2014年04月28日

イモトアヤコエベレスト登頂断念

 日本テレビの大久保好男社長は28日の定例会見で、タレントのイモトアヤコさん(28)が同局系バラエティー番組「世界の果てまでイッテQ!」の企画で挑もうとしていたエベレスト登頂について、「アタックは難しいという現地の報告を受け、今年は断念する」との判断を明らかにした。

 エベレストでは今月18日、ネパール人登山ガイドらが雪崩に巻き込まれ死亡する事故が発生し、現地ガイドらは今シーズンの登山中止を決定。同局は「世界各国の主要な登山隊が引き揚げていると聞いている。隊同士で協力し合って登るので、主要な隊が断念すると危険度が増して困難になる」と説明した。(時事通信、2014.4.28)


 お笑いタレントのイモトアヤコ(28)が番組企画で世界最高峰(8848メートル)のエベレスト登頂を目指す、日本テレビ系のバラエティー「世界の果てまでイッテQ!」(日曜午後7時58分)の27日の視聴率が28日、15・8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と発表された。

 前週20日の20・0%より4・2ポイント下回った。

 27日は電話出演してエベレスト登頂の中間報告をした。現在は6461メートルのメラ・ピークという山で高度順応中で、約5000メートルの標高にあるカーレというベースキャンプにいる。

 18日にシェルパ13人が死亡する事故が発生し、地元ガイドらは今季の登山を中止したことから、イモトらの登頂も危ぶまれた。この日も、スタジオの内村光良が「大きな雪崩があって大変だったみたいですが」と呼び掛けると、同行している山岳ガイドの角谷道弘氏は「まだそちらの方には行ってないので、これからまた考えますけど、よく考えて行動します。安心しててください」と冷静に応じた。

 イモトは「うまくいけば、5月中旬から下旬くらいにエベレスト登頂を目指しております。まだまだっす」と明るく話し、「夜、ちょっと寂しいときは、(手越)祐也のことを思い出すかな」とジョーク。続けて「なんとかみんなで力を合わせて、エベレストのてっぺんからの景色を見ている皆さんにお伝えしたいと思いますので、応援よろしくお願いします。頑張ります」と話した。(日刊スポーツ、2014.4.28)


 ヒマラヤ登山のガイド会社などが加盟する「ネパール山岳協会」のアング・ツェリン・シェルパ会長は26日、13人が死亡する雪崩事故が起きた世界最高峰エベレストで、今季(4〜5月)の登山活動は「終了したに等しい」と述べ、当面は誰も登頂できないとの認識を示した。共同通信に語った。

 事故後、登山を支援する現地ガイドの多くが十分な補償を政府に求めており、安全面への不安から登山を拒否。会長は「登山ルートに、はしごやロープを設置するガイドの数が足りていない」と語った。

 大人数の登山グループは既にエベレスト挑戦を断念しており、少人数グループが現地ガイドの支援なしに登山を続けるのは難しい状況という。

 エベレストでの事故としては過去最悪となった雪崩は18日に発生。ネパール人のシェルパと呼ばれるガイドら13人が死亡、3人が行方不明となった。(共同、日刊スポーツ、2014.4.27)


 ネパール人ガイドら13人が死亡する雪崩が起きた世界最高峰エベレストで、シェルパと呼ばれるガイドたちが、ネパール政府の犠牲者への補償金が少ないと反発、登山拒否の動きを見せている。登山に不可欠なガイドが実際にボイコットをすれば、日本など外国人登山者に影響が出そうだ。

 エベレストで過去最悪となった18日の事故では依然、3人が行方不明。ネパール山岳ガイド協会によると、ネパール政府は事故後、遺族1人当たり4万ネパールルピー(約4万2千円)の補償金を支給すると決めた。

 これに対し、同協会のパサン・テンジン・シェルパ氏は「政府は登山者から多額の登山料を徴収しているのに、補償金が少なすぎる。このままでは今シーズンの登山取りやめも辞さない」とガイドの思いを代弁。政府に入る登山料の一部で補償の基金設立も求めている。

 多くのガイドは登山専門の旅行会社に所属。空気の薄い登山ルートでロープの架設やテント設営、荷物運搬などを担い、ほとんどの外国人登山者に欠かせない存在だ。

 エベレストのベースキャンプにいるカナダからの登山者はブログで「シェルパたちはわれわれの家族、きょうだいのようなもの。彼らの決断に従う」と支持を表明した。(共同、スポニチ、2014.4.21)


 世界最高峰エベレスト(Everest、8848メートル)で18日早朝、雪崩があり、ネパール人登山ガイド少なくとも12人が死亡した。エベレストでこれまでに起きた事故で最も死者数の多い事故となった。

 事故にあったのは、今月末からの本格的な登山シーズンを前に、準備のためにテントや食料、ロープなどを運んでいたシェルパ(ネパール人登山ガイド)の一行。

 雪崩は18日午前6時45分(日本時間同日午前10時)ごろ、標高5800メートル付近、クンブ(Khumbu)氷瀑(ひょうばく)へ向かうルート途中の「ポップコーン・フィールド」と呼ばれる場所で発生した。

 ネパール観光省のディペンドラ・パウデル(Dipendra Paudel)氏はカトマンズ(Kathmandu)でAFPの取材に「12人の遺体を雪の中から収容した。雪の中に他に何人埋まっているか、分かっていない」と語った。捜索・救助活動には救助ヘリコプターが出動し、これまでに7人が雪の中から救助されたという。

 ベースキャンプで救助活動に参加するヒマラヤ救助協会(Himalayan Rescue Association)のラクパ・シェルパ(Lakpa Sherpa)氏はAFPの電話取材に、「11人の遺体がベースキャンプに運び込まれるのを確認した。あと3人の遺体が来ると言われている」と語り、死者数が14人に増える可能性を示した。

 カトマンズを拠点とするヒマラヤ登山の専門家として著名なエリザベス・ホーリー(Elizabeth Hawley)氏は、今回の事故はエベレストで起きた登山中の事故としては最も死者数が多い事故だと語った。(AFPBB News、2014.4.18)


 バラエティ番組の企画というそれでなくとも批判の多い登頂なので各国の登山隊が撤退している以上強行はできないんでしょう。妥当な判断といえます。
posted by リュウノスケ at 20:53| Comment(0) | TrackBack(0) | テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする