2006年12月29日

38歳阪神金本年俸5億5000万円3年契約で更改

 28日、現役の日本選手としてトップの年俸5億5000万円で来季の契約を更改した阪神の金本知憲外野手(38)は、チームの枠を飛び越え、名実ともに球界の顔となった。

 2002年オフに広島からフリーエージェント(FA)権を行使して阪神に移籍した際、4年契約を結んだ。その間、チームは2度優勝したが、年俸は現状維持。今回は「(それを)考慮しての金額になったと思う」と金本。球団が報いる形で、2億9000万円という大幅アップが実現した。

 39歳になる来季の目標は、あと154本に迫った通算2000本安打。「まあ、来年中に達成できれば…」。その数字にはこだわらないが、「阪神は勝つことが義務付けられている。4番(打者)の責任はある」とチームの勝利には執念を燃やす。

 球団の評価そのものは5億5000万円以上とも言われる。金本はチーム全体のバランスを考え、差額を裏方らの待遇改善に回してもらったという。

 球団が「阪神とファンの宝であり、球界の宝」(沼沢球団本部長)として、はじき出した額が現役日本選手最高年俸に。金本は「実感はわかないが、感謝したい。来季はゴー(5億)ゴー(5000万円)でゴー(GO)」。継続中の連続試合フルイニング出場の記録は当分、途切れないだろう。金額は推定。(時事通信)


  FAの再契約金は1億円以上ともいわれ、3年総額で約20億円もの大型契約を結んだ阪神金本。優勝を逃したにも関わらず阪神の提示した常軌を逸したギャラに本人もちょっと引いてしまったのか、裏方さんの待遇改善を条件に自ら減額を申し出てしまいました。

 確かに金本は名選手ですし38歳の年齢を勘案してもカープ仕込みの猛練習で今後も超人的な活躍をする可能性は十分にあるんですが、それにしてもこの金額提示はさすがに異常。いままで5億を超える年俸を得たイチロー、松井秀、中村紀、松中、城島といった日本人野手と比較しても、40前の金本と巨額の3年契約を結ぶというのは疑問を感じざるを得ません。

 打率・303、26本塁打、98打点の成績で2億9000万円増の年俸5億5000万円(提示はそれ以上)の3年契約というのは常識的に考えてあり得ませんから。年俸がここまで上がるのは通常三冠王レベルの成績を残した場合だけです。

 最近の選手はメジャー移籍も当然の選択肢として契約交渉に望むので阪神としてもある程度条件をよくせざるを得ないんでしょうが、さすがに金本本人がこんなにもらえないというほどの額を提示する必要はなかったんじゃないでしょうか。阪神は何を考えてこのような条件提示をしたのか。気になるというか疑問の残る契約更改でした。
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2006年12月24日

第51回有馬記念(GI)

三連単 D→C→@・A・B・E・F・G・H・I・J・K・L・M=1万2000円
前回までのトータル:−27万9000円
posted by リュウノスケ at 13:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 競馬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月17日

第1回阪神カップ(GII)

三連単 E→F・L・N・O→F・L・N・O=1万2000円
前回までのトータル:−26万7000円
posted by リュウノスケ at 01:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 競馬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月15日

裁判敗訴の47氏ウィニー改訂版完成していた

 証言台に立ち、首を左に傾け裁判長をじっと見る。「罰金150万円に処する」。13日、著作権侵害を手助けした罪に問われたウィニー開発者の元東大助手金子勇被告(36)に有罪が宣告された。「無罪を勝ち取るまで闘う」と強気の姿勢を続けてきただけに、開廷前に見せた笑顔は一転。顔を紅潮させ、ぶぜんとした表情に変わった。

 金子元助手は違法コピーや個人情報流出などの被害が社会問題化し、批判が高まる中、一貫して無罪を訴え、技術者として持論を展開し続けた。

 「新しい技術を生み、表に出すことがわたしの自己表現であり、社会への貢献だ」。9月4日、最終意見陳述でこう言い切った。情報流出を防ぐ改訂版ウィニーが入ったメモリーカードを手に、裁判長に「今のわたしにはこれを公開することすらできない」と、捜査当局を暗に批判した。

 小学校のころからプログラムを作成。大学卒業後、日本原子力研究所(現・日本原子力研究開発機構)の研究員としてスーパーコンピューターの演算結果をプログラム化する研究に携わる。その後、腕前を見込まれ、東大助手に抜てきされた。

 2002年4月、助手になったころにインターネット掲示板でウィニー開発を宣言。掲示板で「神」ともてはやされた。一カ月後にウィニーを完成し、自分のホームページで公開した。「簡単に映画や音楽が手に入る」と反響は大きく、雑誌にも取り上げられた。同時に違法コピーも横行。心配する姉にひとごとのようなメールを送った。

 「悪貨は良貨を駆逐するっていうのはいつの時代もそうで悪用できるソフトは宣伝しないでも簡単に広まるね」

 法廷ではこうしたメールが「違法性を認識していた証拠」とされた。(共同通信)


 いくつか気になる箇所のある興味深い記事なんですが、まず改訂版のウィニーがすでに完成しているということ。これが発表されれば現在問題になっている公務員などのファイル流出問題は一旦解決。総務省が要求した16億とも言われるウィニー対策費もこれで使わずに済みます。しかし、そうはならないんですよね、この国は。

 自民党がこれ以上ウィニーによる著作権侵害が出ないよう音楽・映像・ゲームその他ソフト産業界から圧力をかけられているのは確実であり、安易に最新版ウィニーを発表させるわけにはいかないからです。実害100億ともいわれているように巨額の利権が侵害されている以上、改訂版発表どころかヘタしたら金子さんは企業に雇われたヒットマンに命を狙われる可能性すらあります。右翼を名乗り、「正義」と称して人を殺すことで企業から金をもらうアウトローなどいくらでもいますからね。そういうわけでこれからも改訂版の発表はできず、重要情報の流出は続くでしょう。

 さて、次に金子さんの経歴。私は金子さんという人は茨城大からそのまま東大に移ってずっと助手をやっていた人だと思い込んでいたんですが全然違うんですね。

 昔、広島大でいつまで経っても助教授になれない助手が上司の教授を恨んで殺したという事件がありましたが、金子さんもなんだかそういうイメージがありました。殺人の代わりに邪悪なソフトを開発する日の当たらない研究者みたいな。

 ところが実際はそんな陰鬱な話ではなかった。大体、日本原子力研究所といえば技術エリートの最高峰。しかも、金子さんはここであまりにも仕事ができるので東大にスカウトされ、おまけに問題のウィニーも「片手間」で1ヶ月で完成したという天才ぶり。さすがに今回の裁判官もこの腕だけは認めざるを得なかったわけです。確かに広大の助手と違い、事件後の講演活動にしろ面構えにしろなかなか立派な押し出しの人ですね。

 最後に、「違法性を認識していた証拠」とされたお姉さんに出したメール。金子さんは自身のHP上で「PCまで押収されて仕事ができない」と嘆いていましたが、押収されたPCか携帯に問題のメールが残っていたんでしょう。しかし、せっかくのエリート人生に傷が付く瀬戸際なんだからとっとと消しておけばよかったのに。

 国家レベルで意地でも有罪にしようというかなり無理矢理感のある判決だったんですが、こんなメールが有罪の根拠になるなんて金子さんも納得いかないでしょうね。まあ、どっちにしろ総じてヘンな裁判でした。
posted by リュウノスケ at 00:26| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ウィニー著作権法違反ほう助事件判決要旨

 <ウィニー開発者の著作権法違反ほう助事件で京都地裁が13日言い渡した判決要旨は次ぎの通り>

 【ほう助の成否】

 ウィニーが正犯者の実行行為の手段を提供、容易にしたほか、匿名性があることで精神的にも容易にした。

 もっともウィニーは、さまざまな分野に応用可能で有意義なもので、被告がいかなる目的のもとに開発したかにかかわらず技術自体の価値は中立的で、技術を提供すること一般が犯罪行為となりかねないような無限定なほう助犯の成立範囲の拡大は妥当でない。技術を外部へ提供する行為に違法性があるかどうかは、その技術の現実の利用状況や技術への認識、提供する際の主観的態様などによる。

 被告がサイト上で、違法なファイルのやりとりをしないよう注意書きをしていたことを考慮しても、ファイル共有ソフトがインターネット上で著作権を侵害する状態で利用されている現状を十分認識しながら認容し、そうした利用が広がることで、これまでにないビジネスモデルが生まれることを期待しウィニーを開発、公開しており、これを公然と行えることでもないと意識していた。

 ただし、ウィニーによって著作権侵害がネット上にまん延すること自体を積極的に企図したとまでは認められない。

 被告は、ウィニーの開発、公開は技術的検証が目的だと供述し、その部分は信用できるが、被告の主観的態様と両立しうるものである。

 ウィニーなどのファイル共有ソフトを利用してやりとりされるファイルのかなりの部分が著作権の対象となり、ウィニーは著作権を侵害しても安全なソフトとして取りざたされ、広く利用されていた。被告はそのような現実の利用状況を認識、認容しながらウィニーをホームページ上に公開し、不特定多数の者が入手できるようにした。正犯者がウィニーを匿名性に優れたファイル共有ソフトであると認識したことを契機とし、公衆送信権侵害の行為に及んだことが認められ、被告の行為はほう助犯を構成する。

 【量刑の理由】

 被告はウィニーの利用者の多くが著作権者の承諾を得ないで著作物のファイルのやりとりをし、著作権者の有する利益を侵害するであろうことを明確に認識していたにもかかわらず、ウィニーの公開、提供を継続していた。被告は、社会に生じる弊害を十分知りつつも、その弊害を顧みることなく、あえて自己の欲するまま行為に及んだ。独善的かつ無責任な態度で、非難は免れない。

 ウィニーは正犯者らの行為に重要かつ不可欠な役割を果たし、ネットワークにデータが流出すれば回収は著しく困難で、利用者が多数いる。ウィニーの公開、提供という行為が著作権者の有する公衆送信権に対して与えた影響の程度も大きく、正犯者らの行為によって生じた結果に対する被告の寄与の程度も少ないものではない。

 もっとも被告は著作権侵害の状態をことさら生じさせることを企図していたわけではなく、著作権制度が維持されるためにはネット上で新たなビジネスモデルを構築する必要性があることを視野に入れながら、ウィニーを開発、公開していたという側面もある。直接経済的利益を得たとも認められない。

 以上、総合的に考慮して被告を罰金刑に処するのが相当と判断した。
posted by リュウノスケ at 00:12| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする