野茂が使っていたロッカーには、入れ替わりでマイナーから昇格したルーク・ホチェーバー投手(24)のユニホームが掛けられていた。
昨季まで日本ハムを率いたトレイ・ヒルマン監督(45)は「(野茂は)静かに聞いていた。(今後の去就については)尋ねなかった」と語った。球速は85マイル(約137キロ)程度で、宝刀フォークボールも切れを欠く。3試合で計4回1/3を投げ、3本塁打を含む10安打9失点、防御率18.69では敗戦処理要員としても居場所はない。同監督は「球速が戻らなかった」と決断の背景を厳しい顔で口にした。
ディーン・テイラーGM補佐(57)が「マイナー契約はしない」と明言。これで、ロ軍のマイナーから再びメジャーを目指すという選択肢は消え、「トレードがダメなら自由契約ということになる」(同GM補佐)と退団が決定した。
昨オフ、ロ軍からしかオファーがなかった野茂に、他球団から声がかかる可能性は低く、トレードについても「話はない」(同GM補佐)という。球団のホームページや地元メディアは「野茂の長い(野球の)経歴は終わりになるだろう」としている。
野茂は常々「メジャーでやることしか頭にない」と日本球界復帰を否定している上、現状では獲得に手を挙げる日本球団はない。引退か、それでもあくまで現役続行にこだわるのか。野茂の決断が注目される。(サンケイスポーツ)
どうやら年貢の納め時が来た様子の野茂。さすがの大投手もストレートの球速が140キロに及ばず、防御率18.69では仕方ないですね。上記記事にもあるように日本でやっても通用しないでしょう。
桑田も引退したことだし野茂も潔くやめればいいのにと思いますが、強情な人なのでメキシコ辺りで人知れず現役を続けるかもしれません。まあ年金(メジャーで10年やったので62歳から年間1800万円もらえる)も凄いのですでに趣味みたいなものなのかな。
<参照>
サンスポ.COM 日本との格差歴然、メジャーの「年金制度」
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