2009年03月29日

第39回高松宮記念(GI)

三連単 4→7・8・9・13・15・16⇔1・2・3・5・6・10・12・14・17・18=1万2000円
前回までのトータル:−131万5740円
回収率:20.6%
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2009年03月28日

「迎撃すればPAC3の分も含め破片が広範囲に飛散する」破壊措置命令は裏目に出るか

 北朝鮮が打ち上げ準備を進めている「人工衛星『光明星2号』を運ぶロケット『銀河2号』」は、日本海側に向けて発射され、日本列島を飛び越える軌道を予定していることが分かった。打ち上げの時期は、4月4日から8日までの間としている。

 日本政府が12日、北朝鮮の国際海事機関(IMO)への事前通報内容を公表した。政府は同日午後10時39分、首相官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置。「たとえ『人工衛星』であれ、国連安保理決議に違反する」として、打ち上げ中止を求める官房長官談話を発表した。国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長は同日、国連本部での記者会見で「(発射は)地域の平和と安定を脅かす」と、懸念を表明した。

 北朝鮮は、ロケットが落下する可能性がある海域として、1段目は秋田県沖約130キロから約380キロにかけての帯状の海域、2段目は日本列島の東南東約2150キロの太平洋の長さ約800キロの海域を指定した。いずれも公海だが、1段目は日本の排他的経済水域に落下する可能性がある。発射時刻は、予定期間中の午前11時から午後4時の間を計画している。海上保安庁は12日夜、当該海域を航行する船舶に注意を促す「航行警報」を発した。

 北朝鮮は日本海に面した咸鏡北道花台郡舞水端里(ハムギョンブクト・ファデグン・ムスダンリ)にある基地で、長距離弾道ミサイル「テポドン2」の発射準備とみられる動きを続けている。12日現在、発射台に本体の姿は確認されていない。

 今回の国際機関への通報は、人工衛星打ち上げの際の国際ルールに従うことで、「発射は弾道ミサイル発射を禁じた国連安保理決議違反」とする日米韓などの批判をかわす思惑があるとみられる。しかし、98年の「テポドン1」に続き、再び日本列島を飛び越えることになれば、日本の政府や世論の強い反発を招くことは避けられない。

 北朝鮮では4月中に改選された最高人民会議(国会に相当)が開かれるほか、同月15日に故金日成(キム・イルソン)主席の誕生日、25日に朝鮮人民軍創建記念日を迎える。発射をこうした時期に設定した背景には、国内の結束力を高める狙いがありそうだ。(朝日新聞)


 北朝鮮が長距離弾道ミサイル「テポドン2号」の発射準備を受けて、政府は発射後は国連安保理に提起する方針を固めているが、決議が採択されるかどうかは微妙な情勢だ。北朝鮮は「人工衛星打ち上げ」として国際法上の手続きを着実に進めており、ミサイルだったことを証明するのは至難の業となるからだ。そこが北朝鮮の狙いなだけに、政府は新たな理論武装を迫られている。

 政府が北朝鮮を批判する論拠は、平成18年6月にテポドン2号など弾道ミサイル7発の発射実験を行ったことにある。これを受け国連安保理は「弾道ミサイル開発に関するすべての活動を停止」を求める非難決議1695号を採択。同年10月には核実験を行ったため、さらに制裁決議1718号を採択し、「大量破壊兵器と弾道ミサイル計画の完全なる放棄」を求めた。

 このため、麻生太郎首相は「1718号の違反は明らかであり発射を見過ごすつもりはない」と表明、ミサイルが軌道をそれたら迎撃し、国連安保理に提起する考えを表明している。

 ところが、今回は発射準備を米偵察衛星で確認されたことを受け、北朝鮮は2月24日、実験用通信衛星「光明星2号」をロケット「銀河2号」で打ち上げるとの談話を発表した。3月上旬に宇宙空間の利用原則を定めた宇宙条約と宇宙物体登録条約に加盟。12日には国際海事機関(IMO)と国際民間航空機関(ICAO)に対し、4月4〜8日の打ち上げを通報、危険区域を設定した。日本の国土交通省にも3月21日、同様の通報を行った。

 このため、軍事専門家の江畑謙介拓殖大客員教授は「北朝鮮は建前上は国際条約にすべて従っており、もし『平和的な宇宙活動だ』と主張すれば国際法違反とはいえない。『ミサイルとロケットは同じ構造であり、発射は地域の安定を損なう』との政府の理論だけで安保理で非難決議が通せるのか」と指摘する。

 また、「領空」は慣例で地上約100キロ以下とされており、今回のミサイルは高度約1000キロに達するため、日本の東北地方の上空を通過しても「領空侵犯」とは言えないという。

 北朝鮮は平成10年8月のテポドン1号発射でも「衛星打ち上げ」を主張した。この際は危険区域の事前通報もしなかったが、政府が「弾道ミサイル発射の可能性が高い」と報告をまとめるのに2カ月を要し、安保理への提起は見送られた。

 ただ、ロケット打ち上げは「周辺国への配慮」が大前提であり、他国の上空を通過する例はほとんどない。イスラエルさえも衛星打ち上げの際はミサイル攻撃と誤認されぬように軌道投入に適さない西方向の地中海側に打ち上げている。

 しかも北朝鮮は「衛星が迎撃されれば日米韓へ正義の報復打撃戦を開始する」と表明している。これが「宇宙の平和利用」といえるのか。もし国連安保理が北朝鮮の主張を受け入れたならば、北朝鮮のミサイルがますます世界中に拡散する結果を招きかねない。(産経新聞)


 北朝鮮の長距離弾道ミサイルの発射に備え27日、自衛隊に初の破壊措置命令が発令された。失敗しない限り日本に着弾、落下する恐れはなく、実際に迎撃が必要なケースはほぼないとみられるが、防衛省はイージス艦や地対空誘導弾パトリオット(PAC3)を物々しく配置して「万全の態勢」を強調。しかし北朝鮮は「人工衛星」として国際的な手続きを踏んでおり、撃ち落せば逆に日本が非難を浴びる恐れもあるため、自衛隊も「撃ちたくない」のが本音のようだ。

 「撃つ可能性はゼロ」。海上自衛隊海将補の一人はこう言い切る。北朝鮮が予告どおりに発射し「成功」すれば、一段目は日本海に落下、東北地方上空を飛び越えた二段目は太平洋に落下することになる。

 防衛省は海上配備型迎撃ミサイル(SM3)搭載型のイージス艦2隻を日本海に展開し、秋田、岩手県などにPAC3を配置する計画。だがPAC3で守れる範囲は半径20キロと、飛行予想ルートの下のごく一部でしかない。

 政府筋が「ピストルの弾をピストルで撃ち落せるはずがない」と発言したように、技術面での困難さも。防衛省はSM3の実験を2回実施し、昨年11月の2回目は失敗。米国も16回のうち3回外している。これも通常の弾道を描くミサイルを狙ったもので発射に失敗して正確な弾道を描かないミサイルは想定外だ。

 それどころかPAC3を発射すると逆に被害を拡大させる恐れもある。弾頭が空のミサイルが着弾しても、破壊されるのはテニスコート2面分程度とされるが、迎撃すれば、PAC3の分も含め破片が広範囲に飛散するからだ。

 「国民の安全、安心確保」(浜田靖一防衛省)の号令下に敷かれた今回の迎撃態勢。だがある防衛省課長も「国民から『何もしないのか』と言われないため、形を整えるだけ」と認める。

 省内には「実際に配置することで実戦的な訓練になる」との“制服の論理”はあるものの「もし失敗すれば1兆円もの予算をかけるミサイル防衛(MD)そのものが非難される。撃たないのが一番」(別の幹部)という声が支配的だ。

 1998年の「テポドン1」、2006年の「テポドン2」は予告なしの発射だったが、今回北朝鮮は「通信衛星打ち上げ」として、国際海事機関(IMO)などに事前通告。専門家も「手続きを踏んでおり、国際法上、瑕疵はない」と迎撃体制を疑問視する。

 日本の対応を見る周辺各国の目も冷ややかだ。韓国軍当局者は「日本は盛んに迎撃と言うが、実際にはやらないだろう。警告を兼ねたポーズ」とみる。

 人工衛星打ち上げに使うロケットも、長距離弾道ミサイルも弾道はほぼ同じで「区別は困難」(増田好平防衛事務次官)。ある中国外交筋は「人工衛星と言っているものを撃ち落したら、国際社会で日本は孤立してしまう」と警告する。

 浅井基文・広島市立大平和研究所長は破壊措置命令に基づき迎撃するとすれば、日本が種子島で打ち上げるH2ロケットを他国が『ミサイルだ』といって撃墜するようなもので、明らかに過剰反応だ」と話している。(共同通信)


 東京都の石原慎太郎知事(76)は27日の定例会見で、北朝鮮が「人工衛星打ち上げ」として「テポドン2号」とみられる長距離弾道ミサイルの発射準備をしていることをめぐり「(日本の)間近に落ちるようなことがあった方が、むしろ日本人は危機感、緊張感を持つのでは」と発言した。日本人の“危機感の薄さ”を指摘する狙いがあったとみられるが、発射は目前に迫った問題だけに、刺激的な言い回しが物議を呼ぶ可能性がある。

 「そんなことを言うと、怒られるかも知らんけどね」。石原都知事はそう切り出すと、際どい発言で世間の危機感のなさを挑発した。「非常に拙劣な技術で彼ら(北朝鮮)が打ち上げてね、変なものが例えば(日本の)間近に落ちるようなことがあった方が、むしろ日本人ってのはね、ある危機感というか、緊張感を持つんじゃないかな」

 さらに「何万分の一かなんか知らんけど、危険が我々の間近にあるという認識を持つことは、必要だと思いますね」と指摘。「(日本人は危機に対し)まあ大丈夫だろ、まあ大丈夫できた。WBCで日本が優勝するかしないかとか、その際どさよりは、もっともっと深刻なものと思うよ」と、いまだに冷めない侍フィーバーを引き合いに出して、警戒を訴えた。

 この日、浜田靖一防衛相(53)は、長距離弾道ミサイルが日本領域内に落下する場合の迎撃に備えるため、自衛隊に初の破壊措置命令を発令。浜田氏は迎撃について「いままで準備してきた。(可能なのは)疑いない」と強調した。

 防衛相の力説にもかかわらず、政府筋が「ピストルの弾をピストルで撃ち落とせるはずがない」と発言したように、ミサイル迎撃については困難との見方もある。

 これについて石原知事は「途中で迎撃して破壊する能力があるかは、やってみないと分からん」としながらも「中空で破壊するってのは、そういう操作のために税金を積んできたんだから。やらなかったら、政府の責任問われると思いますよ」と述べた。

 「もし、東京周辺に飛んできたら?」との質問には「常時災害対策で使っている緊急情報のシステムを使って都民に警告する」と説明。「しかし、飛んでくるぞって、どこに逃げたらいいんだよ。地下鉄に乗るしかねえじゃねえか」と、やけっぱち気味にまくし立て「狂って東京に落ちてこないことを望むだけ」とも話した。

 麻生太郎首相(68)はこの日夜、官邸で記者団の質問に答え、破壊措置命令について「万が一、飛翔体が日本の領域内に落ちた場合に、国民の安全確保に万全の対応をしなければならない」と強調。同時に「飛翔体が日本に落下する可能性は低い」として「国民の皆さんは平常通り生活してもらいたい」と訴えた。(スポーツ報知)


 どうやら4月4〜8日の午前11時〜午後4時に打ち上げるらしい北朝鮮の「ロケット」。どう見てもミサイルの発射実験としか思えませんが、北朝鮮政府が「これはロケットである」と言い張る以上、「弾道ミサイル計画の完全なる放棄」を求めた国連安保理決議によって阻止することは難しいようです。

 恐らく「ロケット」は打ち上げられますし、何かが落ちてくる可能性もあります。問題はそれを撃ち落してよいのか否か。上記共同通信の記事では何もしない方がいいようです。

 「どうせおいらは底抜けバケツ 分かっちゃいるんだ妹よ 入れたつもりがスポンのポンで 何もせぬよりまだ悪い」(『男はつらいよ』)

 莫大な労力をかけて被害がより大きくなるようにするなど論理的にあり得ません。選挙に向けて有事に強い自民党をアピールしたいんでしょうが、国民の生命・財産を守るべき政府がそれに反する決断を下すとは許しがたい愚策です。まあどうせ撃っても当たらないんですけどねこの1兆円のポンコツ。

 それにしても石原慎太郎。日本の間近に落ちればいいって何なんでしょうか。東京から遠く離れた秋田・岩手の話だからこんなことを言うのでしょう。こいつの家の「間近」に着弾すればいいのに。





<参照>
ウィキペディア 国際連合安全保障理事会決議1718
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2009年03月22日

第58回フジテレビ賞スプリングステークス(GII)

馬単 @・A・K・L・N・O→@・A・K・L・N・O=1万2000円
前回までのトータル:−130万3740円
回収率:20.7%
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2009年03月21日

第81回選抜高校野球大会

 センバツ注目選手をピックアップ。本日は打者編、今大会は2年生の存在感が際立つ。

 PL学園(大阪)・勧野甲輝外野手(2年)。清原和博(元オリックス)以来の同校1年生4番として、入学時から脚光を浴びてきた。1月に腰痛で戦列離脱するなど厳しい状況だった。しかし、17日の練習試合でサヨナラ安打を放つなど復調の兆しも。文字通り、甲子園での活躍を期待しないわけにはいかない。

 近畿では金光大阪の4番・陽川尚将遊撃手(3年)も注目。180センチ、80キロの恵まれた体格、高校通算24本塁打を数える。1年夏に甲子園で代打出場しており、大舞台は経験済み。光星学院(青森)の下沖勇樹投手(3年)はいとこ。勝ち上がれば準々決勝で対決できる。

 鵡川(北海道)の4番・柳田恭平外野手(3年)は全道大会で2発、神宮球場にも放り込んだ長距離砲。投げても最速142キロをマーク。スケールの大きさが目につく。

 今治西(愛媛)・滝野光太朗遊撃手(3年)は自身3度目のひのき舞台に、汚名返上を誓う。名門で1年次からベンチ入りし、昨春のセンバツは5打数無安打に終わった。27本塁打とパンチ力も光るが、率を求めた打撃に磨きをかけている。

 中京大中京(愛知)・河合完治三塁手(3年)も同タイプ。秋は4割7分7厘の高打率を残した。小柄ながら本塁打数は滝野選手と同じ27本。堂林翔太投手(3年)や山中渉伍遊撃手(3年)が目立つが、身体能力の高さは2人を上回る。

 “曲者代表”として紹介したいのは、早実(東京)の1番・大野大樹遊撃手(3年)と天理(奈良)の立花允夫外野手(3年)。大野選手は選球眼の良さを生かした高い出塁率に目が行く。「目立ちたがり屋、でも野球では曲者」とはチームメイトの言葉。立花選手の魅力は足。雑誌等で紹介されている数字(50メートル5秒9)以上に速く、ベースランニングも上手い。2人とも派手さはないが、走攻守で味のある選手。対戦する大会5日目第2試合が楽しみだ。

 2年生では3人。習志野・山下斐紹(あやつぐ)捕手は強気な性格で先輩投手陣を引っ張っていく。昨秋は2年生とは思えぬ強肩を披露。再来年のドラフトへむけ、プロスカウトも密着マークを続けている。後藤駿太外野手は前橋商のトップバッターを務める。50メートル6秒1、遠投115メートル。中堅から見せる強肩が楽しみだ。開星(島根)の糸原健斗三塁手は中国大会で9打席連続安打を記録。全方向に打ち返し、ファウルで食らいついていく。野々村直通監督は「打順は1番より3番向き。小柄だが飛距離もある」と期待を寄せる。(日刊スポーツ)


 みちのくの2人から目が離せない。まずは、花巻東(岩手)の149キロ左腕・菊池雄星投手(3年)。12球団が追いかけるドラフト上位候補だ。全国デビューは1年夏の甲子園。145キロを計時し、5回1失点だった。試合前取材から報道陣に囲まれるなど当時から注目度が高かった。大阪入りしてからの練習試合で140キロ台後半をマークするなど調整は順調だ。

 もう1人は光星学院(青森)の下沖勇樹投手(3年)。菊池と同郷の岩手県出身で、二戸市立福岡中学時代に軟式野球で日本一になった。昨秋の明治神宮大会で初戦敗退も、評価は急上昇。毎年好投手を輩出するチームだけあって、今後ののびしろにも期待がかかる。

 そして、V候補の一角、清峰(長崎)・今村猛投手(3年)。試合解禁直後に7回無四球無失点、昨日16日も9回2失点と好調を維持している。淡々と投げる姿が印象的だが、「味方のミスやホームランに動揺することが多く、精神面がまだまだ」と課題を口にする。

 福知山成美(京都)・長岡宏介投手(3年)は、1勝すれば清峰と対決する可能性がある。秋の大会で45回連続無失点、完投は7試合を数える。近畿大会準決勝で敗れた試合も失ったのは3点だけだった。防御率0・27はもちろんトップ。数字(175センチ)以上に上背を感じ、スライダー、チェンジアップなど変化球の切れも鋭い。

 秋の王者・慶応(神奈川)にはエース・白村明弘投手(3年)、明大貴(みょう・だいき)投手と滝本健太朗投手の2年生。白村は最速146キロで、キレ、球筋が魅力だ。冬場にチェンジアップを覚え投球の幅を広げた。三振にこだわりを持ち、毎試合2ケタを狙っている。試合解禁直前、チームメイトに8連打され「あんなに打たれたのは初めて。自信をなくしました」と話していた。ここにきて尻上がりに調子を上げてきている。上田誠監督が「この冬一番成長した」と話すのが明。白村の偵察に来たスカウトが明の球威に驚いたそうだ。

 西条(愛媛)の秋山拓巳投手(3年)、中京大中京(愛知)の堂林翔太投手(3年)は共にエースで4番。周囲が打撃を評価する一方、本人たちは「今は投げるほうが好き」と口を揃えている。センバツでもエースとしての働きに注目したい。

 今年は2年生に好投手が多いのも特長だ。早実の小野田俊介投手、鈴木健介投手はライバル心が非常に強く、しのぎを削り合っている。グラウンドで両選手の対決が見られたが、鈴木投手のファールで食らいついていく姿が印象的だった。興南(沖縄)の左腕・島袋洋奨(ようすけ)投手は172センチ、63キロと小柄で制球力が光る。独特のフォームだが、秋の大会9試合で防御率0・59と抜群の結果を残している。

 ※今大会は低めのストライクゾーンが広がる。投手の基本は、低めにいかにボールを集めるか。そんなところにも注目したいと思います。(同上)


 ついに始まったセンバツ高校野球。オープン戦もあるしWBCもあるし野球ファンは大変であります。

 さてプロ注目の大物選手は上記の通り。「清原二世」の異名を持つPL勧野と花巻東の菊池が投打の目玉であることは衆目の一致するところ。勧野は腰が痛いみたいでちょっと心配ですね。まだ2年だし無理しないで休ませることも一つの選択肢だと思います。腰痛のせいでプロに入って大成しないようでは困りますから。

 毎年言っていますが、投手が壊れるような連投だけはないように祈ります。WBCだってあれほどの球数制限があるわけですからね。将来ある高校生に無理をさせるようでは指導者・大会関係者共問題ありといわれても仕方ありません。勝敗や大会の盛り上がりよりも故障者の出ないことが最も大事です。出場選手の活躍を祈ります。
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2009年03月17日

自衛隊の海賊征伐は違憲になり得るか

 内閣府がまとめた「自衛隊・防衛問題に関する世論調査」で、アフリカ・ソマリア沖などでの海賊対策に自衛隊が取り組んでいくべきだと答えた人が6割以上に達した。

 14日にソマリア沖に向けて出航した海上自衛隊の活動に対し、多くの国民が理解を示していることが分かった。

 1月15日〜25日に全国の成人男女3000人に実施し、1781人が回答した(回収率59・4%)。

 海賊対処に自衛隊が取り組むべきかどうかを尋ねたところ、「取り組んでいくべきだ」(27・8%)「どちらかと言えば取り組んでいくべきだ」(35・3%)が計63・2%で、「どちらかと言えば必要ない」(20・7%)「必要ない」(8・4%)の計29・1%を大きく上回った。

 日本の平和と安全の面で関心を持っていること(複数回答)を聞いたところ、「朝鮮半島情勢」が56・8%と最多で、次いで「国際テロ組織の活動」(43・7%)「中東情勢」(31・8%)の順。「日米安全保障条約が日本の平和と安全に役立っていると思うか」との問いには、「どちらかと言えば」を含め、「役立っている」が76・4%で、1978年の調査開始以来、最高だった。(読売新聞)


 政府はソマリア沖海賊対策について、新たな「海賊対処法案」が成立すれば、海上警備行動として14日に現場海域へ向かう海上自衛隊艦船の活動根拠を切り替える2段構えで望む。だが衆院選を控えた「ねじれ国会」の下で、早期成立は“波高し”の感が強い。武器使用基準などをめぐる国会議論を欠いた「応急措置」(浜田靖一防衛相)としての派遣は長期化する可能性も指摘される。

 領海侵犯を想定した海上警備行動に基づく派遣では、防護対象が日本関連の船だけとなるうえ、相手に危害を与える武器使用は正当防衛と緊急避難に限定される。それでも政府が海警行動を発令したのは、中韓を含む各国が艦船を投入する中で、国債貢献での「実績づくり」を急ぐ必要があると判断したためだ。

 一方、民主党は「自衛隊を出すなら、きちんとした法律をつくるべきだ」(幹部)として、海警行動派遣には反対の立場だが、法律への対応は定まっていない。

 慎重派は「海上保安庁が対処すればいい」(中堅)と指摘するが、前原誠司副代表ら積極派は「海保で対応できると言う人は、海賊の実態を勉強すべきだ」と反論し、衆院選を控えて塗り固めてきた“ミシン目”が浮かび上がる。

 「わが党の議員の中には、なぜ海保ではなく海自なのか、まだ釈然としないとの意見もある」。13日の衆院安全保障委員会。昨年10月に麻生太郎首相に海賊対策の必要性を訴えた長島昭久氏は、民主党内で議論が手付かずの現状への不満を漏らした。

 ただ西松建設の巨額献金事件をめぐって小沢一郎代表の進退問題さえ浮上しており、早期に意見集約できるかは微妙。鳩山由紀夫幹事長は13日の記者会見で、法案への賛否を問われ「(党内議論の)内容を現時点で存じ上げていない」と述べるにとどまった。

 首相がこのタイミングで法案を国会提出した背景には、安保政策がアキレスけんの民主党にくさびを打ち込む狙いがあるのは間違いない。社民党の福島瑞穂党首は1月の民主党大会で海賊対策での自衛隊派遣に徹底抗戦するべきだと訴えており、衆院選の鍵となる野党共闘態勢を揺さぶろうとの思惑も透けて見える。

 法案は、警告射撃をしても船舶への接近を継続する海賊船への船体射撃を容認。首相は13日の共同通信とのインタビューで「いろいろな不備があるために、派遣される自衛官らが、危険な目に遭うというのは明らかに政治の怠慢だ」と述べ、法案の早期成立を訴えた。

 ただ野党が衆院で多数を握る状況を踏まえれば、民主党の賛否はともあれ、法案審議が衆院解散時期をにらみながら長引くのは必死だ。参院送付後60日を経た段階で、衆院再議決に踏み切る求心力が麻生政権に残っているかも見通せない。

 政府は武器使用の緩和に関し「海賊は犯罪であり、国や国に順ずる勢力でもないため、海外での武力行使を禁ずる憲法問題が生ずる余地はない」との立場だ。

 だが、海賊はソマリア北部の部族が育成した沿岸警備隊が、外貨を獲得するために転化したとの見方もある。防衛省幹部は「海賊が国に準ずる勢力ではないと100パーセント言い切れるわけではない」と指摘しており、法案審議では憲法問題も焦点になる。(共同通信)


 1991年から無政府状態が続く「アフリカの角」ソマリアで、国民の人気が高い穏健派のイスラム教聖職者が暫定政府の新大統領に選ばれ、安定化に向けた期待が高まっている。一方で、過激な急進的イスラム組織が台頭、新大統領が和平をもたらすことができるかどうか、同国は正念場を迎えている。また、近海のアデン湾では海賊行為が多発し、日本も海上自衛隊の艦船を派遣。ソマリア国内の今後の治安情勢が、海賊問題の動向にも少なからぬ影響を与えそうだ。

 「今こそソマリアは連帯し、暴力に訴える連中に立ち向かう時だ」。汚職などで不人気だったユスフ前大統領の辞任を受け、今年1月に国会が新大統領に選んだシェイク・シャリフ・アハメド師は、サウジアラビアの英字紙とのインタビューで、過激派との対決姿勢を鮮明にした。

 アハメド大統領は2006年にソマリアで支配地域を広げたイスラム原理主義勢力「イスラム法廷会議」の指導者。同勢力の伸長で当時は治安が一時安定したものの、原理主義の浸透を恐れる米国が支援したエチオピア軍の介入で、同勢力は主要都市から敗走。同勢力はその後、エチオピア軍の支援を受ける暫定政府にゲリラ戦で抵抗した。

 このため、ソマリアの治安は急激に悪化、アデン湾では海賊が、陸上では過激な急進的イスラム組織「アッシャバーブ」が、それぞれ活動を活発化させる結果を招いた。

 もともと暫定政府の敵だったアハメド師が大統領に選ばれた背景には、暫定政府とイスラム法廷会議の和解がある。両者には、アッシャバーブのソマリア支配を連帯して阻止したいとの喫緊の共通目標が存在する。

 在ソマリアの地元記者によると、アハメド大統領は「ソマリア連帯の象徴」として国民に絶大な人気を誇る。国連の潘基文事務総長の2月上旬のアフリカ連合(AU)首脳会議で「われわれは賢明で明確なビジョンを持った指導力を頼りにしている」と支持を表明、大統領は国内外の期待を一心に背負った格好だ。

 これに対し、国際テロ組織アルカイダとのつながりが指摘され、暴力的だとして国民に不評なアッシャバーブは、大統領率いる新暫定政府との対決姿勢を宣言。簡単に押さえ込むことは困難との見方が大勢だ。

 新暫定政府とアッシャバーブのどちらが支配権を握るか、今後の展開は海賊問題の成り行きにもかかわる。地元記者によると、海賊の得た一部利益がアッシャバーブに流れているといい、同組織が勢力圏を拡大させれば、海賊はさらに猛威をふるうおそれがある。

 一方、アハメド大統領は「イスラム法(シャリア)に反する」として海賊行為を容認しておらず、新暫定政府が支配力を強めれば海賊行為は急激に減るとみられている。(同上)


 海上自衛隊の東アフリカ・ソマリア沖への派遣は、後方支援が中心だったインド洋など過去の派遣とは性格が大きく異なる。「自衛隊が前面に出る新たな分野」(防衛省の増田好平事務次官)で、積極的な武器使用の可能性もはらむ。にもかかわらず、決定までの麻生政権の対応は「派遣ありき」で、自衛隊派遣のあり方をめぐる真正面からの議論はないままだった。

 海賊の襲撃におびえる海運会社の切実な声と国際社会の要請に、政府・与党内は「迅速な対策が必要」との認識で早くから一致していた。しかし護衛艦の派遣という「対症療法」の先の展望は不透明で、活動終了のメドも立っていない。

 なし崩しと言える今回の任務の拡大は武器使用をめぐり相反する二つの懸念も呼ぶ。

 「国または国に準ずる組織」ではなく、民間の犯罪者に過ぎない海賊への武器使用は政府見解で今回、「憲法9条が禁じる海外での武力行使に当たらない」とされた。しかし、これによりテロリストや反政府勢力を同様に「単なる犯罪者」と読み替え、武器の使用範囲を拡大し、憲法解釈の事実上の変更につながる可能性は残る。海賊対処法案に盛り込まれた武器使用基準の一部緩和も、今後の歯止めは明確でない。

 一方、必要な法律が十分に整わないまま、現行法の制約された武器使用基準による派遣は、より危険な任務に就く自衛官にとって大きなリスクとなる。銃撃戦などを想定した場合に、法的な備えは十分ではない。

 麻生政権は低支持率にあえぎ、「ねじれ国会」の下、安保論議が深まる気配はない。防衛省からは「いったん派遣された後は世間から忘れられ、不測の事態の責任だけが押しつけられるのでは」(制服組)との懸念が聞かれる。(毎日新聞)


 自衛隊の活躍を期待してか高い支持率を示した今回の調査結果。日本の船舶が安全に航行できるよう自国の艦船が護衛するのは当然であり、運任せ外国任せにする態度は政治的無責任であるとする意見は正論であります。

 それはいいんですが、そもそもなぜソマリア沖に海賊が大量発生したのかというと上記記事にもあるようにアメリカがエチオピア軍を使ってイスラム法廷会議政権を倒したから。簡単にいうと「イスラム法廷会議政権→ユスフ傀儡政権→内戦→海賊・アッシャバーブ活発化→イスラム法廷会議政権」という流れ。アメリカのせいで色々あってからまた振り出しに戻ったわけです。

 今後の課題は海賊嫌いのイスラム法廷会議が負けてアッシャバーブが政権を握った場合、アッシャバーブに資金提供しているとされる海賊が「国または国に準ずる組織」の構成要因となってしまい、憲法9条が禁じる海外での武力行使に抵触してしまう可能性があること。防衛省幹部が憂慮する点もここにあるのでしょう。

 もちろん、ロケット砲など重火器で武装した海賊相手に海上保安庁を出せば死人が出るわけで私も自衛隊派遣には賛成ですが、この問題にはかなりセンシティブな憲法問題が内包されていることも明らかです。イスラム法廷会議が内戦に負けた場合、速やかに自衛隊を帰らせるといった明確なコンセンサスが麻生政権及び国民全体にあってしかるべきだと思います。改憲議論以前に現行憲法をないがしろにするようでは先進国とは言えません。

 「1991年、ソマリア政府の崩壊とともに、沿岸警備隊は消滅。欧米や日本の漁船団がソマリア領海内で操業し、EU諸国は廃棄物の海洋投棄も行った。「海賊」側からすれば、先進国がそれまで乱獲してきた漁業資源の代金と、廃棄物投棄の迷惑量を徴収しているという意識かもしれない」(水島朝穂早稲田大学教授)

 「悪い海賊対正義の自衛隊」という前提すら怪しくなってくるような日本漁船による違法操業問題もあります。単純にこちらが正義であちらが悪という構図では大東亜共栄圏時代の旧日本軍と変わりません。政府及び防衛省関係者には冷静な状況判断と問題把握が求められます。


posted by リュウノスケ at 00:17| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする