2007年04月01日

「1人当たり190時間」総実労働時間の1割はサービス残業

 賃金が支払われないサービス残業が、2006年で労働者1人当たり平均190・8時間に上るとの試算を、民間シンクタンクのBRICs経済研究所(神奈川県横須賀市)がまとめた。賃金が支払われた総実労働時間の1割に匹敵する計算。最近は年200時間前後で高止まりしている傾向も判明し、長時間労働が一向に解消しない実態が浮かび上がった。

 サービス残業を示す政府統計はないが、労働時間には労働者の申告を基にした総務省の労働力調査の「就業時間」と、企業の回答による厚生労働省の毎月勤労統計調査の「総実労働時間」がある。同研究所は、就業時間から総実労働時間を差し引いた分が、働いたのに賃金が支払われなかった労働時間に当たり、サービス残業と判断した。

 試算によると、1980年代に年100時間前後だったサービス残業は、90年代半ばに150時間を突破。2000年以降は190時間前後で推移し、05年に204時間と最高になった。06年は前年比13・2時間減と3年ぶりに減ったが、高水準のままだ。(福井新聞)


 日本の総実労働時間の一割が無賃労働というのも凄い話ですが、そう考えると日本企業が上げる利益のほとんどは違法行為によって達成されていることになります。これだけでも経団連や新自由主義経済学者の主張していることは完全に詐欺と言っていいでしょう。従業員をタダでこき使っている奴とその手下なんかに偉そうなことを言う資格はありません。

 国民にとって極めて重要なこのニュースですが、新聞には小さく記事が出ていたものの、テレビとネットではほとんど報道されていません。グーグルのニュース検索では上記福井新聞の一件、ヤフーのニュース検索では一件もありませんでした(4月1日22時現在、「サービス残業」で検索)。広告主の企業に配慮してのことなんでしょうが、恐ろしいことです。


<参照>
門倉貴史のBRICs経済研究所


posted by リュウノスケ at 22:44| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース(労働問題) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

第51回産経大阪杯(GII)

三連単 B→G・H・I→@・C・D・E=1万2000円
前回までのトータル:−42万4000円
posted by リュウノスケ at 01:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 競馬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする