2014年07月27日

佐世保高1女子同級生殺害事件

 27日午前3時20分ごろ、長崎県佐世保市島瀬町のマンション一室で、同市祇園町の県立高校1年Mさん(15)が頭から血を流して倒れているのを、捜索願を受けて捜していた県警佐世保署員が発見した。Mさんは既に死亡し、頭と左手首が切断されていた。Mさんと同じクラスで、この部屋に住む女子生徒(15)が「すべて私がやりました」と殺害を認めたため、県警捜査1課は殺人容疑で逮捕した。

 女子生徒は逮捕後の調べに、反省の言葉は口にしていないという。同課は2人の間にトラブルがなかったかなど、殺害や遺体を切断した動機を調べている。

 逮捕容疑は26日午後8時ごろ、Mさんの後頭部を鈍器で多数回殴るなどし、殺害した疑い。

 同課によると、女子生徒とMさんは中学、高校の同級生。Mさんは26日午後、両親に「遊びに行ってくる」と伝えて外出した。Mさんは「午後7時ごろに帰る」と母親に携帯電話からメールをしたが、帰宅しないため、同日午後11時すぎ、父親が「娘が帰宅しない」と110番した。

 同署員が行方を捜索し、女子生徒の住むマンションに行ったところ、女子生徒の部屋のベッド上でMさんの遺体を見つけた。頭部と左手首が切り離されていた。殴打や切断に使ったとみられる工具や血の付いた刃物も室内に残されていた。(時事通信、2014.7.27、元の記事は実名、以下同じ)


 長崎県警は27日、同県佐世保市の県立高校1年、Mさん(15)を殺害したとして、同じ高校の同級生の女子生徒(15)=同市=を殺人容疑で緊急逮捕し、発表した。県警によると、Mさんの遺体は首と左手首が切断されていた。県警は、Mさんの死後に生徒が切断したとみて、死体損壊容疑でも調べる。

 発表によると、女子生徒は26日午後8時ごろ、自宅のマンションで、Mさんの後頭部を工具で何度も殴ったうえ、ひものようなもので首を絞めて殺害した疑いがある。女子生徒はこの部屋で一人暮らしをしていた。「すべて私がやりました」と話しているという。

 2人は中学と高校が同じで、高校ではクラスも同じだった。県警によると、Mさんは26日午後2〜3時ごろ、「遊びに行く」と言って外出。午後6時40分ごろ、「今から帰る」と母親にメールがあったが、帰宅しなかったため、同日午後11時ごろ、両親が110番通報し、捜索願を出した。27日午前3時20分ごろ、捜査員が女子生徒の部屋を訪れ、室内のベッドで血を流して、仰向けに倒れているMさんを見つけた。

 県警によると、ベッドの上には遺体のほか、遺体の切断に使われたとみられる刃物があり、ベッド脇には殺害に使われたとみられる工具も残されていた。県警は、女子生徒がMさんを殺害後、遺体を切断したとみており、ほかにも切断しようとしたような痕があったという。

 Mさんが見つかった際、女子生徒は室内にはおらず、マンションの敷地内で身柄を確保された。当初は「(Mさんがどうしたのかは)知りません。夕方ごろに別れた」と話し、関与を否定していたが、その後、佐世保署で事情を聴かれ、容疑を認めたという。

 女子生徒は、母親が昨年秋に亡くなった後、父親が今春に再婚。市内で暮らす父親らと別に、4月ごろから一人暮らしをしていた。

 女子生徒とMさんが通う高校の校長によると、2人は「普通に親しい関係」で、トラブルなどは把握していないという。(朝日新聞、2014.7.27)


 長崎県警は27日、長崎県佐世保市の高校1年Mさん(15)を殴って殺害したとして、殺人容疑で同じ高校のクラスメートの女子生徒(15)を逮捕した。

 逮捕容疑は26日午後8時ごろ、生徒の自宅マンションで、後頭部を鈍器のようなもので十数回殴り、ひも状のもので首を絞めて殺害した疑い。

 県警によると、遺体は首と左手首が切断されていた。近くで工具や刃物が見つかった。生徒は「全て自分一人でやった」と供述した。遺体切断も認めた。2人は中学も同じ。生徒は4月から市内の親のもとを離れて1人で住んでいた。

 県警によると、Mさんは26日午後3時ごろ、家族に友人と遊ぶと伝えて出かけた。午後6時40分ごろ、母親に「7時ごろに帰る」とメールが届いたが、その後も戻らなかった。Mさんの両親は、数日前にこの生徒と遊ぶ約束をしたと聞いていたため、生徒の家族に電話した。生徒はこの家族に対して「午後6時半くらいに別れた」と答えた。Mさんの両親は午後11時ごろに110番し、捜索願を出した。

 行方を捜していた警察官が27日午前3時20分ごろ、生徒宅のベッドであおむけに倒れて死亡しているのを見つけた。生徒はマンションの入り口付近におり、当初はMさんの所在について「知らない」と答えたが、その後、殺害を認めたため逮捕された。

 県警は2人の間にトラブルがなかったかどうか調べている。生徒は落ち着いた様子で取り調べに応じているという。

 現場はJR佐世保駅から北に約1キロで、繁華街に近い国道沿い。(共同、日刊スポーツ、2014.7.27)


 2004年の小6女児同級生殺害事件に続き再び似たような事件が佐世保で起こってしまいました。
 
 加害少女は「母親が昨年秋に亡くなった後、父親が今春に再婚。市内で暮らす父親らと別に、4月ごろから一人暮らしをしていた」(朝日新聞)そうで少々家庭が複雑なようですが、それにしてもどうして家に泊まりに来てくれるような友人を殺すのか。


 <勉強好き、洗剤混入…実母急死「二面性」も 女子生徒の心に何が>
 長崎県佐世保市で同級生を殺害した容疑で逮捕された女子生徒(16)は、裕福な家庭で育ち、勉強好きで知られたが、小学生の時には給食に洗剤を混入させるなど、数々の問題を起こし、小動物を解剖したこともある。昨秋には実母が急死し、間もなく父親が再婚。生活が急変する中で何が起きたのか。「二面性がある」との声も。親しい知人らの話から、女子生徒の心の動きを探った。

 「お母さんが亡くなって、すぐにお父さんが別の人を連れてきたから、お母さんのこと、どうでもいいのかな」

 今年5月、女子生徒は幼なじみの女性(17)に落ち込んだ姿を見せた。大好きだった実母が昨年10月、膵臓がんで亡くなり、今年4月に実家を出て、市中心部のマンションに住み始めると、父親は5月に再婚した。女性は「新しいお母さんになじめなかったようだ。家にいづらくなり、1人暮らしを始めたと思う。親のストレスが事件の一番の原因では」と話した。

 女子生徒は佐世保市内の高台にある高級住宅街で育った。一家でスポーツに打ち込み、実母は教育熱心で知られた。友達と鬼ごっこをしたり、実母と一緒に犬の散歩をしたりする姿が見られた。

 小学生のころによく遊んだという女性(18)は「頭がとてもよく、勉強好きだった。ただ、感情の起伏が激しく、突然泣きだすこともあった」と話す。

 小学6年だった2010年12月には、同級生の給食に洗剤を混入させる問題を起こした。担任の教諭には「ばかにされたので入れた」と説明。近所の女性は「普通の家庭だったけど、心の中に何か抱えていたのかも。二面性があるというか…」と振り返る。

 中学時代は放送部に所属。「お兄ちゃんが総理大臣になるって言っているから、私はNHKのアナウンサーになりたいの」と、夢を語る姿を覚えている知人は、想像を超える事件の発生に「何でこんなことに」と絶句した。(スポニチ、2014.7.28)


 <高1同級生殺害:「人を殺してみたかった」容疑の少女供述>
 長崎県佐世保市の高1同級生殺害事件で、殺人容疑で逮捕された女子生徒(16)が「人を殺して解体してみたかった」という趣旨の供述をしていることが捜査関係者への取材で分かった。女子生徒は過去に小動物の解剖を繰り返すなどの問題行動があったといい、長崎地検などが精神鑑定を検討している。女子生徒は「(殺害に使った)工具などは事前に自分で買った」とも供述しており、県警は計画的だったとみて入手経路を調べる。

 県警によると、殺害されたMさん(15)は27日未明、女子生徒が1人で暮らす同市内のマンションの部屋で遺体で見つかった。室内からのこぎり(刃渡り約25センチ)や包丁、金属製のハンマー、首を絞めたとみられるひもが見つかった。

 女子生徒とMさんのトラブルは把握されていないといい、女子生徒は「殴ってから首を絞めた。すべて私が1人でやりました」などと、淡々と取り調べに応じている。謝罪や反省の言葉はないという。事件直前の26日夕には、Mさんと2人で佐世保市内で買い物などを楽しんだと話している。県警は28日、女子生徒を長崎地検佐世保支部に送検した。容疑は26日午後8時ごろ、マンションでMさんの後頭部を工具で多数回殴り、ひもで首を絞めるなどして殺害したとしている。

 ◇勾留後、家裁送致

 長崎地検佐世保支部に28日、殺人容疑で送検された女子生徒(16)は、裁判官が認めれば勾留(最大20日間)され、取り調べの後、家庭裁判所に送致される。

 家裁は専門家が非行原因や心理状態を調べる少年鑑別所に収容するなどして調査する。家裁が精神鑑定が必要と判断すれば、手続きをいったん中断して、鑑定留置に入る。勾留期間中に検察側が鑑定を実施するケースもある。それらの結果を基に、家裁は審判開始の可否を決定するが、女子生徒は14歳以上であることから刑事罰の対象となる。審判で刑事処分相当と判断されれば検察に送致(逆送)され、検察が起訴するかどうかを決める。

 起訴されれば、成人と同様に裁判を受け、殺人罪の場合は裁判員裁判となる。逆送されない場合は少年院送致や保護観察などの保護処分がある。(毎日新聞、2014.7.28)


 <長崎・佐世保の同級生殺害:少女、別居直前父に暴力 被害者携帯、部屋の外>
 長崎県佐世保市の高1同級生殺害事件で、殺人容疑で逮捕された少女(16)が住むマンションの敷地内から、殺害された女子生徒(15)のスマートフォン(スマホ)が見つかっていたことが、長崎県警への取材で分かった。県警は少女が部屋の外に捨てて証拠隠滅を図ったとみている。また、少女が1人暮らしを始める直前の3月、父親を金属バットで殴りけがをさせていたことも、関係者への取材で分かった。県警は家庭内の不和が1人暮らしの要因となった可能性もあるとみて、事件との関連も念頭に慎重に調べている。

 県警は2人の携帯電話を押収しているが、女子生徒のスマホは部屋の外のマンション敷地内で見つかった。少女の部屋は5階で、投げ捨てるなどした可能性がある。また、捜査関係者によると、少女は事件直後に衣服を着替えるなどしていたとという。警察官がマンションに駆けつけた際、部屋の外に出てきた少女の服や体には血液などが付着していなかった。服を着替え、体を洗うなどしたとみられる。

 関係者によると、少女は4月からマンションで1人暮らしをしていたが、3月に父親を金属バットで殴り負傷させていた。実母が昨年10月に亡くなり、父親は今春、再婚した。県警は、こうした環境の激変が事件の背景にある可能性もあるとみている。(毎日新聞、2014.7.30)


 <「人を殺したい」継母に予告していた…佐世保高1同級生殺害事件>
 長崎県佐世保市高1同級生殺害事件で、殺人容疑で逮捕された女子生徒(16)が事件発生3日前の7月23日、父親と再婚した新しい母親に「人を殺したい」という趣旨の話をしていたことが4日、分かった。母親から話を伝え聞いた父親は事件前日、生徒が通院していた精神科に入院させてもらえるよう頼んだが、病院側の都合で実現しなかった。

 事件発生直前、女子生徒が殺害宣言とも解釈できる告白をし、父親らが事態回避に向けて奔走した経緯が明らかになった。

 父親が4日、代理人弁護士を通じて公表した書面によると、7月23日、生徒は通院中の精神科に向かう車中で新しい母親に「ネコを殺すのが楽しい」との趣旨の話をした後、真剣な様子で「人を殺したい」と打ち明けた。母親が精神科で内容を告げると、医師は「時間がないから次回にしてくれ」と診療を終えた。書面は「医師に切迫感がなかった」と指摘している。

 母親から発言を伝え聞いた父親は事件前日の25日、精神科に行き、医師やカウンセラーに「(生徒が)この病院か別の病院に入院する措置は取れないか」と頼んだが、実現せず。医師は「個室一つを独占することになるので入院は難しい。他の病院でも受け入れは困難だろう」と答えた。

 事件の約20日前には、医師が両親に、女子生徒がネコを殺していると伝えた上で、警察へ相談することも打診していたが、事件前日の協議では「ただちに警察に行くのは不適切で、児童相談窓口に相談する」との方針で一致した。

 病院から帰る途中、父親は児童相談窓口がある「佐世保こども・女性・障害者支援センター」に電話したが、サマータイムのため勤務時間外で、職員は不在。宿直担当者は「月曜(28日)に電話してくれ」と述べた。

 翌26日夜、事件は発生。27日に逮捕された生徒は、調べに対し「人を殺してみたかった」「遺体を解剖してみたかった」「中学生の頃から人を殺したい欲求があった」「ネコを解剖するうちに、人間でも試したくなった」などと供述している。

 父親は昨年10月に妻を病気で亡くした。生徒は3月、父親を金属バットで殴打したため、父親が精神科に通院させていた。父親は医師から「同じ家で寝ていると命の危険がある」と助言されたため、生徒を事件現場となったマンションで4月から一人暮らしをさせ、5月には新しい母親と再婚した。

 弁護士は書面について「あくまで父親本人が書いていること」とし、病院側に確認はしていないと明かした。(スポーツ報知、2014.8.5)


 <加害少女の父親が自殺か=自宅で首つる、佐世保高1殺害−長崎>
 長崎県佐世保市の高1女子生徒殺害事件で、殺人容疑で逮捕された同級生の少女(16)の父親(53)が5日、同市の自宅で首をつって死亡しているのが見つかった。県警佐世保署は自殺とみて調べている。

 同署などによると、同日午後4時すぎ、父親の自宅を訪れた知人女性が、首をつっているのを見つけ、消防に通報。消防を通じて連絡を受けた佐世保署員が駆け付け、死亡を確認した。

 少女は7月27日、1人暮らしをしていたマンションで、同級生の女子生徒=当時(15)=を殺害した疑いで逮捕された。

 弁護士によると、父親に8月2日に会った際、「私は生きていていいのでしょうか」と悩んでいたという。事件後父親は、弁護士を通じて「娘の行為は決して許されるべきものではない。おわびの言葉さえ見つかりません」との謝罪文を発表していた。(時事通信、2014.10.5)


<参照>
J-CASTニュース 女子高生殺害犯はマンションで1人暮らし 父親は地域の名士で、裕福な環境で育った
ウィキペディア 佐世保小6女児同級生殺害事件
posted by リュウノスケ at 21:56| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする