2009年06月28日

第50回宝塚記念(GI)

三連単 I・J→I・J→@・A・B・C・D・E・F・G・H・K・L・M=1万2000円
前回までのトータル:−114万9420円
回収率:36.6%
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2009年06月27日

マイケル・ジャクソン逝去

 【ロサンゼルス25日時事】米ポップス界のスーパースター、マイケル・ジャクソンさんが25日、ロサンゼルスの病院で死去した。50歳だった。米メディアによると、死因は心不全。ジャクソンさんはロサンゼルス市内の自宅で心臓発作を起こし、同日昼(日本時間26日未明)ごろ、呼吸停止状態のまま、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)メディカルセンターに搬送、蘇生(そせい)措置を施されたものの、帰らぬ人となった。(時事通信)


 25日に急死したマイケル・ジャクソンさんは、光と影を併せ持ったスーパースターだった。

 1958年、米インディアナ州で生まれたジャクソンさんは、幼稚園のころから達者な歌唱ぶりを発揮。兄4人とジャクソン5としてデビューするや、天才少年として知られるようになった。「13歳で来日したときのマイケルは、ステージパパに付き添われて明るくハキハキ答える、本当にかわいい男の子でした」と振り返るのは、個人的にも親しかった音楽評論家の湯川れい子さんだ。

 湯川さんはその後、21歳のジャクソンさんとロサンゼルスで再会したとき、以前のイメージが吹き飛んだことを覚えている。「スーパーマンなどスターやヒーローはすべて白人だ、などと言っていました。恐らくコンプレックスや人種差別に対する反発心が生まれてきていたのでしょう」

 ソロに転向後、82年のアルバム「スリラー」が全世界で1億枚を超える大ヒットを記録する。プロモーションビデオが音楽専門チャンネルのMTVを通じて世界に流れ、独特の「ムーンウォーク」が人々をとりこにした。

 音楽評論家の富澤一誠さんは「ストーリー性のある映画ともいえる作品で、邦楽のアーティストにも多大な影響を与えた。ダンスは単なる振り付けではなく、音楽と等しく価値があるものだということも示した」と評価する。

 しかしスーパースターの座を確立するとともに、奇行も目立つようになる。87年の「バッド」のころには顔のつくりが変わり、肌の色が白くなった。自伝でも鼻とあごの整形手術について公表。92年に英大衆紙が掲載したゆがんだ顔の写真をめぐってジャクソンさんが名誉棄損で訴えるという騒動も起きた。

 また88年には広大な自宅兼遊園地「ネバーランド」をつくり、「僕はピーターパン」と公言。子供たちを招待していたが、少年に対する性的虐待疑惑が浮上する。2002年11月には、自分の息子を独ベルリンのホテルのバルコニーから落とそうとしたとして非難を浴びたこともある。

 ブロードキャスターのピーター・バラカンさんは「気がついたら芸能界の中で、子供らしい幼少期を過ごすことができず、普通の感覚を持てなかったのではないか。『スリラー』が売れすぎたために、それが一つののろいみたいになった。とても気の毒な人だったと思う」と話した。(産経新聞)


 自他共に認める「キングオブポップ」ことマイケル・ジャクソンが亡くなりました。見るからに不健康で死にそうではありましたが、こうして急逝するとさすがに驚きます。まだ50才ですしね。

 ジャクソン5の天才少年時代を経て80年代に音楽界の頂点に立ったマイケル。個人的には『スリラー』より『バッド』です。当時レンタルCDをカセットに録音して繰り返し聴きました。

 ジャクソン5時代に父親から殴られたり、思春期に客から「かわいくなくなった」と野次られたのがまずかったのか、生涯に渡り精神的に不安定だったマイケル。黒人の象徴のようなだんご鼻に非常なコンプレックスを抱き、それを整形したのをきっかけに全く別人のような白人顔になってしまいました。

 肌が白くなった件については諸説あって微妙ですが、これも人為的に行ったような気がします。昔から肌を白くする黒人相手の商売はありますし。オバマ大統領は少年時代に肌を白くしようとして失敗した黒人の写真を見て衝撃を受けたそうです。その手の業者のほとんどは詐欺なんですが、マイケルはお金があるので本当に白くなってしまいました。

 同じ黒人でもプリンスは堂々としています。マイケルもプリンスみたいに超然として女とやりまくっていればよかったのに、子どものころから仕事があって同世代の少年と遊べなかった結果としてその心残りが異常な少年愛に変質したとしたら気の毒と言わざるを得ません。

 繊細な人格が黒人差別に耐えられず、女性恐怖と相まってネガティブな方向に突き進んだ象徴があの容姿だとしたら、これはマイケル一人の問題ではなく社会的悲劇です。古今東西の成功者は金と女をモルヒネ代わりにコンプレックスなど忘れてしまうものですが、マイケルは「黒人」であることを誰よりも切実に意識していました。私がプリンスよりマイケルの方が好きなのもその部分だと思います。スライやジミヘンにあった切実さがプリンスにはなくマイケルにはありました。

 「ポップ音楽の帝王」から「世界的奇人」となった90年代以降は正直痛々しかったマイケルですが、この人の音楽的業績は偉大。今後若い人から再評価されていくでしょう。マイケル・ジャクソンさんのご冥福を心よりお祈りします。


<参照>
ウィキペディア マイケル・ジャクソン


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2009年06月24日

「見切り販売を制限したのは独禁法違反」セブンイレブン加盟店オーナーの乱

 コンビニ最大手のセブン−イレブン・ジャパン(東京都千代田区)が、フランチャイズ(FC)契約を結んだ加盟店に対し、賞味期限が迫った弁当やおにぎりを値引きして売る「見切り販売」を制限したのは、独禁法違反(優越的地位の乱用)に当たるとして、公正取引委員会は22日、同社に見切り販売を可能にするマニュアル整備などを求める排除措置命令を出した。

 セブン側は「見切り販売は価格競争や売り上げ低下を招く」などと主張していたが、公取委が制限を不当と認定したことで、実質的に値引きを禁じ、定価販売を基本としてきた経営方式にも影響を与えそうだ。

 公取委によると、同社のFC本部は契約書で「商品価格は加盟店が自由に決められる」としているにもかかわらず、見切り販売を行った加盟店に「二度とやるな」と命じたり、従わない店に契約の打ち切りを示唆したりするなど、取引上の地位を利用して、販売方法を制限した。

 同社の契約では、商品の廃棄が出た場合、原価損は加盟店側の負担とされており、公取委は「本部の拘束は加盟店の合理的判断で負担を軽減する機会を失わせた」と判断した。(時事通信)


 セブン―イレブン・ジャパン(東京)は23日、現在は加盟店が全額負担している弁当やおにぎりなどの廃棄損失を本部が一部補てんすると発表した。負担割合は廃棄品原価の15%で、7月1日から実施する。加盟店が自主判断で仕入れた商品の廃棄損失を本部が負担するのはコンビニエンスストア業界でも初めてで、他社にも同様の動きが広がる可能性もある。

 同社は22日、加盟店が売れ残りの弁当類を値引きするのを不当に制限したとして公正取引委員会から排除措置命令を受けたが、値引きの弊害や定価販売原則の正当性を強調している。今回、値引き、廃棄の是非が社会的にクローズアップされたことで、加盟店が心理的に萎縮し「十分な量の商品を発注しなくなる」(井阪隆一社長)ことを懸念して打ち出したもので、加盟店の負担軽減により値引きの拡大を抑えるのが狙いとみられる。(同上)


 弁当安売りを制限したとしてコンビニエンスストア最大手、セブン−イレブン・ジャパンが排除措置命令を受けた。消費不振に危機感を深めた加盟店が、定価販売にこだわったフランチャイズ本部に反旗を翻し、内部告発が当局を動かした。快走を続けるコンビニ商法の闇が浮かび上がった。

 セブンの加盟店オーナーは排除措置命令を受け22日、東京・霞が関で記者会見。新潟市内で店舗を経営するSさんは「眠れない日を過ごしていたが、ようやくスタート地点に立てた」と目を潤ませた。売れ残った弁当などを廃棄し、毎月30〜40万円の原価を負担していたという。この負担により、利益がほとんど出ない月もあったと苦境を説明した。

 瀬戸内市でも店舗を経営するYさんが店の入り口前で制服姿で「本部から『契約更新をしない』と圧力をかけられ、ほとんどが泣き寝入りしているのが現状だ」と声を荒げた。

 加盟店と本部の契約では価格の決定権は加盟店側にあり売れ残った商品の損失も全額加盟店が負う。加盟店が契約上、値下げできるのは明白だ。

 しかし業績が厳しい一部加盟店が消費期限切れが近い商品を値下げ販売したところ、本部側から「新鮮な商品を販売しているというイメージを損なう」などと待ったがかかった。首都圏の加盟店では本部の担当者から「契約解除に値する」とねじこまれたケースが相次いでいた。

 オーナー側は「売れ残ったら買い取ってくれるのか」と抵抗し、今年3月から店頭に「商品値下げ」と書いた紙を張り出し、公然と値下げ販売を始めたという。

 セブンの井阪隆一社長は22日夕、記者会見し、値引き制限を組織的に実施したことは否定した。だがコンビニ加盟店で構成する「全国FC加盟店協会」によると、セブン本部が加盟店に対し「値引き販売は契約違反に当たる」とする社印入りの文章を内容証明郵便で送り付けた事例が、確認できただけで3軒あった。これについて本部側は「合理的な行為と言えない事例について書面を送付した」と説明しているが加盟店側は、文章を値引き制限の証拠として当局に提出。これが命令発出の「根拠の一つになったもようだ」(関係者)という。

 セブン本部は、米国の大手コンビニが価格競争で体力をすり減らし倒産に追い込まれた例を重視。値下げを避けるよう指導するのは「加盟店の経営を守るため」と主張する。しかし消費不振の中、セブンを含めた大手コンビニは今年に入り、食品や日用品の一部商品の値下げを断行。定価販売は徐々に崩れている。

 業界団体の調べでは、セブンを含めた主要コンビニ11社で、加盟店が本部を訴えた事例は、2003〜07年度の5年間で合計51件に上る。別の大手コンビニ幹部は「加盟店が廃棄分の損失をすべて負担している構図は他のチェーンも同じ。ただ、価格に関する本部の指導がセブンほど厳しくないので、問題が表面化していないだけ」と業界の内幕を明かした。

 第一生命経済研究所の永浜利広・主席エコノミストは「値引き販売が広がればコンビニの便利さに『安さ』が加わり消費者にとってはいいこと。加盟店にとっても、スーパーなどの値引きに対抗できる」と指摘する。

 ある加盟店オーナーは「値下げ販売する前の弁当類の廃棄は1日で買い物かご3〜4杯分。利益よりも、食べ物を捨てるのがつらかった」と打ち明けた。(共同通信、一部氏名イニシャルに変更)


 残酷物語的に語られることの多いこの問題。本部ばかり儲かってオーナーさんが全てのリスクを背負わされるというコンビニ業界の理不尽がついに裁かれました。

 商品を買い取らせているんだからその後はどう売ろうと勝手のはず。契約上もそうなっているのに値引き販売できないのは本部が「契約解除」をちらつかせて脅迫していたから。今回セブンイレブンが負けたのも「値引き販売は契約違反に当たる」とする社印入りの文章を内容証明郵便で送り付けたからであり、日頃行っている極悪非道ぶりが裏目に出た形です。

 ロイヤリティが高すぎるのでオーナーさんは儲からないと言われている日本のコンビニビジネス。強欲に走り過ぎてオーナーさんを蔑ろにした結果としてこうした値引き問題が起こり、争いに破れたのは文字通り自業自得です。

 補償として15%出すからいままで通り商品を廃棄し続けろという言い草も全く反省しておらず不愉快千万。「三方得」や「ウィンウィン」などといいますが、商売をやる上で重要なことは自分の利益をある程度周囲に分け与えることによって事業を継続・拡大していく姿勢。セブンイレブンのビジネスモデルはキューバのプランテーションで砂糖を作っていたアメリカ企業レベルの搾取構造です。そら革命も起こるわ。
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2009年06月21日

第14回マーメイドステークス(GIII)

馬単 B→D・I・N・O=1万2000円
前回までのトータル:−113万7420円
回収率:36.8%
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2009年06月15日

鳩山邦夫総務相更迭の真相

 鳩山邦夫総務相(60)=衆院福岡6区=は12日午後、日本郵政社長人事を巡る混乱の責任をとり、麻生太郎首相に辞表を提出、受理された。首相は同日午前に鳩山氏と会談した際、西川善文社長(70)が鳩山氏に謝罪することで続投を認めるよう求めたが、鳩山氏が拒否。事実上首相が更迭した形となった。首相は後任の総務相に佐藤勉国家公安委員長の兼務を決めた。事態収拾が遅れて問題が長期化しただけに、次期衆院選を前に麻生政権の求心力が低下するのは必至だ。

 首相は同日夕、首相官邸で記者団に「政府と郵政会社との間に混乱を生じたような印象を与えたことははなはだ遺憾で、早急に解決されてしかるべきだと思い判断した」と語った。

 西川氏の続投については「業務改善等々の問題を法律と事実に基づき、新しい総務相の下でどう解決していくか。(それが)きちんと出た上で判断させてもらう」とした。首相は西川氏の経営責任も明確化するため、何らかの対応を行うことも検討している。

 首相は午前に引き続き、午後2時から鳩山氏と会談。首相は「信念を曲げられないということで本当に残念だがやむを得ない」と語り、鳩山氏の辞表を受理した。

 鳩山氏は辞表提出後、首相官邸で記者団に「今の政治は正しいことを言っても認められないことがある。一時は辞任はしないと言っていたが、いずれ歴史が私の正しさを証明してくれる。自分が正しいと思ったことが通用しなかったので潔く去る」などと述べた。また「今回の首相の判断は間違っていると思う」としたが、自民党離党の可能性については「仲間たちと相談する」と語るにとどめた。

 鳩山氏に近い自民党の戸井田徹厚生労働政務官も同日、首相の判断は納得できないとして舛添要一厚労相に辞表を提出した。

 鳩山氏は「かんぽの宿」の売却問題が不透明だなどとして、西川氏の経営責任を追及してきた。29日の日本郵政の株主総会で西川氏の再任が議決されても、認可しないとしていた。

 これに対し、自民党内では小泉純一郎元首相や菅義偉選対副委員長らが「(西川氏を交代させることは)郵政民営化の後退」などと反発。首相に早期の事態収拾を求める意見が強まっていた。

 麻生内閣での閣僚の辞任は、昨年9月に成田空港の拡張が進まなかった原因を「(地元住民の)ごね得」などと発言して国土交通相を辞任した中山成彬氏、2月に「もうろう会見」の責任を取って財務・金融相を辞任した中川昭一氏に続き3人目。(毎日新聞、2009.6.12)


 12日午前の官邸執務室。首相麻生太郎は日本郵政社長西川善文の続投に異を唱える総務大臣鳩山邦夫と向き合い、最後の説得を試みた。「西川には、土下座してあんたに謝らせる。(業務改善について)必要な約束もさせる。そのうえで、社長に再任したい」。

 だが「かんぽの宿」売却問題をめぐる経営責任を指弾してきた鳩山は首を縦に振らなかった。「そんな簡単な話ではない。西川が謝罪すべきは国民に対してだ。そんなばかな妥協案はのめません」。沈黙の後、鳩山は「私は罷免ですか。辞任しろといわれれば辞任しますよ」と問い掛けた。麻生は判断を伝えた。「自民党総裁選でいちばん苦しい時に何度も選対本部長をしてもらった。寂しいな」。事実上の更迭宣言だった。

 鳩山はこの後、国会近くの個人的事務所に移り、側近議員数人と対応を協議。午後2時すぎ、再び官邸に出向き辞表を出した。「おれが決断しないとか調整しないとか、いろいろ批判もあり、やむを得ないんだ」。麻生は言い訳がましい口ぶりで受け取った。

 日本郵政社長の進退問題は現内閣3人目の閣僚交代を招いた。水面下では元首相小泉純一郎ら自民党「改革派」が西川続投の容認を官僚側に迫り、“小泉新党”の影におびえた麻生が苦渋の「盟友切り」に動いた格好。ただ鳩山も周辺議員を引き連れての離党を画策しているとされ、政権は衆院選を目前に満身創痍の様相だ。

 鳩山が社長人事の認可権限を盾に続投反対を公言し始めた5月以降、小泉は何度も麻生に電話をかけ、激しい口調で続投を求めた。「鳩山が何を言おうとおれは知らない。首相在任中、鳩山を(閣内で)使わなかったからな。だが、あんたは違う。おれが閣僚に起用した。やるべきことは分かっているはずだ」。

 小泉は麻生を総務相、外相など主要閣僚に起用。「日の当たる場所を歩かせてきた」との自負があった。その麻生が郵政民営化の象徴的存在として民間から迎えた西川を交代させるのは我慢ならなかったようだ。

 麻生は「本音では西川嫌い」(周辺)。当初は、鳩山の意を酌み西川を交代させる腹づもりだった。しかし断を下せば、小泉に近い自民党元幹事長中川秀直、武部勤らが麻生降ろしに動くだけでなく、離党−新党結成に走る可能性も否定できない。

 側近の党選対副委員長管義偉からも「西川を代えたら政局になる」と強く進言され、麻生の選択肢は狭まっていった。

 西川も小泉や管、元総務相竹中平蔵らから「辞めるな」と後押しされ、鳩山の辞任要求を拒む意向を強めた。親しい知人には「政治家に言われてやめるようなことは絶対にしない」と徹底抗戦を宣言。日本郵政の取締役会が5月22日に続投支持を決めた後、経営陣の一人は鳩山に「西川なんて嫌いだが、大勢は続投賛成だ」と釈明した。

 一方の鳩山は、周辺に「西川が残るなら、おれは辞める。離党して新党をつくる」と繰り返した。内閣支持率が下降線をたどるのに伴い、麻生への思い入れはどんどん冷めていった。頭をもたげたのは政界再編志向だった。「正義」掲げて閣内を去り存在感を高めれば、来るべき再編での発言基盤を確保できると踏んだのは間違いない。
 
 6月5日夜、麻生はひそかに公邸に鳩山を招いた。狙いは軟着陸への環境整備。続投を認めるよう促すそぶりは見せなかった。鳩山はブランデー片手に、過去の総裁選を振り返り「『麻生は首相になれない。傷つくからやめろ』と言われながら頑張った2年間は幸せだった。今はつまらない。政治家を辞めてチョウを捕っている方がいい」。歓談だけが続いた。

 だが麻生にはタイムリミットが迫っていた、17日には民主党代表鳩山由紀夫との2回目の党首討論が行われる。それまでに事態を収拾しないわけにはいかない。

 8日夜には、都内のホテルで元首相森喜朗と協議。鳩山と西川を共に辞めさせる「両成敗論」も話題に上がった。しかし西川の後任には目星がついておらず、結論は出なかった。

 この間、麻生周辺は鳩山が離党した場合に同一行動を取る可能性がある議員をリストアップし、「2人程度」との結論を得た。西川を辞めさせたときの小泉、中川らの動きを想定すれば、盟友切りの方が政権へのダメージは少ないのではないか−。麻生は9日、周辺に「鳩山のことを人として信用できなくなった」と吐露。更迭のタイミングを探り始めた。

 「早期に業務の改革を西川に断行させるから、それを見極めてほしい」。11日、麻生の意を受け、総務大臣室を訪れた官房副長官浅野勝人に、鳩山は涙をこぼしながら「辞めなくちゃ駄目だ」。鳩山の様子を聞いた麻生は「やっぱりそうか」とつぶやいた。

 自民党関係者は「11日夜まで両成敗の方向だった」と明かす。ただ、やはり西川交代に伴う小泉らの動きが気になり、最後は断念したようだ。

 「自民党政権に見切りをつけてはいないが、『政府に尋問の筋これあり』の心境だ」。鳩山は辞表提出後、西郷隆盛が西南戦争で掲げた挙兵理由の一節を引用。政権を揺るがした「鳩の乱」は“お友達内閣”の瓦解を強く印象付けた。(共同通信)


 結局泣いて馬謖を斬った麻生総理。鳩山の元秘書である政治ジャーナリスト上杉隆は、一民間企業社長のために大臣が更迭されるなど常識的にあり得ないと言っていましたが、その常識外れのことが起こってしまいました。

 会議中寝ていても「郵政」という言葉が出るとむくっと起きるというほどこの問題に政治生命を賭けている小泉元首相が自分を取るか鳩山を取るか選べと麻生を脅迫したのが真相。どちらかが子分を引き連れて党を出て行くのならば鳩山を切った方がマシという判断での更迭劇でした。まあ私の嫌いな奴が自民党に残ったので分りやすくてよかったんじゃないでしょうか。

 それにしてもほんとに郵政民営化が好きですね小泉さん。嘘か誠か民営化が達成された暁には小泉・竹中はアメリカから1兆円とも2兆円ともいわれる巨額のキックバックがもらえるという話がネット上に流れています。民営化の目的とは郵貯200兆円でアメリカの長期国債を買うということ。まあ嘘だと思いますが、ほんとだったら本物の売国奴。この話の裏を取った上で鳩山さんがごねていたとしたら真の国士なんですけどね。


<参照>
小島慶子 キラ☆キラ  2009年6月9日(火) ジャーナリスト・上杉隆さん
posted by リュウノスケ at 00:17| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする