2014年11月04日

中国漁船アカサンゴ密漁事情

 小笠原諸島や沖縄県の周辺に、中国からのサンゴ密漁船が相次いで出没している。密漁船の拠点は、中国福建省寧徳市の入り江の漁港。ある船主が昨年、2億元(約35億9000万円)相当の大量のアカサンゴを採ったことから、一獲千金を夢見て密漁に手を染める漁民が急増。共同通信の取材に対し、サンゴ密売人の男性(52)は2日、「密漁はいちかばちかのギャンブル」と話し、大もうけできるのは「わずか数%」だという。

 山あいにある寧徳市霞浦県三沙鎮(ねいとくし・かほけん・さんさちん)の漁港で、密売人はこう説明した。「三沙鎮の漁船は3、4年前から沖縄県周辺などでサンゴ密漁を行っていたが、ここ数カ月の間に三沙鎮の漁港から70〜80隻の密漁船が小笠原諸島周辺海域などに向けて出港。寧徳全体では200隻以上に上る」。

 以前は台湾周辺海域が密漁の舞台だったが、乱獲で数が減り、質の高いアカサンゴが多い小笠原諸島周辺などが新たなターゲットになった。「(密漁船は)地元の公安当局の目を恐れ、操業後、港には戻らない。海上でアカサンゴを小型の船に移し、新聞紙でくるんだり、魚の中に交ぜたりして陸に揚げる」と密売人は明かす。

 北京や上海など大都市から買い付けに来る業者も多く、販売価格は3、4年前の2倍以上に高騰した。現在、1キロ当たり約50万元(約897万円)するという。アカサンゴを加工した装飾品を身に着ける富裕層が増えたことも、価格上昇の背景にあるとみられる。

 しかし、密漁者同士の競争の激化や取り締まりの強化に伴い、大もうけできるのは「(密漁者の)わずか数%」。摘発されれば船を没収され、200万元(約3590万円)の罰金を科される。昨年、巨万の利益を上げてブームを過熱させた船主は摘発を恐れて利益を素早く仲間と分配、船も売却したという。

 中国メディアによると、寧徳の公安当局は今年1月から6月までにアカサンゴ密漁事件を5件摘発し、10人以上を拘束。合計で約50キロのアカサンゴを押収した。日本で摘発された密漁船もある。

 三沙鎮の街中には「アカサンゴ密漁を撲滅する」と書いた横断幕が掲げられていた。しかし、ある店で店主に「サンゴはあるか」と尋ねると、引き出しからアカサンゴの装飾品を取り出した。地元のタクシー運転手は「数が減れば希少価値が増し、さらに価格が上がる。絶滅するまで密漁はなくならないだろう」と苦笑いした。

 ◆中国漁船のサンゴ密漁 サンゴが乱獲されているほか、漁場が荒らされたり地元漁師の漁具が壊されたりする被害が出ている。海上保安庁などは取り締まりを強化。10月に東京都・小笠原諸島や沖縄県・宮古島の周辺海域で違法にサンゴ漁をしたなどとして中国漁船船長らを相次いで逮捕した。日本政府は中国側に遺憾の意を表明し、再発防止を要求。在日中国大使館の楊宇参事官は10月30日の記者会見で密漁を許さない立場を強調した。

 ◆アカサンゴ 八放サンゴ亜綱ヤギ目サンゴ科のサンゴ。宝石サンゴと呼ばれるサンゴの1種。水深100〜300メートルの海底で生息。宝石サンゴには、アカサンゴのほか、モモイロサンゴ、シロサンゴなどがある。枝(骨軸)部分は炭酸カルシウムなどからなり、研磨すると宝石のように美しいため、古来より宝飾品の材料として利用されてきた。成長が非常に遅く、枝部分が1ミリ伸びるのに10年前後かかるとされ、希少価値が高い。(日刊スポーツ、2014.11.3)


 日本近海で操業しているので中国当局は見過ごしているのかと思ったらそうでもなかったアカサンゴの密漁。どっちにしろ一攫千金を夢見る山師たちは今後も命懸けで密漁を続け、日本のアカサンゴは絶滅してしまうでしょう。トルストイの『人はどれだけの土地がいるか』じゃありませんが、人間の欲望は死なない限り止められません。





<参照>
J-CASTニュース 大手メディアが静かすぎる... サンゴ密漁船逮捕劇に海保「SST投入」は本当なのか
posted by リュウノスケ at 02:28| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

コロワイドアルバイト店員勤務時間記録改竄事件

 外食大手コロワイド(横浜市)が運営する居酒屋チェーン「北海道」で、複数のアルバイト店員の勤務時間記録が改ざんされていたことが分かった。同社は共同通信の取材に、東京都新宿区内の1店舗で改ざんがあったことを認め、アルバイトの勤務時間を見掛け上少なくし、社会保険への加入を避ける目的だったと説明している。

 社会保険料は会社側が半額負担する。アルバイトの場合は通常、月間の勤務時間が百二十時間余りになると、会社は社会保険に加入させる必要がある。

 非正規社員の労働条件改善には、こうした「社保逃れ」を防ぎ、ルール通りの保険加入を実現することが課題だ。

 コロワイドは共同通信に、「店長の独断」だったと書面で答えた。改ざんした人数は回答せず、他店舗では不正はなかったとした。

 改ざんされたアルバイト店員(40)が加入する「フリーター全般労働組合」(東京)によると、コロワイドは「(アルバイトの)社会保険加入は認めない」との趣旨を記し、勤務時間の抑制を求める担当幹部名のメールを、社員向けに出したこともあったという。

 このアルバイト店員の話や、コロワイドが東京都労働委員会に提出した書面によると、改ざんがあったのは居酒屋「北海道」新宿東口店。昨年五月と七月の勤務記録が改ざんされた。

 月の勤務時間が百二十時間を超えると、別の店員のタイムカードに超過分の時間を記録。店員らは店長に要請され、現金をやりとりし正規の給与額になるよう数万円分を調整した。

 しかし七月は、何人もの勤務記録を改ざんしたので計算などが複雑になり、このアルバイト店員は実際の勤務時間に見合った給与を受け取れなかったと主張。精算を会社に求めている。

 同労組は、非正規社員の社会保険加入を避ける圧力が社内にあったとみて、アルバイト店員の救済を都労委に申し立てた。労働基準監督署や日本年金機構にも調査を求めている。

 ◆半額負担敬遠 横行か

 アルバイト社員の社会保険加入を避ける「社保逃れ」はさまざまな手段で横行していると、非正規労働者の支援団体はみている。働く人にとって直ちに損が生じるわけではなく、表面化しにくいのが実情だ。

 パートやアルバイトの労働者は、勤務時間が正社員の4分の3以上になれば社会保険の加入対象になり、企業は半額負担を迫られる。労働政策研究・研修機構の2012年の調査では、事業主の18.7%が、パートを雇う理由に「社会保険料の負担が少なくてすむ」を挙げた。

 非正規労働者の労働条件に詳しいジャーナリストの日向咲嗣(さくじ)さんは「社会保険の加入対象になっていることを従業員に知らせず、雇用者が加入を阻む例は昔からあった」と話す。

 保険料の本人負担分は給料から天引きされる。「働く人に知識がないと、社保に入らなければ保険料を引かれないから得だと誤解しやすい」と日向さん。「会社が半額負担するルールがあるのだから、働く側が利用しないのは損だ」

 <コロワイド> 東京証券取引所第1部上場の外食大手。「甘太郎」「北海道」「いろはにほへと」などの居酒屋、「ステーキ宮」「牛角」などをチェーン展開。店舗数は2000店を上回り、今年3月期連結決算の売上高は1484億円。今年10月には、回転ずしの「かっぱ寿司」を運営するカッパ・クリエイトホールディングスの買収を発表した。(東京新聞、2014.11.4)


 国策として増え続ける非正規労働者の多くが生活保護受給者になれば国家負担が増します。左翼はもちろん日本の行く末を憂う右翼団体こそこういう労働環境を批判すべき。国富を一私企業、一経営者が不正に奪っているという認識は広く共有されなければなりません。
posted by リュウノスケ at 02:03| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース(労働問題) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

第39回ホリプロタレントスカウトキャラバン

 芸能事務所ホリプロのオーディション「第39回ホリプロタレントスカウトキャラバン」の最終審査が3日、都内で行われ、福島出身の生田若菜さん(20)がグランプリを獲得した。

 今年のテーマは「美唱女」。「美しく歌う女優」がコンセプトで、この日は演技審査と歌唱審査が行われ、8人の少女が緊張のステージに立った。

 生田さんは、歌唱審査の自由曲歌唱で、Che’Nelleの「Believe」を歌った。グランプリが発表された瞬間、右手で口をふさぎ、両目からボロボロと涙を流した。特別ゲストとして深田恭子(32)から「今年もこのスカウトキャラバンを受けた時に、歌手志望として受けたので、親近感がわきました。受賞されている姿を見て、もらい泣きしそうでした。一緒に頑張りましょう」と祝福された。

 生田さんは「びっくりしてます。(名前を呼ばれるとは)思ってなかったです」と涙。「私の目標は、歌もお芝居もできる人になるということです。歌う時は、歌でみなさんを感動させて、お芝居をするときは、また別の表現方法で、見ている人を感動させるような人を目指します」と意気込んだ。

 生田さんには副賞として、CDデビュー、女優デビューが決まった。さらに、賞金100万円が贈られた。(日刊スポーツ、2014.11.3)


 女優綾瀬はるかさんらを発掘したオーディション「ホリプロタレントスカウトキャラバン」の第39回決選大会が3日、東京都内で開かれ、福島県出身で神奈川県在住の女子大3年、生田若菜さん(20)がグランプリに輝いた。

 歌も演技もできる女性の発掘が今回のテーマで、生田さんは特に歌唱力と歌う姿が評価された。

 受賞後、生田さんは「うれしいです。(歌唱審査は)緊張で泣きそうでしたが、お客さんの顔を見たら気持ちよく歌えました。300パーセントぐらい力を出せたと思います」と喜んだ。

 今年は3万8628人が応募し、8人が決選大会に進んだ。生田さんは女優兼歌手としてデビューする。(スポニチ、2014.11.3)


 芸能プロダクション、ホリプロのオーディション「第39回ホリプロタレントスカウトキャラバン」の最終審査が3日、都内で行われ、福島出身の生田若菜さん(20)がグランプリを獲得した。今年のテーマは「即戦力」。伸びのある歌声と物おじしない度胸を見せ、応募総数3万8628人の頂点に立った。

 名前を呼ばれた瞬間、生田さんは右手で口を押さえた。肩を震わせ、両目からボロボロと涙をこぼした。直後は「ビックリしてます…」と放心状態だったが、すぐに表情を引き締めた。

 「私の目標は、歌もお芝居もできる人です。歌う時は歌でみなさんを感動させて、お芝居をする時は、また別の表現方法で、見ている人を感動させたいです」

 力を込めて宣言し、深々とお辞儀をした。

 歌唱審査ではChe’Nelleの「Believe」を歌った。歌い出しから深みのある声で聴かせ、サビの高音も伸びやかに歌った。演技審査でも、喜怒哀楽の表情を演じ分けた。歌唱後には、司会者から手応えを問われ、「緊張しましたが、ステージに立ったらすぐに気持ち良くなりました。300点です」と即答。初めて受ける取材では、「英語が好きなので、いつかは英語で歌ってみたい。演技も、海外とかで英語でできるようになれば…」と夢を語った。

 今年のオーディションのテーマは「美しく、唱う、女優」と書いて、「美唱女」。例年は20歳前後が募集年齢の上限だが、即戦力を募るため25歳まで引き上げた。20歳10カ月の生田さんは、昨年の佐藤美希(20歳4カ月)を抜いて史上最年長のグランプリ。近い将来の女優デビュー、CDデビューも決定しており、実行委員長のホリプロ菜花耕平氏は期待を込めて言った。「即戦力で、一番キラキラ輝いた人となれば、満場一致で生田でした。とにかく歌唱力が抜群。最終的には、ドラマで主演を張って、主題歌も歌うようになってもらいたい」。

 球界では、今年のドラフトで4球団が1位指名した早大の有原航平投手をはじめ、即戦力選手が注目されている。綾瀬はるか(29)深田恭子(32)石原さとみ(27)ら30歳前後の女優を抱える同社にとっても、20歳の生田さんは理想の戦力補強になりそうだ。

 ◆生田若菜(いくた・わかな)1994年(平6)1月14日、福島県生まれ。東日本大震災で被災。高台に住んでいたため、家族全員は無事だった。高校時代にグラビアなどタレント活動の経験があり、現在は神奈川県在住で、同県内の女子大文学部3年生。好物は中華料理、ラーメン。1人で焼き肉やラーメンを食べに行くことも。155センチ。血液型B。(日刊スポーツ、2014.11.4)


 去年に続き20歳の女性をグランプリにしたホリプロ。プロ野球の即戦力ルーキーみたいなイメージなのかもしれませんが、やはりファンからすると深田恭子(受賞時14歳)や石原さとみ(同15歳)級のタレント(才能)を発掘してほしいところです。こういう傾向が続くと10代前半の美少女たちは「国民的美少女コンテスト」に流れてしまうのではないか。


 <足立梨花、事務所の“セコさ”暴露>
 タレントの足立梨花(22)が9日深夜の「中居正広のミになる図書館」(テレビ朝日系)に出演し、2007年に受賞した第32回ホリプロスカウトキャラバングランプリの副賞である「グアム旅行ペア券」を未だに貰っていないことを暴露した。

 この日の放送はいろいろな業界の「知らなきゃ良かった話」を暴露するテーマだったが、足立も自身の「知らなきゃ良かった話」として、「ホリプロスカウトキャラバングランプリの副賞を7年経った今も貰えていない」と暴露した。

 ホリプロスカウトキャラバンのグランプリ受賞者には賞金と副賞が与えられるが、07年にグランプリに輝いた足立の時は賞金100万円と副賞のグアム旅行ペア券が貰えるはずだったという。しかし、足立は受賞から7年経過した現在も副賞を貰えていないことを事務所に問いただしたところ、「いつあげるとは言っていない」とつれない返事がきたことを明かした。

 足立は過去のグランプリ受賞者はどうしているのかと、事務所の先輩で1984年に第9回グランプリに輝いたタレント井森美幸(46)に尋ねたが、当時の副賞だった「ハワイ旅行」は、井森がCM撮影でハワイに行った時に、「それがそう(副賞)だよ」と事務所から言われたという。

 このエピソードを聞いた司会のSMAP中居正広(42)は「なんでそんなセコい会社になっちゃったの」と苦笑いしたが、足立は「うちの会社大丈夫かな」と所属事務所を思いやった。(日刊スポーツ、2014.12.10)


<参照>
ウィキペディア ホリプロタレントスカウトキャラバン
テレビ大菩薩峠 第38回ホリプロタレントスカウトキャラバン
posted by リュウノスケ at 00:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 芸能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする