2007年04月16日

宅八郎渋谷区長選出馬

 15日告示の東京都渋谷区長選に、「オタク評論家」で知られる宅八郎氏(44)が14日、立候補を表明した。政治団体「オンブズマン渋谷行革110番」の公認。宅氏は現区政を「大きな箱物を立て続けに建設している」と批判し、「渋谷をもう一度、萌(も)える街にしたい」と訴える。職員給与の見直しや区長退職金の廃止などを公約に掲げる。宅氏はテレビCM制作会社を経て90年、タレントに。音楽、著述活動など幅広く活躍している。(毎日新聞)


 快楽亭ブラック師匠の代わりとして出馬することになった宅さん。「宿敵」田中康夫にはずいぶん遅れを取りましたがついに政治に挑戦です。

 宅さんといえば「復讐鬼」として90年代に大暴れ。編集者の間では「言うこと聞かないと宅の担当にするぞ」というギャグが流行ったほどで、怒らせたら手に負えない人物として有名でした。

 すでに大作家・大漫画家だった田中康夫・小林よしのりなどと対立し、立場の弱いフリーライターならば通常泣き寝入りするところを敢然と立ち向かったその度胸は天晴れだったんですが、オタクキャラに加えて報復の手法がストーカー紛いだったため、反骨とか反体制というより粘着質な異常人格者のような印象を与え一般的にはほとんど評価されませんでした。

 そもそもオタクかどうかさえ怪しい人物ではあります。週刊誌に「宅は普段普通の格好をしていて取材の際だけオタク風の衣装を着て演技している」と書かれて本人が抗議したこともありましたが、改めてウィキペディアを読んでもやはり怪しいですね。

 オタク的知識に明るいといっても元々頭がいい人なので仕事としてサブカル関係の資料を読み込んだと思えば納得。そう考えると人生の貴重な金・時間・労力を無駄に費やす「本物のオタク」とは違い、優秀なライターでありビジネスマンだったのかもしれません。

 まあオタクかどうかなんてどうでもいいんですが、同業者の本橋信宏に「強くなりすぎた」と評されるほど心の折れない人なので政治家には向いているんじゃないでしょうか。いきなり区長として当選するかといえば微妙ですが。


posted by リュウノスケ at 00:37| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする