2013年08月19日

福知山市露店爆発事故

 京都府福知山市の花火大会での露店爆発事故で、全身にやけどを負い、手当てを受けていた同府京丹波町の小学5年Y君(10)と、大阪府高槻市のKさん(35)が19日、それぞれが入院していた病院で死亡した。17日には京丹波町のTさん(44)も亡くなっており、事故の犠牲者は3人となった。

 3人は、火元となったベビーカステラを売る露店の自家発電機とガソリン入りの携行缶の至近距離で被害に遭ったとみられ、京都府警は詳しい状況を調べている。

 19日の府警のまとめによると、3人のほかに2〜85歳の計57人が負傷し、うち約30人が京都、大阪、兵庫の計15病院に入院中。8歳の女児と13歳の少年の症状が重い。Y君の死因は「重症熱傷」と判明した。

 Y君はTさんの知人の孫で、Tさんと一緒に花火大会を見に来ていた。

 目撃者は「女性が男の子に覆いかぶさるようにして、火から守っている姿が見えた」と話しており、TさんがY君をかばったとみられる。

 Y君が通う町立丹波ひかり小の森脇英隆教頭は19日、学校で取材に応じ「とても活発で優しく、人懐こい性格だった。何の落ち度もなく、楽しみにしていた花火大会を見に行って悲惨な事故に遭った。痛恨の極みで心から哀悼の意を表します」と話した。

 府警は、ベビーカステラ店の男性店主(38=大阪市生野区)が、ガソリンが噴き出した携行缶を鉄板の方に向けたことで引火し、1回目の爆発が起きたとみている。2回目の爆発については、自家発電機の中に残っていたガソリンに引火して起きた可能性があるという。

 府警は、重傷で入院している店主から業務上過失致死傷の疑いで詳しく事情を聴く方針だが、症状が重く、めどが立っていない。(共同、日刊スポーツ、2013.8.19、元の記事は実名)


 京都府福知山市の花火大会での露店爆発事故で、露店にあった携行缶から噴き出したガソリンが周囲の多数の人にかかり、引火して一気に被害が広がったことが17日、当時の見物客への取材で分かった。府警は重傷を負った男性店主(38)の缶の扱いに問題がなかったかや、缶の詳しい構造を調べる。

 取材に応じたのは事故当時、家族3人とともにベビーカステラを売る露店から4〜5メートルの場所にいた奈良県のパート女性(37)。花火が始まる予定だった15日午後7時半ごろ、男性が自家発電機に給油しようと携行缶のふたを開けた瞬間、突然ガソリンが噴き上がり、飛び散るのを目撃した。

 男性は慌てて手で押さえていたが「消防のホースから水が出るような」勢いで中身が噴き出しており、女性や夫に飛んできた。炎が上がり、「ボン」という音がしたのはその1分ほど後で、夫が手と両足に重傷を負い、現在も入院中。女性は一連の経緯を、府警に証言したという。

 大阪市浪速区のガソリンスタンド従業員(39)は「ガソリンは高温になると気化する。携行缶の減圧弁で蒸気を逃がすことは当然やるべきことのはず」と首をひねる。ガソリンが噴出したことについては「暑い所に置いていたのではないか」と話した。(スポニチ、2013.8.17)
posted by リュウノスケ at 22:14| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする