2013年08月20日

「露骨にやってたんで」花巻東スパイ行為疑惑

 鳴門−花巻東の準々決勝で、八回の花巻東の攻撃中に二塁走者の千葉に対し、球審が注意する場面があった。千葉によると、打者に向かってサインを出していると指摘されたそうで、千葉は「よく分からなかった」と話した。(産経新聞、2013.8.19)


 「全国高校野球・準々決勝、花巻東5‐4鳴門」(19日、甲子園)

 第1試合、鳴門‐花巻東の八回表、花巻東の攻撃で、2死二塁から5番・多々野の3球目の直前に二塁走者の千葉が球審から注意を受けた。試合後に会見した赤井淳二大会審判副委員長(61)は「投手が投球する直前、走者が(サインを送るような)紛らわしい行為をした。走者やランナーコーチが味方に球種を伝えるのは厳禁。発見すれば即注意する」と話した。大会試合規定の第16項によるもの。マナーの問題で罰則はない。(デイリースポーツ、2013.8.20)


 第95回全国高校野球選手権準々決勝 花巻東5―4鳴門 (8月19日 甲子園)

 花巻東の8回攻撃中、多々野の打席がカウント1―1となったところで、小山球審がプレーを止めて二塁走者・千葉に注意を行った。

 大会試合規定には「走者やベースコーチが捕手のサインを見て、打者にコースや球種を伝えるなどの行為を禁止する」との項目がある。試合後、赤井淳二大会審判副委員長は「動作にまぎらわしき、疑わしきものがあったと球審が判断した」と説明。千葉は「よく分からなかった」と話した。(スポニチ、2013.8.20)


 ◆第95回全国高校野球選手権大会第12日 ▽準々決勝 鳴門4─5花巻東(19日・甲子園) 前橋育英(群馬)の2年生エース・高橋光成(こうな)が、劇的なサヨナラ勝ちを呼び込んだ。9回2死から同点の2点三塁打。投げても6回からの5イニングで10三振を奪うゼロ封リリーフを見せ、初出場で4強に躍り出た。花巻東(岩手)は菊池雄星(現西武)を擁した09年以来、延岡学園(宮崎)と日大山形はそれぞれ初のベスト4に進出。準決勝は21日に行われる。

 甲子園のスタンドからファウルのたびに歓声が上がる。そして四球に拍手が起こった。不思議な現象の先には、身長156センチの千葉がいた。小さな体を折り曲げ、追い込まれるとバスター気味の打ち方に変じる。投手を幻惑し、1安打4四球と全打席で出塁。好投手の板東湧梧に一人で41球も費やさせた。

 「相手が投げにくそうにしていたので良かった。100%の力を出せた」。ここまで3試合で10打数7安打の打率7割。5四球を選び、15打席で出塁は実に12度。出塁率は驚異の8割だ。菊池雄星投手を擁した09年以来4年ぶりの4強入りの立役者となった。

 3回戦では、済美の157キロ右腕・安楽智大(2年)から3安打を放つと、この日は1回の第1打席はフルカウントから7球ファウルで粘り、計13球を投げさせて四球。6回の第3打席でも四球を選び、岸里亮佑の先制2ランを呼び込んだ。

 「自分は出塁することが仕事」とフリー打撃ではファウルを打つ練習を繰り返す。安打ではなく、四球を選ぶとガッツポーズが飛び出る。佐々木洋監督(38)は「四球は、相手バッテリーに与えるダメージが大きい。(千葉は)一番必要な存在」とたたえた。4年前も身長155センチと小兵の2番打者・佐藤涼平中堅手がチームを勢いづけて4強進出。当時テレビで試合を見ていたという千葉は、「体が小さくてもできるんだと刺激を受けた」という。

 二塁走者だった8回2死では、球審から離塁時の動きについて「注意」を受けた。千葉は「よく分からないけど(打者に)サインを伝えているといわれた」と首をひねったが、その後3連打で逆転。サイン盗み疑惑をかけられても動じず、好機を生かした。

 「まだ通過点。満足せず貪欲にいきたい。準決勝も花巻東らしい野球をやっていきたい」。ワンダーボーイが、雄星超えに挑む。(スポーツ報知、2013.8.20)


 ◆第95回全国高校野球選手権大会第12日 ▽準々決勝 鳴門4─5花巻東(19日・甲子園) 前橋育英(群馬)の2年生エース・高橋光成(こうな)が、劇的なサヨナラ勝ちを呼び込んだ。9回2死から同点の2点三塁打。投げても6回からの5イニングで10三振を奪うゼロ封リリーフを見せ、初出場で4強に躍り出た。花巻東(岩手)は菊池雄星(現西武)を擁した09年以来、延岡学園(宮崎)と日大山形はそれぞれ初のベスト4に進出。準決勝は21日に行われる。

 8回の花巻東への「注意」について、大会審判副委員長の赤井淳二氏(61)は「投手が投球する直前にまぎらわしい動作があった。走者やベースコーチャーが味方にサインを送るのは厳禁です」と説明。攻撃中にプレーを止め、小山球審が注意を行ったことは、試合規定通りとし「球審の判断で明らかに疑わしいので即、注意にいった」と話した。

 この「注意」について花巻東の流石裕之部長(31)は「(サインを)出していないので驚いている。もしそうなら、もう少しヒットを打っています」と強調。鳴門・武田博史部長(45)は「本部にお任せします」と渋い表情を見せた。なお、大会本部は花巻東へ処分などは科さない。

 ◇第95回選手権試合規定16条 走者やベースコーチらが、捕手のサインを見て打者にコースや球種を伝えるなどの行為を禁止する。もし疑わしい行為があれば、審判委員はタイムをかけ、当該選手と攻撃側ベンチに注意をし、止めさせる。(スポーツ報知、2013.8.20)


 <全国高校野球選手権:花巻東5−4鳴門>◇19日◇準々決勝

 鳴門−花巻東の準々決勝で、8回の花巻東の攻撃中に二塁走者の千葉翔太外野手(3年)に対し、球審が注意する場面があった。千葉によると、打者に向かってサインを出していると指摘されたそうで、千葉は「よく分からなかった」と話した。

 花巻東・佐々木洋監督(千葉の行為について聞かれ)えっ? 注意されてました? 見ていなかったので、全然分からないです。(数分後に再び記者から質問されると)ああ! 思い出しました。千葉がズボンをポンと触っていたのをサインを出しているのではないかと相手捕手にアピールされたんです。わざわざズボンを触って、手でサインを出すなんてことはないです。(日刊スポーツ、2013.8.20)


 <全国高校野球選手権:花巻東5−4鳴門>◇19日◇準々決勝

 鳴門・日下大輝捕手(3年)の我慢は限度を超えていた。小山球審に、花巻東の二塁走者・千葉の動きを訴えた。「走者がサインを出しています、って言いました。露骨にやったんでもう(球審に)言おうと」。8回2死二塁、多々野の2球目に試合は止まった。

 「サイン盗み」に見える行為があった。塁上から手を一、三塁方向に向けるなどの不自然な動きだった。大会の試合規定は、捕手のサインを見てコースや球種を伝える行為を禁じる。疑いでも許さない。赤井淳二審判副委員長(61)は「(疑わしい動作が)わかったので、試合を止めて、審判の判断で注意に行きました」と説明した。千葉に注意しベンチには注意したことを伝えて試合を再開した。

 日下は開始後すぐに不自然な動きを感じたという。「走者が首をかしげたり、内角を攻めようとしたら、打者が後ろに下がったり。ベンチからの声もあった。意識せずにいつも通りやろうと思ったんですが、あそこまでやったんで」。

 再開後、鳴門は逆転された。日下は9回2死満塁で三飛を打ち上げ、最後の打者になった。「そういうチームに負けたくない、と思って力みました。悔しいです」。ベンチを出た顔に涙があふれた。ちなみに規定には「注意を与え、すぐに止めさせる」とあるだけで、罰則はない。【米谷輝昭】(日刊スポーツ、2013.8.20)


 第95回全国高校野球選手権大会第12日(19日、甲子園)準々決勝を行い、準優勝した1950年以来の4強入りを目指した鳴門(徳島)は花巻東(岩手)に競り負け敗退。八回に花巻東の選手、ベンチにサイン伝達が疑われる紛らわしい動作があったと注意されるシーンがあった。

 63年ぶりの準決勝進出の夢が途絶えた。鳴門の板東湧梧投手(3年)は涙を流しながら“魔の八回”を振り返った。

「ショックだった…。気持ちを切り替えようと思ったが、抑えられなかった。自分の力不足です」

 1点リードで迎えた八回に3失点。逆転を許したイニングでは異例の光景もあった。二死二塁の2球目だった。小山球審はタイムをかけ試合を止めた。そして三塁側へ駆け出し、大声で右足を指さしながら二走の花巻東・千葉翔太中堅手(3年)に注意を与えた。

 ざわつくマンモス。さらに球審は花巻東のベンチにも注意を与え、やっと試合は再開された。

 試合後、板東の女房役、日下大輝捕手(3年)がアピールしていたことを明かした。

「(コース伝達の)サインを出すたびに打者の立つ位置が変わっていたので、走者がサインを出しているのがわかっていた。(注意の場面では)あまりにも走者が大きく出していたので…」

 大会試合規定16では「走者が、捕手のサインを見て打者にコースや球種を伝えるなどの行為を禁止。疑わしい行為があれば、審判がタイムをかけ、選手とベンチに注意をし、止めさせる(抜粋)」などと明示。赤井淳二大会審判副委員長(61)は「(二走が)紛らわしい動作を行なっていたので、大会規定16により(球審が)注意しました。罰則ではありません。花巻東側のベンチに確認を行いましたが、『やっていない』と否定をしましたので、それ以上の追求はしませんでした」と説明した。

 鳴門にとって不運だったのは再開直後の3球目。打ち取った当たりが一塁ベースを直撃。大きく跳ね上がった打球は右前に落ちて同点とされ、さらに失点につながったことだった。

 公立高で唯一のベスト8に残った鳴門。準決勝には進めなかったが4試合で39点を奪った“新渦潮打線”は高校野球ファンの脳裏に新たな記憶を刻んだ。

 大会試合規定16

 走者やベースコーチらが、捕手のサインを見て打者にコースや球種を伝えるなどの行為を禁止する。もし疑わしい行為があれば、審判委員はタイムをかけ、当該選手と攻撃側ベンチに注意をし、止めさせる。


 ★1998年に禁止

 二塁走者がコース、球種を伝達する行為は、かつて普通に行われていたが、高校野球では1998年に禁止されていた。プロでは99年にパ・リーグが「監督宣言」の中で禁止事項とした。またセ・リーグがアグリーメント(申し合わせ)に記載している。(サンスポ、2013.8.20)


327 名前:名無しさん@実況は実況板で[sage] 投稿日:2013/08/20(火) 10:40:22.15 ID:D3ofLxSs0
実際はどうなのか調べて見ると、ランナー2塁時の花巻東の成績は
彦根東戦 6-0
斉美戦 4-2
鳴門戦 3-1
花巻が最も安打を打つのはランナー無>3塁>1-3塁>1塁>1-2塁>2塁
言い方は悪いが、効果がないか鳴門のキャッチャーの心理戦だと思う。
(2ちゃんねる、2013.8.20)


 あまりにも露骨なので鳴門日下捕手が業を煮やして球審に訴えた花巻東の不正行為。私も確認しましたが、セカンドランナー千葉がキャッチャーミットの構えから両手を使ってコースを打者に教えていました。これは間違いないでしょう。

 日大山形と共に東北史上初の優勝を願っている野球ファンは多いだけに大変残念。こうして発覚した以上優勝したら問題になると思いますが、当然のことながらこれは佐々木監督が指示しており、千葉を責めてもしょうがありません。


 <高野連に電話相次ぐ「もし本当にサインを伝達していたなら問題」>
 19日の準々決勝、花巻東―鳴門戦の8回に花巻東の二塁走者・千葉が打者に対してコースを教えるようなしぐさをして審判から注意を受けた問題で、一夜明けて日本高野連に問い合わせ電話が相次いだ。

 高野連によると「何件か話がありました。“もし本当にサインを伝達していたなら問題だ”など、そういう問い合わせです」と説明した。サインを見て打者に伝達する行為は大会試合規定で止められている。(スポニチ、2013.8.21)


 <延岡学園が花巻東を零封、決勝は前橋育英と>

 ○延岡学園(宮崎)2−0花巻東(岩手)●

 延岡学園・横瀬、花巻東・中里の両先発が好投し投手戦となった。均衡を破ったのは六回の延岡学園。1死から3番・坂元が安打と盗塁で二進、2死後に5番・浜田の右前適時打、6番・田中の三塁打で2点を先制した。花巻東は五回の無死一、二塁の好機にバント失敗、三振で得点できず流れを呼び込めなかった。

 延岡学園・横瀬は捕手とのサイン交換無しに早いテンポで投球を続けて花巻東打線を翻ろう、散発3安打で完封した。(毎日新聞、2013.8.21)


 <花巻東・千葉、積極打法で涙 「一番悔しい」 高校野球>
(21日、延岡学園2―0花巻東)

 無安打に終わった花巻東の千葉は「野球人生の中で一番悔しい試合です」と泣き崩れた。身長156センチの2番打者。準々決勝までのファウルで粘る打法ではなく、早いカウントから打って出た。「相手投手は制球がいいので、強いゴロを打って出塁しようと思った」。狙い通りの打撃だったが、打球が正面をつく不運もあった。流石部長は「準々決勝の後に審判の方から、千葉の打法はバントと判断されることもある、と説明された」と打ち明けた。

 ◇

 ▼高校野球特別規則を説明 大会本部によると、19日にあった準々決勝終了後、赤井淳二・大会審判副委員長が花巻東の佐々木監督と流石部長に対して「高校野球特別規則(17)バントの定義」を説明した。「バントとは、バットをスイングしないで、内野をゆるく転がるように意識的にミートした打球である。自分の好む投球を待つために、打者が意識的にファウルにするような、いわゆる“カット打法”は、そのときの打者の動作(バットをスイングしたか否か)により、審判員がバントと判断する場合もある」と明記されている。準々決勝での千葉選手の打法に紛らわしく見えるものがあったため、伝えたという。(朝日新聞、2013.8.21)


 <大会本部「紛らわしい打ち方があった」>

 <全国高校野球選手権:延岡学園2−0花巻東>◇21日◇準決勝

 大会本部は花巻東(岩手)千葉翔太外野手(3年)の打法について文書で説明した。

 19日の準々決勝後のクールダウン中、花巻東側に「高校野球特別規則の『17』についてご存じですか」と確認したという。部長、監督とも「知りません」という答えだったので、同規則「17・バントの定義」について説明した。

 2回戦の彦根東、3回戦の済美との試合では問題となる事例はなかったが、準々決勝(鳴門戦)では、紛らわしく見える打ち方があったため、審判部として念のため特別規則について周知したという。

 ◆「バントの定義」 バントとは、バットをスイングしないで、内野をゆるく転がるように意識的にミートした打球である。自分の好む投球を待つために、打者が意識的にファウルするような、いわゆるカット打法は、そのときの打者の動作(バットをスイングしたか否か)により、審判員がバントと判断する場合もある。(日刊スポーツ、2013.8.21)


 <花巻東・千葉 カット打法できず号泣敗退>
 <全国高校野球選手権:延岡学園2−0花巻東>◇21日◇準決勝

 4打数無安打に終わった花巻東(岩手)の千葉翔太外野手(3年)が泣き崩れた。

 この試合では得意のカット打法ができなかった。第1打席は2球目を打って三ゴロ、2打席目は4球目を打って遊ゴロ、3打席目は初球をセーフティーバントしたが投ゴロ、第4打席は2ボールからの3球目を打っていい当たりの二ゴロ。その間、ファウルは1球もなかった。

 試合後「自分のやりたかったことができなくて悔しいです。ファウルで粘って何としても出塁するのが自分の役目だったのですがそれを止められてしまって…。相手投手のコントロールも良かった。野球人生の中で一番悔しいです」と号泣しながら話した。

 実は19日の準々決勝の後、大会本部と審判部からカット打法について花巻東サイドに通達があった。「高校野球特別規則に『バントの定義』という項目があります。ご理解ください」。

 「バントの定義」とは「バントとは、バットをスイングしないで、内野をゆるく転がるように意識的にミートした打球である。自分の好む投球を待つために、打者が意識的にファウルするような、いわゆるカット打法は、そのときの打者の動作(バットをスイングしたか否か)により、審判員がバントと判断する場合もある」というもの。

 千葉のカット打法はバスターのような構えから三塁側にファウルを打つが、これがバントと見なされる可能性があるということか。2ストライク後にファウルを重ねればスリーバント失敗で三振となる。大会本部、審判部は「バントの定義に触れるんではないか、ご理解ください、分かってくださいということです」と説明したが、この通達により、千葉はカット打法を封印せざるをえなくなった。

 156センチの小柄な2番打者。3回戦の済美戦で安楽投手を攻略し、準々決勝の鳴門戦ではファウルで粘りに粘って5打席全出塁。相手投手に41球も投げさせスタンドを沸かせた。

 「自分が出塁すると盛り上がるのが分かった。スタンドの皆さんが自分の力になった」と話すと再び号泣。おえつはいつまでも止まらなかった。(日刊スポーツ、2013.8.21)


 <花巻東・千葉ルールに涙 カットできず>
 「全国高校野球・準決勝、延岡学園2-0花巻東」(21日、甲子園)

 決勝進出を逃した花巻東の2番打者・千葉は試合後、声を上げて泣き続けた。身長156センチの小兵は、この試合前まで今大会打率・700と大当たりしていたが、この日は4打数無安打だった。

 20日の準々決勝後、サインを盗んでいると疑われる行為があったとして、大会本部から注意と確認をされていた千葉。実はもう1つ別の注意を受けていた。

 小柄な体格を生かしてベースに覆いかぶさるように構える左打者の千葉は、バントに近い構えからファウルで粘るためにボールを頻繁にカットしていた。これが、「高校野球特別規則・17」の「バントとは、バットをスイングしないで、内野をゆるく転がるように意識的にミートした打球である。自分の好む投球を待つために、打者が意識的にファウルするような、いわゆる“カット打法”は、そのときの打者の動作(バットをスイングしたか否か)により、審判員がバントと判断する場合もある」という項目に抵触するとして、大会本部が佐々木監督と流石部長に確認していた。

 「ファウルしてカットする自分の役割ができなかった。いつもどおりの野球ができなかった」と、千葉の涙は止まらなかった。大一番でルールをあらためて意識したことで、自分の思うようなプレーができなくなったことは否めない。聖地をわかせた小兵にとって、悔しい最後の夏となってしまった。(デイリースポーツ、2013.8.21)


 <【夏の甲子園】花巻東・千葉「野球人生で一番悔しい」カット打法はバントと通達>
 ◆第95回全国高校野球選手権大会第13日 ▽準決勝 延岡学園2─0花巻東(21日・甲子園) 準決勝第2試合で延岡学園(宮崎)が花巻東(岩手)を下し、初の決勝に進んだ。宮崎県勢の決勝進出は初めて。前橋育英(群馬)との、ともに春夏通じて初優勝を懸ける決勝は22日正午にプレーボールの予定。

 花巻東(岩手)の監督と部長に対し、全国高校野球選手権大会の大会本部が19日の準々決勝後に「バントの定義」に関する高校野球特別規則の説明を行ったことを明らかにした。

 花巻東の2番・千葉が準々決勝の打席で、投球をカットしてファウルにする粘りを見せていた。バントと判断される可能性があるとして、赤井淳二審判副委員長が試合後に伝えたという。花巻東の流石裕之部長は「『あの打法はスリーバント失敗になります。次からアウトにしますよ』と言われました」と話した。

 準決勝で千葉は4打数無安打で敗れ「ファウルで粘って何としても塁に出るのが自分の役割。(それができず)野球人生で一番悔しい試合だった」と泣き崩れていた。

 日本高野連の高校野球特別規則には「打者が意識的にファウルにするような、いわゆる“カット打法”は、そのときの打者の動作(バットをスイングしたか否か)により、審判員がバントと判断する場合もある」と記されている。(スポーツ報知、2013.8.21)


 <花巻東・千葉のプレースタイル 審判部の注意に批判の声も>
 156センチの小柄な体をさらに小さく丸め、ファウルで粘って出塁−。身長を生かした打撃スタイルで甲子園球場を沸かせ、花巻東をベスト4まで導いた小さな2番打者、千葉翔太選手(3年)。21日の準決勝を観戦していた花巻東のOBたちは、千葉選手のプレーに「涼平さんを思い出すな」とつぶやいた。

 4年前の第91回全国高校野球選手権大会で、ベスト4まで勝ち進んだ菊池雄星投手(現、西武)を擁する花巻東ナインの2番打者、佐藤涼平さんのことだという。

 佐藤さんは千葉選手よりも小さい155センチで、同じ2番打者で中堅手。小さなその体を目いっぱい小さくし、ストライクゾーンを狭める打撃スタイルまでそっくりだ。それもそのはず、千葉選手は、佐藤さんに憧れ、同じ花巻東の門をくぐったという。

 19日の準々決勝の鳴門戦、千葉選手は相手投手に41球を投げさせ、5打席で1安打4四球と、チームの勝利に貢献。しかし、試合後に大会審判部からの注意を受け、準決勝は、相手投手に投げさせた球数は4打席でわずか10球。4打数無安打と結果を出せなかった。

 「甲子園への遺言」など野球に関する著作が多いノンフィクション作家、門田隆将さんは「千葉選手の活躍は全国の体の小さな選手に勇気とやる気を与えたはずだ。自分の創意と工夫でレギュラーを勝ち取り、甲子園の土を踏んだ希望の星」と活躍を称賛。その一方で、大会審判部の対応について「そのプレースタイルは、誰もができるものではなく、一生懸命努力して会得したもの。高野連はその努力が分からないのか。希望の芽を摘もうとしている」と批判した。(産経新聞、2013.8.22)


 <花巻東・千葉、高校ルールに負けた>
 <全国高校野球選手権:延岡学園2−0花巻東>◇21日◇準決勝

 大会本部が花巻東(岩手)に対し、異例の確認を行っていたことが21日、分かった。19日の準々決勝・鳴門(徳島)戦で相手投手に計41球を投げさせた千葉翔太外野手(3年)の打法を巡り、試合後に佐々木洋監督(38)と流石裕之部長(31)に高校野球特別規則「17・バントの定義」を知っているかと確認。両者とも「知りません」と答えたため、大会本部が、意識的に“カット打法”を続けた場合は審判員の判断でバントとみなされ、スリーバント失敗で三振となる場合もあると説明した。

 千葉は初戦(2回戦)の彦根東(滋賀)戦の3回もファウルを7球打って相手投手に13球を投げさせ、四球を選んだ。ただ大会本部は「2、3回戦では問題となる事例はなかった」と判断。また準々決勝では、サイン盗みと取られかねない行為があったと球審から注意を受けた。その事象と「バントの定義」を周知したことは「無関係」とした。

 千葉はこの日、1球もファウルを打たず4打席凡退。試合後「やってきたことを貫けなかった。ファウルで粘って出塁することが自分の役割でした。今までで一番悔しい試合でした」と号泣。取材後は体調不良で、救護室に運ばれた。チームに貢献しようと身につけた技術を否定され、千葉のショックは大きかった。(日刊スポーツ、2013.8.22)


 <カット打法“禁止” きっかけは巨人・阿部の父「バントだ」
 第95回全国高校野球選手権大会準決勝 花巻東0―3延岡学園 (8月21日 甲子園)

 特別規則17項が設けられるきっかけとなったのが72年夏の東洋大姫路の9番・前原正弘選手だ。

 前原は千葉と同じくレギュラー最小兵の1メートル66。ファウルで粘って四球を選ぶカット打法は兵庫大会(12打数無安打10四球)からバントか否か議論を呼び、迎えた習志野との1回戦。初回2死一、二塁から2度カット打法でファウルした。

 1度目に習志野の捕手・阿部(巨人・阿部慎之助捕手の父)が「バントだ」とアピール。2度目に郷司球審から「フォロースルーをするように」と警告された。警告後の前原はカット打法はせず、2打数無安打で四球もゼロだった。

 これを機に17項が設定され、92年センバツ決勝で東海大相模の吉田(元近鉄)が帝京のエース三沢(元巨人)の投球をカットし、スリーバント失敗に取られた。

 ▼阿部東司さん(58) あの時はバッターがグリップを握った時、右手と左手が離れていてバントのように打ったから審判に言った。今回の千葉君は両手を離して構えていたけど、振る時には両手がしっかりくっついて打っていた。だから、この子はあの時と似てるけど、ちょっと違う。問題ないと思って見ていた。

 ▼前原正弘さん(59) 彼の悔しさはよく分かる。あの打法は選球眼やバットコントロールが大事で誰もができるものではない。私と同様、小さい体で何ができるか努力してレギュラーになった。高野連にはもう少し大きな目で見てほしかったし、準決勝の前に警告するのもどうか。私が郷司さんに注意されたのは甲子園初打席ですから。

 ◆プロ野球も含めた日本における野球の公式ルールを定めた公認野球規則では、「カット打法」への規制はない。しかし、高校野球には特別規則があり、その17項目にあるバントの定義で「自分の好む投球を待つために、打者が意識的にファウルするような、いわゆる“カット打法”はそのときの打者の動作(バットをスイングしたか否か)により、審判員がバントと判断する場合もある」と書かれている。(スポニチ、2013.8.22)


 <巨人・川相ヘッド、156センチの花巻東・千葉外野手を絶賛 一方で激辛評価も>
 甲子園に異色すぎるスターが誕生した。今大会最小兵の身長156センチで、花巻東(岩手)のベスト4進出に貢献した千葉翔太外野手(3年)である。19日の準々決勝ではファウル狙いのカット打法で粘りに粘り、5打席で相手投手に41球も投げさせ4四球をゲット。大会3試合通算でなんと打率7割、出塁率は8割を誇る(20日現在)。プロ球界では「プロで通用する。いや、むしろプロの方が彼を見習うべき」と絶賛する声の一方で、「邪道すぎる」と一刀両断する向きもある。 (宮脇広久、片岡将)

 こんな選手は見たことがない。ひょっとすると、プロにも難しい高等技術ではないか。花巻東の「2番中堅」千葉のことである。

 準々決勝の鳴門(徳島)戦では、相手投手が投じた163球のうち、約4分の1の41球をひとりで稼いだ。ここまで粘られたら相手投手が根負けするのも無理はない。

 大会3試合を終えた時点で15打席10打数7安打5四球、打率7割、出塁率8割。文句のつけようがない数字だ。

 「プロにああいうのがいてもいい。欲しいよ」と最大級の賛辞を口にするのは巨人・川相昌弘ヘッドコーチ(48)。

 「相手から見たら嫌らしい打者だよ。それに、ファウルを何本でも打ち続けられるということは、甘い球さえくればヒットにできる技術もあるということ。ボールをぎりぎりまで引きつけ、投球を長く見ているから、バットに当てる確率が高い」と説明する。

 川相ヘッド自身、岡山南高時代は投手で主軸打者だったが、プロ入り後に野手に転向すると、小技を磨き通算533犠打の世界記録を樹立。歴史に残る“バント名人”となっただけに、千葉が泥臭くファウルを打ち続ける姿にはなおさら共感するようだ。

「おれのバントもそうだけど、“誰もやりたがらないことをあえてやる”こともプロで生き抜く秘訣なんだよ。そりゃ本塁打、打点、打率で勝負できれば、評価されやすいし、給料も上がるのは確か。でも、プロにはものすごいやつがゴロゴロいて、そこで勝ち抜ける選手はごくわずかだから。いまプロの若い選手には、そういう工夫や執念が足りない気もする」

 川相ヘッドもプロ入り当初からバントがうまかったわけではない。プロで生き抜くため、ゼロに近い状態からバント技術を磨き、さらに一、二塁間に低い打球を打つ目安としてロープを張り、進塁打を打つ練習も繰り返して、いぶし銀の存在意義を勝ち取ったのだ。

 もし本当に千葉がプロ入りするようなことがあれば、いったいどんなことが起こるだろうか。

 “子供のころからエースで4番”が全国から集まってくるのがプロ。考え方によっては、高校時代にスラッガーだった選手がプロ入り後、にわかに小技を身につけるよりは、千葉の方がすんなり自分の役割を見つけられるかもしれない。

 現在プロ野球で最も身長が低いのは、163センチの横浜DeNA・内村賢介内野手。150センチ台の千葉がプロ入りすれば、史上まれに見る小柄な選手だが、その分投手は戸惑い、ストライクが入らないことも考えられる。

 ただし、ある巨人球団幹部はこうも指摘する。「おもしろい選手だとは思うが、プロでは相手投手は、粘られて投球数がかさんだ揚げ句、四球を出すくらいなら、1球でぶつけてしまえ−という発想になるかも。そうなると、体がどこまで持つか…」と。

 別の球界OBは、「ファウルを打つことだけに徹していて、完全に相手の体力を奪うことが目的になっている。あれは高校野球だから許される。故意的な遅延行為だ」と批判的だ。

 また、鳴門戦で走者として千葉がみせたプレーも話題になっている。二塁上から相手捕手のサインを盗み、味方打者に球種を教えているとして球審に注意されたのだ。

 ある高校野球関係者は「千葉君単独でやっているとは誰も考えないだろう。監督はとぼけていたが、以前から言われていたこと」と花巻東は“常習犯”としてマークされていたと話す。

 「あれを許していたら、申し合わせにのっとってやっている高校が気の毒。表面上は爽やかな野球をうたっているけど、狡猾なところも少なくない。“正々堂々”とか“スポーツマンシップ”といった高校野球の精神には反している」

 各方面でこれだけ議論を巻き起こしている以上、156センチの千葉が意外な“大物”であることだけは間違いない。この千葉のプレースタイルが、高校野球より上のレベルで通用するかどうか見てみたい気はする。(ZAKZAK、2013.8.22)


<参照>
東京スポーツ 花巻東の“サイン盗み疑惑”を検証
東京スポーツ スパイ疑惑の花巻東に高野連「没収試合もありうる」
J-CASTニュース ランナーの「サイン盗み」はいけないのか 花巻東の疑惑巡りネットで論議に
日本高等学校野球連盟 高校野球特別規則 17.バントの定義
日刊スポーツ 高校野球とフェアプレー
日刊スポーツ 花巻東 対 延岡学園 試合終了◇準決勝◇甲子園◇観衆=40000人 08/21 16:32更新
日刊スポーツ 花巻東 対 鳴門 試合終了◇準々決勝◇甲子園◇観衆=24000人 08/19 12:29更新
日刊スポーツ 花巻東 対 済美 試合終了◇3回戦◇甲子園◇観衆=46000人 08/17 16:59更新
日刊スポーツ 花巻東 対 彦根東 試合終了◇2回戦◇甲子園◇観衆=47000人 08/13 17:55更新
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福島児童18人甲状腺癌

 東京電力福島第1原発事故を受け、福島県が当時18歳以下だった子どもを対象に実施している甲状腺検査で、18人が甲状腺がんと確定したことが分かった。6月の発表から6人増えた。福島市で同日開かれた「県民健康管理調査」検討委員会で、県が明らかにした。検討委は「原発事故の影響があるとは思っていない」としている。

 県によると、2011年度の検査で2人、12年度に4人が新たに甲状腺がんと確認された。他に両年度で25人が「疑いがある」とされた。

 甲状腺検査の対象は約36万人。これまでに約21万7000人が受診した。

 一方、検討委は、県民の間で甲状腺がんへの不安が高いことを踏まえ、検査や治療に関わっていない第三者の専門家が検査結果を検証する部会を新設する方針を示した。(時事通信、2013.8.20)


 <子どもの甲状腺がん50人 放射線の影響は否定 疑い39人、福島健康調査>
 東京電力福島第1原発事故による放射線の影響を調べている福島県の「県民健康調査」の検討委員会が19日、福島市で開かれた。実施主体の福島県立医大が、甲状腺がんと診断が「確定」した子どもは前回(2月)の33人から17人増え50人に、「がんの疑い」は39人(前回は41人)になったと報告した。

 検討委の 星北斗 (ほし・ほくと) 座長は、チェルノブイリ原発事故では、事故から4〜5年後に子どもの甲状腺がんが増加したというデータを基に「現時点では放射線の影響は考えにくい」と、これまでの見解を繰り返した。

 甲状腺検査は、震災発生当時18歳以下の約37万人が対象。約28万7千人の1次検査の結果がまとまり、2070人が2次検査の対象となった。

 1次検査では超音波を使って甲状腺のしこりの大きさや形を調べ、大きさなどが一定以上であれば2次検査で血液や細胞などを調べる。今年3月までに1巡目の検査が終わった。

 県は4月から調査の名称を「県民健康管理調査」から「管理」を外し「県民健康調査」に変更した。県民や県議会から「上から管理するような表現だ」と指摘を受けたためと説明している。(共同通信、2014.5.20)
posted by リュウノスケ at 21:52| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

高橋愛あべこうじと結婚前提交際

 元モーニング娘。のリーダー高橋愛(26)と、ピン芸人日本一決定戦「R−1ぐらんぷり」王者のお笑い芸人あべこうじ(38)が、結婚に向けた準備を進めていることが15日、分かった。現在、婚姻届を出す時期などを調整しているが、互いに早期結婚の意思を固めている。交際判明から約1年2カ月。グループを卒業後も女優として活躍するトップアイドルと実力派芸人の12歳差カップルは、早ければ年内にもゴールインする可能性がある。

 あべこうじ 1975年(昭50)2月19日、横浜市生まれ。96年NSC(吉本総合芸能学院)東京校入学。01年ごろからピン芸人として活動。10年にピン芸人日本一決定戦「R―1ぐらんぷり」優勝。日本テレビ系「エンタの神様」やフジテレビ系「爆笑レッドカーペット」などで活躍。軽妙な口調で展開する「ウザい男」キャラの漫談が得意。07年に離婚した一般女性との間に1女。血液型O。(日刊スポーツ、2013.8.16)


 結婚に向けた準備を進めていることが日刊スポーツの報道で明らかになった元モーニング娘。リーダー高橋愛(26)と、ピン芸人日本一決定戦「R−1ぐらんぷり」王者のお笑い芸人あべこうじ(38)について、双方の親族は、結婚を2人の意思に任せていることが16日、分かった。

 関係者によると、2人はすでに、それぞれの親族に結婚を前提とした交際を報告。親族は、結婚の具体的日取りなどを本人たちに任せており、2人は互いのスケジュールをにらみつつ、仕事関係者らとともに婚姻届提出の時期を調整している。

 双方の所属事務所関係者はこの日まで、日刊スポーツを含めた各社に対し「結婚の具体的な話は聞いていない」という趣旨の説明をしているが、実際は水面下で着々とゴールインに向けた準備を進めている。

 2人は11年5月に共演した舞台「ハムレット」を通じて親しくなった。高橋が11年9月にモーニング娘。を卒業後、真剣交際に発展したとみられる。この日、高橋は福岡市内で行われた主演ミュージカル「赤毛のアン」に出演したが、結婚については言及しなかった。(日刊スポーツ、2013.8.17)


 お笑い芸人、あべこうじ(38)が18日、千葉市内で行われたテレビ朝日系アニメ「最強銀河 究極ゼロ」(9月22日スタート、日曜前7・0)の記者発表会に参加した。

 元モーニング娘。の高橋愛(26)と交際が報じられるあべは「愛が実ればいいとは思っています」と交際順調をアピール。将来的に結婚したい意志を見せたが、「マジで何も決まっていなくて。両方の親に報告してるとかもないですし」と早期結婚は否定した。

 ただ、プロポーズした?には「いま、この現状でいうと、してないと言った方がいいでしょう」と含みを持たせた。(サンスポ、2013.8.18)


 中川家弟とかスリムクラブ内間が全く売れていない時代からCAと付き合っていたという話を聞くと芸人というのは本当にモテる職業なんだなと感心せざるを得ません。あべこうじという人が誰なのか私には皆目分かりませんが、高橋を落とせるんだから相当羨ましい人生を送ってきたんでしょう。

 好きなアイドルが芸人と交際・結婚するというのはファンとして大変がっかりするものです。別に芸人を差別しているわけではなく、「美しい男ではない」という事実に合点がいかないだけです。まあ高橋があべのファンなんでしょうしぶつくさ言ってもしょうがないですが、離婚歴があり、娘までいる一回り年上の男をわざわざ選ぶことはないんじゃないでしょうか。


<参照>
ウィキペディア あべこうじ
posted by リュウノスケ at 02:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 芸能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする