2012年09月16日

中国反日デモ72年の日中国交正常化以降最大規模に拡大

 【北京時事】日本政府による沖縄県・尖閣諸島(中国名・釣魚島)の国有化に抗議する反日デモは15日午後も中国各地で続き、一部で暴徒化して日系工場が放火され、百貨店やスーパーが襲撃されるなど大きな被害が出た。日本大使館前のデモ参加者が2万人以上となった首都北京をはじめ、デモが展開された都市は30以上に広がり参加者は7万人に達し、1972年の日中国交正常化以降で最大規模に拡大したもよう。

 中国各地では、柳条湖事件(満州事変の発端)から81年を迎える18日を前に、16日以降も激しいデモが続く恐れがある。日中関係のさらなる緊迫化は避けられそうにない情勢だ。

 日本大使館などによると、山東省青島ではデモ参加者が数万人に膨れ上がり、パナソニックなど日系企業10社では工場が放火されたり、生産ラインが破壊されたりするなどの被害が出た。青島のジャスコ黄島店でもデモ参加者がガラスを割って侵入、鉄パイプで店内の器物を破壊し、商品を略奪した。

 北京のデモは10時間にわたって行われ、参加者数は靖国神社参拝問題などを受けた2005年4月のデモ(1万人規模)を超えた。デモ隊は公安当局の規制を振り切って大通りを埋め尽くし、「釣魚島は中国のものだ」「小日本を打倒しろ」と気勢を上げた。

 石やペットボトルを大使館にめがけて投げたり、館内に乱入しようとしたりするなど暴徒化。日中関係筋によると、大使館正面に掲げられた日本国旗が卵か何かで汚され、大使館は国旗を降ろす措置を取った。

 このデモ隊に対しては、計2000人以上の武装警察部隊などがバリケードを築いて配置に就き、激しいもみ合いとなった。混乱はなかなか収まらず、当局がデモを制御できない状況が浮き彫りとなった。(時事通信、2012.9.15)


 日本政府が11日に沖縄県・尖閣諸島の国有化を決定してから初の週末となった15日、領有権を主張する中国の反日デモが50都市以上に拡大し、計8万人以上が参加した。反日デモの1日当たりの発生都市数、参加者数では72年の日中国交正常化以降、最大規模。現地の日系企業が放火や破壊、略奪被害に遭うなど各地で暴徒化。北京市内では日本大使館前に1万人以上が集まったほか、この日から開催予定だったドラえもんの展覧会が延期になった。

 「破壊し尽くせ!」。デモに2万〜3万人が参加した山東省青島では、一部が経済開発区の日系電機メーカーの工場などに放火。オフィスビル内にも押し入り、パナソニックなど10社近くの生産ラインや機材を壊した。

 消防車がホースで水をかけたが、なかなか火の勢いは衰えない。トヨタの販売店では100台以上が黒焦げになり、隣接するホンダの販売店も全焼。日産の自動車販売店は約10台の車がひっくり返され、燃やされた。

 目撃者によると、学生らとみられる若者数千人が乱入し、破壊した後、火を放った。「週明けどころか、数カ月後にも操業再開できないほど壊滅的な被害を受けた社もある」という。

 約4キロ離れたイオングループのスーパー「ジャスコ」も、大通りに面した1階の窓ガラスは全て割られた。商品は略奪し尽くされ、破壊行為は5時間も続いた。店の関係者によると、侵入したのは若者約150人。被害額は約24億円に上り、再開まで約2カ月かかる見通し。

 湖南省長沙では日系スーパー「平和堂」が内部を壊された。市中心部で日本車も襲撃され、「助けてくれ!」と叫ぶ男性運転手を一部が「非国民め!」と殴打し続けた。

 北京の日本大使館前では一部が「日本人は出て行け」「釣魚島(尖閣諸島)は中国のものだ」と主張してバリケードを突破。「日本に宣戦布告だ」と叫びながら、日の丸を狙ってペットボトルや卵を次々と投げ込み、当たると歓声をあげた。

 蘇州でも日本料理店など約40軒が破壊された。

 共同電によると、反日デモは少なくとも57都市で発生し、歴史問題などを理由にした05年を上回った。各地には多くの警官が配置されたが、デモ自体は制止せず、中国当局の「一部容認」姿勢は徹底されていた。中国のツイッターには「愛国に名を借りた強盗」「なぜ黙認するのか」などと暴徒の行動や政府の対応を批判する書き込みも目立つ。デモは16日にも呼び掛けられ、さらに規模が拡大する恐れもある。青島在住の物流コンサルタント村上長隆さん(57)は「16日は中心部でもデモが計画されており、これでは一歩も外に出られない」と話した。(スポニチ、2012.9.16)


 日本政府の尖閣諸島国有化に抗議する反日デモが、中国各地へ広がっている。北京の日本大使館前には15日、数千人が押し寄せ、びんや卵を投げ付けた。

 大使館前には若者を中心としたデモ隊が結集。警察、警備要員が出動するなか、国旗や毛沢東・元国家主席の肖像を掲げ、日本の「帝国主義」を非難するスローガンを叫んだ。

 北京のほか多数の都市でもデモが実施され、一部の参加者が暴徒化した。中国のインターネット交流サイト(SNS)の画像やメッセージは、日本食品店やレストランを襲い、日本車を破壊する群衆の姿を伝えている。日本のメディアは、中国に滞在する日本人への襲撃が相次いでいると報じた。

 中国外務省の報道官は14日、中国にいる日本人の安全は「法により守られる」と述べていた。これに対し、中国政府がデモを主導しているとする声や、警官が通行人にデモ参加を促したとの指摘も聞かれた。

 ただ、中国側には大規模デモの暴走を懸念する動きもみられる。15日夜には国営メディアが暴力を非難する論説を掲載して自制を呼び掛け、一部の都市は芸能、スポーツ関係のイベントの中止を発表した。(CNN、2012.9.16)


最近の日中関係の動きに係る注意喚起
2012年09月13日
※ 本情報は、海外に渡航・滞在される方が自分自身の判断で安全を確保するための参考情報です。本情報が発出されていないからといって、安全が保証されるというものではありません。
※ 本情報は、法令上の強制力をもって、個人の渡航や旅行会社による主催旅行を禁止したり、退避を命令するものでもありません。
※ 海外では「自分の身は自分で守る」との心構えをもって、渡航・滞在の目的に合わせた情報収集や安全対策に努めてください。

1 最近の尖閣諸島を巡る情勢等から、中国国内に限らず一部の欧米諸国等をはじめとする各地においても、中国系住民による日本の在外公館に対する抗議活動及び反日デモが散発的に発生しています。9月18日が柳条湖事件(いわゆる満州事変)の発生日でもあることから、北米地域においてはネット上で、同日前後に日本の在外公館への示威行動を行うとの呼びかけがなされています。

2 現在のところ、実際にどの都市で抗議活動等が行われるかにつき確たる情報はありませんが、今後中国国内に限らず欧米諸国等をはじめとする各地においても様々な抗議活動等が発生する可能性は排除できません。つきましてはこれら地域に渡航・滞在される予定の方、または既に滞在中の方は、最新の情報の入手に努めるとともに、実際に集会やデモ行進が行われている現場には近づいたりせず、速やかにその場を離れる等、自らの安全確保に努めてください。
外務省 海外安全ホームページ


 中国共産党は尖閣諸島を手に入れるためには手段を選ばず、不買運動や反日デモを容認しています。漁船や調査船を使って日本の領海に繰り返し侵入するのも憲法上いきなり攻撃できない事情を知悉しているからであり、海上保安庁は出入国管理法違反として対応するしかありません。

 今回の暴動もある程度は計画通りだったと思われますが、果たして放火や略奪まで想定していたのか。文化大革命レベルのファナティックな混乱になってしまうともう収拾が付きません。外務省は死者が出ないよう十分注意喚起し、在留邦人の所在を把握してほしいと思います。


 <中国反日デモに当局の影 「1000円もらって参加」>
 【北京共同=大熊雄一郎】中国各地で発生、日系企業を襲撃するなど一部暴徒化した反日デモでは、多くの参加者が統一スローガンの書かれた横断幕を掲げ、「中国共産党万歳」と叫ぶ場面もしばしば見られた。中国政府は「日本は中国人民の声を直視せよ」(外務省)と主張するが、デモの背後には当局の影が見え隠れする。

 「100元(約1200円)をもらってデモに集まった人もいる」。福建省のデモに参加したという男性が打ち明けた。中国シンクタンク研究者は「全国のデモを支援する出資者がいるのは間違いない」と述べ、大規模デモが組織的に行われている可能性を指摘する。

 日本政府が沖縄県・尖閣諸島(中国名・釣魚島)を国有化した翌日の12日。抗議デモが行われた北京の日本大使館前からやや離れた場所で、公安関係者がデモのリーダー格とみられる人物に「もっと人を集めろ」と話し掛けているのが聞こえてきた。

 大使館前のデモでは、参加者が「中国の領土は神聖不可侵だ」などと同じスローガンの記された紙を持ち、読み上げる光景も。スローガンの最後には「中国共産党万歳」と書かれていた。

 各地のデモが1972年の日中国交正常化以来、最大規模に膨れ上がった15日。湖南省長沙では赤地に白や黄色の文字で「中国領土の侵犯は許さない」などと書かれた横断幕がやじ馬らに配られていた。同様の横断幕はその後も各地で確認された。

 中国は「デモは領土と主権を守ろうとする人民の強烈な声を反映している」と強調、尖閣国有化に対し、中国政府と国民が団結して抵抗する姿勢をPRしている。

 ただ、長沙のデモでは、参加者が「腐敗官僚を引きずり降ろせ」と記した紙を掲げると、当局者が直ちに奪い取った。反政府、反共産党につながる動きは徹底的に取り締まる姿勢を鮮明にした。(中国新聞、2012.9.20)


 <日本車運転の中国人、半身不随に=西安の反日デモ暴徒化−中国紙>
 【北京時事】中国陝西省西安市で15日に行われた大規模な反日デモで、日本車を運転していた中国人男性(51)が暴徒に頭を殴られ、半身不随になっていることが分かった。中国紙・北京青年報が21日、無法状態に陥った当日のルポを伝えた。

 男性は長男の結婚準備のため、車で家族と買い物に行った帰りにデモ隊と遭遇。暴徒に囲まれ、棒や石などで車を壊された。男性の妻が「日本車を買ったのは間違いだった。もう買わないから」と乱暴をやめるよう訴えたが、男性は鈍器で頭を殴られて意識を失い病院に運ばれた。意識が戻ったのは3日後。左手足は動かせるようになったが、右半身はまひが続いているという。

 西安では当日、ほかにも日本車がひっくり返されたり、日本ブランドのジャケットを着た男子大学生が「売国奴」とののしられて服を引き裂かれたりした。一方で「車が壊されるから、日本車はバックしろ」と紙に書いて警告する人や「子供が乗っているから乱暴はやめろ」と制止する人もいて、危うく難を逃れるケースもあったという。(時事通信、2012.9.21)


<参照>
スポニチ 放火!略奪!中国、やりたい放題反日デモ 日系企業を襲撃
読売新聞 暴徒乱入、無言で破壊・放火…工場再起不能
時事通信 破壊されたジャスコ店内
ウィキペディア 愛国無罪
ウィキペディア 文化大革命
J-CASTニュース 中国尖閣実効支配へのシナリオ 漁船使って海洋権益を拡大、そして…
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第30回関西テレビ放送賞ローズステークス(GII)

三連単 E→F・G→B・C=1万2000円
前回までのトータル:−103万9710円
回収率:72.2%
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英キャサリン妃トップレス写真掲載事件

 セレブ情報誌「クローサー(Closer)」フランス版は14日、英国のキャサリン妃(Catherine, Duchess of Cambridge)のトップレス写真を表紙に掲載した最新号を発売した。前週にウィリアム王子(Prince William)夫妻が休暇でフランスを訪れた際に撮影されたものとみられる。

 同誌は表紙に加え、誌内5ページにわたって画質の粗い複数の写真を掲載。多くはキャサリン妃が白黒のビキニのボトムスのみを履き、上半身をあらわにしている写真で、同誌はその肉体美を「(ランジェリーブランドの)ヴィクトリアズ・シークレット(Victoria's Secret)のエンジェルズ(イメージモデル)もかすむほど」と称えている。

 その他、キャサリン妃の腰付近に日焼け止めローションを塗るウィリアム王子の写真や、赤いパラソルの近くに置かれたチェアでくつろぎ談笑する夫妻の写真、キャサリン妃が胸の前でビキニのトップスを持ち、まさにこれからトップレスになるか、またはトップスを着ようとしている様子の写真も掲載された。

 写真は全て、夫妻が前週休暇を過ごしたとされるフランス南部プロバンス(Provence)地方にあるオーテ城(Autet Chateau)のテラスで撮影されたものだという。クローサー誌によれば、同城はエリザベス女王(Queen Elizabeth II)の妹である故マーガレット王女(Princess Margaret)の息子、リンリー子爵(Viscount Linley)が所有している。

 クローサー誌は最新号発売に先立って14日、「ゲストハウスのテラスでトップレスでくつろぐキャサリン妃」の写真を掲載するとウェブサイトで発表。「世界も目にするのが待ちきれないだろう」などと述べていた。

  ■「怒りと不信感」「15年前に逆戻り」

 ウィリアム王子とキャサリン妃は現在アジア太平洋諸国を歴訪中だが、英ロンドン(London)の王室関係者はAFPの取材に、掲載された写真が本物であることを認め、王子夫妻が「怒りと不信感」を抱いていると語った。また今回の件は「一線を越えている」として、クローサー誌に対する今後の措置についてフランスの弁護士と相談していると明かした。

 一方、王子夫妻の歴訪に同行する関係者は掲載予定が明らかになった後、ウィリアム王子の母ダイアナ元妃(Princess Diana)もメディアに追い回され、1997年にパパラッチから逃れようとして事故死した事実に触れ、「時計の針が15年前に逆戻りした」と遺憾の意を示している。

 英王室はつい先日、ウィリアム王子の弟のヘンリー王子(Prince Harry)の全裸写真が暴露されるスキャンダルに見舞われたばかり。(AFPBB News、2012.9.14)


 南仏滞在中のウィリアム英王子(30)とキャサリン妃(30)夫妻の上半身裸の写真を仏芸能誌「クローザー」が掲載した問題で、英王室は14日、同誌の「プライバシー侵害」を認定するよう求める訴えをパリ近郊の裁判所に起こした。王室が明らかにした。

 王室筋は「(ウィリアム王子の母で、パパラッチの執拗(しつよう)な追いかけ取材を受け続けた)故ダイアナ元妃の時代に匹敵するプライバシー侵害」とし、再発抑止のため訴訟に踏み切った。英メディアは問題の写真を掲載していない。プライバシー侵害が認められれば、仏国内では同誌が数千〜3万ユーロの支払いを命じられる可能性があるが、通常は収益が罰金を大幅に上回るという。

 一方、「クローザー」と同じくベルルスコーニ前伊首相が保有する企業が発行伊芸能誌「キ」が週明けに特集号でこれらの写真を掲載するほか、15日にはアイルランドの大衆紙「アイリッシュ・デイリー・スター」が掲載し、英国外での掲載が加速している。(読売新聞、2012.9.16)


 フランスの芸能誌「クローザー」が英王室のキャサリン妃(30)のトップレス写真を掲載したことが波紋を広げている。ウィリアム王子(30)と同妃の昨年春の結婚で王室人気が回復した英国では「将来の王妃に対する重大なプライバシー侵害」と怒りが渦巻いている。

 英大衆紙デーリー・メールは15日付の1面でキャサリン妃と故ダイアナ元皇太子妃の写真を並べ、キャサリン妃を「新たなダイアナにしてはいけない」と呼び掛けた。

 英国民の脳裏をよぎるのは、ダイアナ元妃が1997年にパリでパパラッチと呼ばれるカメラマンに執拗(しつよう)に追跡され、逃げる途中で事故死した悲劇だ。過熱報道が元妃の死を招いたという反省から、英メディアは近年、特に王室の女性に関しては抑制的な報道姿勢を堅持している。

 ダイアナ元妃の長男であるウィリアム王子がキャサリン妃と結婚してからも、私生活には過度に立ち入らない配慮を見せてきた。複数の英メディアが今回、写真掲載の話を持ち掛けられたというが、全て掲載を拒否したとされる。

 掲載見送りの判断の背景には、英大衆紙による盗聴事件を受け、政府が昨年、独立調査委員会を設置するなど、英社会でメディアの在り方への見方が厳しくなっていることもあるとみられる。

 英王室は「越えてはいけない一線を越えた」と強く非難、フランス誌に対して直ちに法的措置を取るなど強硬姿勢を見せている。多感な10代半ばで母親の死に遭遇したウィリアム王子も掲載に激怒、「妻を母親の二の舞いにはさせない」と語ったという。

 ただ、15日にはアイルランド紙も追随して写真を掲載。イタリアの週刊誌も掲載の意向を表明するなど騒動は拡大の様相を見せている。(共同通信、2012.9.16)


 ダイアナ妃の悲劇を思い出すのでパパラッチを批判する向きも多いようですが、私有地とはいえ屋外でトップレスになるのはいかがなものか。パパラッチも商売なんだからどれだけ批判されてもやめるわけがありません。恥ずかしい写真を撮られたくないなら自衛するしかないでしょう。


<参照>
グーグル画像検索「Closer Catherine」(注:性的な画像です。18歳未満の方はご遠慮ください)
ウィキペディア キャサリン (ケンブリッジ公爵夫人)
posted by リュウノスケ at 12:02| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする