2013年04月29日

牧伸二入水

 ウクレレ漫談家の牧伸二さんが29日、亡くなったことが分かった。78歳だった。

 牧さんは29日午前0時、東京都大田区の丸子橋付近の多摩川に「男性が飛び込んだ」との通報があり、警察官が駆け付けたところ川に浮いている男性を発見。家族が牧さんと確認した。

 警視庁は牧さんは川に飛び込み自殺を図ったとみて、調べている。

 東京都出身の牧さんは60年代から70年代に「あーやんなっちゃった あー驚いた」のフレーズをウクレレに乗せて、社会を風刺し人気を博した。(スポニチ、2013.4.29)


 飄々とした方だけに驚きを禁じ得ません。残されたご家族のダメージが大きいので自死という選択だけは避けてほしかったと個人的には思います。牧伸二さんのご冥福を心よりお祈りします。


 <牧伸二さん自殺日は保管金開示日だった>
 4月29日未明に東京都大田区の丸子橋から多摩川に転落して死亡したウクレレ漫談家牧伸二さん(享年78)が、会長を務める東京演芸協会の会員から会長として保管する約650万円の開示を求められていたことが30日、分かった。歴代会長から引き継がれた会長が保管する資金で、牧さんが舞台をすっぽかした28日夜の理事会で牧さん自身が通帳を持って開示する予定だった。また、牧さんは5月30日の総会で14年間務めた会長を退任する意向だったという。

 関係者によると、牧さんが会長を務める東京演芸協会では歴代会長から引き継がれ、会長が保管する資金があった。額は約650万円。協会で大きなイベントを行う時や協会運営で資金が足りなくなった時などに、会長の決裁で補てんするプール資金だった。

 しかし、牧さんは99年に会長に就任し、14年の長期政権となり、昨年暮れから「牧さんが私的に使っている」とのうわさが流れた。一部会員から約650万円がまだあるのか疑義が出されたため、牧さんは舞台をすっぽかした28日夜に開催予定の理事会で通帳を持参し、資金があることを開示する予定だった。しかし、牧さんは現れず、その後、丸子橋から転落して亡くなったため、資金をめぐる真相解明はかなわなかった。

 この日の緊急理事会後に取材に応じた原一平副会長は「牧会長には通帳を持ってきて、疑いを晴らしてほしかった。僕らは会長を信じています」と話した。また、原副会長によると、牧さんは「14年も会長をやってきたし、心機一転し、新しい会長の下でやってほしい」と5月に開催される総会で会長を退任する意向だったという。退任の場合、会長がプールした資金を新会長に引き継ぐが、原副会長は「牧会長が金に困っている様子はなかった」と話した。

 一方で、牧さんは目の視野が狭くなり、耳がよく聞こえなくなるなどの体調不良に悩んでいたという。02年に脳出血で倒れた後にリハビリで復帰したが、つえを手放せず、ウクレレも以前のように弾けないなど、思うような活動ができなかった。28日午後2時ごろ、牧さんが最後に立ち寄った浅草の喫茶店の関係者によると、「30分ほどで出て行った。いつもは明るい人なのにふさぎ込んだ様子だった」という。それが目撃された最後の姿になった。

 ◆東京演芸協会 落語、漫才以外の演芸の芸人によって62年に設立された。現在、会員は113人。初代会長は三味線漫談の柳家三亀松、2代目は漫談の牧野周一、3代目は奇術のアダチ龍光、4代目は浪曲ものまねの前田勝之助、5代目はものまねの桜井長一郎が務めた。(日刊スポーツ、2013.5.1)


 <牧伸二弟子時代の泉ピン子 キャバレー経営者の夜這いに怯えた>
 芸歴56年−−そんな大御所の突然すぎる訃報だった。4月29日の深夜0時、東京・大田区の丸子橋から多摩川に身を投げて亡くなった牧伸二さん(享年78)。自殺とみられており、通夜と告別式は家族葬の形で、親族約20人のみが参列するひっそりとしたものだった。

 その突然の死に、藤村俊二(78才)やミッキー・カーチス(74才)ら、生前親交のあった著名人が次々と追悼コメントを出す中、ひとりだけ沈黙を守る女性がいた。かつて牧さんの愛弟子だった泉ピン子(65才)である。

 訃報の翌日に開かれた『渡る世間は鬼ばかり 2時間スペシャル』(TBS系)の取材会でも、ピン子は師匠の牧さんについて、一切触れることはなかった。彼女にとって、牧さんと過ごした日々は、“消し去りたい過去”のようなのだ。

 芸能界に憧れて高校を中退し、「三門マリ子」の芸名で劇場の前座歌手として歌っていたピン子が、漫談歌手の道に入ったのは1966年、18才の時だった。牧さんが所属する事務所の社長に声をかけられたのがきっかけで、この時「泉ピン子」の芸名を与えられ、牧さんの付き人になった。しかし、それはピン子にとって、過酷すぎる日々の始まりだった。

 「当時、牧さんはいわば神様のような存在で、誰も彼には逆らえませんでした。ピン子さんは雨のときでも傘をさすことすら許されず、牧さんの荷物持ちをさせられていました。地方キャバレーのドサ回りの際も、彼女には宿も用意されませんでした。寝泊まりはキャバレーの楽屋なんです。当時、ピン子さんはまだ20代。夜な夜なキャバレーの経営者が夜這いに来るので、ビール瓶を片手に、震えながら寝ていたそうです」(芸能関係者)

 地方キャバレーでは、ピン子もステージに立った。ところが、漫談を披露しても、客からは「ブス、引っこめ!」と野次が飛び、テーブル上の料理を投げつけられることも日常茶飯事だった。

 当時のピン子の給料は月8000円。住んでいた4畳半のアパートの家賃が8000円だったため、家賃を払うと一銭も残らない。付き人をする一方で、深夜に飲食店の皿洗いのアルバイトをしてなんとかしのいでいた。しかし、手元に残るお金はほとんどない。空腹のために眠れない夜も少なくなかったという。しかし牧さんは「そんなことは当たり前」といって、彼女を突き放した。

 「牧さんは“芸人をつくるのには10年かかる”が口癖で、ピン子さんには苦労を味わってほしいという親心から、あえて彼女を助けなかったそうです。でも、そんな思いもピン子さんには伝わらなかったのか、“師匠は何もしてくれない”といつも嘆いていました」(前出・芸能関係者)(※女性セブン2013年5月23日号、ZAKZAK、2013.5.10)


 <泉ピン子 師匠の故・牧伸二さんと関係修復できなかった経緯>
 4月29日の深夜0時、東京・大田区の丸子橋から多摩川に身を投げて亡くなった牧伸二さん(享年78)。その彼を師匠とし、18才のときから付き人をしていたのが泉ピン子(65才)だった。

 だが、泉は雨の時でも傘をさすことすら許されず、牧さんの荷物持ちをさせられた。地方キャバレーのドサ回りの際も、彼女には宿も用意されず、キャバレーの楽屋で寝泊まりした。さらに給料は月8000円だったため、家賃の8000円を払うとお金が残らないため、深夜は皿洗いのバイトをしていた。牧さんは「そんなことは当たり前」と泉を突き放したが、泉は「師匠は何もしてくれない」と嘆いていたという。

 泉は1983年、女優としてNHKの連続テレビ小説『おしん』に出演し、大ブレーク。同作の脚本家・橋田壽賀子さん(87才)に認められ、“橋田ファミリー”の一員として、ピン子はその後、橋田作品に数多く出演するようになる。が、一気に売れたことで、この頃のピン子は金銭感覚がマヒしていた。

 「ブランドにはまってしまい、“全身シャネル”といわれるほどシャネルのバッグや靴を買いあさるようになって…。当時、ブランド品を買うために事務所に借金するのは当たり前で、貸すのを渋ると、“誰のおかげで事務所が食えてるんだ!”と怒りだしたそうです」(芸能関係者)

 そんなピン子のことを、牧さんは「あいつは大丈夫か」といつも心配していたという。

 だが、牧さんの付き人時代のつらい反動からか、ピン子のブランド品購入はやまず、1999年には事務所からの借金総額が3億5000万円を超えたとまで報じられた。

 「堪忍袋の緒が切れた事務所側は、それ以上お金を貸すことを拒否し、肩代わりしていた自宅の公共料金の支払いもストップした。これに激怒したピン子さんは、師匠である牧さんにも黙ったまま、事務所を飛び出す形で独立したんです」(前出・芸能関係者)

 しかも、ピン子は2000年4月、女性誌のインタビューでこの独立劇をこう告白した。

 <ひとり立ちしなくちゃ…ということはずっと思っていました。(中略)自分の仕事のあり方を誰かに託すんじゃなく、切符を買うところから一人で始めてみたい>

 金銭トラブルには一切触れず、一方的な言い分で独立を正当化したのだった。この一件が、ピン子と牧さんの関係を修復不可能にするきっかけとなった。牧さんの知人が話す。

「事務所の許可もなく、勝手に独立を発表したピン子さんに、事務所社長も牧さんもとにかく怒り心頭だったんです」

 インタビューには、牧さんを怒らせる別の要因もあった。

 「ピン子さんはインタビューの中で“自分にとって恩師は杉村春子先生”と言い、牧さんの名前どころか、漫談歌手時代の話が何ひとつ出なかった。これに牧さんは大きな失望を覚えたようで、“あまりにも恩知らずだ”と、彼女を破門にしてしまったんです」(牧さんの知人)

 以来、ふたりは没交渉となり、2002年に牧さんが脳梗塞で倒れたときも、ピン子は見舞いにさえ訪れなかったという。

 「独立からの13年間、ふたりは完全に絶縁状態で、ピン子さんはあの下積み時代の日々を消し去るかのように、牧さんの名前を口に出すことすら嫌がっていました。あの人のことは絶対許さないっていう思いがずっと心の奥深くに残っていたんでしょう」(前出・芸能関係者)(※女性セブン2013年5月23日号、ZAKZAK、2013.5.11)


<参照>
ウィキペディア 牧伸二
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『YouTube MUSIC WEEK』スケジュール

YouTube MUSIC WEEK について

YouTube MUSIC WEEK 開催決定! [4.27(sat)〜5.6(mon)]
豪華アーティスト16組が参加する、音楽動画コンテンツの祭典が始まります!ライブのリアルタイム配信、ライブ映像の期間限定公開、オリジナル音楽番組など、今しか見られない音楽コンテンツが盛りだくさん。サイコーな音楽に出会える10日間、お楽しみに!

※プログラムの日時、及び内容は変更になる可能性もございます。あらかじめご了承ください。

4.27[sat]
10:00 ゴールデンボンバー 期間限定公開
22:00 SEKAI NO OWARI オリジナル音楽番組(1)

4.28[Sun]
10:00 ゴールデンボンバー 期間限定公開
17:30 AKB48グループ臨時総会 最終公演ライブ生配信

4.29[mon]
10:00 ゴールデンボンバー 期間限定公開
15:20 - 18:30 TAKENOKO!!! -リアルタイム配信- 
22:00 AAA 期間限定公開

4.30[tue]
10:00 ゴールデンボンバー 期間限定公開
23:00 BOOM BOOM SATELLITES オリジナル音楽番組

5.1[wed]
10:00 ゴールデンボンバー 期間限定公開
20:00 NIGHTMARE 期間限定公開

5.2[thu]
10:00 ゴールデンボンバー 期間限定公開
21:00 SEKAI NO OWARI オリジナル音楽番組(2)

5.3[fri]
10:00 ゴールデンボンバー 期間限定公開
12:00 湘南乃風 期間限定公開
22:00 倖田來未 期間限定公開
23:00 やくしまるえつこ 期間限定公開

5.4[sat]
10:00 ゴールデンボンバー 期間限定公開
18:30 livetune with tofubeats オリジナル音楽番組
21:00 flumpool 期間限定公開
22:00 ヒャダイン オリジナル音楽番組
23:00 浜崎あゆみ 期間限定公開

5.5[Sun]
10:00 ゴールデンボンバー 期間限定公開
21:00 VERBAL オリジナル音楽番組

5.6[mon]
10:00 ゴールデンボンバー 期間限定公開
20:00 電気グルーヴ オリジナル音楽番組
(YouTube)


TAKENOKO!!! - GW SPECIAL - supported by yellow tail
2013-04-29(Mon) OPEN 12:00
@SHIBUYA ekiato

「クラブシーンは深夜だけのものではない」

 音楽プロデューサー・capsuleの中田ヤスタカが主宰するイベント「TAKENOKO!!!」が今回はなんと東急東横線渋谷駅の跡地「SHIBUYA ekiato」で開催決定!!! TAKENOKO!!!の看板でもあるきゃりーぱみゅぱみゅのLIVEを筆頭にレジデントの中田ヤスタカ(capsule)、RAM RIDER、そして昨年新木場ageHaで開催された「J-WAVE“HELLO WORLD"×TAKENOKO!!!〜SUMMER SPECIAL〜」で圧倒的な盛り上がりを見せた"VERBAL(m-flo/TERIYAKI BOYZレジスタードマーク)"やBIGBANG、AFTERSCHOOL、RAINBOWをはじめ韓国の人気アーティストへの楽曲提供も多数手掛けている"DAISHI DANCE"、2月に約3年ぶりとなるオリジナルフルアルバム『Scale』をavexよりリリースしたTomoyuki Tanaka(FPM)が登場!!!

 クラブ・ミュージック好きの方はもちろん、未成年の方も大歓迎のDJイベントがムーブメントを巻き起こし、期待を裏切る事のない超奴級のボリュームでお届けするTAKENOKO!!!が、すべての”音楽好き“をハッピーにしますので、是非会場へ!!!

■LINE UP :
中田ヤスタカ(capsule) / VERBAL(m-flo / TERIYAKI BOYZレジスタードマーク) / きゃりーぱみゅぱみゅ / DAISHI DANCE / Tomoyuki Tanaka(FPM) / RAM RIDER / CLM(中田クルミ) / 西村ひよこちゃん(TRUMP ROOM) / GOD HARAJUKU(SPINNS) / DJ Shiso / the capers / saitou_master / Hiro / HALOiD / KATCHI / DJ Ryo
(ASOBIPRESS)


<参照>
YouTube MUSIC WEEK
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2013年04月28日

MRIインターナショナル事件

 日本で投資商品を販売していた米金融業者のMRIインターナショナル(本社:米ネバダ州)が顧客から集めた資金を運用せず、虚偽の報告をしていた疑いが、証券取引等監視委員会の調査で明らかになった。

 関係筋が26日、明らかにした。資金の一部を消失した疑いもある。監視委は同日、行政処分を勧告する方向。これを踏まえて金融庁も行政処分を出し、顧客資産の保全を図る。

 MRIインターナショナルは、米国の診療機関が保険会社に診療報酬を請求する権利を買い取り、回収することを事業としており、これをもとに日本で固定年利6.0─8.5%の利回りが得られる「MARS(診療報酬請求債権)」と呼ばれる金融商品を円建てとドル建てで販売していた。

 同社のホームページによると、2012年12月末の顧客数は約8700人、預り資産は1365億円に上る。監視委はこのうちどの程度を消失したか、精査を進めている。

 金融業者による顧客資産の消失事例としては、AIJ投資顧問が虚偽の運用実績を示して企業年金から受託した資産の大半を失った事件が昨年、発覚していた。今回のMRIインターナショナルの問題は、AIJ事件を踏まえて金融庁と監視委が投資一任業者に対して実施してきた一連の調査過程で明らかになった。

 このところ日本の株価は回復し資産運用の環境は改善しているが、依然として超低金利は続いているため、株式投資ほど変動リスクを取りたくない投資家の固定金利商品に対する需要は高い。

 今回のような事例についてBFCアセットマネジメントの川名教之会長は「投資家は株式との相関性が低い商品を好んで買う傾向がある。そこで利回りが6─8%だと魅力的に映る」と指摘。

 また、「このような商品は時価評価をするのが非常に難しいため、投資家は商品の流動性や透明性を目論見書などをみて確認する必要がある」と警鐘を鳴らしている。(ロイター、2013.4.26)


 資産運用会社「MRIインターナショナル」(本社米・ネバダ州)による資産消失事件で、一連の不正は米国本社が主導していた疑いが強いことが27日、関係者への取材で分かった。同社のエドウィン・ヨシヒロ・フジナガ社長(66)は証券取引等監視委員会の任意の事情聴取に「資金の大半が残っていない」などと説明。日本事務所の役職員が預かり資産の管理に関わっていなかったことも判明した。監視委は強制調査で押収した資料を分析し、役割分担など実態解明を進める。

 MRIは、顧客から集めた資金を米国の診療報酬請求債権(MARS)の購入に充て、年6・0〜8・5%の高利回りを出せると宣伝。だが、平成23年以降、運用の実態がなく、国内の顧客約8700人から預かった約1365億円とされる資金の大半が失われたとみられている。

 顧客は投資金を米国の口座に入金するよう指示され、配当金や償還金も米国口座から振り込まれていた。投資金について、同社は米金融大手ウェルズ・ファーゴに開設した「ロックボックスアカウント」という特別な口座で管理、債権の購入時しか使用できないと説明し、顧客を信用させていたが、実際は自由に出し入れできたという。

 関係者によると、3月に行われた監視委による立ち入り検査の結果、同社の日本事務所の役職員27人は、資産の出し入れに関与していなかったことが判明。監視委が先月、フジナガ社長から任意で事情を聴いた際、社長は「集めた資金の大半が残っていない」「もう少しで配当できる」などと説明したという。

 監視委は米証券取引委員会(SEC)とも連携。不透明な資金の流れを解明するため、フジナガ社長からの再聴取を検討するほか、日本事務所で不正を認識していた役職員がいなかったかなどを調べる。(産経新聞、2013.4.27)


 投資家から集めた約1300億円もの巨額資金の行方がわからなくなっている資産管理会社「MRIインターナショナル」(本社・米ネバダ州)。その会報誌では多くの有名人が“広告塔”として使われた。登場したのは宇宙飛行士から歌舞伎役者まで多士済々。知名度を悪用された5人側を直撃すると、MRI社の巧みな宣伝工作のカラクリが見えてきた。

《何でも「本当かな?」と自分の目で確かめることですね》《投資でもそうだと思いますが、人が言ったからとか、噂で判断することは危険です》

 昨年3月発行のMRI社の会報誌『VIMO』のインタビューで、元宇宙飛行士の毛利衛氏(65)は投資家にこんなアドバイスを送っていた。

 毛利氏を顧客集めに利用していたMRI社は東京都内に事務所を置き、投資家に米国での診療報酬を元にした金融商品(MARS)を販売。富裕層を対象に年利6・0〜8・5%で資金を運用できるなどと宣伝して約8700人から1300億円超の資金を集めていたが、その巨額資金が所在不明となっている。

 証券取引等監視委員会の調査では、集めた金は会社の運転資金などに流用されていたもようで、顧客に対して出資金の使途や配当金の支払いについて虚偽の告知をしていた疑いがある。26日には監視委による強制調査が行われ、金融庁はMRI社の登録を取り消し、業務改善命令を出した。

 広告塔として担ぎ出された有名人は毛利氏だけではない。歌舞伎役者の市川染五郎(40)、アルピニストの野口健氏(39)、雅楽奏者の東儀秀樹(53)、元バレリーナで女優の草刈民代(47)も会報誌の表紙を飾っていた。

 5人の関係先にその経緯を聞いた。

 毛利氏が館長を務める日本科学未来館は、「当方で受けた仕事でなく、詳細を把握できない。本人も海外出張中で連絡が取れない」としたが、染五郎など4人の所属先は、一様に「普通の取材だと聞いていた。細かい事業内容も知らされていなかった」と釈明した。

 東儀の所属事務所は「送られてきた見本誌で毛利さんが出ていた。本人も大尊敬している方だし、この人が出てるなら、と判断した」。野口氏のマネジャーは「著名人が出ているのを見て取材を受けることにした」と話しており、会報を飾った著名人のイメージが「出演の連鎖」を招いた側面もあるようだ。

 一方、草刈の個人事務所は「『広告宣伝の目的ではない』ということを強調していたので、普通の雑誌だと思った」と説明した。

 MRI社が広告宣伝でないと有名人側にアプローチしたのは、別の狙いがあったようだ。

「経費を抑えようとしたのでは。有名人に企業広告への出演を依頼する際は、ギャラの相場がウン百万円から、時にはウン千万円に及ぶこともある。でも、一般記事の扱いならその10分の1以下で済む」(出演者の事務所関係者)

 実際の報酬も、「スタイリストやヘアメーク代を含む交通費程度」(同)だったという。

 MRI社に説明を聞こうと日本事務所の連絡先に問い合わせたが、「本日の業務は終了しております」とのメッセージが流れるだけだった。(ZAKZAK、2013.4.27)


 米国の資産運用会社「MRIインターナショナル」(本社・米ラスベガス)が、日本の投資家から集めた資金を消失させた問題で、資金は直接、米国の口座に集められ、エドウィン・ヨシヒロ・フジナガ社長(66)が1人で管理していたことが証券取引等監視委員会の調査で分かった。

 ほかの2人の役員や東京支店の従業員約30人は、資金の運用には直接携わっていなかったといい、監視委ではフジナガ社長が主導していたとみて実態解明を進めている。

 関係者によると、監視委は、米証券取引委員会と連携し、米国在住のフジナガ社長だけでなく、同じく米国在住の副社長や、東京支店の代表を務める日本人男性からも事情を聞いた。同社の役員は、この3人だけだが、日本から振り込まれた米国口座の資金の出し入れなどは、フジナガ社長1人で行っており、副社長は、ほとんど同社の運営には関わっていないことが分かった。また、東京支店代表は「米国内の詳しい仕組みは社長しかわからない」と説明しているという。(読売新聞、2013.4.28)


<参照>
ウィキペディア MRIインターナショナル
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第147回天皇賞(春)(GI)

三連単 D⇔G→@・A・B・C・E・F・K・L・N・O・P・Q=1万2000円
前回までのトータル:−137万6510円
回収率:66.3%
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2013年04月24日

岡山弁護士巨額横領事件

 民事訴訟の賠償金など9億円超を着服したとして、業務上横領罪などに問われた岡山弁護士会の元弁護士福川律美被告(65)=岡山市東区西大寺松崎=の初公判が23日、岡山地裁(中田幹人裁判長)で開かれた。検察側は犯行動機について、一部の依頼人らから要求された生活費などの立て替え金が月数百万円まで膨らみ、精算できないまま訴訟の原告に渡す賠償金などを流用していたことを明らかにした。

 冒頭陳述で検察側は、遅くとも2000年ごろ以降、依頼人らから「生活費がないから助けてほしい」と求められ、「賠償金が入れば精算できると安易に立て替えを繰り返し、依頼人とのトラブルになる面倒を回避できると考えた」と説明。

 立て替えについては相手の数とともに金額が増え、03〜04年には毎月400万〜500万円以上に上ったと指摘。証拠として「暴力団関係者が自宅に来てお金を要求していた」とする被告の妻の供述調書も提出した。

 福川被告は犯行の隠ぺいのため、訴訟が判決や和解で終結した事実を当事者に告げなかったり、虚偽の判決期日を伝えるなどしていたが、一部の依頼人には不適切な事件処理が発覚。「弱みを握られ、要求を断れなくなった」とした。

 罪状認否で福川被告は「全て認めます」と起訴内容を認めた。

 一方、弁護側は1999〜2012年の被告の立て替え金の収支が約16億円の赤字だったとする記録を証拠請求。弁護人は閉廷後、「私腹を肥やすための犯行ではない。大勢にたかられ、追い込まれた」として情状酌量を求める考えを示した。

 起訴状などでは06〜12年、交通事故や医療過誤の訴訟で保険会社などから振り込まれた賠償金をはじめ、成年後見制度の契約に基づき管理していた預金など22件で計約9億700万円を着服したとされる。(山陽新聞、2013.4.24)
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