2009年09月24日

「V9以来36年ぶり」原巨人三連覇達成

 プロ野球セ・リーグは23日、巨人が東京ドームで中日を5−3で下し、3年連続33度目(2リーグ制後)の優勝を遂げた。セの3連覇は巨人の9連覇以来36年ぶり4度目(いずれも巨人)。

 王手をかけて迎えたこの日は谷、ラミレスのソロ本塁打などで4点を先行。粘る中日をラミレスの適時打と継投で振り切り、7連勝でゴールインした。原監督は通算6年目の指揮で4度目の優勝。

 今年は4月11日に単独首位に立ち、一度も譲らない強さを発揮。夏場の中日の追い上げもはね返し、9月1日に23で再点灯したマジックを順調に減らした。過去2年より10試合早い133試合目の優勝決定。中日の2位も確定した。

 セのクライマックスシリーズは、10月17日からの第1ステージで中日と3位が対戦。7年ぶりの日本一を目指す巨人は、その勝者と同21日からの第2ステージで日本シリーズ出場を懸けて戦う。(時事通信)


 巨人ファンのみなさん優勝おめでとうございます。V9以降セリーグで連覇を果たしたのは去年の原巨人を含めて5チームのみ。それらを上回る三連覇は正に偉業といわざると得ません。

 ナベツネ・長嶋が連覇すらできなかったのに、清武・原が三連覇したのは極度の金満体質がだめだったから。いまの巨人も小笠原、ラミレス、クルーン、グライシンガーなど他球団から獲得しまくりですが、若手は坂本・松本・亀井・越智・山口・東野と逆指名・自由獲得枠ではなく自前で育てた選手が一軍で活躍しています。

 これは西武の栄養費事件で裏金が使えなくなったことなどでアマのトップ選手を集めにくくなったのが原因。結果として若手育成を推進、チーム内競争も激化して「金満巨人」が藤田監督以来の「まともな野球チーム」になりました。

 野手の成長は原監督が若手を積極起用した結果。長嶋監督はリーグ最多安打の清水をホームランを打たないからという理由で干す一方、仁志など本来打率を重視すべきバッターの大振りを許していました。因みに清水はドラフト3位、仁志は逆指名(2位)です。いまの坂本・松本・亀井など非希望入団枠選手は泥臭くヒットを量産しチームに貢献しています。

 投手で重要なのは明らかに小谷正勝二軍投手コーチの存在。内海・山口・越智・ゴンザレス・オビスポなど急成長した選手はみんなこの人の弟子です。清武代表は頭がいいのでグライシンガーみたいに大枚はたいて他球団から獲得するより、球の速い無名投手を連れて来て小谷コーチに投げ方を教えさせた方が効率がいいと気付いたんじゃないでしょうか。巨人三連覇に小谷コーチが果たした役割は計り知れないと思います。

 4番とエースはなかなか育たないので他球団から連れて来るのが一番手っ取り早いと野村監督も明言しています。原巨人は球界一の資金力でそれを実行し、長嶋時代にあった希望入団枠・FAエリート選手のレギュラー固定化を一掃してチーム内競争を煽り、若手を育てました。二軍にはまだ辻内・大田・橋本など将来有望な若手がおり、現在のチーム状態は磐石だといっても過言ではないでしょう。

 最後に一言。誰がどう見てもいまの巨人が日本最強チームであることは明白ですが、クライマックスシリーズ(CS)で負けてしまうと日本シリーズには出場できません。仮にセリーグの3位チームが勝率5割を切ったままCSを勝ち上がったらどうするんでしょうか。

 これから連覇を重ねる可能性も高い以上、巨人ファンはCSに断固反対してNPBに抗議した方がいいと思います。メジャーリーグでプレーオフが必要なのはチーム数が多いから。12球団しかないNPBには丸っきり無用の産物です。下らない話題作りで伝統ある日本シリーズにリーグ最強チームが出られないことがあってはなりません。


<参照>
ウィキペディア 小谷正勝
posted by リュウノスケ at 00:52| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする