2014年04月16日

シリコン丸握手会について

 “ラブドール界のアイドル”として、世界初の配信デビューを果たした「シリコン丸」が12日、東京・虎ノ門のポニーキャニオンにて個室握手会を開催。アイドル界の新星として注目を集めた彼女のデビューイベントだったが、無念の集客ゼロ!スタッフの判断により、開始10分で終了と相成ってしまった…。

 シリコン丸は、昨年12月よりBSフジで放送され話題となった、ナンセンス・ラブコメディ・ドラマ「LOVETOPIA(ラブトピア)」にメインアクトとして出演。今回のイベントでは、3月19日に発売された同作のDVD購入者を対象に、個室握手会が行われる予定だった。

 しかし、イベント開始10分が過ぎても来場者の気配は全く無し。10日より配信開始したデビュー曲「シリコン丸の人間に捧げる歌」が、がらんどうとしたイベント会場に響き渡る中、この状況を受けたスタッフは驚きと「それはそうだよな」とある種納得の表情を浮かべ、「残念ですが、イベントはこれにて終了です!」と宣言。担当者は「入場整理券は50枚ほど用意していたのですが、来るのが恥ずかしかったのかな…。おそらくポニーキャニオン史上、集客ゼロのイベントは初めてかも」と、思わぬ快挙(?)に顔を見合わせていた。

 イベント終えたシリコン丸を直撃すると、「まだまだ人間界とは壁があるようですね。曲のDLは好調と聞いているのですが。次回は恥ずかしがらずに来て下さいね」と気丈にコメント。今後のイベントでファンと交流することを楽しみにしている様子だった。

 なお、シリコン丸は現在、絶賛彼氏募集中とのこと。「私一人を愛してくれる男の方なら、どなたでも愛す覚悟はあります。特に外見的な好みなどはございません」と語る。残念無念の集客ゼロイベントとなった彼女のことが少しでも気になった男性諸君は、ぜひ次回、足を運んで見てはいかがだろうか!?(ZAKZAK、2014.4.16)


シリコン丸の『人間に捧げる歌』  DVDラブトピアより



 DVDの販促として行われたラブドールイベント。みうらじゅんファンみたいなシャレの分かる人を想定していたんでしょうが、参加者はありませんでした。以下ネタにマジレス。

 思い起こせば世界初のCGによるバーチャルアイドル伊達杏子がデビューしたのは1996年。なぜか同じホリプロの伊集院光がネガティブキャンペーンを繰り広げて鳴かず飛ばずのまま多額の赤字を計上しただけで終わりました。伊達は失敗したものの、初音ミクのイベントに若者が大勢集まる現状を鑑みると、堀義貴の発想は早すぎただけで結果的に正しかったといえます。

 一方、今回のイベントが失敗したのは同じフジテレビの低視聴率番組『バイキング』並に見通しが甘かったことが一つ。伊集院が伊達に憤った理由は「モテない奴をバカにするな!」という義侠心だったわけですが、今回のスタッフもマスコミに公開している状況で「マジのお客さん」が来たらどうする気だったんでしょうか。世のなかにはラブドール(恋人)を助手席に乗せてドライブする強者もいるとはいえ、晒し者にして後は知らないでは無責任だと思います。

 あと、正直言って「シリコン丸」はそれほどかわいくない。オリエント工業の最新モデルを凌ぐ完成度のラブドールじゃないとわざわざ見に行く価値はありません。映画関係者に頼んで極めて精巧な美少女ドールを作れば少しは客がきたかもしれませんが、それではドラマのテイストが変わるからだめか。見てないけど。

 少々ケチを付けてみたもののアバンギャルドな解釈をするならばそれほど嫌いではありません。私も閑散とした美術館でバスキアの作った汚い椅子を鑑賞したとき、「なにこれ」と思いました。今回のイベントは客が来なかったことも含めて現代美術に近いと思います。





<参照>
LOVETOPIA(ラブトピア)公式サイト
マイナビニュース "アイドール"シリコン丸、デビューイベント開催も来場者ゼロ(シリコン丸の画像)
オリエント工業 商品紹介 ギャラリー(ラブドールの画像、未成年の方はご遠慮ください)
マイナビニュース "アイドール"シリコン丸、デビューイベント開催も来場者ゼロ
KAI-YOU.net ラブドールがアイドルデビュー! 握手会を取材してきたけど誰もいねぇ…!
日刊サイゾー ラブドール界の「あっちゃん」こと人気アイドル「あつこ」が握手会を開催も惨敗!シリコン・ドールもアイドル化の時代到来へ!
ウィキペディア 伊達杏子
posted by リュウノスケ at 01:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 芸能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする