2015年08月05日

朝日新聞特別編集委員ツイート禍騒動

 朝日新聞社の冨永格・特別編集委員が、同社公認の自身のツイッターに、ナチスの旗や旭日旗を掲げてデモする人たちの写真を掲載し、英語とフランス語で「東京での日本の国家主義者のデモ。彼らが安倍首相と保守政権を支持している」と書き込んでいたことが4日、分かった。既に削除している。

 冨永氏は2日に問題の書き込みをし、ネット上で批判を受けた。その後、「嫌韓デモに参加する人たちには安倍首相の支持者が多いという趣旨でしたが、『一般的に』の言葉が抜けていたので、彼らがこぞって首相を支持しているかの印象を与えるツイートになってしまいました」と釈明、謝罪の言葉も書き込んだ。(共同通信、2015.8.4)


 自民党は4日、朝日新聞の冨永格特別編集委員が、ナチス支援者が安倍晋三政権の支持者であるとする内容をツイッターに書き込んだ問題に関し、朝日新聞東京本社に対し強く抗議するとともに、冨永氏のツイッターでの訂正と謝罪、朝日新聞ホームページでも英語とフランス語による訂正と謝罪を掲載するよう申し入れた。

 申し入れ書では、冨永氏が「嫌韓デモの参加者には安倍首相の支持者が多いという趣旨だったが、英語ツイートに『一般的に』の言葉が抜けていた」と釈明したことに対し、「全く不十分なもので、到底欧米のフォロワーの誤解は解けるものではない」と指摘。「冨永氏は一般人と異なり文章表現はおろか、取材や記事の編集にまで精通している。『フォロワーが誤った印象を持つことを予想できなかった』ということは信じられない」とも訴えた。(産経新聞、2015.8.4)


 朝日新聞社の冨永格・特別編集委員がツイッターにナチスの旗や旭日旗を掲げたデモの写真を載せ、英語とフランス語で国家主義者が安倍首相を支持しているとする書き込みをした問題で、同社は5日付の朝刊で「報道姿勢に疑念を抱かせた」との謝罪記事を掲載した。

 記事によると、冨永氏は事実関係の裏付けをしておらず、写真の転載に撮影者の許可を取っていなかった。同社は、社名などを名乗ってツイッターを利用できる「公認記者」や、コラム「日曜に想う」の執筆者から外す。

 冨永氏はネット上で批判を受けた後、投稿を削除し、おわびの言葉を書き込んだ。(共同通信、2015.8.5)


 朝日新聞記者の冨永格特別編集委員が2日、ツイッターに不適切な投稿をし、削除しました。本社は、報道姿勢に疑念を抱かせる行為だったと重く受け止め、社名などを名乗ってツイッターを利用できる「公認記者」から外すとともに、コラム「日曜に想(おも)う」の執筆者からも外す措置をとります。

 今回の経緯について説明いたします。

 冨永記者はツイッターにナチスの旗などを掲げてデモをする人たちの写真を載せ、英語で「東京であった日本の国家主義者のデモ。彼らは安倍首相と保守的な政権を支持している」と投稿し、フランス語でもほぼ同様の内容の投稿をしました。

 冨永記者は投稿について、事実関係の裏付けをしておらず、写真も撮影者の許可をとらずに転載していました。

 この投稿に対し、多くのみなさまから批判を受け、冨永記者はおわびをし、英語、フランス語の投稿を削除しました。

 本社は、冨永記者に厳しく注意し、冨永記者は改めておわびの投稿をしました。

 本社の記者ツイッターは記者個人の責任で発信していますが、このような事態を招いたことについて、みなさまにおわびいたします。記者に対する研修の強化などを通じ、ソーシャルメディアの適切な利用を進めます。(朝日新聞、2015.8.5)


 オフレコでの問題発言は誰にでもあります。ツイッターというのはそういったプライベートの場と全世界をシームレスにつないでしまう失言発生装置。PCでブログを書くよりストッパーがかからないのはスマホツイートだと推敲しないからでしょう。社会的責任のある人は実名で使わない方がいいんじゃないでしょうか。


<参照>
ツイッター 冨永 格 (@tanutinn)
posted by リュウノスケ at 21:16| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする