2013年08月23日

第95回全国高校野球選手権大会閉幕

 第95回全国高校野球選手権大会は最終日の22日、甲子園球場で決勝が行われ、初出場の前橋育英(群馬)が延岡学園(宮崎)を4−3で破り、初優勝した。初出場での優勝は1991年の大阪桐蔭(大阪)以来で、群馬県勢の全国制覇は99年の桐生第一以来。

 試合は3−3の七回、4番の荒井海斗主将が適時打を放って勝ち越し、2年生のエース高橋光成投手が完投した。延岡学園は宮崎県勢初の甲子園優勝を逃した。

 今大会は花巻東(岩手)と日大山形(山形)を含む優勝経験のない4校が準決勝に進み、24年ぶりに東北2校が4強入りした。選手の健康に配慮し、準々決勝翌日に初めて休養日が設けられた。(時事通信、2013.8.22)


 こんな選手は見たことがない。ひょっとすると、プロにも難しい高等技術ではないか。花巻東の「2番中堅」千葉のことである。

 準々決勝の鳴門(徳島)戦では、相手投手が投じた163球のうち、約4分の1の41球をひとりで稼いだ。ここまで粘られたら相手投手が根負けするのも無理はない。

 大会3試合を終えた時点で15打席10打数7安打5四球、打率7割、出塁率8割。文句のつけようがない数字だ。

 「プロにああいうのがいてもいい。欲しいよ」と最大級の賛辞を口にするのは巨人・川相昌弘ヘッドコーチ(48)。

 「相手から見たら嫌らしい打者だよ。それに、ファウルを何本でも打ち続けられるということは、甘い球さえくればヒットにできる技術もあるということ。ボールをぎりぎりまで引きつけ、投球を長く見ているから、バットに当てる確率が高い」と説明する。

 川相ヘッド自身、岡山南高時代は投手で主軸打者だったが、プロ入り後に野手に転向すると、小技を磨き通算533犠打の世界記録を樹立。歴史に残る“バント名人”となっただけに、千葉が泥臭くファウルを打ち続ける姿にはなおさら共感するようだ。(ZAKZAK、2013.8.22、抜粋)


 初出場の前橋育英が延岡学園を破り優勝した今大会。大阪桐蔭や済美など本命視されていた高校が脱落して戦力差のあまりないベスト8となり準々決勝以降は接戦が続出、1点差で終わった決勝も最終回まで気の抜けない好ゲームでした。群馬の皆さんおめでとうございます。

 さて、恒例のプロ注目選手総括。ピッチャーは155キロの甲子園最速タイ記録を作った安楽(済美)が筆頭。187センチというせっかくの体を大きく使わない投球フォームは好みが分かれると思いますが、誰が見てもプロ向きであり来年のドラフトまでにどこまで伸びるか楽しみです。

 次に最速148キロでチェンジアップのよかった古川(有田工業)。制球力の高い宮本(富山第一)は進学希望らしいとネット上で噂になっていましたが本当でしょうか。他には三輪(日大三)、高橋光(前橋育英)、馬場(仙台育英)、庄司(日大山形)、山岡(瀬戸内)、政木(三重)、山田(日川)といったところ。個人的には山岡の投げ方がかっこよくて好きです。

 打者はもちろん森友哉(大阪桐蔭)。「飛距離では敵わないがミート力では中村剛也や中田翔より上」と3人の教え子を比較する西谷監督評は説得力があります。恐らく170センチないであろうその体でプロのキャッチャーが務まるのかということだけが懸念材料。松井に浮気しそうな中村GMが思い止まって相思相愛の阪神に入ったらタイガースファンも先輩の藤浪も喜ぶでしょう。

 ホームランに加えて特大ファールを連発していた山形(日川)の飛距離は魅力的。森のチームメイト近田もホームランを打っていました。千葉(花巻東)は悪目立ちしてしまいましたが、カットと出塁能力を評価している川相のようなプロ野球関係者もいるようです。
posted by リュウノスケ at 01:36| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする