7歳)にインスリンの投与を中止させ、ことし4月に死亡させたとして殺人の疑いがもたれています。

 警察によりますと、Iくんは去年11月に重い「1型糖尿病」と診断され、インスリンの投与を受けていましたが、ことし2月に両親の知り合いの近藤容疑者が「インスリンではよくならない」「腹の中に死に神がいる」などと話し、インスリンの投与をやめさせたということです。

 近藤容疑者は両親から200万円以上の報酬を受け取ったうえで、寝かせたI君の周りにろうそくを立てて呪文を唱えたり、体に手をかざしたりしていたということです。さらに、「インスリンは体に毒で、栄養価の高いものを食べさせるべき」としてハンバーガーなどを食べさせていたことが警察への取材で分かりました。

 調べに対して近藤容疑者は「自分が死なせたのではない」などと容疑を否認しているということです。

 警察はI君の両親についても保護責任者遺棄致死の疑いで書類送検する方針で、「治療」と称した行為の実態や両親が依頼した経緯などを調べています。

 死亡までの経緯は

 警察によりますと、今井駿君は、去年11月に病院で重い「1型糖尿病」と診断され、将来にわたってインスリンの投与が必要だと告げられていました。

 両親は、母親の勤務先で知り合った近藤容疑者に相談し、ことし2月、近藤容疑者の指示でインスリンの注射を中止したところ、I君はその翌月に容体が急変して入院しました。その後退院しましたが、インスリンの投与は中止されたままで、I君は4月27日の朝、症状が悪化して再び病院に搬送され、そのまま死亡が確認されました。

 一方、警察によりますと、学校では以前、両親から「注射を打たないと命に関わる」という説明を受け、給食の前に教職員が立ち会ったうえで、I君みずからがインスリンの注射をしていました。

 しかし、途中から注射を打たなくなったため、学校側が母親に連絡しましたが、「注射は打たなくていい」と言われ、指示に従ったということです。(NHK、2015.11.26)


 自ら「龍神(りゅうじん)」と名乗る男は、「死神退散」などの呪文を唱え、糖尿病の男の子に治療を受けさせなかった。その悪質性から、男は殺人容疑で逮捕されている。

 自らを「祈とう師」と称し、糖尿病の男の子に対し「わたしは龍神だ。死神退散」などの呪文を唱えていたという男。

 26日、異例の殺人容疑で逮捕された近藤弘治容疑者(60)。

 近藤容疑者は、糖尿病を患う小学2年生のI君(7)に、血糖値を下げるために必要なインスリンの注射をさせず、2015年4月、I君を殺害した疑いが持たれている。

 近藤容疑者の母親は「今帰ってきたら、主人が『テレビで何回もやってるぞ』って。誰の言うことも聞かないせがれだから、覚悟はしていたんです。とんでもないせがれで、申し訳ありませんでした。本当に」と話した。

 I君が糖尿病と診断されたのは、2014年11月。

 母親は、一生インスリンを打ち続けなければならないことを悲観し、知り合いだった近藤容疑者に相談した。

 すると「わたしは龍神だ。あらゆる病気を治せる。I君の腹の中には死神がいるので、インスリンでは治らない」と言って母親を信じ込ませ、治療費名目で、およそ200万円を受け取った。

 近所の人は「信じられないというか。(普段は)土木関係の仕事ですよね」と話した。

 建設会社の役員をしていたという、近藤容疑者の治療と称する行為が明らかになってきた。

 近藤容疑者は、I君を寝かせると、その周りにろうそくを並べ、体を触ったり、「死神退散」などと呪文を唱えたという。

 そして、周りには、お供えものとして、ハンバーガーや栄養ドリンクを置いていたという。

 容疑者を知る人は「祭壇というか、宗教的なことをやっているかな、宗教信仰しているかなと思った」と話した。

 2015年2月には体調が悪化し、I君は病院に搬送された。

 そのとき、医師は、両親に対し「インスリン注射をしないと死にますよ」と忠告したという。

 しかし、その後も、I君に正しい治療は行われず、2015年4月に体調が急変し、死亡した。

 近藤容疑者の治療は、その数時間前にも行われていた。

 I君の学童の先生は「非常に残念で悔しい。明るくて元気で活動的で、みんなに慕われる子でした」と話した。

 近藤容疑者の母親は「(龍神って聞いたことありますか?)はい?龍の神様が事務所にあるって話は聞きましたね」と話した。

 警察は、必要な治療を受けさせなかった近藤容疑者を、異例の殺人容疑で逮捕した。

 また、近藤容疑者のその言葉を信じ込んだ両親も、近く、保護責任者遺棄致死の疑いで書類送検する方針。(fnn-news.com、2015.11.26)


 今年4月、糖尿病を患っている栃木県宇都宮市の当時7歳の男の子にインスリンの投与をやめさせ、死亡させたとして、下野市に住む60歳の会社役員で、自称・祈とう師の男が逮捕されました。

 うつむき加減に警察署に入っていく男。殺人の疑いで逮捕された下野市の会社役員で、自称・祈とう師の近藤弘治容疑者(60)です。

 近藤容疑者は今年4月、小学2年生のI君(当時7)が「1型糖尿病」で、インスリンを投与しなければ命に危険があると知りながら、投与をやめさせ、医師による治療を受けさせずに死亡させた疑いが持たれています。

 「腹の中に死神がいるからインスリンでは治らない」。自らを「龍神」と名乗り、こう話していたという近藤容疑者。

 「死神退散」。このような呪文を唱え、治療と称しI君を寝かせ体を触るなどして、「治療費」として両親から数百万円を受け取っていたということです。

「(Q.祈とうについては、ご存じなかった?)なかったです。何の資格もないのに」(近藤容疑者の母親)

「20年前そんな話を聞いた。(Q.どのような?)祈とう師みたいなことをやっているんじゃないかという話」(近所に住む人)

 一方、亡くなったI君は、とても活発な男の子だったといいます。

「去年11月、町内運動会のとき、リレーの選手で1年生で1番だった。時々、お父さんなんかとキャッチボールしていた」(近所に住む人)

「インスリンさえ投与していれば、成長して立派に大人になって活躍できるということだから、お母さん頑張っていきましょうって」(学童保育の担当者)

 育ち盛りの時期に突然奪われたI君の命。取り調べに対し、近藤容疑者は容疑を否認しています。警察はI君の両親についても保護責任者遺棄致死の疑いで事情を聴いていて、今後、書類送検する方針です。(TBS News、2015.11.26)


 1型糖尿病のため1日4回のインスリン注射は欠かせないが、アマチュア時代に糖尿病を発症しつつもプロで活躍したビル・ガリクソンや、8歳で1型糖尿病を発症しながらエアロビックの世界チャンピオンになった大村詠一に勇気づけられたことから「自分が頑張ることで、同じように糖尿病と戦っている人たちを勇気づけていきたい」と話す。

 また、公式戦で1勝するたびに10万円を糖尿病研究のために寄付しており、日本IDDMネットワークと協力して糖尿病患者の少年たちを阪神甲子園球場での野球観戦と交流会に招待し、激励している。こうした慈善活動が評価され、2013年に若林忠志賞を受賞した。(ウィキペディア 岩田稔)


 教祖の悪質さは成田ミイラ化遺体事件を思い出しますが、被害者が7歳児であることを考えるとこちらのほうが悲惨であり言葉も出ません。両親を騙して大金を奪い、罪のない子どもまで死に至らしめた犯人は許しがたいものがあります。殺人罪は当然でしょう。

「一方、警察によりますと、学校では以前、両親から「注射を打たないと命に関わる」という説明を受け、給食の前に教職員が立ち会ったうえで、駿君みずからがインスリンの注射をしていました。しかし、途中から注射を打たなくなったため、学校側が母親に連絡しましたが、「注射は打たなくていい」と言われ、指示に従ったということです」(NHK)

 もちろん両親にも責任はあります。リチャード・ドーキンスが批判するように社会は信仰に対して過剰に配慮しすぎであり、今回などは児童相談所が介入・保護すべきケースだったんじゃないでしょうか。ビートたけし主演でドラマ化された『説得―エホバの証人と輸血拒否事件』から我々は何も学んでいません。

 1型糖尿病を乗り越えスポーツ界で活躍する人もいます。岩田選手などの啓蒙活動がこのような事件の抑止になるでしょう。I君のご冥福を心よりお祈ります。





<参照>
ウィキペディア 糖尿病
ウィキペディア 成田ミイラ化遺体事件
ウィキペディア 神は妄想である
ウィキペディア 輸血拒否
ウィキペディア 岩田稔
ウィキペディア ビル・ガリクソン
posted by リュウノスケ at 01:21| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする