2014年09月30日

FC2関連会社一斉家宅捜索

 動画投稿サイト「FC2」で会員がわいせつ行為を中継し逮捕された事件で、京都府警サイバー犯罪対策課など5府県警は30日午前、公然わいせつほう助と風営法違反(無許可営業)の疑いで、米運営法人の委託先会社「ホームページシステム」(HPシステム、大阪市北区)や国内の関係先を一斉に家宅捜索した。

 FC2のサイトでは公然わいせつや著作権侵害に当たる動画の投稿が相次いでおり、サイト運営者側に対する異例の捜査に着手した。府警などは、米ラスベガスの運営法人「FC2」はHPシステムが実質運営するダミーで、利益を得るため違法動画を放置した疑いがあると判断。FC2社創業者の日本人男性(41)や実弟(38)、HPシステム社長(39)ら数人の東京と大阪の自宅も捜索し、立件を視野に調べを進める。

 捜査関係者によると、創業者の男性らは今年3〜6月、「FC2ライブ」で自称ライブチャット配信業の男(31)=公然わいせつ罪などで起訴=が女とのわいせつ行為を有料配信しているのを認識しながら同社システムを提供し、アダルト動画の配信を無許可営業した疑い。

 府警などが6月、集中取り締まりを行い、中継の男を現行犯逮捕。FC2ライブでは、視聴者の支払いの3割をFC2側が「システム手数料」名目で徴収し、残りは投稿者の取り分になる仕組みで、男は「昨年7月から始め、4000万円以上稼いだ」などと供述したという。(時事通信、2014.9.30)


 大手動画配信サイト「FC2」で性行為の生中継を手助けしたとして、京都府警サイバー犯罪対策課など5府県警は30日午前、サイトの運営にかかわる大阪市北区中之島3のネット通信会社「ホームページシステム」など数カ所を公然わいせつほう助容疑などで家宅捜索した。わいせつ動画の配信で、投稿者側ではなくサイトの運営者側を摘発するのは極めて異例。

 FC2は、2000万人の視聴者を抱える大手動画サイトで、1999年に設立。運営法人は米ラスベガスにあるとされる。府警は、ホームページシステムが事実上運営するダミーの法人とみて捜査を進める方針。

 捜査関係者によると、捜索容疑は今年6月、大阪市北区豊崎4、自称ライブチャット配信業、松本隆志被告(31)=公然わいせつ罪などで公判中=と兵庫県宝塚市の女子短大生(当時19歳)が松本被告宅で性行為をし、わいせつ動画を不特定多数のユーザーに有料で即時閲覧させるのを手助けした、としている。

 動画は有料会員向けの「FC2ライブ」と呼ばれるサイトで中継され、動画の投稿者にも報酬が入る仕組み。府警はFC2側から松本被告に少なくとも3070万円が入金されたことを確認。違法行為を容認していた可能性が高いと判断し、捜索に踏み切った。

 FC2を巡っては、わいせつ動画や著作権法に違反する動画配信が相次ぎ、警視庁や大阪、京都両府警など各地の警察が、わいせつ電磁的記録記録媒体陳列容疑や著作権法違反容疑で投稿者を相次いで逮捕するなどしている。(毎日新聞、2014.9.30)


 動画投稿サイト「FC2動画」にテレビ番組を無断でアップロードしたとして、警視庁などは、川崎市麻生区岡上、無職鈴木了容疑者(51)ら男4人を著作権法違反(公衆送信権の侵害)の疑いで逮捕し、東京都小平市の男(36)ら12人を同容疑で書類送検したと25日発表した。

 同庁によると、35〜67歳の16人は2013年6月から今年5月にかけて、NHKと民放6社のドラマやバラエティー計27番組の動画をFC2に保存し、利用者が見られる状態にして著作権を侵害した疑いがある。

 FC2では、有料会員が支払った登録費の最大50%を動画投稿者に還元している。鈴木容疑者は「生活のために4千回投稿した。1年半で240万円稼いだ」と供述。16人の大半が金銭目的で投稿していたという。

 米国に拠点を置くFC2は、動画投稿やブログなどのサービスを展開。日本国内に多くの利用者がいる。一方、著作権を侵す投稿やみだらな行為のライブ配信などで逮捕者も相次いでいる。警視庁は25日、違法な動画投稿を防止するよう同社に要請文書を出した。(朝日新聞、2014.9.25)


 捜査員がその現場に踏み込んだ直後、カメラの回線が引き抜かれたのか、動画サイトのライブ映像は突然途切れたという。

 動画投稿サイト「FC2」のライブ配信サービスで、性行為の映像を配信したとして、京都府警は、公然わいせつなどの疑いで大阪市北区豊崎の自称ライブチャット配信業の男(31)を逮捕した。インターネット上で「帽子君」を名乗り、その業界では知られた存在だった。性行為の配信を有料とし、半年余りで3千万円もの売り上げを得ていたが、待っていたのは、性行為のライブ配信中に捜査員に踏み込まれて現行犯逮捕されるという全国初、前代未聞の逮捕劇だった。

 1分50円、半年で3千万円

 捜査関係者によると、男が性行為の配信を始めたのは、平成25年7月ごろのことだ。自宅マンションに、カメラを設置した撮影用の部屋を複数用意し、配信の準備を整えた。

 男が使ったFC2のライブ配信サービスは、会員なら誰でも配信が可能。無料でも有料でも配信ができ、配信中に無料配信と有料配信を切り替える機能もある。

 利用者が有料配信を視聴するには、事前に1ポイント=1円で購入した専用ポイントで料金を支払い、配信者は、自身の配信に対して支払われたポイントを現金振り込みなどで受け取ることができる。

 男はまず、風俗求人誌などで勧誘した相手役の女性との雑談を配信。ここまでは無料だ。ひとしきり雑談を終えると、有料配信に切り替えることと、その日の料金を告げ、性行為の配信を始めていた。

 ライブ配信のため、モザイク処理などは一切なし。もちろん違法だが、過激な動画はネット上で注目を集め、26年2〜4月、入金額が1千万円を超えるなど、25年12月〜26年6月の振込額は3070万円に上った。

 現行犯逮捕された6月3日夜の有料配信は、1分間50ポイント(円)だった。まず、いつものように雑談を無料で配信し始め、午後10時から有料配信に切り替えた。

 当日の有料配信の視聴者は15人前後。その中に、撮影現場付近で待機する京都府警の捜査員が含まれていた。

 配信予定に狙い

 府警が男の配信動画を確認したのは、25年秋ごろだという。インターネット上の違法情報や犯罪行為の巡回チェックを行うサイバーパトロールで確認した。

 立件に向けた検討に入った府警は、男が自宅マンションを拠点に動画を配信をしていることや、インターネット上で「帽子君」を名乗り、ブログ「帽子君ワールド」や、短文投稿サイト「ツイッター」を使って配信予定を周知していることなども突き止めた。

 6月3日夜、捜査員が男の自宅マンション周辺で待機したのも、この日の配信予定が堂々とネット上で公開されていたからだった。

 捜査員は、出演待ちをしていた女性が外出したタイミングを利用し、男らに気づかれることなくマンション内に入ることに成功。性行為の映像が、実際にライブ配信されていることを画面で確認した上で、一気に現場に踏み込んだ。

 公然わいせつ容疑で現行犯逮捕されたのは、男と、兵庫県内の女子短大生(19)。性行為動画のライブ配信での現行犯逮捕は、全国でも初めてのことだった。

 捜査関係者によると、配信されていた中継映像は、捜査員が踏み込んだ直後に途切れたという。異変を察知した男が、設置していたカメラの回線をあわてて引き抜いたためとみている。

 “出演”した女性は42人

 3千万円を超える売り上げについて、男は「女性と折半した」と説明している。府警によると、配信に出演した女性は42人。女性が手にした金額は出演回数などによって異なっていたという。

 男は、風俗関係の求人誌や知人のスカウトを通じて女性を勧誘し、性行為配信への出演を持ちかけていた。

 求人誌では、「チャットレディー募集」として女性を募集。「リスクがないのに高収入」「風●店のような接客はないので、男性と一切接触はありません」などと記載していた。

 知人のスカウトを通じての勧誘でも「ライブチャットガール」として勧誘。性行為配信への出演は面接時に持ちかけていた。

 府警は6月24日、男を、職業安定法違反(有害業務の募集)の疑いで再逮捕した。

 再逮捕容疑は、平成25年7月9日、自宅マンションでの面接。神戸市の女子専門学校生(18)ら2人に「アダルトやったら絶対稼げるで。最初は恥ずかしいけど慣れたら大丈夫やで。君たちなら稼げるよ」などと性行為のライブ配信出演を勧誘したとされる。2人は当時高校3年生だった。

 男は同様の方法で、17〜26歳の42人もの女性を出演させていた。このうち同年7月9日に面接を受けた女は、26年6月までに51回もライブ配信に出演しており、府警は女を含めた9人から公然わいせつの疑いで事情を聴いている。容疑が固まり次第、書類送検する方針だ。

 動画サイトの人気が高まるなか、半年で3千万円あまりを稼ぎ上げた公然わいせつサイト。ポイント制サイトで手軽にわいせつ動画を見たい視聴者と、不特定多数に自身の性行為を安易にさらしてでも稼ぎたいという若い女性らを結び付けた違法ネットビジネスに、初めて捜査のメスが入った形だ。

 男が配信予定を書き込んでいた「帽子君ワールド」は、現行犯逮捕された6月3日を最後に更新されていないが、同様のわいせつサイトは、あちこちで確認されている。(産経新聞、2014.7.9)


 利用者が動画を投稿して有料会員を獲得するとその登録費を折半するFC2のビジネスモデル。動画の多くは違法でも本社がアメリカ(ネバダ州ラスベガス)なので日本の警察は手出しできないと言われてきましたが、結局ダミー法人だったようです。運営幹部が一斉検挙されてFC2消滅ということになるんでしょうか。


 <FC2創業者弟ら逮捕=公然わいせつ容疑−動画配信で収益・京都府警など>
 動画投稿サイト「FC2」で会員がわいせつ行為を実況中継した事件で、国内の関係会社「ホームページシステム」(HPシステム、大阪市北区)が収益を上げるため、わいせつ動画を配信していた疑いが強まったとして、京都府警サイバー犯罪対策課など5府県警は23日、公然わいせつ容疑で、FC2米国法人創業者(41)の実弟でHPシステム相談役高橋人文容疑者(38)と、現社長の足立真容疑者(39)を逮捕した。府警によると、2人は「間違いがある」などと容疑を否認しているという。

 同課などは昨年9月、公然わいせつほう助容疑などで関係先を一斉捜索。押収資料などを分析した結果、サーバーは米国にあるものの、HPシステムが主に日本国内向けのわいせつ動画配信によって広告収入などを得ていたと判断した。今後、FC2創業者の関与のほか、高橋容疑者らについてわいせつ電磁的記録媒体陳列容疑での立件を視野に調べを進める。

 逮捕容疑は昨年6月3日、自称ライブチャット配信業の男(31)=公然わいせつ罪などで有罪判決=らと共謀し、「FC2ライブ」上でわいせつ行為を実況中継した疑い。(時事通信、2015.4.23)


<参照>
ウィキペディア FC2
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2014年09月28日

土井たか子逝去

 旧社会党委員長や社民党党首、衆院議長などを務めた土井たか子(どい・たかこ)氏が20日午後5時55分、肺炎のため、死去した。85歳だった。神戸市出身。葬儀は近親者で済ませた。社民党本部が28日発表した。

 1969年衆院選で旧兵庫2区から社会党公認で初当選。86年に同党委員長に就任した。89年参院選で土井氏率いる社会党は、リクルート事件や消費税導入などで有権者の自民党離れが進む中、大勝を収め、与党を過半数割れに追い込んだ。

 「土井ブーム」「マドンナ旋風」などと呼ばれた勢いで社会党は90年衆院選も躍進したが、好調は続かず、91年の統一地方選は敗北、土井氏は委員長を引責辞任した。非自民連立の細川政権が誕生した93年、衆院議長に就任。女性議長は衆参を通じて初めてで、96年の衆院解散まで務めた。社会党が名称を変えて96年に発足した社民党では、村山富市元首相の後任の党首に就いた。

 03年の衆院選で、元政策秘書が絡む秘書給与詐欺事件の影響で兵庫7区で敗北。比例代表で復活したが、党首は退いた。05年衆院選は比例代表のみに出馬したものの落選。政界に再挑戦することはなかった。衆院当選12回。(時事通信、2014.9.28)


 個人的には土井たか子といえば『クイズダービー』全問正解。あれを見ていた視聴者の全ては「答え教えてもらったな」と思ったはずですが、「社会党委員長という立場だし恥はかけないんだろう」と許してあげました。日本に活気と人情があったいい時代の政治家といえます。合掌。


<参照>
ウィキペディア 土井たか子
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第62回神戸新聞杯(GII)

三連単 @・C→I→D・E・J・K・L・M=1万2000円
前回までのトータル:−170万7550円
回収率:65.3%
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2014年09月27日

御嶽山噴火

 気象庁は27日、長野・岐阜県境にある御嶽山(3067メートル)で午前11時53分ごろ、噴火が起きたと発表した。御嶽山の噴火は2007年3月の小規模な水蒸気噴火以来。同庁は噴火警戒レベルを1(平常)から3(入山規制)に引き上げた。地元消防によると、負傷者が複数いるとの情報がある。

 国土交通省中部地方整備局が設置したカメラで、御嶽山の南側斜面を噴煙が3キロ以上にわたって流れ下りているのが確認された。

 同庁は火口から4キロ程度の範囲で、噴火に伴う大きな噴石の飛散などに警戒するよう呼び掛けた。また長野県王滝村、木曽町、岐阜県高山市、下呂市に対し、火口周辺で入山規制などをするよう求めた。(時事通信、2014.9.27)


 警察によりますと、御嶽山の噴火で、午後4時現在、山頂や御嶽神社付近にいた4人が火山灰に埋もれ、このうち1人は救助されましたが、意識がないということです。

 残る3人は火山灰に埋もれたままになっているということで、確認を急いでいます。

 山頂付近にある剣ヶ峰山荘にいる男性にNHKが電話で取材したところ、「さらに上のほうにも少なくとも2人が埋もれているように見える」と話しています。

 また、警察によりますと、9合目付近にいた人が足に石が当たって大けがするなど、2人が骨折の疑いがあるということです。

 警察や消防などは山頂付近は灰が濃く、上空からヘリコプターでは近づけないため、ふもとから徒歩で救助に向かっているということです。(NHK、2014.9.27)


御嶽山(おんたけさん)噴火 2014年9月26日
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冨田尚弥アジア大会窃盗事件

 日本オリンピック委員会(JOC)は27日、競泳男子平泳ぎの仁川アジア大会代表、冨田尚弥選手(25)=チームアリーナ=が韓国メディアのカメラを盗んだとして同大会の日本選手団から追放したと発表した。冨田選手は地元警察の調べに対し、容疑を認めているという。

 JOCの青木剛団長は仁川市内で記者会見し、「大会が盛り上がっている中で申し訳ない。心からおわびしたい」と謝罪した。

 JOCなどによると、冨田選手は25日に練習で訪れた競技会場で韓国メディアのカメラから望遠レンズを外して90万円相当のカメラ本体を盗んだ疑いがある。仁川の警察が26日夜から27日未明にかけて事情聴取したところ、「被害者に申し訳ない。カメラを見たら欲しくなってしまった。深く反省している」と話したという。会場の監視カメラには、練習を終えた同選手が報道陣エリア付近からカメラ1台を袋に入れて持ち去る様子が写っていた。

 冨田選手は出国を禁じられて仁川市内の選手村に滞在している。警察当局によると週明けに書類送検した後、出国禁止が解かれる見通し。

 冨田選手は愛知県出身。4年前の広州アジア大会の200メートル平泳ぎ金メダリスト。今大会は100メートル平泳ぎで4位、50メートル平泳ぎは予選落ちだった。(時事通信、2014.9.27)


 仁川アジア大会の競泳会場でカメラを盗んだ疑いで地元警察から26日に事情聴取された男子平泳ぎの冨田尚弥選手(25)=チームアリーナ=は、かつては五輪2大会連続2冠の北島康介選手(日本コカ・コーラ)の後継者候補として注目された。ただ、2012年ロンドン五輪出場を逃すなど伸び悩んでいた。

 愛知県出身で、強豪の豊川高を経て中京大に進学。200メートルを得意とし、10年9月の日本学生選手権で好記録を出して頭角を現すと、同年の広州アジア大会で金メダルを獲得。翌年4月の大会で北島選手を破り、脚光を浴びた。

 身長174センチ、体重74キロ。北島選手を育てた日本代表の平井伯昌監督も「驚くほど、ばねがある」と一目置いていた。しかし、好不調の波が目立ち、ここ数年は米国と日本を行き来して練習していた。

 練習態度にややむらがあり、能力を十分生かし切れていない面もあった。(共同、産経新聞、2014.9.27)


 日本オリンピック委員会(JOC)は27日、重大な規律違反があったとして競泳男子の冨田尚弥(25=チームアリーナ)を仁川アジア大会の日本選手団から追放したことを発表した。

 25日に報道陣の物品を盗んだ疑いが持たれていた冨田は、26日夜から27日未明にかけて仁川市の警察署から事情聴取され、事実関係を認めた。

 日本選手団は「日本選手団としての規範」を定めており、「競技を離れた場でも社会の模範となる行動を心がける」、「全てに規律ある行動をとらなければならない」などと明記されている。

 冨田は前回の10年広州アジア大会で男子200メートル平泳ぎを制したが、今大会は100メートル平泳ぎで4位とメダルには届かなかった。(スポニチ、2014.9.27)


 アジア大会競泳代表の冨田尚弥(25)=チームアリーナ=が韓国人カメラマンのカメラを盗み、日本選手団を追放された問題で、韓国の通信社「聯合ニュース」は27日、冨田が犯行を認め、盗難品も回収されたため、警察は令状を請求しない方針と伝えた。盗まれたのは韓国記者のカメラ「キヤノンEOS1DX」だったという。

 日本オリンピック委員会によれば、冨田は警察での事情聴取後、被害者に謝罪。握手も交わしたという。選手村に戻ってきた冨田と面談したという関係者は本人の様子について「自分でも驚いているのか、あっけにとられているような様子。ポカンとしている感じ」と、話した。(デイリースポーツ、2014.9.27)


 有名選手が国際試合の競技会場で窃盗事件を起こすなど前代未聞。「キヤノンEOS1DX」は完全にプロユースのカメラであって素人が欲しがるのは不自然。冨田が相当なマニアでもない限り常識的に考えて転売目的なのではないか。

 元々手癖が悪いのか結果が出せず精神的におかしくなっていたのか分かりませんが、犯罪行為で日本選手団全体に迷惑をかけるなど到底許されることではないでしょう。中継するTBSにとっても悪夢の大会となりました。


 <水泳・冨田選手を窃盗容疑で略式起訴>
 仁川アジア大会に出場した競泳男子平泳ぎの冨田尚弥選手(25)が韓国メディアのカメラを盗んだ事件で、仁川地検は29日、窃盗容疑で書類送検された同選手を略式起訴した。同選手は罰金100万ウォン(約10万円)を納付した。聯合ニュース(電子版)が報じた。

 検察の関係者は「アジア大会期間中で、被害者が処罰を望んでいない点を考慮し、起訴猶予にすることもできたが、被害物品が高額であるため、韓国人と同じ基準を適用した」と説明した。

 調べによると、冨田選手は25日午前11時ごろ、練習で訪れた競技会場で韓国メディア所有のカメラ(800万ウォン相当)を盗んだ疑い。取材席から記者が席を外したすきに、カメラからレンズを外し、本体だけを盗んだとされる。本人は容疑を認め、「カメラを見たら欲しくなってしまった」と供述している。

 事件を受け、日本水泳連盟は冨田選手を日本選手団から追放処分とした。

 冨田選手は出国禁止処分が解かれ、帰国する見通し。(デイリースポーツ、2014.9.29)


 <冨田選手 謝罪し帰国 窃盗「やってない」とも>
 仁川アジア大会の水泳会場でカメラを盗んだ事件で仁川地検から窃盗罪で略式起訴された競泳男子の冨田尚弥選手(25)=チームアリーナ=が1日、帰国した。

 冨田選手はソウルの金浦空港に集まった報道陣を前に「このたびは大変お騒がせして誠に申し訳ございませんでした」と頭を下げた一方で「僕やってないです」とも述べた。羽田空港でも同じように謝罪したが「やってない」と発言した真意を問われると無言で立ち去った。

 起訴内容によると、冨田選手は9月25日にチームの応援で訪れた文鶴水泳場の記者席でカメラを盗んだ。26日夜から事情聴取され、容疑を認めた。同選手を日本選手団から追放した日本オリンピック委員会(JOC)は、大会後に作成する報告書などから競技成績を抹消することを検討している。(スポニチ、2014.10.2)


 <競泳元日本代表冨田被告に有罪判決 アジア大会窃盗事件>
 昨年9月に韓国・仁川(インチョン)アジア大会でカメラを盗んだとして、窃盗罪に問われた競泳元日本代表の冨田尚弥被告(26)に対し、仁川地裁は28日、罰金100万ウォン(約11万円)の有罪判決を言い渡した。

 冨田被告は警察当局の調べに対し、いったんは盗んだことを認め、略式起訴されて罰金100万ウォンを納めた。しかし、帰国した後、「見知らぬ男にカメラをカバンに入れられた」と無実を訴えて正式裁判を申し立てていた。

 裁判で、検察側は有力な証拠の一つとして会場の防犯カメラの映像を提出。冨田被告の主張についても「常識に合わない弁明で責任を回避しようとしている」と指摘し、略式命令と同様、罰金100万ウォンを求刑していた。(朝日新聞、2015.5.28)


 <冨田控訴せず「これ以上闘っても意味ない」>
 昨年9月の韓国・仁川アジア大会でカメラを盗んだとして、仁川地裁から窃盗罪で有罪判決を受けた競泳の冨田尚弥選手(26)が4日、名古屋市内のホテルで記者会見し、控訴断念を表明した。あらためて無罪を主張しながらも、これ以上の裁判は無意味と判断。競技生活の継続が難しいことも明かした。

 黒いスーツ姿の冨田選手は会見で「これ以上闘っても意味がない」と控訴しない意向を示した。少し疲れた表情で「裁判所は私の話を聞いてくれなかった。これで有罪になるなら控訴しても仕方がない」と説明した。同席の弁護団は「控訴審では新しい証拠が必要。今の段階で1審判決を覆すのは難しい」とした。これで有罪判決が確定する。

 冨田選手は今後について問われると、しばらく沈黙。周囲のサポートもないことから「競技生活を続けるのは難しい」と話した。

 騒動となったことには「迷惑をかけて反省している」とし「裁判で有罪と言われるのはつらい。納得できないことはたくさんあるが、もう1度、味わうのは耐えられない」と話した。

 会見場で弁護団は監視カメラの映像を上映。代理人の国田武二郎弁護士は、犯行現場を写した場面に登場する人物が冨田選手という前提で有罪判決を出しているとして、「事実誤認だ」とあらためて潔白を強調した。

 冨田選手は仁川アジア大会中の昨年9月、チームの応援で訪れた競泳会場で韓国メディア記者のカメラを盗んだとして略式起訴され、罰金を納付。その後、一転して無実を訴え正式裁判を申し立て、仁川地裁は5月に求刑通り罰金100万ウォン(約11万円)の有罪判決を言い渡した。

 判決などによると、選手村の冨田選手の部屋から被害品が見つかった。同選手は「見知らぬ人物にバッグに入れられた」と主張したが、仁川地裁は「監視カメラの映像に写っておらず、信じるのは困難」と退けていた。

 ◆冨田尚弥(とみた・なおや)1989年(平元)4月22日、愛知県生まれ。豊川高−中京大−デサント(14年10月7日に解雇)。かつて「ポスト北島の1番手」と呼ばれ、10年広州アジア大会の200メートル平泳ぎで金メダル。09、11年世界選手権代表。174センチ、74キロ。

 <窃盗問題経過>

 ▼14年9月24日 アジア大会男子100メートル平泳ぎで、4位入賞。

 ▼25日 競泳会場のプールサイドの記者席から、カメラの望遠レンズを外し、800万ウォン(当時約83万円)相当の本体を盗んだ(後日、冨田選手は否定)。

 ▼26日 男子50メートル平泳ぎで予選敗退。監視カメラの映像から、冨田選手が浮上。韓国警察から聴取され容疑を認める。

 ▼27日 JOCは、規律違反があったとして日本選手団から追放、選手村での謹慎を命じる。

 ▼29日 仁川地検が窃盗罪で罰金100万ウォン(当時約10万円)の略式起訴処分。冨田選手は即日納付。被害者に直接謝罪し、両者の間で示談成立。

 ▼10月1日 帰国。韓国・金浦空港を出発する際「僕やってないです」。

 ▼31日 仁川南部警察は、防犯カメラの映像にカメラを盗んだ場面が写っていると証言。冨田選手も映像を確認。「僕で間違いありません。すみませんでした」と認めたと明かした。

 ▼11月6日 弁護士と会見。見知らぬ人物からバッグにカメラを「入れられた」と窃盗行為を否定。警察から窃盗を認めなければ帰国できないと脅されたとし、見せられた防犯カメラの映像には、盗んだ瞬間は写っていないとした。

 ▼15年1月12日 初公判の罪状認否で無罪を主張。

 ▼5月28日 判決公判で仁川地裁は求刑通り、罰金100万ウォンの有罪判決を言い渡した。
(日刊スポーツ、2015.6.5)





<参照>
聯合ニュース 競泳の冨田選手が韓国報道陣のカメラ窃盗 ア大会
ウィキペディア 冨田尚弥
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