2014年04月11日

四国霊場人種差別貼り紙事件

 四国八十八か所霊場を回る巡礼者向けの休憩所やバス停など四国各県の計15か所に、「『大切な遍路道』を朝鮮人の手から守りましょう」などと書かれた紙が貼り出されていたことがわかった。

 徳島、香川両県警が軽犯罪法違反(はり札)の疑いで調べている。

 貼られていたのは、少なくとも徳島県9か所、愛媛県4か所、香川県2か所。3月以降に休憩所の壁やベンチなどで見つかり、「最近、礼儀しらずな朝鮮人達が、気持ち悪いシールを、四国中に貼り回っています」「日本の遍路道を守ろう会」などと書かれていた。いずれも管理者らが撤去した。

 四国霊場では近年、外国人の巡礼者が増えており、昨年12月、4度の結願(けちがん)を果たした韓国人女性(38)がガイド役の「公認先達」に認定された。女性は日本語とハングルで「お遍路さんを応援します」と記したステッカー4000枚以上を遍路道沿いで許可を得た民家や店に貼り続けている。撤去された貼り紙は、この活動を中傷することが目的とみられる。女性は取材に対し、「海を越えた交流が広がってきたのに残念で悲しい」と話している。(読売新聞、2014.4.11)


 それでも日本人を愛しているんです−。四国遍路の休憩所に「『大切な遍路道』を朝鮮人の手から守りましょう」と印字した外国人排除の紙が貼られた問題で、中傷の対象とみられる道案内のステッカーを貼っているソウル市在住の韓国人崔象喜(チェサンヒ)さん(38)は十日夜、共同通信の電話取材に答えた。

 崔さんによると、貼り紙の問題は韓国でも報道されている。崔さんは「日本を悪く言われると心が痛みます」と話す。

 崔さんはお遍路の魅力に取り付かれ、全札所への巡礼を四回達成。昨年十二月に外国人女性として初めてお遍路の魅力を伝える「先達」に公認された。「韓国人もお遍路をすれば、日本の印象が変わる」とお遍路を韓国人に紹介し、外国人が迷わないよう、矢印で道順を示すステッカーを貼る活動をしている。

 ところが今回の貼り紙問題を受け「そもそもステッカーは余計なことだったのだろうか。たくさんの人に心配、迷惑をかけてしまい本当に申し訳ない」と自分を責める。しかし「日本と韓国は仲良くなってほしい」という願いは捨てられない。崔さんは「日本人を愛しているんです。日本で受けたお接待の感動を忘れることはできません」と言葉に力を込めた。(東京新聞、2014.4.11)


 貼り紙が軽犯罪法違反に問われるならステッカーはどうなのかという気もしますが、問題があると思うならネット上で論理的に批判すべきです。これは完全に人種差別事件であって容認できません。
posted by リュウノスケ at 23:15| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする